キースホンドについて詳しく紹介!キースホンドの性格や特徴のサムネイル画像

みなさんは『キースホンド』という犬種をご存知でしょうか。見た目はたぬきやポメラニアンのようにふわふわしているキースホンド。日本では珍しいためあまり認知度は高くありませんが、原産国オランダでは高い人気を誇っています。今回の記事ではキースホンドについて解説します。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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キースホンドについて詳しく紹介!キースホンドの性格や特徴

キースホンドという犬種をご存知ですか?

日本ではあまり見られない珍しい犬種ですよね。

ドイツが原産で、オランダで改良され、オランダの国犬に指定されている犬種です。見た目は、ポメラニアンに似ていて、ポメラニアンの祖先ではないかとも言われています。

その一方で体が大きく、どこかオオカミに似ている部分もあるので、見た目は怖そうなイメージがあるかもしれません。

しかし、飼い主さん想いで優しい一面を持っている可愛い犬種なんです。

今回のMOFFME記事では、
  • キースホンドの性格・特徴
  • キースホンドの販売価格と注意点
  • キースホンドの迎え方
キースホンドについて詳しくご紹介します。

キースホンドを迎える3つの方法もご紹介しているので、キースホンドを迎えたい方や考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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キースホンドの性格や特徴


外見はポメラニアンや日本スピッツに似ていますが、体ががっしりして毛量も多いので、体が大きく見えます。そのため、大型犬だと思われることがあるようです。

では、体の大きさはどのくらいまで成長するのか気になりますよね。

また、毛色はオオカミに似ているので、スピッツウルフとも呼ばれています。

体が大きく、オオカミのような見た目で少し強そうな印象がありますが、実は穏やかで優しい性格をしているんです。

ここでは、
  • キースホンドの性格
  • キースホンドのサイズ
  • キースホンドの毛色
  • キースホンドがかかりやすい病気
キースホンドの性格や特徴を詳しくみていきましょう。

キースホンドが気をつけたい病気について、症状や対処法などもご紹介しているので確認してみてください。

キースホンドの性格

キースホンドは、かつては船の番犬として活躍していたため、警戒心が強いです。他の人や物音などを警戒したり、飼い主さんに何かあれば守ろうとしたりする行動をとります。

その一方で、飼い主さんや家族が大好きで、優しく愛情深い一面があります。家族以外の人とも友好的に接するために、子犬の頃から他の人や外の環境に慣れておくといいですね。

また、活発で運動するのが好きで、好奇心旺盛な性格をしています。

学習能力が高く、トレーニングが得意なので、しつけがしやすい犬種です。
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キースホンドのサイズ

キースホンドの体高は、オスもメスも43〜55cmで、体重は18kg前後です。

体高と体長がほぼ同じのスクエア型体型が特徴です。体高は立ったときの地面から背中までの長さ、体長は横から見て、胸からしっぽの根元までの長さのことを言います。

また胴は短く、がっしりした体をしていて、体が大きく見えますが、中型犬に分類されます。

耳や目が小さく、鼻の長さが短いので、成犬になっても子犬のような可愛い顔をしているんです。

キースホンドの毛色

キースホンドの毛色は、毛先が黒く、全体的に明るい灰色のシルバーグレーです。オオカミの毛色に似ているので、ウルフグレーとも言われています。

耳や口から鼻の先にかけて、ダークグレーになっています。その他の首の周りにあるたてがみのような飾り毛、肩周り、腹部、しっぽの下は薄いシルバーグレーです。

目の周りにスペクタクルズというめがねのようなラインが入っているのも特徴的です。よく見ると短い眉毛があり、豊かな表情を見せてくれます。

キースホンドがかかりやすい病気

キースホンドがかかりやすい病気は、先天性の心臓病、皮膚炎やアトピーなどの皮膚病、甲状腺機能低下症です。

心臓病は、咳をする、疲れやすい、安静時でも呼吸が早いなどの症状が表れます。先天性の可能性があるので、定期的に健康診断を受けておくと早期発見・治療ができて安心です。

毛量が多いキースホンドは、毛玉やアレルギーなどが原因で皮膚病になりやすい犬種です。 こまめにブラッシングをして皮膚の状態を良くし、気になる症状が見られる場合は早めに治療を受けましょう。

