
みなさんは『サバンナキャット』という猫ちゃんを知っていますか?サバンナキャットはヤマネコとイエネコの混合種で、野生味が強くワイルドな顔立ちの猫種です。今回のMOFFME記事では、サバンナキャットの特徴や迎え方を紹介していきます。
この記事の目次
目次を閉じるサバンナキャットはどんな猫なの?サバンナキャットの特徴など
サバンナキャットという名前を聞いたことはありますか?
猫種登録機関に公認されたのも2000年代に入ってからのことなので、はじめて名前を聞く方も多いかもしれません。
とても希少で高価な猫ですので、ペットショップに並ぶことも、まずありません。
サーバルキャットという特定動物に指定されている野性の猫と家猫を交配させた猫で、ペットショップでよく見る家猫と比べると、ワイルドな印象の見た目をした猫です。
今回、MOFFMEでは、
- ペットとして公認されるまでの歴史と研究
- 性格や大きさ、特徴
- 実際に迎えいれる方法
について詳しく解説していきます。
サバンナキャットの魅力についてもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
サバンナキャットについて詳しく紹介
猫科の肉食獣を思わせる野性的な容姿が魅力のサバンナキャット。
一般に販売もされているものの、その希少性から入手は困難で生体価格も高額です。
そんなサバンナキャットが生まれたのは1986年ですが、猫種として登録されたのは2001年のことでした。
最初の第一世代(F1)の子猫「サバンナ」が生まれてから、15年後もかかっています。
猫種登録機関に公認されて、キャットショーへの参加許可が下り、飼い主さんたちのもとへ家族として迎えられるまで、いったいどんな歴史があったのでしょうか?
そんな疑問を持った方のために、この項では、
- 猫種として認可がでるまでの歴史
- キャットショー参加許可が下りる研究
について解説していきます。
サバンナキャットの歴史
サバンナキャット(Savannah Cat)の歴史は、ブリーダーのジュディ・フランクが、ベンガルやエジプシャンマウなどの家猫と、アフリカに生息しているサーバルキャットという野性の猫を交配させたところから始まります。
1986年に生まれた子猫はサバンナ(Savannah)と名づけられました。
Savannah CatのSavannahの語源です。
しかし、子猫の誕生後、希少な野生種の猫が乱獲される可能性や、野性種の猫と家猫を交配させる倫理的問題などから、ペットとして飼育することが公認されるまで時間がかかりました。
猫の血統登録機関TICAに登録して猫種として正式に認可をされたのは2001年。
第一世代(F1)の誕生から15年後でした。
サバンナキャットに関する研究
第一世代(F1)をもとにして、ブリーダーたちが研究を進め、1996年に第二世代(F2)が生まれました。
第一世代(F1)と家猫を交配した生育世代です。
ジョイス・スルーフとパトリック・ケリーが猫種の現想像を明文化したスタンダード(猫種標準書)を書いたのもこのときでした。
しかし、野生猫と家猫を交配させたことによる免疫疾患や希少な野生猫の保護などが問題となって、実際に新しい猫の品種と認められたのは2001年です。
第二世代(F2)以降、第七世代(F7)へと世代がうつるにつれてサーバルキャットの遺伝的要素はうすれていき、途中からは家猫の特徴が強くなっていきました。
2012年以降はキャットショーへも出場可能となって、認知度が上がるきっかけとなりました。
サバンナキャットの性格や特徴を紹介
第一世代(F1)の父親猫サーバルキャットは、アフリカに生息する野生の猫で、日本では環境省が定める特定動物に指定されています。
特定動物とは人に危害を加えるおそれのある危険な動物のことです。
サーバルキャットの血を引くサバンナキャットも生育世代や自治体によっては飼育の許可が必要。
「なら気性が荒いかったり、危険性があったりするんじゃないの?」
「一般的な家猫と比べて、大きさや見た目にどんな違いがあるの?」
そんな疑問を抱く方もいらっしゃるかと思います。
この項では、サバンナキャットの性格などについて
- 性格や社交性、躾のしやすさ
- 大きさ(体長と体重)
- 外見的特徴
の3点にわけて解説していきますので、ぜひ疑問の解決にお役立てください。
また、MOFFMEではサバンナキャットのペット保険についても解説しているのでぜひご覧ください。
サバンナキャットの性格
野性的な見た目とは違い、サバンナキャットは甘えん坊で人懐っこい性格です。
また、賢くて社交的なので、飼い主さんとコミュニケーションをとるのも好きで、躾をしやすい猫でもあります。
人間の行動を真似て、ドアを開けたり蛇口を開けたりする子もいるのだとか。
