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みなさんは『スノーシュー』という猫種をご存知でしょうか。スノーシューはアメリカ生まれで、優しい顔立ちが魅力的な猫ちゃんです。今回のMOFFME記事では、スノーシューの性格・特徴・寿命・飼い方・かかりやすい病気・被毛ケア方法などを詳しく紹介していきます。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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スノーシューはどんな猫?性格や寿命、特徴や飼い方を紹介!

皆さんは「スノーシュー」という猫種をご存知ですか?スノーシューは、スッキリした顔立ちと白いソックスを履いたような模様が特徴です。


今回のMOFFME記事では

  • スノーシューの歴史
  • 性格
  • 特徴
  • スノーシューの寿命
  • 値段
  • スノーシューの飼い方ポイント
  • スノーシューの被毛の特徴や被毛ケア
  • スノーシューがかかりやすい病気

についてわかりやすくご紹介します。今回の記事を最後まで読んでいただけたら、スノーシューの性格や特徴、病気の予防法など、今まで知らなかったスノーシューへの知識を増やすことができます。


「スノーシューを飼ってみたいかた」「猫が好きなかた」は参考にいかがでしょうか。

スノーシューの歴史・性格・特徴を紹介

人間の祖先が生まれるはるか昔に現れた猫には、現在、60種類の品種登録がされています。また、雑種の猫をいれると300以上もの種類にもなり、猫の性格や見た目はさまざまな個性があります。


スノーシューは、品種登録されていますが、純血種に登録されるまではとても長い道のりがかかったそうです。


白い靴下を履いた猫スノーシューは、どのような歴史を歩み、どのような特徴や性格を持っている猫なのでしょうか。


では、スノーシューの

  1. 歴史
  2. 性格
  3. 特徴

について紹介していきます。 

スノーシューの歴史

スノーシューの歴史はまだ浅く、1960年代にアメリカに住んでいたブリーダーのもとに偶然産まれたのが「スノーシュー」の始まりです。


繁殖させていたシャム猫の中に靴下を履いたような猫が誕生し、その可愛らしい見た目に惚れ込み、意図的に繁殖を続けることにしました。


靴下をはいたような、足元の白い猫の模様は「劣性遺伝」によって現れるため、簡単には再現できなかったそうです。


スノーシューが正式な猫の品種に登録されたのは、誕生した1960年から20年もの歳月を費やした1980年代になります。 

スノーシューの性格

アメリカ生まれのスノーシューの性格は、とても甘えん坊寂しがりやさんです。優しい性格のスノーシューは、孤独が嫌いでいつも飼い主と一緒にいることを好むため、猫にたくさんかまってもらいたい飼い主さんにおすすめです。


しかし、スノーシューは優しい声で静かに鳴くのが特徴で、とてもおしゃべり好きな猫です。優しい声で鳴きますが、おしゃべり好きなので、マンションなどの集合住宅には少し不向きともいえます。


また、イタズラ好きな一面を持ち合わせているので、一緒に遊ぶ時間はとても有意義な時間になるでしょう。

スノーシューの特徴

アメリカ生まれのスノーシューは、白い靴下を履いたような足が特徴です。また、スッキリとした上品な顔立ちしていて、瞳の色はキレイなブルーです。

アイマスクをつけているかのような模様が特徴的です。体つきが筋肉質なスノーシューはとても丈夫な猫の品種です。

スノーシューの平均体重は、メスが3キロから5.5キロ、オスが4キロから6.5キロです。 


スノーシューの寿命・値段を紹介

上記の記事では、スノーシューの

  1. 歴史
  2. 性格
  3. 特徴

を紹介してきましたがいかがでしたか?スノーシューは、劣性遺伝子から生まれるため繁殖がムズかしく、ペットショップで見かけることはほとんどありません。


しかし「スノーシュー」を飼育したいと思ったときに、スノーシューの寿命や価格はどのくらいするのでしょうか。


もし、飼育することができたら、見た目とは違う甘えん坊な性格に、飼い主さんはメロメロにさせられてしまいますね。


また、愛猫とは誰もが長い時間を共に過ごしたいと思うものです。次にスノーシューの

  1. 寿命
  2. 値段

についての疑問を解決していきましょう!

