
普段は活発な猫ちゃんがなんとなく元気がないととても不安になるかと思います。疲れているだけの場合もありますが、病気の可能性も十分に考えられます。今回のMOFFME記事では、猫がなんとなく元気がない時の原因やチェックポイントを紹介します。
この記事の目次
目次を閉じる猫がなんとなく元気がない時の原因は?元気がない猫の対処法など
今回のMOFFMEでは以下を紹介していきます。
- 猫がなんとなく元気がない時って一体どんな原因?
- 猫がなんとなく元気がない時の考えられる病気の症状別でご紹介
- 猫がなんとなく元気がない時に確認すべきポイントとはなに?
ぜひ最後までご覧ください!
猫がなんとなく元気がない時の原因を紹介

愛猫がなんとなく元気がないとやはり心配になります。あまりにもぐったりしているようだったらすぐにでも動物病院に受診し、獣医師の指示に従いましょう。
猫がなんとなく元気がない時の考えられうる要因
- 身体的要因
- 心理的要因
身体的要因
猫がなんとなく元気がないなと思ったら、まずは身体的要因はどうなのかを飼い主さんの見た目でいいので判断しましょう。
猫は弱みを他に絶対見せないという習性があります。もし痛みがあっても痛みを我慢してしまう動物です。それなので飼い主さんのほうから注意して気にかけてみるようにして下さい。チェックする身体的要因になりやすいこと2選
- 骨折、脱臼などしていないかを確認
歩き方はおかしくないか、足を引きずるような歩き方をしていなかを確認しましょう。高いところなどからジャンプした時に足を負傷してしまう場合もあります。確認してみてると良いでしょう。痛みがあっても痛みを我慢してしまう動物
- 爪が伸び過ぎていないかを確認
室内飼いですと上手く爪研ぎができなくて伸びてしまう場合があります。爪が伸び過ぎてしまうと肉球に刺さってしまいます。猫にとって肉球は敏感なところなので刺さると動かなくなってしまいます。
心理的要因
猫がなんとなく元気がないなと思ったときはストレスなどの心理的要因がないかを見てあげて下さい。猫は元々気分屋です。些細なことでストレスを感じてしまいます。
それではストレスなどの心理的要因になりやすいこと3選をご紹介します。
- 留守番時間が長い
猫は素っ気ない時もあれば甘えたいこともあります。留守番の時間が長くて甘えたいときに甘えられないとストレスにつながってしまいます。
- 気候の変化
気候の変化でもストレスを感じてしまいます。特に季節の変わり目や朝晩の寒暖差でもストレスにつながるようです。
- 病院からの帰宅後
ワクチン接種などの痛みを感じたあとはもちろんですが、普段家から出ない子が自分のテリトリー以外に行くことだけでもストレスを感じてしまいます。
猫がなんとなく元気がない時に考えられる病気を症状別で紹介

愛猫がいつもより元気がない場合は誰でも気になってしまい心配になります。猫が元気がないと感じた時に身体的、心理的要因の他に病気を疑わないといけないこともあります。
猫は痛みを隠す習性があることから病気の場合ですと重症化してからやっと気付いたなんてこともあります。普段の行動をよく見るようにして、飼い主さんにしかわからない何か違和感があるかもしれません。
何か違和感がありましたら注意して見るようにしましょう。もしかすると愛猫からのサインがあるかもしれません。
それでは猫がなんとなく元気がないと感じた時の考えられる病気の症状別でご紹介します。是非ご参考にして下さい。
猫が元気がない時に考えられる病気の症状7選
- 食欲がない
- 熱がある
- くしゃみ、鼻水
- 下痢、嘔吐
- よだれ
- 尿の色
- 動かなくていつもより寝ている
食欲がない
成長した猫が1日中何も口にしなかったり、水分もとらないようでしたら何かの病気の可能性が十分あります。猫が食欲がなくなる原因として内臓の病気、口腔内病気、泌尿器の病気などが疑われます。次にあげるものが主な病気となります。
- 内臓の病気
- 口腔内の病気
- 泌尿器系疾患
以上のように食欲がない場合は様々な病気の疑いがでてきますので、丸1日食欲がない場合は動物病院の獣医師に一度診てもらうのをおすすめします。反対に元気がなんとなくないように見えても食欲がある場合は重たい病気の可能性は低くなります。
熱がある
猫の平熱はだいたい38℃代になり、熱がある時は40℃前後になることがあります。熱がある場合は次にあげる病気を疑うようにしましょう。
- 感染症疾患
- 炎症性疾患
- 悪性腫瘍
- 熱中症
くしゃみ・鼻水
くしゃみや鼻水がでている状態では次にあげる病気を疑うようにしましょう。
- アレルギー
- 猫風邪
- 歯周病
下痢・嘔吐
下痢や嘔吐するような状態では次にあげる病気を疑うようにしましょう。
- 下痢症状
- 嘔吐症状
よだれ
よだれが出る状態は次にあげる病気を疑うようにしましょう。
- 口内炎や歯周病
- 熱中症
- てんかん
- 腎不全
尿の色
尿の色が茶色っぽい濃い黄色だった状態は次にあげる病気を疑うようにしましょう。
ですが猫は血尿自体さほど珍しいことではないようです。ですが放っておくこともできないため様子をみましょう。
- 膀胱炎・尿路結石
- がん
動かない・普段より寝ている
全く動かない、普段より寝ているといった状態は次にあげる病気を疑うようにしましょう。
- 認知症
- 関節痛
猫がなんとなく元気がない時に確認すべきポイント

猫がなんとなく元気がないなと飼い主が気付くということは、猫の健康を守ることに直結します。愛猫の日頃の体調の具合を常に確認しているといつもと違うと気付くことでしょう。日頃の何気ない変化で重要な病気を見つけることだって可能になります。
それでは猫がなんとなく元気がない時に確認すべきチェックするべきポイントをご紹介しますので是非ご参考にしてもらえばと思います。
猫がなんとなく元気がない時に確認すべきポイント4選
- 食欲チェック
- 排泄チェック
- 痛みチェック
- 呼吸チェック
食欲チェック
排泄チェック
猫がなんとなく元気がない場合は排便•排尿などの排泄物のチェックしましょう。排便の状態や色、排尿の色や頻度を見てあげましょう。
排便でしたらまず水分量はどうか、固さ具合はどうか、血液は混じっていないかを見ます。併せて色もいつもと変わりないかを確認しましょう。
排尿ですが、こちらも色と頻度を確認しましょう。尿の色で体調が良い悪いがわかるとも言われています。またよくトイレに行く場合は、その時尿が出ているのかを確認しましょう。尿が出ていない場合は尿路結石ができている可能性があります。
痛みチェック
呼吸チェック
まとめ
- 元気がない時は病気の他に身体的・心理的要因の場合がある
- 猫が元気がない時の考えられる病気の症状7選
- 猫がなんとなく元気がない時に確認すべきこと4選
猫などペットは飼い主にとって心の拠り所のような存在になっている場合が多いです。ペットは存在自体が癒されますが、年をとればとるほど病気やケガなどが増えてきます。
できるだけ病気やケガから守ってあげたいと思いますが、そのために必要なことが日常的に愛猫の状態をよく見てあげることです。よく見て愛猫が送る行動や仕草のサインに気付けるようにしましょう。
愛猫の健康を維持するためによく見ることが対策になりますので心掛けてみてはいかがでしょうか。
またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!