キジ白はどんな猫?キジ白の性格・特徴・飼い方・注意点を紹介!のサムネイル画像

内容をまとめると

  1. キジ白とはキジトラと白のミックスカラーが特徴的な猫!
  2. 警戒心がとても強い性格なので、信頼関係を築いていくことが大切
  3. 腎臓や泌尿器系の病気や疾患にかかりやすいため日頃からの健康チェックを欠かさずに!
  4. 猫の治療費用は全額自己負担のため、万が一に備えてペット保険への加入がおすすめ!

野良猫代表といえば『トラ猫』と考える人も少なくないかと思います。トラ猫の中でも『キジ白』はとても可愛らしい猫種で人気です。今回のMOFFME記事では、キジ白の性格・特徴・値段・飼い方・飼う際の注意点などを詳しく紹介していきます。

記事監修者「中西 涼馬」

この記事の監修者中西 涼馬
一般社団法人愛玩動物健康管理協会(CAHA)理事

子供の頃から多くの保護犬や保護猫と暮らしてきた。その他、野生動物や昆虫類含め、全ての動物に対して深い愛を持つ。現在、ドーベルマン(元保護犬)・ボルゾイ・ゴールデンレトリバー(悪徳ペットショップから保護)・ボーダーコリーや猫たちと暮らす。主に猫に関しての記事監修者として活躍している。【保有資格:猫健康管理士(一般財団法人全日本動物専門教育協会)】

この記事の目次

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キジ白はどんな猫?キジ白の性格・特徴・飼い方・注意点など

キジ白と呼ばれる猫を知っていますか。


この猫はその名の通り、キジトラ模様になっているのが特徴的で、一部白い毛に覆われているのが印象的です。


この模様もタイプによって大きく異なり、その違いがまた可愛いと猫好きな人の間で人気です。


さまざまなカラーバリエーションのあるキジ白と呼ばれる猫について、詳しく解説していきます。


今回「MOFFME」では、

  • キジ白の特徴や値段を紹介
  • キジ白の性格を紹介
  • キジ白の飼い方を紹介
  • キジ白を飼う際の注意点を紹介
について詳しく解説します。

これからキジ白を飼ってみたいとい思っている人は、キジ白についてかなり詳しく解説しますので、ぜひチェックしてください。

またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

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キジ白の特徴や値段を紹介

モデル:むぎ


キジ白はどのような特徴があるでしょうか。キジ白という猫の種類を初めて聞いたという人は、まずはこの猫の特徴からチェックしてください。


キジ白の特徴を理解すれば、きっと飼ってみたくなるでしょう。また、キジ白はいくらくらいで購入できるのかも気になるポイントです。


キジ白の値段についても詳しく解説していきますので、ぜひチェックしてください。


この項目では、

  • キジ白の値段
  • キジ白の特徴:キジトラと白のミックス
  • キジ白の特徴:白ソックス
  • キジ白の特徴:肉球はピンクorこげ茶
  • キジ白の特徴:ヘーゼルカラー・オレンジの目
  • キジ白の特徴:さまざまな鼻の色
  • キジ白の特徴:額にM字
について詳しく説明します。

