みなさんは『キンカロー』という猫ちゃんをご存知でしょうか。キンカロー(別名マンチカール)はアメリカ生まれの比較的新しい猫種です。今回のMOFFME記事では、キンカローの性格や特徴、寿命、値段や皮毛のケア方法等の飼い方のポイントを含めて紹介していきます。
キンカローの性格や特徴を紹介!性格・特徴・値段・飼い方など
みなさんはキンカローという名前を聞いてどんな猫を想像したでしょうか?キンカローはマンチカンとアメリカンカールから交配されたとても可愛らしい猫です。まだまだ珍しいとされている猫種ですが、徐々に知名度が上がるたびに人気度も高くなってきています。
キンカローの性格や特徴、値段について解説していきますので、もしキンカローについて興味がある方のきっかけになれば幸いです。
それでは今回のMOFFMEでは以下を紹介していきます。
- キンカローの基本情報について
- キンカローの特徴や性格について
- キンカローの迎え方や値段について
- キンカローがかかりやすい病気について
- キンカローの飼い方のポイントについて
ぜひ最後までご覧ください!
キンカローの基本情報を紹介
キンカローは
マンチカンと
アメリカンカールから交配された猫種です。なので当然のようにマンチカンとアメリカンカールの可愛らしい特徴を受け継いでいます。
キンカローはとても可愛い容姿をしていますが、名前はどことなく珍しいと思わせる印象を受けます。一体「キンカロー」ってどうゆうとこからとって付けられたのかご存知でしょうか?
大好きな愛猫だからこそ、出生など細かい情報を知っておきたいと思うはずです。それではそんな可愛いらしい「キンカロー」についての基本的な情報をご紹介していきます。是非ご参考にしてみてはいかがでしょうか。
キンカローの基本情報をご紹介
- キンカローはアメリカ生まれの猫
- キンカローの名前の由来
- キンカローの寿命
また、MOFFMEでは、万が一の病気や怪我に備えるための
キンカローのペット保険も紹介しているので気になる方は下ボタンからぜひご確認ください。
キンカローはアメリカ生まれの猫
キンカローは1990年代頃からで
まだまだ世に出てから日が浅い猫種です。キンカローはアメリカが原産国で、「
ラムキン」を生み出したテリー・ハリス氏がキンカローの交配を始めたのがきっかけです。
「キンカロー」は足が短いのを特徴に持つ「
マンチカン」と、耳が後ろにカールするという特徴をもつ「
アメリカンカール」の血統から交配された猫種です。
まだ世界的に見ても頭数がいないことから珍しい猫として扱われており、アメリカの血統書発行団体(
TICA)では
まだ実験段階の猫種と分類されています。
キンカローの名前の由来
歴史がまだまだ浅く珍しい猫種と分類されているキンカローですが、
日本ではマンチカンとアメリカンカールからそれぞれ名前をとって
「マンチカール」と親しみを持って呼ばれています。
一方アメリカンなど海外の方からは「キンカロー」と呼ばれることが一般的とされています。
名前の由来として縮れているという意味の「kinky」と、短い足という意味の「low legs」の2文字を掛け合わせて「キンカロー」と呼ばれるようになったと言われています。
キンカローの寿命
平均寿命は一般的な猫と変わらず10年~13年と言われています。しかしキンカローが世に生まれてから約20年と歴史が浅いことや、いまだに実験段階とされている猫種ということもあり
寿命の統計がしっかりと取れていないというのが現状です。
マンチカンの平均寿命が11年~13年、アメリカンカールの平均寿命が13年~15年とされているため、似たような平均寿命だと言われています。
ですが生活環境や個体差でも寿命は大きく変わってくることを理解しておきましょう。
キンカローの特徴や性格を紹介
キンカローの最大の特徴として足が短いことと巻き耳になってることがあげられます。マンチカンとアメリカンカールとの見分け方は耳がカールしているか、個体の体重はどれくらいかが見分ける基準です。
キンカローは可愛いだけではなく、性格は穏やかで非常に賢い猫種です。だからこそ飼い主さんからは可愛がられ人気の猫種とされています。
しかしキンカローは人間が交配を繰り返し行いこの世に生まれてきています。よって足が短すぎる子も耳がカールしていない子もいるかもしれません。ですが全てを受け入れてあげられるといいですね。
ここではキンカローが一体どんな性格と特徴をしているのかをご紹介していきます。是非ご参考にしてみてはいかがでしょうか。
キンカローの特徴や性格について
キンカローの性格
キンカローの性格として次の3点があげられます。
①賢い
キンカローは非常に賢いため「犬のような性格な猫」と言われています。おもちゃを取ってきてなど簡単な指示ならキンカローは覚えることができるとされています。子猫の頃から芸を仕込んでみてはいかがでしょうか?