よく懐き、忠誠心が高い反面、かまってもらえないと寂しさからいたずらをしてしまうことも。
好奇心旺盛で遊ぶのが大好きなので、普段から運動させる時間をとって、たっぷり遊んであげることが大切です。
サバンナキャットの大きさ
サバンナキャットは猫の中でも大型で、「世界一背が高い猫」としてギネス記録をとった子もいます。
体長はおよそ50cm〜70cm。
体重はオスが7kg〜13kgほどで、メスが6kg〜10kgほどです。
体格にはサーバルキャットの遺伝子含有率が影響していて、第一世代(F1)に近いほど体格は大きくなる傾向があります。
第四世代(F4)以降はサーバルキャットの遺伝子が薄くなっているため、ほとんどの個体の体重は10kg以内になるそうです。
サバンナキャットの特徴
サバンナキャットは交配世代によって第一世代(F1)から第七世代(F7)に分類されます。
交配が進むにつれてサーバルキャットの遺伝子含有率が低くなっていくため、第七世代(F7)に近づくほど家猫に近い見た目になります。
共通しているのは、逆三角形の小さな顔と筋肉質な美しい体型、そして縦長の大きな耳。
そして目頭から鼻筋にのびる涙跡のような黒い模様(チーターティア)です。
被毛は短毛で、毛色はブラウンスポテッドタビー・シルバースポテッドタビー・ブラック・スモークの4色があります。
エジプトシャンマウのブラウンやベンガルのスポテッドタビーを受けついだ、個性的な毛色です。
見た目通り運動能力が高いのも特徴ですね。
サバンナキャットの迎え方を紹介
野性的で精悍な見た目のサバンナキャット。
賢くて躾もしやすいので、家族として迎えたいと思われる方も多いでしょう。
価格は第一世代(F1)に近ければ100万円~300万円ほど、第七世代(F1)に近ければ20万円~30万円ほどと高価な分類です。
なぜこんなに高価なのかというと、ブリーダーやキャッテリーが少ないことが理由として挙げられるでしょう。
では入手困難で値段も高いサバンナキャットを迎えるためには、どんな手段があるのでしょうか?
一般的な猫の迎え方として、
- 保護猫
- ブリーダーやキャッテリー
- ペットショップ
の3つの方法を解説していきますので、サバンナキャットを家族として迎える際に、参考になりましたら幸いです。
また、MOFFMEでは猫の飼育にかかる費用もまとめていますので、猫を迎入れたあとまで詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
保護猫
保護猫とは、捨てられたり迷子になったりして、自治体や民間団体などに保護された猫たちのことです。
サバンナキャットも保護されている可能性があります。
保護猫を引きとることは、殺処分や悲しい経験をした猫を減らすことにもつながります。
まずは保健所や動物愛護センター、民間団体などのホームページで、
「サバンナキャットが保護されていないか?」
「里親の募集がでていないか?」
を確認することができます。
一匹でも多くの猫を救うために、積極的に検討したい手段です。
ブリーダーやキャッテリー
ブリーダーやキャッテリーが飼育した子を引きとることも可能です。
血統にこだわれること、飼育環境を確認できること、アドバイスをもらえることが魅力ですね。
日本国内で取引したい場合は、動物病院などのペット関連施設やインターネットで、ブリーダーやキャッテリーを探しましょう。
海外と取引する場合は、輸出入国両方での手続きなどがあるため、猫単体の金額以外の費用が必要になるので注意しましょう。
事前にしっかり情報収集することが大切です。
ペットショップ
猫を飼いたいと考えたとき、ほとんどの方は最初にペットショップにおもむき、生体を確認してからの購入を検討されるでしょう。
しかし、残念ながらサバンナキャットが店舗に並んでいる可能性は極めて低いです。
日本国内での数がとても少ない猫で、店舗に生体を卸す日本国内のブリーダーがいないためです。
そのため、店舗では迎えいれる準備のために、猫の水やりや手入れに使うアイテムを買いそろえることがメインになるかと思います。
まとめ
最後にもう一度、記事の内容を復習しますね。
- サバンナキャットが猫種として公認されたのは2001年
- 野性の猫の血をひいていて、大きくて縦長な耳や筋肉質な体型、チーターティア模様が特徴の大型猫
- 希少性が高く、価格は高額で地域によっては飼育許可が必要になるので注意
- 野性的な見た目とは裏腹に、人懐っこくて甘えん坊な性格で忠誠心が高い
- 迎える手段として保護猫の譲渡やブリーダーとの取引を検討する
サバンナキャットは他の猫と比べて、迎えるまでには手間も費用もかかる猫ですが、それを差し引いても余りある魅力あふれる猫ですね。