さまざまなカラーがあるキジ白について詳しくなってください

キジ白の値段

キジ白を飼ってみたいという人は、まずは値段が気になるでしょう。キジ白は人気の猫の種類のため、どうしても値段は高い印象があります。

キジ白は血統書付きであればおおよそ3万円から10万円、血統によってはそれ以上値段になります。

ペットショップで購入すると、このくらいの値段にはなりますが、血統書がないキジ白であれば、1万円ほどから販売していることもあります。

比較的に購入しやすい値段のキジ白もいますので、ペットショップなどに問い合わせてみましょう

キジ白の特徴:キジトラと白のミックス

キジ白の一番の特徴であり、そして人気のカラーは、キジトラと白のミックスカラーのタイプです。

キジトラと呼ばれる模様がかなり特徴的で、その模様がベースとなり、白い毛の部分もあるかなり特徴的なカラーバランスです。

このキジトラと白のミックスも、個々によってカラーバランスは大きく異なります。このカラーバランスこそがキジ白の個性と言えるでしょう。

また、キジトラがベースでなく、白カラーがベースになっているタイプも同じようにキジ白と呼びます。

人によっては、白ベースの方が好きという人もいますので、このあたりは好みがわかれるポイントでしょう。

白の割合が多かったり、少なかったり、自分の好きなカラーバランスのキジ白を選んでみてください。

キジ白の特徴:白ソックス

そして、キジ白のもう一つの特徴と言えば、白ソックスです。

まるで真っ白な靴下を履いているように見えるこの白ソックスもキジ白が可愛いと言われるゆえんになっています。

こうしたタイプのキジ白は「白ソックス」や「靴下」と呼ばれているようです。もちろん、この白ソックスの部分は全て同じ色が綺麗に出るわけではありません。

片足だけ綺麗な白ソックスで、残りは白ソックスに見えないキジ白もいます。これはこれでとても可愛いので、自分好みのキジ白を選んでみてください。

また、真っ白な白ソックスになっていますが、一部分だけキジ模様が出ているタイプもいます。

まるで穴開きの靴下のように見えて、これもとても可愛いです。

こうしたカラーバランスの面白さこそが、キジ白の特徴です。

キジ白の特徴:肉球はピンクorこげ茶

キジ白の肉球はピンクかこげ茶であることが多いです。

また、このピンクとこげ茶が混ざったようなカラーの場合も良く見かけます。単色のパターンもありますが、色が混ざっていることが多い傾向です。

このキジ白の肉球にも注目して選ぶ人も多いです。肉球もワンポイントのキジ白の可愛いポイントのため、この猫を選ぶときには肉球にも注目しておいてください。

猫は肉球の周りにも毛が生えます。

毛が伸びているときには、この肉球は見えにくいため、キジ白の購入時に選ぶときには、肉球の毛を少しかき分けて色をチェックしてください。

ただし、子供の肉球の色は大人になるにつれて変化することもありますので、大きくなるとイメージ通りの肉球の色にならない可能性もありますので理解しておきましょう。

キジ白の特徴:ヘーゼルカラー・オレンジの目

キジ白は目にも大きな特徴があります。キジ白の目の色で多いのがヘーゼルカラーです。


オレンジとグリーンとを混ざたようなヘーゼルカラーは、見ていると吸い込まれてしまうような綺麗さがあります。


ヘーゼルカラーはキジ白の特徴とも言えますが、このカラーは日本由来の猫の種類にも多い傾向があります。


日本由来の猫と外来猫とのミックスの場合は、かなり高い確率でこのヘーゼルカラーが生まれます。


そのため、キジ白のヘーゼルカラーは、日本人にとって、比較的受け入れやすい目の色と言えます。


また、キジ白はオレンジの目の多い傾向にあります。透き通ったオレンジ色の目の色もとても可愛いので、このキジ白の目の色にも注目して選んでみてください。

キジ白の特徴:さまざまな鼻の色

キジ白は、鼻の色も特徴的です。鼻の色は実は一色ではなく、とてもたくさんのタイプがあります。

バリエーションとしてはピンク色やこげ茶、さらにはベージュカラーのキジ白もいます。こうしたバリエーションの多さは、先ほどの肉球とも繋がる部分があります。

細かい部分までカラーのバリエーションがあるキジ白が人気なのがわかるでしょう。また、キジ白の鼻は色だけではなく模様もさまざまです。

同じキジ白でも、この色や模様でかなり見た目が変わってきますので、鼻の色にも注目して選んでみてください。

ただし、先ほどの解説をした通り、キジ色の鼻の色や模様は、大きくなるにつれて変わる可能性があります。

小さい頃に購入した場合は、どのような色や模様になるのか楽しみにしておきましょう。

キジ白の特徴:額にM字

キジ白を観察すると、ある部分に気が付くかもしれません。実はキジ白の額にはM字のマークがついています。

カラーバランスによっては、キジ白は額にこのM字が現れます。実はこのM字はキジ白だけではなく、縞模様のある猫に多く見られる傾向があります。