キンカローは好奇心旺盛のため飼い主さんが何かをしていると気になってしょうがなくなってしまいます。そのため飼い主さんからはもしかすと邪魔者扱いされてしまっているかもしれません。
キンカローは非常に社交性が高く、自宅に他の方が訪問してきてもすんなりと受け入れてくれるでしょう。また社交性の高さから自宅で多頭飼いをしている方でも上手くなじんでくれるでしょう。
キンカローの特徴
キンカローの最大の特徴として
- マンチカンから受け継いだ短足
- アメリカンカールから受け継いだカールした耳
- 身体は小さいが意外に筋肉質な身体
- 体長は短いが長い尻尾をも持っている
- 被毛は短毛~中毛程度で触ると心地良い感触
キンカローはマンチカン同様に短足の特徴を持ちます。短い足で一生懸命走っている姿はなんとも言えず可愛く感じます。しかし足は短いですが、運動神経は他の猫と変わることなく良いです。
また足は速く、ジャンプも問題ありません。耳は生後2週間程度でカールしだしてくる子が多いです。被毛は短毛~中毛程度で毛色はホワイトやブラックの子もいて毛色は様々です。
そんな被毛の下にはがっしりとした身体をしているので驚きますよね。筋肉質の身体は短く小柄なイメージです。しかしそんな短い胴体よりも長い尻尾を持っている子が多いです。
キンカローの迎え方や値段を紹介
キンカローは猫の中でも人懐っこく社交性が高い点から飼いやすい猫種と言えます。また飼いやすいだけではなく可愛さは言うことないです。短足の巻き耳は見ていると幸せになってくるほどです。
しかしキンカローは世界的に見てもまだそこまで頭数がいなくて珍しいです。そのため値段も他の猫と比べると比較的高いです。また悪徳繁殖業者ですと無理な交配を続けている可能性もあるので必ずあなた自身の目で見て飼うことをおすすめします。
それではキンカローの迎え方や値段についてご紹介をしていきますので、是非ご参考にしてみて下さい。
キンカローの迎え方や値段について
- キンカローの値段
- キンカローの迎え方①保護猫
- キンカローの迎え方②ブリーダー
- キンカローの迎え方③ペットショップ
キンカローの値段
キンカローが子猫の時のだいたいの
価格相場が10万~30万円と言われています。しかしキンカローは日本に全然いないというわけではないですが世界ではまだまだ頭数は少ないです。したがって
引き取るところによっては高額になる場合があります。
またはっきりとした血統がわかる場合は人気描種ということもあり、調べると中には50万円以上する子も出てきます。
猫の年齢などが特に気にならなければ保健所は里親譲渡会に足を運んでみるのもいいでしょう。
また、以下の記事では
猫の飼育に必要な費用をまとめているので気になる方はあわせて確認してみてくださいね。
キンカローの迎え方①保護猫
キンカローの迎え方としてまずは保護猫を検討からしてみてはいかがでしょうか。街のお店で「保護猫カフェ」のようなところの猫でしたらそこまで緊急性はないかもしれません。
しかしネガティブなことを言うと保護施設等ですと一定期間以上引き取り手がいないと殺処分されてしまいます。
保護猫というと個人、ブリーダーまたはペットショップから
何かしらのリスクがあって見放されてしまった子が多いです。もし保護猫として迎え入れるのであれば
最期まで一緒にいる強い覚悟が必要です。
キンカローの迎え方②ブリーダー
キンカローの迎え方としてブリーダーから迎え入れる方法をおすすめします。さらにはキャッテリー(キャッテリーとはTICAやCFAいずれかの厳しい審査を通って認められたブリーダーさんのこと)であれば尚良いです。
ですがブリーダーであればどこのブリーダーでも良いというわけでは決してないです。必ず評判を確認し、可能であれば実際に現地に行くようにして下さい。
実際に現地に行って飼育状況を目で見て確認し、ブリーダーさんと会話をすることが重要と言えます。飼い主さんと飼育場所を見れば健康状態などが見えてきます。
キンカローの迎え方③ペットショップ
キンカローの迎え方としてペットショップから迎え入れる方法もあります。ペットショップからの迎え方が一番簡単です。ネットで検索をかけるだけでどこにいても確認できます。
しかしペットショップでもどこのブリーダーさんから仕入れているのかが気になります。キンカローは人気猫種でもあるのである程度の高値で取引されています。
したがって悪徳繁殖業者が大量繁殖させたキンカローも中にはいるでしょう。
もしペットショップで購入を考えている方は必ずどこからきたのかを深く追求するのが良いと個人的には思います。
キンカローがかかりやすい病気を紹介
どんな猫でも病気にかかってしまうリスクは全猫種にとってあります。愛猫など愛するペットが体調が悪かったりすると心配で仕方ないでしょう。愛猫には可能な限り元気で健康でいて欲しいですよね。
そこでキンカローがかかりやすい病気について把握しておくことは、病気にかかることを未然に防ぐだけではありません。