スノーシューの寿命

スノーシューの平均寿命は、13歳から16歳です。猫全体の一般的な寿命は、平均で15歳程度になります。


他の猫の寿命とくらべてみると、スノーシューは比較的長生きする猫の品種です。猫の13歳は、人間の歳では68歳です。


猫の世界では、1歳をすぎたら立派な大人なんですね。長生きをすると、猫も足腰が衰え、病気になる確率が高くなるため注意して猫を日々観察することを心がけて下さい。


気になることがあれば動物病院へいきましょう。また、治療費は高額になる可能性があるため「ペット保険」などに入っておくと猫が長生きをしても安心です。

スノーシューのペット保険については下記にて紹介しているのでぜひご覧ください!

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スノーシューの値段

スノーシューは劣性遺伝子によって産まれる猫です。そのため、繁殖が簡単ではありません


日本のペットショップでは、なかなか会える機会がなく、入手しにくいのが現状です。子猫の価格は、20~30万円程度が目安になります。


猫の被毛によっては、価格が高い場合もあります。スノーシューに関するブリーダーの情報が欲しいかたは、世界で最も血統書を発行している団「CFA」や「TICA」に問い合わせてみることをおすすめします。


また、海外ブリーダーからの輸入も可能です。しかし、子猫に直接会って選ぶことができないほか、手数料や輸入費用が追加になります。海外から輸入する場所の価格目安は50万円程度になります。

スノーシューの飼い方ポイントを紹介

スノーシューは、シュッとした顔立ちのとても甘えん坊で優しい性格をしています。そのため、スノーシューを飼育したい猫好きさんも多いのではないでしょうか。


アメリカ生まれのスノーシューは、他の品種の猫と比べて何が違うのでしょうか。今まで知らなかった、希少な猫「スノーシュー」の飼育方法や飼い方のポイントを注意点を交えながら詳しくご紹介します。


この記事を最後まで読んで頂ければ、「スノーシュー」という猫の全てを知ることができます。また「スノーシュー」だけでなく、猫の飼い方のポイントを覚えておくことで、病気やケガなどの急なトラブルにも備えることができます。是非最後までご覧ください。

スノーシューの飼い方ポイント①飼育環境

ポイント1つ目は「飼育環境」を整えることです。イタズラ好きな一面をもちあわせているスノーシューは、飼い主さんと遊ぶことが大好きです。


猫が運動不足にならないよう、キャットウォークの設置やキャットタワー、爪研ぎできるスペースをつくってあげましょう。

スノーシューの飼い方ポイント②しつけ

ポイント2つ目は「しつけ」です。スノーシューは、大きな声で鳴くことが少ない猫で、よくしゃべる猫が多くいるとされています。


鳴き声が気になる方は、子猫からしつけることで鳴く頻度を減らすことはできます。しつけの方法は、猫の性格によって判断が必要ですが、おもちゃやおやつ、しつけスプレーなどを上手に活用し、繰り返し教えてあげることが大切です。


また、叩く・怒鳴るなどの行為は、猫のトラウマに繋がる可能性があるためやめて下さい。 

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スノーシューの被毛の特徴や被毛ケアを紹介

猫は、フワフワとした被毛におおわれているため、定期的なトリミングなどのケアが大切です。


スノーシューは、短い毛の短毛種に属しており、毛や耳・しっぽにはハッキリとしたポイントカラーがはいっています。人間の皮膚や毛は、食生活や飼育環境によって全く異なります。


