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猫のおしり・腰あたりをトントンと叩くと気持ち良さそうな反応を示す猫ちゃんも少なくありません。この反応は特に野良猫をおしりトントンした際に見られます。今回のMOFFME記事では、猫がおしりをトントンされて喜ぶ理由・しすぎに注意・他のスキンシップ方法を紹介します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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猫がおしりをトントンされるのを好むのはなんで?理由など紹介

トントンしたら喜んで「またやってほしい」と寄ってくる子も多いおしりトントン。


なかには「トントンすれば喜ぶけどなぜだろう?」と疑問に感じた方もいらっしゃると思います。


そこで今回のMOFFMEでは

  • 仙骨?猫のおしりをトントンして喜ぶ理由とは
  • オスよりメスの方が喜ぶ理由
  • 噛まれることも。おしりトントンしすぎの注意点
  • トントンを要求された時の対処法
  • 顎の下・首の周り・顔まわり!他にもある猫が喜ぶ所
について紹介していきます。

猫ちゃんに喜んでもらうためにもぜひご覧ください。

猫のおしりをトントンすると反応する理由


おしりをトントンしてあげたら喜んだ経験のある飼い主さんも多いのではないのでしょうか?


「理由はわからないけれどうれしそうにするからトントンしてあげてる」という方も多いと思います。


そこでここから猫のおしりをトントンすると反応する理由について

  • 猫のおしりトントンとは
  • 猫がおしりトントンで反応する理由
  • オスとメスで反応が違う理由
3ポイントを紹介していきます。

これから喜ぶことをしてあげたいと考えている方もぜひご覧ください。

猫のおしりトントンとは

おしりトントンとは、尻尾の付け根あたりをトントンとやさしく叩くことををいいます。


トントンではなくポンポンと呼んだり、おしりではなく腰トントンと呼んだりする方もいるので、正しい名称はありません。


おしりを持ち上げて尻尾がピンとあがる、リラックスしてお腹を見せるなど反応は個体によって様々です。


おしりトントンが好きな猫は、飼い主さんに催促してくることもあるでしょう。

猫がお尻トントンで反応する理由

トントンする部分、腰椎(ようつい)と尾椎(びつい)の間に「仙椎(せんつい)」と呼ばれる骨があります。3~4個ある仙椎がくっついて「仙骨(せんこつ)」と呼ばれます。


この「仙骨」にたくさんの神経が集まっていることが、猫ちゃんにトントンしてあげるときもちいい反応をみせる理由です。


生殖器の神経もふくまれるため、交尾に近い感覚だといわれています。

オスとメスでは反応が全く違う

おしりをトントンして喜ぶのはメスの猫に多いです。


メスのなかでも発情期を迎えている子が特に好きな傾向にあります。


反対に同じメスの猫でも、発情期を経験する前に避妊手術をしていた場合や、発情期をまだ迎えていない子猫の場合は反応をしないことも多いです。


オスはメスほど反応を示さないようですが、オスでもトントンが好きな子、メスでも嫌がる子もいるので個体差によるでしょう。

猫におしりトントンをやりすぎるのは注意が必要


喜ぶからついついやってあげたくなるおしりトントンですが、やりすぎには注意が必要です。


そこでここからは

  • おしりトントンのやりすぎなど、気をつけたい注意点
  • 猫がおしりトントンを要求してきた際の対処法

について紹介していきます。


どこに注意が必要なのか、ぜひチェックしてくださいね。

おしりトントンのやりすぎは注意

おしりトントンを長くやりすぎてしまうと嫌がってしまう可能性があります。嫌がっていないか様子を確認しながらやるようにしましょう。


嫌がっている時には、唸って怒ったり、逃げようとするなどの態度が見られます。


続けてしまうと興奮して引っ掻かれたり噛みつかれたりケガにつながる可能性も。さらに猫ちゃんへのストレスにもつながるため猫の様子を見ながらやることが大切です。


優しくやっているつもりでも無意識に力強くなってしまう場合もあるので、優しくトントンするのを心がけてくださいね。

猫がおしりトントンを要求してきた際の対処法

トントンしてほしいと寄ってきた時には、手のひらでやさしくトントンしてあげてください。


指先を使ってなでるように触ってあげるのも良いですよ。


避妊手術をしていない場合は、繁殖期に発情が収まらず返って猫ちゃんのストレスになる可能性があるため、他の方法でスキンシップをとってあげると良いかもしれません。


下記で紹介してますのでぜひご覧ください。

おしりトントン以外の猫が喜ぶスキンシップを紹介


ここからはおしりトントン以外に猫が喜ぶスキンシップを紹介していきたいと思います。


猫が喜ぶスキンシップのポイントは以下の3つです。

  • 顎の下
  • 首の周り
  • 顔まわり
愛猫が喜んでくれるポイントを把握してスキンシップをとってあげられるよう、ぜひチェックしてくださいね。

個体によっては「ここは気持ちよくない」という子もいるので、試しつつ愛猫の気持ちいい場所を探してあげましょう。

猫が喜ぶスキンシップ① 顎の下

顎の下を指でなでてあげるとゴロゴロと声を出したり気持ちよさそうにする猫ちゃんは多いです。


顎の下は自分でグルーミングできない場所の1つなので、信頼できる飼い主さんになでてもらえるのは心地良いのかもしれません。


また顎の下には分泌腺があり、顎の下をなでてもらうと大好きな飼い主さんに自分のにおいをつけられる面もあります。

猫が喜ぶスキンシップ② 首の周り

首のまわりも顎の下と同じく、自分ではグルーミングできない場所の1つのため、なでてもらうのが好きな猫が多いです。を使って優しくなでてあげましょう。


首や肩は猫もこりやすい場所なので、優しく円を描くようにしてあげると喜んでくれるかもしれません。

猫が喜ぶスキンシップ③ 顔まわり

顎の下の他にも眉間など、顔まわりには猫がなでられると喜ぶ箇所が多く存在します。


眉間は上下になでてあげると、ウトウトと気持ちよさそうにしてくれる子が多いです。


口はひげがあるため、個体によって好みがわかれやすい場所になります。嫌がっていないかどうか様子を見てあげてください。


いずれも指を使って優しくなでてあげるのがポイントです。


他にも頭頂部耳の付け根など、首から上の部分にはなでられると心地よい箇所が多くあるので、愛猫のお気に入りの部分を見つけてあげてください。

まとめ:さまざまなスキンシップで愛猫との関係を深めよう

今回はおしりトントンをはじめ、猫が好むスキンシップについて紹介しました。


今回の記事のまとめはこちら。

  • おしりトントンに反応するのは神経がたくさんあるから
  • 生殖器の神経もあるため、交尾に近い感覚
  • 発情期を迎えているメス猫が特に好きな傾向
  • やりすぎてしまうと噛まれたり引っ掻かれたりケガにつながることもある
  • トントンする際は手のひらや指を使ってやさしくやる
  • 顎の下、首まわりなど猫自身でグルーミングできない箇所はなでられるのが好きな猫が多い
  • 眉間や口など顔顔まわりにもなでると喜ぶ箇所が多い
猫ちゃんそれぞれ好きな部分は違うので好きな部分をなでてあげるなどスキンシップをとって、愛猫との関係をより深めていってくださいね。

またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!