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犬が散歩中などに飛びつきをしてくることが多々あるそうです。それはどうしてなのでしょうか。また犬が飛びつきをしてくることを不快に思う飼い主さんが多く、それをやめさせる理由なども説明していきたいと思います。犬の気持ちや訓練方法について解説します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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「犬が飛びついてくるのはなぜ?」やめさせる理由なども


犬を飼っていると、飛びついてくることがありますよね。飛びついてきてくれるのは飼い主としては嬉しく思う方もいますが、嬉しくない飼い主さんもいます。


飛びつくという行動は犬にとって、どのような理由があるのでしょうか。


今回「MOFFME」では、

  • 犬が飛びつきしてくるのはなぜ?
  • ピョンピョン飛びついてくるのをやめさせたい飼い主さん多数
  • 飛びついてくるのをやめさせたい

以上の3つの内容について書いていきます。


愛犬に飛びかかられて困っている方や今後犬を飼う予定があるという方などは、ぜひ、最後までご覧ください。

犬が飛びつきしてくるのはなぜ?


犬が喜んで飛びついてきてくれる様子を見たり、実際に飛びついてこられたりするのが幸せな方は多いです。


飛びついてくるのには理由はあるのでしょうか。


ここからは

  • 犬が飛びつきしてくる原因
  • 散歩中に犬が飛びつきしてくる理由
  • 帰宅時に犬が飛びつきしてくる理由

以上の3つに分けてそれぞれ詳しく解説していきます。


飛びついてくる理由が分かれば、犬の気持ちが少しは分かるようになるので、参考にしていただければと思います。

犬が飛びつきしてくる原因

犬が飛びつきしてきますが、その原因は多くあります。


犬が飛びつきしてくる原因は

  • テンションが高くなっている
  • 要求を伝えたい
  • 本能によるもの
  • 威嚇・警戒している
このように原因は多く、シチュエーションによっても原因は変わってきます。


テンションが高くなるのは、飼い主さんのことが大好きだという表れなので、良いことなのですが、要求に関しては、抱きつけば要求を叶えてくれると思ってしまっている可能性があります。


