
子犬が興奮し過ぎてどうして良いかわからないという飼い主さんも少なくないのではないでしょうか。子犬が興奮することは異常なことではありません。今回のMOFFME記事では、子犬が興奮する原因や対処法、興奮しないための遊び方を紹介していきます。
この記事の目次
目次を閉じる子犬が興奮する際の原因や対処法を詳しく紹介していきます!
子犬は、見るもの全てが新鮮で驚きに満ちた日々を送っています。
感情の起伏が激しく元気いっぱいの子犬は微笑ましいものですが、一方で、興奮して飛びかかったり噛みついたり、そのままにしておくと人や他の動物に迷惑がかかってしまうことも。
しつけを行うのは、子犬のうちが最適な時期です。手のつけられない困った成犬になってしまう前に、子犬のことを理解して、対処法を知っておきましょう。
今回「MOFFME」では、
- 子犬が興奮する原因を紹介
- 子犬が興奮する際の対処法を紹介
- 興奮させない子犬との遊び方を紹介
子犬が興奮する原因を紹介
子犬は自分の気持ちをとても素直に表現します。しっぽを激しく振ったり、相手に噛みついたり、駆け回ったり……。
そして、それらの感情表現は、興奮する原因によって異なります。
子犬が興奮している理由を理解しなければ、正しい対処はできません。ケガや病気で苦しんでいる時に強く叱ってしまうなど、対応を誤ると子犬にトラウマを植え付けるようなことにもなりかねません。
ここからは、子犬が興奮する原因である
- 嬉しい
- 警戒
- 運動不足
- 病気
嬉しい
子犬が興奮する最も多い原因としては、「嬉しい」というものが多いでしょう。
何かを食べたり、親犬や飼い主さんに遊んでもらって嬉しいのはもちろん、人懐こい子ならば飼い主さんがそばにいるだけで喜んで興奮することもあります。
「嬉ション」などとも言われる、興奮しすぎておしっこを漏らすようなこともありますが、これは基本的に子犬が成長すると共に落ち着くものです。
好意的な感情であるため嬉しくてはしゃいでいる事自体を叱る必要はありませんが、もし興奮しすぎて噛みつくようなことがあれば、その時はきちんと叱りましょう。
警戒
子犬は警戒や不安から興奮状態になることもあります。
知らない人や動物などとの対面や、雷や車などの大きな音は、まだ世の中を知らない子犬にとっては刺激の強いものです。
興奮しがちな子犬は、お出かけや来客の時にはケージ、キャリーなどで保護するようにしましょう。
また、仕方なく大きな音に接する環境に置く時には、飼い主さんが寄り添って少しでも不安を取り除けるようにしてあげましょう。
運動不足
体力と好奇心に満ち溢れた子犬にとって、運動不足はストレスに繋がります。
何らかの事情でケージに入ってもらったり、飼い主さんなどの遊び相手がいない時など、自分の「運動したい」という気持ちを上手く発散できない子犬は、ひたすら飛び跳ねたり、物を噛んだり、吠えたりという行動を繰り返すことがあります。
安全で広い場所に解放してあげる他に、飼い主さんが時間を取って遊んであげたり、上手に子犬を運動させてあげることが重要です。
病気
注意欠如・多動症(ADHD)は、犬にも見られるものです。
具体的な原因はいまだ分かっておらず、脳の機能調節の問題や、神経伝達物質の不足などとも言われていますが、ADHDは単なる性格や性質というわけではなく、病気の一つです。
しかし、人間のように言葉での診察ができない犬をADHDと判断するのは、非常に困難です。なかなか落ち着いてしつけをさせてくれない子犬も、興奮しがちな性格というだけかもしれません。
「この子犬はADHDだ」と素人判断で決めつけるようなことはせず、トレーナーや獣医師に相談をした上で対応をしていきましょう。
子犬が興奮する際の対処法を紹介
走り回ったり、兄弟とじゃれたり、子犬が元気に遊んでいるに越したことはありません。
しかし、興奮しやすい子犬をずっと見ていると、「それが当然」として許容するようになりがちです。
