みなさんは『ライコイ』という猫ちゃんをご存知でしょうか。ライコイは比較的新しい猫種で、独特なルックスが魅力的な猫ちゃんです。珍しい猫なので見るのはレアかもしれません。今回MOFFMEでは、ライコイの性格や特徴、サイズ・大きさ、飼育時のポイントを紹介します。
この記事の目次
目次を閉じるライコイってどんな猫なの?ライコイについて詳しく紹介します
と言うことで今回「MOFFME」では、
- ライコイの特徴
- ライコイの性格
- ライコイを飼育する際のポイント
ライコイの特徴を紹介
それでは、ライコイとはどんな猫なのでしょうか?ライコイの特徴を具体的に紹介したいと思います。
- ライコイの被毛
- ライコイの被毛量
- ライコイという名前の意味
ライコイの被毛
ライコイの最大の特徴は何と言ってもその被毛です。
1本の毛に複数の色が混じっている毛色を『ticked(テックド)』と言います。これに対して、ライコイの毛色は『roan(ローン)』と呼ばれています。
この毛色は猫では珍しく、白と黒の独立した被毛が密接に入り混じった毛色です。この白と黒のバランスによって、独特なグレーの配色が再現されていると言えます。
人間で言うと黒髪と白髪が混じった髪色に似ていると言えます。
ライコイの被毛量
比較的被毛の薄いライコイですが、意外にも生まれて間もない時は、他の猫種と同様に毛がふさふさです。
そして、猫齢3週間程度で毛が抜け始めます。10週になると、大人のライコイと同じ被毛量まで減ります。
被毛が抜ける量は、個体差があり、顔以外の毛がほとんど抜けてしまう子もいれば、ほとんど抜けずにふさふさの子も存在します。
両親とも生まれつき『被毛が薄い』と言う共通点がありました。ライコイは両親の特徴を受け継いだと言えます。
ライコイという名前の意味
ライコイの性格を紹介
ここまではライコイの特徴を紹介しました。特に被毛や被毛の量が印象的だった事がお分かり頂けたと思います。次はライコイの性格を紹介したいと思います。
ライコイの歴史は約10年とそれほど長くありません。希少な存在の為、現状では日本でライコイを入手する事は困難と言えます。しかし、国内にもブリーダーは存在する為、不可能ではありません。
珍しい見た目から注目は高まっており、今後、ブリーダーが増える可能性はあります。そんなライコイの性格を
- 人懐っこい
- 警戒心が強い
- 匂いに敏感
人懐っこい
オオカミ猫と言う異名から、ワイルドで怖そうなイメージがあります。しかし、その見た目とは真逆で実はとても穏やかな性格の持ち主です。
そんなライコイの性格を一言で言うと「人懐っこい」です。
人に限らず、他の動物にもすぐに慣れる性格で、非常に社交的と言えます。先輩犬や先輩猫、様々な先住ペットとも早く打ち解けあう事が期待できます。
また、後から加わるペットとも仲良くできる為、多頭飼いにも適している他に、飼い主に対しても非常に忠実です。
警戒心が強い
上記では、人懐っこい一面を紹介しましたが、最初から仲良くできる訳ではありません。
初めての人や動物には「不安」を抱くことから、警戒心が猫一倍強い為、迎え方には工夫が必要です。
家族になりたての頃は、少々ギクシャクするかもしれません。ですが、飼い主さんが愛情を持ってコミュニケーションを取り続ける事で、段々と警戒心が薄れていきます。
多頭飼いも同様に、最初はどちらか一方をケージなどに入れて、いきなり接触しない様にしましょう。お互いを認識し合ううちに、警戒心が薄れて自然と仲良くなれるでしょう。
匂いに敏感
ライコイの嗅覚は非常に優れており、匂いに敏感と言う側面を持っています。
部屋の消臭を行う場合は「部屋に芳香を付与する芳香剤」よりも「臭気を化学的・生物的な作用による除去や緩和を行う消臭剤」の方が向いています。
また、お寿司など、特徴的な匂いを放つ食べ物にも敏感です。目に見えない所に保管する、早目に食するなど工夫が必要です。
ライコイに限った話ではありませんが、こまめに掃除をすることも、愛猫との充実した時間を過ごす上で大切な事です。
ライコイを飼育する際のポイントを紹介
ライコイの特徴や性格について詳しく紹介しました。最後にライコイを飼育する際のポイントを4点、紹介したいと思います。
飼育のポイントは下記をご覧ください。
- ケアのし過ぎは注意
- ブラッシングの力は注意
- 拭くだけでもOK
- 定期的な健康診断を!
ケアのし過ぎは注意
ライコイの被毛が薄い事は重ねて説明いたしました。その為、ケアのし過ぎは禁物です。ブラッシングはこまめに行う必要はなく、1日1回で十分です。
ブラッシングを複数回行うと、皮膚を傷付ける恐れがあります。
被毛の状態を確認してください。見極めるのは非常に困難ですが、明らかに異常な抜け毛や、皮膚に異常がある場合は、速やかにケアを中止し、獣医師さんの診断を受ける様にしましょう。
また、通院に即しては、ペット保険の適用を受ける事ができる場合もあります。
「MOFFME」では、無料でペット保険の相談を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
ブラッシングの力は注意
前途でも記載した通り、被毛が薄い為、ブラッシングの際は力の入れすぎに注意しましょう。抜ける必要の無い毛まで抜いてしまいかねません。
また、被毛が薄い=皮膚の露出が多いとも言えます。ブラッシングのし過ぎの際に説明したのと同じ様に皮膚を傷付ける恐れがあります。この時に皮膚の異常が確認できた場合も、ブラッシングを中止して、獣医師さんの診断を受ける様にしましょう。
また、どうしてもブラッシングのケアを行いたい飼い主さんは、次に見出しで、「ブラシを使用しないケア」について説明しております。ぜひ、読み進めてください。
拭くだけでもOK
どうしても皮膚表面の汚れや、人の肉眼では確認できない異物のお手入れを行いたい場合は、ブラシではなく、濡れたタオルを使用することもできます。
汚れや異物を除去した上で、皮膚のケアもでき、皮膚を傷付けない為、一石三鳥と言えます。ただし、こちらも「ゴシゴシ」と力を入れての拭き取りはNGです。
人の赤ちゃん同様に、やさしく丁寧に行ってください。愛猫が嫌がる場合は無理に行わない様にしましょう。「ダメだったらまた今後。」くらいの余裕を持つ事が大切です。