何でも要求を叶えてしまっては、飼い主さんよりも犬の方が上に立ってしまうので、犬との上下関係はしっかりと維持しておきましょう。


犬には、狩りをする本能があります。その本能のせいで、動いている虫などに飛びかかって行ってしまいます。


何もないところに飛びかかっていけばいいですが、飼い主さんなどに向かってきてしまうこともあるので注意しましょう。

散歩中に犬が飛びつきしてくる理由

犬を飼っていると、散歩に行くことは必ずすることですが、散歩中に飛びつきしてくることがあります。


飛びつきしてくる理由としては、興奮状態になっているからです。


犬は散歩が大好きなことが多く、毎日楽しみにしています。


散歩をしているときは、楽しく幸せな時間なので、どこかのタイミングで興奮が抑えきれなくなって、飛びつきしたくなってしまうのでしょう。


また、散歩をしていて疲れてしまったときや何か恐怖心を抱くものがあったときに抱っこしてほしくて飛びつきしてくることもあります。


目の前に大型犬がいたりした場合は喧嘩などにもなりかねないので、怖がっていたら抱っこしてあげましょう。


疲れているならば、少し休憩時間を取ったり、水分補給をさせて休ませてあげましょう。

帰宅時に犬が飛びつきしてくる理由

飼い主さんなどが家に帰ってきたときに、犬が飛びつきしてくることがあります。なぜ、家に帰ってきたときに飛びつきしてくるのでしょうか。


この理由は、大好きな人が帰ってきたことで、嬉しくなったからです。犬は、飼い主さんが留守にしている間はずっと寂しい思いをしています。


寂しい思いをしている分、会えたときの嬉しさはとてつもなく、飛びついてきてしまいます。


飛びついてきてくれることは嬉しいことですが、犬が大型犬のときなどは、飛びつかれた勢いで倒れないように注意しなければなりません。


また、犬も飛びついた後に着地を失敗してしまう可能性があり、最悪の場合、骨折などの大怪我に繋がってしまうこともあります。


飛びついてきたときは、自分の安全と愛犬の安全を確認した上でなでたり、抱っこしたりと甘やかせてあげましょう。

ピョンピョン飛びついてくるのをやめさせたい飼い主さん多数


犬を飼っている飼い主さんの中には、ピョンピョン飛びついてくるのをやめさせたい方も多くいます。

特に飛びついたときに困る状況としては、他人に飛びついてしまったときです。


知らない他人に飛びついてしまって怪我をさせたら大変なことになってしまいます。


飛びつきをやめさせることはできるのでしょうか。


ここからは

  • 飛びつきを辞めさせるべき理由
  • 他人に飛びつく/押し倒すのをやめさせたい
  • 他人の顔に飛びつくのをやめさせたい

以上の内容について書いていきます。

飛びつきを辞めさせるべき理由

飛びつきはなぜ、やめさせたほうがいいのでしょうか。やめさせるべき理由は、身内以外の人を傷つけてしまったり、他の犬に怪我をさせる恐れがあるからです。


散歩中は見知らぬ人とどうしても出会ってしまいます。そこで、飛びかかって怪我をさせてしまったら、警察沙汰になることもあります。


また、誰もが犬のことを好きなわけではないので、苦手な人の前で飛びつく動作をしたら、恐怖心を抱かせてしまったり、驚かせてしまったりすることもあります。


家にお客さんがくるときなどは、犬がいることを事前に説明するなど、犬の存在のことを最低限話しておきましょう。


飛びつきをやめさせることができれば、余計なトラブルを避けることができるので、やめさせたほうがいいです。

他人に飛びつく/押し倒すのをやめさせたい

犬が他人に飛びついたり押し倒すのをやめさせたいと思う飼い主さんは多くいます。


身内ならまだいいですが、他人に飛びついたり、押し倒してしまったときは、飼い主さんとしても焦ってしまうはずです。


散歩中であれば、リードがあるので、飛びかかっていく前に抱きかかえるなどすれば大丈夫ですが、家にお客さんが来たときなどは飛びかかっていきやすいです。


特に普段家の中に入れていたり、犬小屋から繋いでいるリードが長い場合はお客さんに飛びついてしまう可能性があります。


警戒心の強い犬は、飼い主さんを知らない人から守りたいと思っているので、なかなかやめさせることは難しいです。


簡単な対策としては、お客さんに犬の近くに行かないようにお願いするか、犬がお客さんに近づくことができないようにしましょう。

他人の顔に飛びつくのをやめさせたい

犬は顔に飛びついてしまうことがあります。他人の顔に飛びつくのはやめさせたいはずです。


そもそも、人の顔に飛びついてくるのはなぜなのでしょうか。


人の顔に飛びついてくる理由は、口周りを舐めたいと思っているからです。犬という動物は子犬の時期に母犬から食べ物を吐き出してもらって食事をします。


この名残が成長してからも残ってしまい、人の口周りを舐めたいと思ってしまうのです。


口元を舐めるということは、お腹がすいていて、ご飯が欲しいというサインなので、ドッグフードやおやつをあげるようにしましょう。


他人に合わせる場合には、事前にお腹を満たしてあげることで、他人に飛びつくことはなくなるはずです。


また、飼い主さんの口元を舐めるということは、飼い主さんを信頼していて、上下関係はしっかりしている証にもなります。

犬が飛びついてくるのをやめさせたい


普段のんびりしているときに、飛びついてこられるのはいいですが、飛びついてきてほしくないシチュエーションもあります。  


飛びついてくるときに犬の心理状況はどのような状態なのでしょうか。


また、どうすればやめさせることができるのでしょうか。


これらの疑問を解決するためにここからは


  • 犬が飛びついてくる心理
  • 犬が飛びついてくるのをやめさせる方法・しつけ方
  • 犬が噛んでくるのをやめさせる方法
  • ブリーダーにトレーニング・訓練を頼む

