SNS上などで、赤ちゃんのゆりかごで猫も一緒にくつろぐ姿や、赤ちゃんが泣いたときに寄り添うような仕草をする様子を見かけることがありますが、なぜ猫は人間の赤ちゃんに優しいのでしょうか?今回はその理由と、気をつけたいことについてご紹介していきます。
なぜ猫は人間の赤ちゃんに優しくしてくれるの?
人間の赤ちゃんは加減ができないため、動物を相手にする時は大人がヒヤヒヤしてしまいますよね。
猫ちゃんを怒らせないか、引っ掻かれたり噛まれたりしないか心配になるものです。
しかし、飼い猫の多くは、人間の赤ちゃんにぎゅっと掴まれたり尻尾を噛まれたりしても、怒りません。
大人がすればすぐに牙を剥いて怒りそうな行為も、赤ちゃんがすると迷惑そうに離れるだけだったり、それでも離れず怒らずにいたり…。
赤ちゃんにされるがままになっている猫ちゃんを見たことがある人は多いのではないでしょうか。
今回MOFFMEでは、
- 全ての猫が赤ちゃんに優しいのか
- 猫と赤ちゃんが接する時の注意点
全ての猫がどんな時でも赤ちゃんに優しくできるの?
猫が赤ちゃんに対しては怒らずに、されるがままになっている理由は分かっていないそうです。
しかし、猫は愛情深い動物。自分の子以外の子猫を育てることがある上に、他の動物の赤ちゃんを育てるケースも確認されています。
そのため、本能的に「赤ちゃん=守るべき存在」だと思うのかもしれません。
理由はよく分かっていませんが、大人と赤ちゃんに接する時の対応の違いを見ていると、赤ちゃんは守るべきものだということが分かっている可能性が高いのではないでしょうか。
ただし、全ての猫ちゃんが赤ちゃんに優しいわけではありません。人間と同じように、小さい子が苦手な猫ちゃんもいます。
特に、赤ちゃんや幼児は、思いもよらない行動を取ることが多く、びっくりさせられることが多いため、できるだけ近付かないようにする猫ちゃんも。
猫の性格にもよるということは理解しておきましょう。
猫が赤ちゃんと接するときの注意点は?
赤ちゃんにアレルギーがなければ、猫と同じ空間で生活することは可能です。
飼い猫の場合、むやみに赤ちゃんに自分から攻撃することもほとんど無いでしょう。
ただし、注意したいのが、
- アレルギーの発症
- 触れ合うことによるケガ
- 添い寝は避ける
まとめ:猫の気持ちも忘れずに!
どれだけ、飼い猫が赤ちゃんに優しいといっても、赤ちゃんの泣き声や触れ方は猫ちゃんにとってストレスにもなります。
赤ちゃんから逃げられる場所を作ってあげるのがおすすめです。
また、猫ちゃんと遊ぶ時間を減らすことが無いようにしましょう。ただでさえ、猫ちゃんは環境の変化に敏感です。
赤ちゃんがやってきて、生活がガラッと変わると、多少なりストレスや不安を感じるでしょう。
そんな中で飼い主さんがいつも通り、猫ちゃんに対応してあげると安心するのではないでしょうか。
- 猫は赤ちゃんに優しい
- 赤ちゃんが苦手な猫もいる
- 赤ちゃんと猫が接する時は目を離さない
- 猫のストレスケアもしてあげる