甲状腺機能低下症は、皮膚病や脱毛、疲れやすいなどの症状が表れます。この病気も定期的な健康診断で早期発見できるようにしておきましょう。

キースホンドの販売価格や購入時の注意点を解説


キースホンドは、日本ではあまり見かけない珍しい犬種です。

そのため、入手が難しく、販売価格も高くなります。迎える方法によっても価格は変わってくるので、どのくらいの費用が必要なのかは知っておきたいですよね。

また、見た目や性格、性別など迎える子を選ぶポイントは様々あると思います。お散歩の回数やお手入れの仕方、しつけなどの育て方を聞いておく必要もあります。

その中でも必ず確認しておきたいことがあり、事前に確認した上で決めることが大切なんです。

ここでは、
  • キースホンドの販売価格
  • キースホンドの購入時の注意点
キースホンドを迎える際に知っておきたい情報をご紹介します。

迎える方法ごとに必要な費用や注意点をチェックしていきましょう。

キースホンドの販売価格

キースホンドのブリーダーでの販売価格は、15〜25万円くらいです。

国内には、キースホンドのブリーダーが少なく、入手するのが難しいです。そのため、なかには30万円以上かかる場合もあります。

保護犬から迎える場合は、生体費用は無料ですが、ワクチン代や避妊・去勢手術代などの医療費、譲渡時の交通費などが必要になります。

なお、地域や保護施設によっては生体費用が必要なところもあるので、事前に確認しておくと安心です。

キースホンドの購入時の注意点

迎える子を決める際には、健康状態を確認しましょう。

痩せすぎていないか、見た目で様子がおかしいところがないかなどの健康状態を見ておきます。

キースホンドは、遺伝性の病気になることがあります。子犬の親犬や兄弟などに病気にかかっている子がいないか、お店やブリーダーさんに聞いてみるといいですね。

保護犬から迎える際でも、健康状態を確認することは大切です。持病がある子を迎える場合は、必要な治療や育て方、注意点など細かいことを必ず聞き、迎えるかどうかを決めましょう。
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キースホンドの迎え方を紹介


犬を迎えたいときは、ペットショップやブリーダー、保護犬から探しますよね。お店に行ったりネットで探したり、探し方も様々な方法があります。

キースホンドもこの方法で迎えられますが、日本ではあまり見かけない希少な犬種であるため、なかなか出会えないことが多いです。

そのため、迎えたいと思っても、迎えるのに時間がかかることがあるかもしれません。

しかし、キースホンドを飼育しているブリーダーが全くいない訳ではないので、探すことは可能です。探すときにキースホンドを見つける確率を上げる方法もあります。

ここでは、
  • ペットショップ
  • ブリーダー
  • 保護犬
この3つの迎え方についてご紹介していきます。

それぞれの迎え方や探し方を確認し、飼い主さんに合った方法を選んでくださいね。

ペットショップ

キースホンドは、日本では希少な犬種であるため、ペットショップでの購入は難しいです。

ペットショップに相談してキースホンドがいるお店を探してもらうのも1つの方法です。

また、キースホンドのブリーダーを紹介してくれるかもしれないので、ペットショップに問い合わせてみることをおすすめします。ブリーダーから取り寄せてもらえることもあるので、相談してみるのもいいですね。

まれにペットショップにいる場合もあります。定期的にペットショップのホームページで調べたり、問い合わせたりしてみてください。

ブリーダー

ペットショップでの購入は難しいので、基本的にはブリーダーから迎えることが多いです。

しかし、日本のキースホンドのブリーダーは少ないです。そのため、ブリーダーのサイトを定期的にチェックすることで出会える確率は高くなります。

直接ブリーダーに問い合わせてみるのもおすすめです。

また、海外のブリーダーから迎えることも可能です。ただ、生体費用の他に、輸送費用や検査費用などが必要になり、費用が高くなります。

輸入するための手続きや届け出なども必要なので、事前に調べておくと安心です。

保護犬

保護犬から迎えることも可能です。

まれに保護施設でキースホンドが保護されていることがあります。自治体の保護施設保護団体に問い合わせて確認してみてください。

その他にも、保護犬と犬を迎えたい人をマッチングしてくれるサイトがあります。そこからキースホンドがいる保護施設や里親募集しているところを探すこともできます。

定期的にサイトを見て確認したり、保護団体に聞いたりしてみるのもいいですね。

保護犬から迎える場合は、飼育環境や家族構成、年齢などの条件があるのでチェックしておきましょう。
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まとめ

キースホンドの性格や特徴が分かると、家族想いで可愛くて魅力的に感じますよね。

ここでは、
  • キースホンドは警戒心は強いが、優しく穏やかな性格をしている
  • 日本では珍しい犬種であるため、販売価格は高くなることが多い
  • ペットショップやブリーダー、保護犬から迎えることが可能
についてご紹介してきました。

日本ではまだまだ珍しい犬種ですが、迎える方法はあるので、キースホンドが気になる方や一緒に暮らしたい方は考えてみるのもおすすめです。

迎える前にはキースホンドの育て方や特徴、必要なものなどを詳しく調べておきましょう。

またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!