内容をまとめると
- 猫が暴れる理由には、日々のストレスや病気を抱えている可能性がある
- 暴れるのをやめさせるために怒鳴ったり叩くことは絶対にNG!原因を見つけて改善しよう
- もしも改善しない場合は病気の可能性も疑って、動物病院で相談してみることも吉
- 猫の治療費用は全額自己負担のため、万が一に備えてペット保険への加入もおすすめ!
猫があばれるのはどうして?猫が暴れるということはケージの外でも落ち着かせることができないのです。ケージの外・ケージの中問わずに猫が暴れる理由は一体どうしてなのでしょうか。この記事は理由と原因の病気について考えてみましょう。
この記事の目次
目次を閉じる猫が暴れるのはどうして?ストレスが理由に、落ち着かせる方法
皆さんは「猫がケージの中で暴れる」「猫がいつまでも唸る」「朝など決まった時間帯に鳴く」などの経験をしたことはありませんか?
猫がケージの中でも外でも暴れるのには、生活環境がよくない、又は病気の可能性があります。また、爪切りが嫌い・うんちする前は機嫌が悪い・病院に行きたくない・お留守番が嫌だなどの日常的なストレスが原因の場合もあります。
暴れる猫を落ち着かせることはケガをする恐れもありとても大変で、ときにはうざいと感じてしまうこともあるでしょう。
今回のMOFFMEでは、
- 猫がケージの外でも暴れる理由
- 猫を落ち着かせる方法
- 猫が暴れる際に飼い主がしてはいけないこと
について詳しくご紹介します。猫が暴れてしまったときの参考にして下さい。
ぜひ最後までご覧ください!
猫が暴れるのはどうして?ケージの外でも暴れる理由
猫がケージの外や中でも暴れるのにはどんな「猫の気持ち」が隠されているのでしょうか。 猫が暴れる理由には
- 運動不足など日々の生活のストレス
- 病気
- 構ってほしいアピール
などが考えられます。保護猫の場合は、環境の変化やトラウマなどが原因で噛む・暴れる可能性もあります。
また、病気の場合は、猫が吐いてしまう場合があります。猫の嘔吐物がついた毛布や服は洗濯ネットに入れ、洗濯物とわけてしっかりあらいましょう。
運動不足など日々の生活のストレス
猫は高い場所や狭い場所など自由に動き回るのが好きで、自分のお気に入りスポットを見つけると常にその場所でくつろぐようになります。
猫の平均運動量は、10分から20分程度です。猫の種類や体格・年齢に応じて何回かに分けて運動させてあげましょう。
家でのスペースが限られており運動がむずかしい場合は、キャットウォークなど猫の運動スペースを確保し、運動不足のストレスをなくしてあげましょう。
また、室内温度が不適切、爪研ぎがない、お風呂が嫌など日々の生活でストレスを感じる場合もあるため「暴れて噛む」「いつまでも唸る・鳴く」など機嫌が悪いときは、生活環境を見直してみましょう!
