みなさんは『レークランドテリア』という犬種をご存知でしょうか。レークランドテリアはテリア系の中でもしつけが難しいといわれています。今回のMOFFME記事では、レークランドテリアについて性格や特徴、飼育方法を詳しく紹介していきます。
この記事の目次
目次を閉じるレークランドテリアってどんな犬なの?性格や特徴を詳しく紹介
レークランドテリアという犬種を知っていますか。
初めて聞いたという人も多いかもしれませんが、このレークランドテリアが今、注目を集めています。
見た目がかなり特徴的に、とくに独特な毛並みが可愛いと高く評価されています。では、レークランドテリアの性格はどうなのでしょうか。
実際にレークランドテリアを飼う場合は飼育方法なども理解しておく必要があります。
今回「MOFFME」では、
- レークランドテリアの基礎知識を紹介
- レークランドテリアの性格や特徴を紹介
- レークランドテリアの飼育方法を紹介
レークランドテリアの基礎知識を紹介
まずは、レークランドテリアの基礎知識について知っていきましょう。レークランドテリアはどのような歴史を持っている犬でしょうか。
また、レークランドテリアの寿命についても気になっている人は多いでしょう。
これからレークランドテリアを飼ってみたいと考えている人は、どのくらいまで飼うことができるのか、その寿命については理解をしておくべきです。
また、日本犬ではないため、どのような病気にかかりやすいのかも知っておいてください。
この項目では、
- レークランドテリアの歴史
- レークランドテリアの寿命
- レークランドテリアが注意すべき病気
レークランドテリアの歴史
レークランドテリアはイギリスが原産の犬種です。
イギリスではキツネなどを狩る猟犬として育てられていたため、今でも猟犬としての本能が強い犬種でもあります。
こうした歴史があるため、可愛い見た目とは違いレークランドテリアはかなり勇敢な一面を持っています。
飼い主に依存するような性格ではなく、自分で狩りをして生きていくことができるという強い心を持った犬種とも言えます。
また、イギリスでは主に農家で飼われていたという歴史もあります。
レークランドテリアの寿命
レークランドテリアの寿命はおおよそ13年から14年ほどです。
ただし、レークランドテリアに限らず他の犬種でも同じことが言えますが、固体によってばらつきはあります。
中には16年生きるレークランドテリアもいますが、病気などにより10年ほどで亡くなる場合もあります。
イギリス発症の犬種ということもあり、日本の風土に合わず病気にかかってしまうこともありますので、できるだけしっかりとケアをして長く付き合えるようにしてください。
レークランドテリアが注意すべき病気
レークランドテリアを飼っているときに注意するべき病気は、いくつかあります。
もともとは健康的な犬種ではありますが、レークランドテリアは眼疾患と皮膚病にかかりやすい犬種でもあります。
中でも目の病気の「水晶体脱臼」が起こりやすいです。「水晶体脱臼」は、水晶体を支えていく筋肉が切れたりすることで起こる病気です。
また、日本の湿度の高さなどなら皮膚病を起こしやすく、アレルギーのような皮膚のただれが起こることもありますので注意が必要です。
レークランドテリアの性格や特徴を紹介
レークランドテリアはどのような性格でしょうか。レークランドテリアを飼いたいという場合は、どのような性格なのかを確認した上で飼う必要があります。
- レークランドテリアの性格
- レークランドテリアの特徴
- レークランドテリアのサイズ
- レークランドテリアの毛色
レークランドテリアの性格
レークランドテリアはどのような性格でしょうか。レークランドテリアは先ほども解説した通り、狩りをする犬種のため気持ちが強く堂々とた性格です。
自信にみち溢れており、さらには好奇心もとても強いです。
また、人間に対して友好的であり、指示もしっかりと聞くためしつけをしやすい犬種とも言えるでしょう。
ただ、かなり行動的な性格のためじっとしていることが少ないです。
部屋の中で飼っている場合、しっかりとしつけをしないと常にうろうろと歩き回ってしまいます。
レークランドテリアの特徴
レークランドテリアと言えば、もふもふとした毛並みが特徴的です。体の大きさに対して足が少し短く、さらには首が長いのもかなり特徴的です。
これは獲物を追いかけるために、小走りができるようになっているためで、また急な方向転換もできるように短い足の長さになっていると思われます。
そして一般的な犬種よりも長い首は、遠くからでも獲物を見つけることができるためと思われます。
首をしっかりと伸ばして遠くの獲物を見つけて、一気に追いかけるというスタイルの特徴です。
レークランドテリアのサイズ
レークランドテリアは体長は約37㎝ほど、そして体重は7から8㎏ほどです。
どちらかと言えば小型犬に分類されますが、小型犬よりも少しだけ見た目が大きいと感じるくらいのサイズと思ってください。
この小型なサイズも狩りに適した体系と言えます。小回りが利くサイズのため、いかにも走りが得意な雰囲気があります。
また、毛がもふもふととしていますので、一般的な体重の7から8㎏よりも少し大きく見えてしまうかもしれません。
レークランドテリアの毛色
実はレークランドテリアの毛色は、たくさんのバリエーションがあります。
大きく分けても8種類ほどに分類され、ブラック&タンとブルー&タン、レッドとウィートン、レッドグリズルとレバー、そしてブルーとブラックがあります。
かなりバリエーションが豊富なので、実際に飼おうと考えている人は色選びに迷ってしまうかもしれません。
特徴的なそれぞれの合いはどれも可愛く、レークランドテリアにマッチした毛色と言えるでしょう。
レークランドテリアの飼育方法を紹介
レークランドテリアを実際に飼うときには、どのようなことに注意するべきでしょうか。やはり気になるのは、レークランドテリアのしつけ方でしょう。
- レークランドテリアのしつけ方
- レークランドテリアのケア方法
レークランドテリアのしつけ方
レークランドテリアはしつけが楽と説明しましたが、中にはしつけは難しいという意見もあります。
レークランドテリアは気の強い犬のため、飼い主の言うことを一切聞かないということもあります。
こうしたことを防ぐには、まずは飼い主の立場をはっきりとさせることです。犬と同じ目線ではなく、人間と犬との上下関係をはっきりと理解させておきましょう。
エサを与えるときしつけを行えば、上下関係はしっかりと把握してくれます。また、悪さをしたときには、はっきりとした態度で怒ることもとても重要です。
レークランドテリアのケア方法
レークランドテリアの毛はワイヤーヘアで、柔らかい毛の上に硬い毛が覆われています。
そのため、どのような天候にも対応できますので日本でも毛のケアは楽と言えます。
ただし、湿度の高い日本では皮膚病を起こしやすいのも事実です。
そのため、レークランドテリアの毛は日ごろからブラッシングをしてあげ、皮膚にしっかりと空気が触れるようにケアしてください。
毛のケアは週に2から3回ほどは行い、3ヵ月に1度はトリミングを行い無駄な毛をカットしてください。
まとめ
ここまで、レークランドテリアについての基本情報、レークランドテリアの飼い方などについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事では、
- レークランドテリアはイギリスが発祥の犬種
- レークランドテリアの寿命は13年から14年
- レークランドテリアは自信にみち溢れたような性格
- レークランドテリアの毛色はたくさんのバリエーションがある
- レークランドテリアのしつけはまずは上下関係を理解させる
- レークランドテリアは水晶体脱臼や皮膚病に注意