さらには動物病院への早期受診・早期対処に繋がりますので、是非かかりやすい病気については把握しておくことをおすすめします。
それではキンカローがかかりやすい病気についてご紹介していきますので、是非ご参考にしてみて下さい。
キンカローがかかりやすい病気について
- キンカローがかかりやすい病気
- キンカローは肥満になりやすい
また、大切な家族を守るためにもペット保険に入っておくと安心です。ペット保険は家庭で飼育されるペットのための保険です。
キンカローがかかりやすい病気
キンカローがかかりやすいと言われている病気は、以下の2つが挙げられます。
①皮膚病(猫ニキビ)
脂腺が集まるアゴの下にブツブツとした吹き出物(通称:猫ニキビ)ができることが多いです。
ひどくなると炎症、ただれるまでになってしまう場合があるためなるべく清潔に保つようにしましょう。
②変形性関節症
キンカローはマンチカンのように短足が特徴の猫です。足が短い猫同士で交配させてしまうと足の奇形が見られてくる場合があります。
またキンカローは肥満傾向が強いので短い足に負担がかかってしまう場合があるため、体重管理には気を付けましょう。
キンカローは肥満になりやすい
キンカローは
肥満になりやすい猫種と言われています。理由としてキンカローは足の短さをマンチカンから受け継いだことで他の猫より短いです。よって他の大型や中型の猫に比べると運動が少ないのが原因とされています。
キンカローからしたらしっかりと運動しているように感じているかもしれませんがカロリーの摂取量と比べると運動量が足りていないようです。
したがってキンカローにごはんをあげる時は健康にいてもらうために食事管理するのをおすすめします。
キンカローの飼い方ポイントを紹介
キンカローの特徴で賢く社交的と育てやすい猫種とご紹介してきましたが、まずは
健康第一です。キンカローは肥満になりやすいともご紹介してきました。
よって運動できる場所が整っていないと肥満が進んでしまい、さらには膝の負担などにより変形性関節症に繋がってしまいます。しっかりとできる環境を整えてあげるようにしましょう。また皮膚も弱いことから衛生面にも十分気を付けましょう。
以上のことのように気を付けることがたくさんありますので、細かくご紹介していきます。是非ご参考にしてみて下さい。
キンカローの飼い方のポイント3選
- キンカローの飼い方ポイント①:十分な運動環境
- キンカローの飼い方ポイント②:食事管理
- キンカローの飼い方ポイント③:顔まわりのケア
キンカローの飼い方ポイント①十分な運動環境を用意
キンカローは小柄な身体をしていますが、
運動神経は良く、活発に動き回る猫です。走り回るだけではなく、短い足を使ってジャンプもします。
キャットタワーやキャットツリーを用意してあげると喜ぶでしょう。
またキンカローは飼い主さんが大好きな猫種のため、飼い主さんとコミュニケーションが取れることでストレスも解消できますので一緒に遊んであげるのをおすすめします。
健康にいてもらうために十分運動ができる環境を整えてあげましょう。
キンカローの飼い方ポイント②食事管理に注意
キンカローは元気で活発に動き回りますが、
肥満になりやすい傾向があるとも言われています。またキンカローは短足で小柄ですが、意外にも筋肉質で身体付きはがっしりとしているため普段からも負担はかかっています。
そこからさらに太り過ぎてしまうと膝に相当な負担をかけてしまいます。また太り過ぎると間接だけでなく内臓にも悪いです。
健康でいてもらうためには必要以上にごはんやおやつをあげたりしないように、食事の管理は徹底するようにしましょう。
キンカローの飼い方ポイント③顔まわりのケアは定期的に
キンカローは
アゴの下に通称「猫ニキビ」という黒いブツブツしたものが出来やすいと言われています。そのため顔まわりは極力清潔に保ってあげるようにしましょう。
キンカローの被毛は短毛~中毛と言われていますが、
ブラッシングは週1回~3回はしてあげると良いです。
キンカローは皮膚トラブルが多い猫種なので細菌感染を起こさないように、もしアゴ下が汚れていたりしたら濡れたタオルで綺麗に拭き取ってあげると良いでしょう。
まとめ:キンカローは賢く飼いやすいのでおすすめ!
いかがだったでしょうか?これまでの内容をまとめますと
キンカローの性格・特徴・値段・飼い方について
- 名前の由来は「縮れている短い足」、寿命は10年~13年
- 特徴は「短足で巻き耳」、性格は「賢く、好奇心旺盛で社交的」
- 値段相場は10万~30万、迎え方のおすすめはブリーダーから。
- かかりやすい病気2選
- キンカローの飼い方ポイント3選
キンカローは非常に可愛らしい猫種となります。また飼育しやすい猫であり、コミュニケーションをたくさんとりたい飼い主さんにはもってこいの猫種と言えるでしょう。キンカローも甘えたがりな性格のため、良い関係性を築けることでしょう。
またMOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!