唸るので病院へ連れて行ったら病気だった
猫がいつまでも鳴いていると、正直うざいと感じることもあるでしょう。しかし、猫が鳴くのには必ず理由があります。
鳴く理由の中には、飼い主に甘えている・餌が欲しいなどの「猫の欲求」によるサインと病気のサインがあります。
飼い主の気づかない間に病気が進行しているかもしれません。「苦しそうに口呼吸をしている」「うんちする前に鳴く」「飼い主に近寄らず隅にいる」など、いつもと違う猫の様子を見つけた場合は、病院に連れて行き適切な処置をうけましょう。
また、予定があり猫を病院に連れていけない場合は、家族や友人におねがいしましょう!病気は早期の発見がとても大切です。目に見えないからこそ、日頃から注意深く猫の観察をすることをおすすめします。
猫がうるさいのを良いとして飼い主にアピールしている
猫がうるさいときは、飼い主に何かをアピールしているのかもしれません。
猫がうるさく鳴く理由には、
- お腹が空いて餌を欲しがっている
- 寂しくて構ってほしい
- 発情している
- 不満がある
などさまざまな理由が考えられます。
また爪切りやお風呂に入りたがる猫もいるでしょう。そのとき「猫が何を要求しているか」は猫の鳴き声で判断しましょう。
初めはわからないと思いますが、一緒に生活する中で「鳴き方の特徴」がわかるようになります。特に子猫の時期は、朝や夜に寂しくなり鳴いて飼い主にアピールしてくる傾向にあります。
鳴き声がひどいときは病気の可能性もあるため、注意深く猫の様子を観察してください。
猫を落ち着かせる方法
「猫が暴れていてどうしていいか分からない」「パニックになってしまった」という飼い主さんは多くいるのではないでしょうか。
猫が暴れているときに落ち着かせる方法は
- 病院で鎮静剤を打つ
- ケージや別の部屋に猫を隔離する
などの対処法があります。どのような理由で暴れているかわからないため、いきなり押さえつける・叩くなどの行動は、猫が驚く可能性があるため絶対にしないで下さい。
また、押さえ方を間違えると、噛まれる、ひっかかれるなどケガのもとになるため注意が必要です。
病気の可能性!エコー検査
- 痛みがない
- 費用が比較的やすい
- 麻酔が必要ない
- 検査の結果がすぐわかる
- レントゲンではわからない病気も確認できる
病院で鎮静剤を打つ
病院で鎮静剤を打ってもらう費用は、病院や必要箇所によってことなりますが、3,000円から7,000円程度です。
病気の場合の鎮静剤・麻酔だと5,000円から25,000円かかります。人間も猫も気持ちを落ち着かせるために鎮静剤が必要なときもあります。
しかし、鎮静剤には副作用もあるため、獣医師としっかり相談した上で使用しましょう。また、暴れる動物をたくさんみている獣医師さんに「猫の上手な押さえ方」や落ち着かせるためのアドバイスをもらっておくと、今後猫が暴れたときの役にたちます。
ケージや別の部屋に猫を隔離
猫が暴れている際は、家族にケガをさせてしまう可能性があります。猫を連れていけないときやお留守番させるときは、ケージの中に入れておく、家族のいない部屋に隔離しておくなどの対策をしましょう。
猫を別の部屋に隔離することで、猫自身も落ち着くことがあります。猫を部屋に戻す際は、生活環境に問題がないか確認してから戻すことをおすすめします。
猫の体調が悪くて暴れているときは、嘔吐することもあります。嘔吐物のついた毛布や服は洗濯ネットを活用し、普段の洗濯物とは別にして洗いましょう。
猫が暴れる際に飼い主さんがしてはいけないこと
上記の記事では、猫が暴れる理由や対処法をご紹介してきましたが、いかがでしたか?猫が噛む・暴れるのには複雑な「猫の気持ち」が隠されているんですね。
猫が暴れる際に飼い主がしてはいけないことには
- うるさいことを理由に叩く、怒鳴る
- おやつをあげる
などがあります。では、なぜおやつをあげたり、叩く・怒鳴ることをしてはいけないのか詳しくご紹介します。
うるさいことを理由に叩く、怒鳴る
猫が暴れる際に飼い主がしてはいけないこと1つ目は「うるさいことを理由に叩く、怒鳴る」ことです。
猫が鳴き続けていると「うるさい」とついついイライラしてしまうことがあります。しかし、猫がうるさく鳴くのには理由があります。
鳴く原因が何かを考え、冷静に対処しましょう。病気の疑いがあるが病院に連れていけないときは、家族や友人にお願いしましょう。
叩いたり、怒鳴ってしまうと猫のトラウマの原因や信頼関係が崩れてしまう場合があるので注意が必要です。
おやつをあげる
猫が暴れる際に飼い主がしてはいけないこと2つ目は「おやつをあげる」ことです。
人間が食事のバランスを崩すと肥満や病気の原因となるように、猫も肥満や病気になってしまう可能性があります。
また「暴れればおやつをくれる」と猫が学習してしまい飼い主や家族のケガのもとにもなります。おやつをあげるときは、暴れていないとき、時間を決めてあげる癖をつけましょう。
まとめ:猫が暴れるのはどうして?落ち着かせる方法
- 猫がケージの外でも暴れる理由
- 猫を落ち着かせる方法
- 猫が暴れる際に飼い主がしてはいけないこと