この内容を詳しく解説していきます。


飛びついてくることで、困る状況は多くあるので、ここからの内容を読んで、役に立てていただければと思います。

犬が飛びついてくる心理

犬が飛びついてくるときは、心理的な理由があることがあります。


飛びついてくるときの心理的な理由とは

  • 嬉しい
  • 興奮している
  • 甘えている
  • 人の持っている物がほしい
  • 恐怖心を抱いている
このような理由が考えられます。

嬉しい・興奮している

犬が嬉しかったり、興奮しているときに飛びかかってくることが多くあります。

犬が嬉しかったり、興奮しているときというのは、散歩に行くときや大好きな人が帰ってきた場合などです。

嬉しさやテンションの高さゆえの行動なので、なでてあげたりして可愛がってあげてください。

甘えている

犬は甘えることが多くある動物です。甘え方は犬それぞれで違いますが、抱っこして欲しいや、なでてほしいなどが多いです。

また、この甘えるために飛びつくというのは大型犬よりも小型犬によく見られる行動になります。

人の持っている物がほしい

犬は人が持っているものに興味をよく示します。特に食べ物や犬用のおもちゃに興味を示し、ほしいがために飛びかかってきます。

しかし、子犬の時期から飛びつかれても持っているものをあげなければ成長してから持っているものに対して飛びかかって欲しがることはなくなります。

犬にとって有害な食べ物などもあるので、何でも奪われないように注意しましょう

恐怖心を抱いている

犬は、自分より大きい犬に出会ったり、知らない人に出会ったときに恐怖心を抱いてしまいます。

そのため、恐怖心を自分でどうにかするために、恐怖の対象に飛びかかっていきます。この行動は自分のみを守るための本能的なものです。

犬が飛びついてくるのをやめさせる方法・しつけ方

犬が飛びついてくるのをやめさせることはしつけ次第では可能です。


犬がと飛びついてくるのをやめさせるには「おすわり」が有効です。しかし、テンションが高くなっているときに座らせることはできません。


そこで、最初は、落ち着いている状態ならおすわりができるようにしつけます。また、おすわりができたときは、なでたり、おやつをあげたりして褒めてあげましょう。


褒めることで、おすわりをすれば褒めてくれると覚えて、自分からおすわりをするようになってきます。


自分からおすわりができるようになれば、飛びついてくる前に座らせることが出来るようになっているはずです。


外の虫などに飛びかかる場合は、散歩をしているときにアイコンタクトを頻繁にするようにしてください。


アイコンタクトの回数が増えれば、犬の集中は飼い主さんに向くので、飛びかかることが少なくなります。


確実に飛びつかせないようにするには、「おすわり」の他に「伏せ」や「待て」ができるようにもなったほうがいいです。


最低限、自分からおすわりができるようになるまで、練習を根気強く繰り返すことが大切です。

犬が噛んでくるのをやめさせる方法

犬は噛む習性がある動物なので、噛むことは仕方のないことですが、やめさせることはできます。


まず、噛み癖をやめさせる上で、根本的な原因を調べる必要があります。根本的な原因とは、ストレスや病気です。


ストレスが原因なら、運動の時間を増やしてあげて、病気なら動物病院で治療しましょう。


この根本的な原因を解消しても噛んでくるときは、噛むおもちゃを使ったり、大袈裟なリアクションを取ることも有効です。


噛むことを無理に抑え込んでしまっては余計にストレスが溜まったりと悪影響につながるので、噛むおもちゃを思う存分噛ませてあげましょう。


また、噛まれてしまったときに「痛い!」といった言葉を言ってからその場を離れれば、噛むと飼い主さんが痛がって、いなくなってしまうと学習するので、噛み癖を直すことができます。


しかし、リアクションをする際に怒鳴ったような声を出してしまうと、自分を守るために噛んでくるので、絶対に大きな声は出さないようにしましょう。

ブリーダーにトレーニング・訓練を頼む

犬をしつける方法としては、ブリーダーにトレーニングや訓練を頼むことも有効な方法です。


ブリーダーができるトレーニングとしては

  • 名前を呼んだら、こちらの目を見るアイコンタクトトレーニング。
  • 甘噛矯正
  • トイレトレーニング
  • ケージが安心できる場所と理解させるトレーニング
  • 飼い主さまの優位性を教える訓練
  • 呼び戻せるトレーニング
  • おもちゃで遊ぶことの楽しさを教えるトレーニング
  • 散歩の訓練
  • 飼い主さんへのアドバイス
などです。トレーニングや訓練の内容、必要なものはブリーダーごとに異なるので、事前に確認しましょう。


ブリーダーにトレーニングや訓練を頼んだ際の金額としては以下の表が相場となります。


内容 犬の大きさ 料金
カウンセリング全種類約3,000円
預かり訓練(約2ヶ月)小型・中型犬約6万円~7万円
預かり訓練(約2ヶ月)大型犬約7万円~8万円
出張訓練一回(約1時間)全種類約5,000円

出張訓練は、犬と離れたくない飼い主さんにおすすめです。しかし、訓練に長期間かかってしまうので、注意してください。

しっかり、噛み癖を直させたりと訓練させるのであれば預かり訓練がいいです。

まとめ:「犬が飛びついてくるのはなぜ?」やめさせる理由なども

ここまで犬が飛びついてくる理由飛びついてくるのをやめさせる方法などについて書いてきました。

 この記事では、

  • 犬が飛びつきしてくるのはなぜ?
  • ピョンピョン飛びついてくるのをやめさせたい飼い主さん多数
  • 飛びついてくるのをやめさせたい
 以上の3つの内容を詳しく解説してきました。 

犬が飛びついてくるのは、嬉しいですが、他人に飛びついたりして怪我をさせたら、大変なことになってしまいます。

犬が飛びついてこないように「おすわり」を覚えさせることは、子犬の時期でも、成長してからでもできます。

しかし、大型犬の場合成長してからだと怪我のリスクが高まるので、飛びついてこないように、子犬のうちからしつけるようにしましょう。


MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険について解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!