キジ白だけでなく茶トラやアメリカンショートヘアーなどにも額にM字が出ることが多いです。このM字が額に現れるのは、遺伝的な要素があると考えられています。

かなり昔からの猫から引き継いでいるため、キジ白にこのM字のマークが額に現れる可能性は高いと言えるでしょう。

また、中にはこのM字は「マリア様」のMという面白い説もありますので、大きくなってどのような柄になるのか注目しておきましょう。

キジ白の性格を紹介

モデル:むぎ


キジ白はどんな性格なのでしょうか。キジ白を飼ってみたいという人は、できるだけ飼いやすい性格であることを望むでしょう。


どうやらキジ白は、とても警戒心が強い性格のようです。


ただし、飼い主との信頼関係がしっかりと築けることで、そうした警戒心はなくなっていき、飼い主に甘えてくることもあるようです。


また、キジ白はかなり我慢強い性格であることもわかっています。


この項目では、

  • キジ白の性格:警戒心が強い
  • キジ白の性格:おっとりした甘えん坊
  • キジ白の性格:我慢強く大人っぽい性格
について、詳しく解説します。

キジ白の性格については、気になっている人が多いでしょうから、これから解説する内容をじっくりとチェックしてください

ただし、本記事で紹介させていただく内容はあくまで一般的な見解です。同じキジ白であっても個々の性格は異なりますので、ご了承の上お読みください。

キジ白の性格:警戒心が強い

キジ白はどのような性格なのでしょうか。どのキジ白にも言えることですが、基本的には警戒心が強い性格です。


どのようなことにも慎重で用心深い性格なため、飼い始めた頃は、あまりなつかない印象が強いかもしれません。


また、キジ白は体の色の白が少なく、さらにはキジ模様が多いタイプはより、警戒心が強いとも言われています。


これはもともとの野生のキジ白の性格がそのまま残っているいるからのようです。こうした柄のキジ白は、野生の中で身をひそめるためのモフラージュになっています。


つまり、野生のままのキジ白の模様の場合は、性格もそのまま残っている傾向にあるということです。


警戒心が強いため、知らない人が近づいてきたら自分で逃げるほうです。

キジ白の性格:おっとりした甘えん坊

しかし、キジ白は一方でおっとりとした性格も持っています。飼い主に慣れてくると、飼い主に対しておっとりとした性格を出してきます


また、飼い主に甘えた仕草も見せますので、とても可愛く見えてくるしょう。


また、警戒心が強いにも関わらず好奇心も強い性格なため、飼い主が何かをしていると近づいてきて確認するような仕草をします。


つまり、慣れてくるまでは警戒心が強いですが、慣れれば心を開くような性格です。そして、飼い主とのスキンシップも大切にする性格です。


かまって欲しい時間帯には、自分で飼い主の膝の上に乗ってきて甘えるキジ白もいます。


飼い始めからは想像もつかないような変化を見せるのも、このキジ白の面白い特徴であると言えるでしょう。

キジ白の性格:我慢強く大人っぽい性格

甘えん坊な性格がある一方、我慢強く大人っぽい性格もあります。


キジ白は忍耐力がある性格ということは有名ですが、中でも長毛種のタイプはかなり我慢強く忍耐力があります。


飼い主が帰ってくるのを玄関でじっと待っているようなこともあります。


また、大人っぽくかなり落ち着きがある性格なため、めったにはしゃいでいるような仕草は見せないかもしれません。


しかしその分、キジ白は飼いやすいと感じるでしょう。家にお客様が来ても、派手な行動は起こさないため安心です。


ただし、キジ白に限らず猫は飼い方によって性格が大きく変わります。自分好みの猫になるように、上手に時間をかけてしつけをしてください


そうしたしつけは、猫と飼い主との信頼関係の構築にも繋がります。

キジ白の飼い方を紹介

モデル:むぎ


キジ白はどのような飼い方をするべきでしょうか。これかだキジ白を飼うという人は、この猫の飼い方についてしっかりと理解をしておくことをおすすめします。


猫はその種類ごとの飼い方を知っておかなければ、大きなストレスを感じることがあります


同じ猫でも、種類ごとにどういった飼い方をすれば健康に、ストレスなく育つのかを知っておく必要があります。


とくに、初めてキジ白を飼うという人は、できるだけキジ白がストレスを抱えないようにする飼い方を知っておくようにしてください。


この項目では、

  • キジ白の飼い方:いつでも逃げ込める場所を作る
  • キジ白の飼い方:室内で遊べる工夫をする
について詳しく解説します。

健康的に育てるために、この項目は必ずチェックしてください。

キジ白の飼い方:いつでも逃げ込める場所を作る

キジ白を飼うときには、いつでも逃げ込める場所を作ってあげてください。キジ白は基本的にはとても警戒心が強い猫です。


小さな物音でも怖がってしまうことがあり、怖がると自分が落ち着く場所に身を潜めます


また、とくに飼い始めたときには強い警戒心から家族の中でも一人しかなつかないということもあります。


