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夜になっても愛犬が全く寝ない時、飼い主さんとしては心配になってしまいますよね。犬が寝るべき時間帯に寝な口なる原因はなんでしょうか。今回のMOFFME記事では、犬が寝ない原因や犬が寝ない時の対処法を犬の年齢別に詳しく解説していきます。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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犬が全然寝ない原因を詳しく解説!犬が寝ない時の対処法など

愛犬が寝ないと飼い主さんは不安になりますよね。


今回のMOFFMEでは犬の睡眠についてのお話をしていきます。


犬が寝ない理由は様々です。

  • ストレス、恐怖、不安によるもの
  • 寝所が適切ではない
  • 体力が有り余っている
  • 空腹を感じている
  • しつけができていない場合
  • 認知症によるもの
などがあります。

また、子犬と成犬、老犬によって寝ない理由は異なります。
ですがどの年齢にも必ず理由はあるのです。


犬にとっても人間同様睡眠はとても大切です。

本記事では睡眠不足の危険性、原因、対処法などをご紹介いたします。愛犬の睡眠について悩んでいる飼い主さんがいたら、ぜひ実践してみてくださいね!


それでは早速みてみましょう。

犬の睡眠の基礎知識について解説


犬の睡眠は人間同様とても大切になります。


  1. 犬にとっての睡眠とは?
  2. 犬は平均どれくらい寝た方がよい?
犬の平均睡眠時間は12時間~14時間です
ただ、人間と犬とは睡眠の取り方が異なります。

人間はまとまって数時間寝るのに比べ、犬は完全に熟睡している時間は意外と少なく、まとまって寝る事はありません。

睡眠時間の大半は外部の音であったり振動で起きれるように浅い眠りであったり、うとうとする程度です。

ですが犬は熟睡していなくても寝ていないわけではありません。

なのでもし愛犬が寝ていない、部屋をうろうろするなどの行動をとっている時は必ず理由があるのです。

可愛い愛犬が寝てくれなかったら飼い主さんも心配になっちゃいますよね。

犬にとっても睡眠の質が下がると免疫力の低下や病気に繋がりますので、睡眠不足は人間同様犬にとっても早めの改善が必要になるのです。

犬にとっての睡眠とは

睡眠には疲れた身体を回復させるとても重要な役割があり必要不可欠です。


人間同様犬にとっても睡眠は重要で、睡眠不足になると身体に大きな影響を与えてしまうのです。


その睡眠が何らかの理由で取れなくなってしまったら意識がもうろうとして、正常に生活する事が出来なくなります。


そうなると食欲不振を起こしたり、いつも元気がない状態になってしまうのです。
最悪の場合病院へ連れて行かなければいけなくなるので、睡眠についてしっかり学んでくださいね。


また犬は夜寝ればいいというわけではありません。

  1. 犬にとっては日中に睡眠をとることも大切
  2. 必要な睡眠時間は犬によってそれぞれ異なる
この事はよく覚えておきましょう。

愛犬が寝ている姿はなんにでも代えがたくとても愛しいですよね。

犬は平均どれくらい寝るのか

犬の睡眠時間は平均12時間~14時間です。


睡眠サイクルは体が眠って脳が起きている【レム睡眠】と体と脳が両方寝ている【ノンレム睡眠】になります。


犬の睡眠も人間同様にこの2つの睡眠サイクルを繰り返しているのです。


しかし毎日必ず12時間~14時間睡眠が必要かといわれると、違います。


私たち人間も睡眠時間が違う日もありますよね。
犬もその日の疲れ具合によって異なります。


多めに遊んだ日や体を動かした日は睡眠時間が長くなりますし、反対にあまり運動出来なかった日は睡眠時間も短くなります。


更に年齢や健康状態、犬の種類によっても必要な睡眠時間は異なります。

犬が寝ない原因を年齢ごとに紹介

犬は年齢によって寝ない理由も様々です。


子犬、成犬、老犬、犬種によっても違います。

  1. 子犬の場合は遊びが足りない
  2. 成犬の場合はストレスなどの精神的なものもある
  3. 老犬の場合は認知症の可能性がでてくる
愛犬が夜寝てくれないと、飼い主さんも一緒に寝不足になる事もありますよね。

愛犬と飼い主さんの睡眠確保のため、犬が寝ないときの対処法をライフステージごとに紹介するのでみてみましょう!

子犬が寝ない原因

子犬は平均睡眠時間18~20時間と言われています。


子犬が寝ない原因

  1. 飼い主さんの子供が子犬にちょっかいをだす
  2. 日常音の音が大きい
  3. 飼い主さんが夜更かし気味
  4. 遊びが足りない
  5. 空腹
などです。