何かを噛んだり吠えたりしても叱られず、子犬が「何をしてもいい」と認識してしまうと、後にしつけをする際の障害になってしまいます。
そうなる前に、度を過ぎて興奮する子犬には適切な対策を行っておきましょう。
ここからは、子犬が興奮する際の対処法である
- マズルコントロール
- 服従訓練
マズルコントロール
「マズル」とは犬の顔のうち、口から鼻に続く長く突き出している部分を指します。
犬が悪いことをしたり、させたくない事をした時などにマズルを掴んで「ダメだ」と教えるしつけ方法が「マズルコントロール」です。
もともと、親犬は子どもに対して立場や警告を行う際にマズルをくわえる事があります。マズルコントロールはそれを人間が行うようなものです。
当然、マズルを掴まれた子犬は嫌がります。心苦しいでしょうが、犬が嫌がったからと言ってすぐには手を離さず、目をしっかりと見て、「これはダメなこと」と犬自身が覚えるまでマズルコントロールを繰り返しましょう。
服従訓練
「服従訓練」とは、飼い主さんの「おすわり」「待て」などの指示に犬が適切に応答できるようにする訓練です。
常に飼い主さんに従わせるということではなく、あくまでも適切なタイミングで指示に従えるようにすることが目的です。
訓練の基本は繰り返しです。子犬の性格や素質によって指示を覚えるまでの時間は異なることを理解し、根気強く服従訓練を行いましょう。
興奮させない子犬との遊び方を紹介

- 遊ぶ時のルールを決める
- 遊ぶ時間を決める
- ひとり遊びを教える
遊ぶ時のルールを決める
遊びは、子犬には必要な時間です。
運動不足解消や自分の身体への理解など子犬自身の成長に関わる他、飼い主さんと遊ぶことで信頼関係の構築にも役立ちます。
大切なのは、ただ自由に遊ばせるのではなく、ルールを決めた上で遊ぶこと。
事前に「おもちゃ以外の物を噛んだらダメ」「人を引っ張ってはいけない」など、飼い主さんの中でルールを決めておきましょう。それを子犬に言葉を説明することはできないため、ルールを破ったら遊ぶのをやめて無視する、ルール通りに遊べたら大げさに褒める、という事を繰り返して徐々にルールを理解してもらいましょう。
遊ぶ時間を決める
子犬が「自分の体力を残しておく」ということを覚えるまでは、時間がかかります。自分が飽きるか、体力が尽きて眠くならない限り、ずっと遊び続けてしまいます。
これは、飼い主さんが遊んであげている時も同様です。
疲れてぱたっと眠る姿も可愛いものですが、そこまで興奮させる前に、適度なところで落ち着かせる習慣を飼い主さん自身が持ちましょう。
おもちゃなどで遊んでいても、途中で撫でたり抱っこしたりのスキンシップに切り替えことで徐々に落ち着かせることができます。あらかじめ決めた時間に、上手く遊びを終わらせられるようにしましょう。
ひとり遊びを教える
飼い主さんが出かけている間、子犬だけでお留守番をすることもあることでしょう。
子犬が自分だけで遊ぶ方法を知らないと、その時に退屈を持て余してしまったり、飼い主さんが帰ってきたと同時に興奮しすぎてしまいます。
飼い主さんが使わなくても遊べるおもちゃを用意し、子犬がそれで遊んでいる時には様子を見守ることで、ひとり遊びをする経験を積ませてあげると良いでしょう。
まとめ
元気と好奇心に満ちた子犬というのは、物珍しいものばかりに囲まれながら、これから生きていくために必要なことをたくさん覚えていく時期です。
色々なものに触れる中で、時には激しく興奮し、飼い主さんたちを困らせることもあるかもしれません。
そんな時には、必ず飼い主さんが適切な対応をしてあげましょう。「何をしたらいけないのか」ということを早い時期に覚えておくのは、子犬自身のために必要なことです。
今回は、
- 子犬が興奮する原因を紹介
- 子犬が興奮する際の対処法を紹介
- 興奮させない子犬との遊び方を紹介
を通して、興奮する子犬についての解説を行いました。
この他にも「MOFFME」には、愛犬との暮らしを支える記事を多数紹介しています。ぜひご覧ください。