では、一体どんなことに注意すればよいのでしょうか。次に、スノーシューの

  1. 被毛の特徴
  2. 被毛ケア

についてご紹介します。愛猫の毛をキレイな状態に保ちたい飼い主さんは参考にいかがでしょうか。 

スノーシューの被毛の特徴

スノーシューの被毛の特徴は、ホワイトカラーが制限された「ミテッド」と全体的にホワイトカラーが多い「バイカラー」の2種類に分類され、シールとよばれる「ダークブラウン」やライラックと呼ばれる「薄いブルー」フォーンなどがあります。


また、毛色が明るい色だと白い四脚が強調されなくなるため、好む人が少なく一般的ではありません。

スノーシューの被毛ケア方法

スノーシューは、毛が短い品種の猫なため、汗をあまりかきません毛や皮膚の汚れ具合にもよりますが、シャンプーは4ヶ月に1回程度でも問題ありません。

しかし、日頃の「シャンプー爪切り耳掃除」などのケアは、猫とのスキンシップにもなります。

また、いち早く病気を発見することができる他、信頼関係を築くために有効です。
トリミングは月に1回ブラッシングは毎日してあげることをおすすめします。 
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スノーシューがかかりやすい病気を紹介

スノーシューの性格や特徴、飼い方などさまざまなスノーシューの疑問について紹介してきましたがいかがですか?


猫の性格や見た目は、猫によって全く異なり、個性はさまざまです。ペットは、人間にとって癒しの存在ですが、現在では犬や猫との「関わり方」は多様化し、飼い主のニーズはさまざまです。


猫や動物と楽しい時間だけを過ごせるわけではありません。動物を飼うときは、飼う動物の病気について理解しておくことがとても大切です。


トリミングや猫のお腹や身体をなでるときは、さりげなくボディチェックするクセをつけ、健康維持につなげましょう! 

スノーシューがかかりやすい病気:腎臓病

スノーシューがかかりやすい病気は腎臓病です。シャム猫を先祖にもつスノーシューは、遺伝による疾病を発症しやすいのが特徴です。


特に腎臓病にかかりやすいとされています。腎臓病は「慢性」と「急性」があり、発症するとぐったりする、嘔吐、呼吸が荒い、おしっこをしないなどの症状がみられます。


初期の場合は、症状がないことも多いため、心配な様子があれば自己判断せずに必ず獣医師さんに診察してもらいましょう。


また、猫とのスキンシップの中で、さりげなくチェックするクセをつけておくと、病気やケガの早期発見につながります。 

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定期的なトリミングなどのケアが大切

外にお散歩に出かける猫だけでなく、完全に家のかなで飼っている猫も定期的なトリミングなどのケアが大切です。


サロンでケアをしてもらう場合は、4000円から7000円程度のトリミング料がかかります。トリミングには、爪切りやシャンプーも含まれているため、自身でケアする手間を省くことができます。


トリミングは月に1回が目安です。個人でシャンプーや爪切りをする場合は、肌が乾燥してしまうため、ゴシゴシと擦りすぎないように注意しましょう!


愛猫の健康を守ためにも、ペット保険に予め加入しておくことも重要です。

MOFFMEではスノーシューのペット保険について紹介しているのでご確認ください。

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まとめ:スノーシューの特徴を理解して飼育判断をしよう!

今回のMOFFME記事では

  • スノーシューの歴史
  • 性格
  • 特徴
  • スノーシューの寿命
  • 値段
  • スノーシューの飼い方ポイント
  • スノーシューの被毛の特徴や被毛ケア
  • スノーシューがかかりやすい病気

についてわかりやすくご紹介しましたがいかがでしたか?


スノーブーツを履いた猫スノーシューは、繁殖がむずかしく、取り扱っているブリーダーを探すのは一苦労です。


しかし、運命のスノーシューに出会うことができたら、とても幸せな時間が訪れることでしょう。飼育環境を整えて、一緒にペットライフを過ごしてみてはいかがでしょうか。 


 MOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!