犬は聴覚がずば抜けて良いですが、子犬だと更に敏感な子が多いです。
飼い主さんの日常音や、外の音など少しの音でも起きてしまいます。

また、飼い主さんが夜型の場合子犬も中々寝れないという事も考えられます。

小さなお子さんがいる場合、子犬に夢中でずっと遊びたくなっちゃいますよね。
そうすると子犬は寝るタイミングが無くなり体調を崩す原因にもなります。

飼い主さんの少しの気遣いが睡眠に大きく影響してくるので、遊ぶ時間と寝る時間を決めて管理してあげるといいですね。

成犬が寝ない原因

成犬も子犬と一緒で落ち着かない環境の中にいると寝るタイミングを逃してしまいます。


また、成犬になるとストレスが睡眠に大きく影響してきます。


成犬が寝ない原因

  1. 昼間に寝すぎてしまった
  2. 遊び足りず運動不足
  3. 空腹
  4. ストレス

などになります。

成犬は体力が大分ついてくるので、遊び足りないようであれば日中は散歩時間を増やしてみましょう


食事の量は足りているか、寝る場所は安心できる場所かなど見直してみるのもいいですね。


何日も改善されないようであれば、病院に連れて行った方が良いですね。

老犬が寝ない原因

犬も人間同様年を取ってくると睡眠の質が変わります。

寝つきが悪くなったり、夜何度も起きるようになったりします。

ひどいときは夜泣きするなどの症状も出てきます。


愛犬の寝つきが良くないため、飼い主さんも一緒に寝れなくなり精神的にも肉体的にも疲れてしまうケースはよくあります。


老犬が寝ない原因

  1. 認知症の可能性がある
  2. 欲求したいことがある
  3. 不安なことがある
  4. 身体に痛みがある

などになります。


老犬になると自分では出来ないことが増えてきます。

水が飲みたい、トイレに行きたい、など様々なことがでてくると思います。

普段からよく観察して出来るだけ欲求を叶えてあげましょう。


また出来ないことが多くなると不安を感じてしまい、飼い主さんに対して母子分離を発症する事もあります。


老犬になってくると関節の痛みなど様々な不調が出てきます。

痛みで寝れない可能性も考えられるでしょう。


老犬に一番多いのは認知症です。

夜中に部屋を徘徊したり、夜泣きしたり、飼い主さんのことが分からなくなるケースもあります。


愛犬の異変に感じたら動物病院に連れて行きましょう!

認知症は早期発見が大切です。


元気に長生き出来るよう普段からわんちゃんの様子を観察してあげてくださいね。

犬が寝ない時の対処法を年齢ごとに紹介

犬が寝ない原因は年齢ごとに異なることは分かりましたよね。

それではそれぞれの対処法についてお話していきます。

大切なのは、

  1. 環境を整える
  2. 散歩や遊び方を変えてみる
  3. 安心させてあげる
  4. お腹がすいていないか再度フードを見直す
  5. 犬の寝床を変えてみる
などを見直してみる事です。

様子を見ながら何か一つでも当てはまるものがあると良いですよね。
色々と試行錯誤しながらわんちゃんに合うものを見つけてくださいね。

それでは具体的に年齢別でみてみましょう。

子犬が寝ない時の対処法

子犬は好奇心旺盛の元気いっぱいわんちゃんです。


室内遊びを思いっきりしてあげたり、ワクチン接種が済んでいる場合は外でお散歩させてあげましょう。


体力が有り余っているのでストレス発散にもなります。


夜に室内が明るいと睡眠リズムがうまく掴めず寝れなくなってしまいます。

夜になったら部屋を暗くして寝るという事を覚えてもらいましょうね。


朝にしっかり日光を浴びて生活リズムをつけてあげましょう。


また、空腹で寝れないことも考えられます。

フードの量が適切か見直してみるのもいいですね!

成犬が寝ない時の対処法

成犬になると運動量が足りず寝れないという事もよくあります。


対処法は散歩の時間を増やす、室内遊びの時間を増やすなどして運動させてあげましょう。


成犬になると食事の量も増えます。

空腹で寝れないのはかわいそうですよね。

カロリーコントロールに注意しながら、フードの量が適切か見直してみましょう。


また、成犬になってくると精神的ストレスから寝れなくなる場合もあります。

愛犬とのスキンシップを増やしたり、頭や体を優しくなでてあげて愛犬を安心させてあげてください。

老犬が寝ない時の対処法

シニア犬が長期間寝れない場合、昼夜逆転の認知症の可能性が考えられます。


病気によって興奮したり不安を感じたりして寝れなくなることもあります。

愛犬の様子をよく観察し、認知症が疑われる場合は早めに病院に連れて行きましょう。


犬の活動量は年齢を重ねるごとに減少していきます。

無理のない範囲でお散歩に連れて行ったり、難しいようでしたら外の空気を吸わせてあげたり日光浴をしましょう。


日々の心がけで眠ることが出来るかもしれません。


まずは色々と試してみて、飼い主さんの愛犬にあった対処法がみつかりますように。

まとめ:犬が寝ない原因はさまざま!

いかがでしたでしょうか。

今回は犬の睡眠についてお話してきました。


この記事では

  • 犬が寝ない原因を年齢ごとに紹介
  • 子犬が寝ない原因
  • 成犬が寝ない原因
  • 老犬が寝ない原因
  • 子犬が寝ないときの対処法
  • 成犬が寝ないときの対処法
  • 老犬が寝ないときの対処法

を解説してきました。


犬にとって睡眠は健康を維持するためには欠かせません。

疲労回復のためにもしっかりと睡眠時間を確保する必要があります。


日頃の運動量、安心できて精神的ストレスを感じていないか、寝床は落ち着ける場所か、食事量は適切か、日ごろの見直しで愛犬の睡眠時間が変化する可能性は大いにあります。


飼い主さんと愛犬の健康に必要不可欠な睡眠。
この記事を読んでいただいて改善されれば幸いです。


またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!