鳴き方からわかる!猫の気持ちのサムネイル画像

「にゃー」という鳴き声が可愛らしい猫。実は鳴き方には種類が多くあり、それぞれで感情表現しているのです。猫にとって、鳴き声は飼い主さんとの最大のコミュニケーションツール。何を訴えかけてるんだろう?と気になることが多いですよね。なるべく気持ちをわかってあげたいものです。今回は猫の鳴き方からわかる猫の気持ちをご紹介します。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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猫はどうして鳴くの?

猫の鳴き声といえば、「にゃ〜」や「みゃ〜」といった愛らしい鳴き声を思い浮かべる人も多いでしょう。


猫だけでなく、動物は言葉を話せない代わりに、鳴き声や仕草で気持ちを伝えてくれます。


ただし、大人の猫の場合、仲間(他の猫)とのコミュニケーションで鳴き声を使うことは少ないそうです。


つまり、大人の猫が鳴くのは、飼い主や人間に何かを伝えようとしている時だと考えられます。


確かに猫同士で鳴き合っている姿を見ることは少ないですよね。(喧嘩の時を除く)


では、猫は人間に何を伝えているのか。それは、鳴き声や鳴き方から理解することが可能です。


今回MOFFMEでは、

  • 猫の鳴き方と気持ち
  • 注意すべき鳴き方や鳴き声
について解説します!

猫ちゃんと暮らしている人や、これから猫ちゃんをお迎えする人はぜひ参考にしてください!

猫ちゃんとコミュニケーションを取る上で、知っておくと役立つはずです。

猫の鳴き方と気持ち

猫の鳴き方から、猫の気持ちを理解できるように覚えておくと、猫ちゃんと暮らしていく上で非常に便利です。

鳴き方気持ち
「にゃっ」という短い鳴き声挨拶をしている
「にゃん」「ミャオ」という鳴き声喜んでいる・甘えている
「にゃ〜」と長い鳴き声気を引きたい・何かをしてほしい
「んー」「うー」と口を閉じて鳴く時構わないでほしい
「シャー」「フー」と息を吐くような鳴き方威嚇・怒り・機嫌が悪い
「カッカッ」という鳴き声クラッキングと呼ばれる鳴き方
獲物やおもちゃを捕まえたい

主な猫の鳴き方と、その時の猫の気持ちをまとめてみました。


鳴き声だけでなく、鳴いている時の状況や猫の行動などを併せて見ると、より何を伝えたいのかが分かるでしょう。


例えば、扉の前で「にゃ〜」と長く鳴くようであれば、扉を開けてほしいサインかもしれません。


また、ご飯の時間に「にゃ〜」と鳴くようであれば、ご飯の催促でしょう。


「にゃん」「ミャオ」と、口を徐々に閉じるような鳴き声は、甘えている時のサインなので、構ってあげると喜んでくれます。


ちなみに同じように口を徐々に閉じる鳴き方に、「アオーン」と高く大きな声を出すのは、発情期の鳴き方です。


長く鳴く時は、何かをしてほしい時だと思って良いでしょう。


ただし、毎回猫の要求に応えていると、よく鳴くようになってしまう可能性があります。


鳴き声がうるさいと感じないように、ある程度は放っておくなど、しつけとして無視するのも時には必要かもしれません。

こんな鳴き方には注意!

猫の鳴き声には、注意すべきものもあります。


病気やストレスが原因で鳴いている可能性もあるため、普段からどんな鳴き声を出しているか、ある程度把握しておきましょう。


注意すべき鳴き方は、

  • ①「んみゃーお」「あおーん」と低い鳴き声
  • ②かすれた声で鳴く
  • ③鳴いている時の行動に異常が見られる
  • ④大きな声でよく鳴くようになる
といったものです。甘えている時と区別が付かないものもあるため注意が必要!

①「んみゃーお」「あおーん」と低い鳴き声で鳴くのは、強いストレスを感じているのかもしれません。

飼い主と離れることを嫌がったり、後追いするようであれば不安症を抱えている可能性があります。食欲が無くなったり、脱毛したりすることも。

②かすれた声で鳴く場合は、猫風邪の可能性があります。鼻水やくしゃみなどの症状が出ることも。重症化すると命に関わることがあるため、早めに病院へ連れていきましょう。

③鳴いている時の行動に異常が見られる場合は、すぐに動物病院で診察をしてもらいましょう。中枢神経の異常や、認知症などによってよく鳴くようになることも。

④大きな声でよく鳴くようになるだけでなく、行動が活発になるようであれば、甲状腺の病気かもしれません。

甲状腺機能亢進症の場合、食欲が増したり、水をよく飲むようになったり、下痢や便秘などの症状が起こります。

まとめ

猫が鳴くのは、人間や飼い主に対して何かを訴えている時です。


鳴き方で猫の気持ちが理解できれば、鳴かせないようにする工夫もしやすいですし、猫ちゃんに快適に生活してもらえますよね。


基本的に、飼い主さんに対しては、挨拶や甘えたり、要求したりする鳴き方を見せることが多いかもしれません。


この記事では

  • 鳴き方で気持ちは理解できる
  • 注意すべき鳴き方がある
  • いつもと違う鳴き声を出したら病院へ!

ということをお伝えしました。

愛猫がいつもと違う鳴き声を出した時は、すぐに病院へ連れていきましょう

また、鳴き声や行動では分かりにくい病気もあるため、定期的に動物病院で検診を受けることをおすすめします。

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