時間をかけて慣れさせていけば、だんだんと心を開いてきますが、それまではできる限り逃げ込めるような場所を確保しておいてください。


例えば押入れの中やクローゼットなど、少し狭いと感じる場所が落ち着きます。また隠れるように段ボールで作ってもいいでしょう。


そうした中に隠れることで、キジ白も心が落ち着きますので、ストレスの少ない生活ができます。

キジ白の飼い方:室内で遊べる工夫をする

キジ白はおっとりと性格ではありますが、活動的な一面もあります。活発に動き回るときには、かなり高い場所にも飛び移ろうとします。


こうした活発な行動はキジ白の健康維持には重要なことです。体を動かすことで筋肉の維持ができるだけではなく、ストレスの発散効果も得られます。


そのため、キジ白を飼うときには、しっかりと遊べるスペースも確保しておいてください。


室内で飼うことになりますので、大き目のキャットウォークやキャットタワーなどを設置すれば、キジ白も喜んでくれるでしょう。


外に出さないような飼い方をする場合は、とくに室内ではストレスが溜まりやすくなりますので、キジ白が遊べるスペースを確保するようにしてください。

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キジ白を飼う際の注意点を紹介

モデル:むぎ


キジ白を飼う際の注意点について解説します。キジ白を飼うときには、どのようなことに気を付けるべきでしょうか。


実はキジ白は、特有の病気にかかりやすい猫の種類です。


事前にどのような病気にかかるか知っていれば、早期発見・早期治療ができますので、キジ白にかかりやすい病気の種類について理解しておきましょう。


また、キジ白を飼うときには、無理にかまわないことも大切です。


猫を飼っていると、飼い主の都合で抱っこをしたくなりますが、こうした行動はキジ白にはあまりしない方が良いということについて解説していきます。


この項目では、

  • キジ白を飼う際の注意点:腎臓や泌尿器系の病気・疾患に注意
  • キジ白を飼う際の注意点:無理にかまわない
について解説していきます。

キジ白を飼う際の注意点:腎臓や泌尿器系の病気・疾患に注意

キジ白を飼うときには、ある特定の病気に注意してください。


これはキジ白に関わらず、他の猫の種類でも同じですが、腎臓や泌尿器系の病気や疾患にかかりやすいです。


こうした病気にかかってしまう原因は、猫のエサにあります。


基本的には、総合栄養食表記のあるキャットフードをベースに食べていれば、腎臓や泌尿器系の病気にはかかりにくいと言えますが、それ以外のエサを頻繁に摂取することで病気になる可能性があります。


キジ白は野生の部分が一部、残っていますが、どのようなものでも食べます。あまり好き嫌いをしない特徴がありますが、なんでも与えることはよくありません。


栄養価が高く、塩分などが少ないキャットフードを基本的には与えるようにしてください。

キジ白を飼う際の注意点:無理にかまわない

猫を飼っていると、どうしても飼い主の都合で抱っこしたりするでしょう。キジ白は飼い主に慣れてくると、飼い主の膝の上に自分で乗ってきたります。


そうした姿が可愛いため、飼い主も抱っこしたくなりますが、あまりこういった行動はよくありません。


実はキジ白は抱っこが苦手な性格で、抱っこをされることでストレスになってしまうのです。


また、キジ白が一人で過ごしているにも関わらず、飼い主が無理にかまうとそれもストレスに感じてしまいます


少しでもキジ白にストレスを与えない飼い方をするには、キジ白の思ったような行動をさせてあげることです。


飼い主のエゴで無理矢理抱っこなどを繰り返すと、キジ白も寄ってこなくなるかもしれません。


また、愛猫の万が一の怪我や病気に備えてペット保険に加入することがおすすめです。

MOFFMEでは猫のペット保険について紹介しているのでぜひご確認ください!

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まとめ:キジ白に懐かれるのは時間がかかる

ここまで、キジ白の性格や飼い方、そして飼う際の注意点等について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか? 


 この記事では、

  • キジ白はキジトラと白のミックスカラーのタイプが多い
  • キジ白は白ソックスタイプが可愛い
  • キジ白の目はヘーゼルカラーやオレンジが多い
  • キジ白は警戒心が強く甘えん坊な一面もある
  • キジ白を飼うときにはいつでも逃げ込める場所を作る
  • キジ白は腎臓や泌尿器系の病気に注意
以上の内容を詳しく解説してきました。

これからキジ白を飼ってみたいと考えている人は、もう一度解説した内容をチェックして決めてみてください。

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