ラパーマについて詳しく解説!ラパーマの特徴・性格・飼い方のサムネイル画像

ふわふわなカーリーヘアが魅力的なラパーマ。「ジプシーシャグ」とも呼ばれるラパーマですが、性格はとても温厚でその飼いやすさから高い人気を誇っています。今回のMOFFME記事では、ラパーマの性格や特徴、飼い方の注意点を紹介していきます。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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ラパーマについて詳しく解説!ラパーマの特徴・性格・飼い方

くるくるとカールした被毛が美しい猫、ラパーマ
美猫として世界中で人気の猫種です。

とっても美しい猫ちゃんなので、家族にお迎えしたいと、お考えの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回「MOFFME」では、
  • ラパーマの基礎知識を紹介
  • ラパーマの特徴を紹介
  • ラパーマの飼い方を紹介
以上について、ご紹介いたします。

ぜひ、最後までご覧ください。

ラパーマの基礎知識を紹介


くるくるとカールした巻き毛が特徴のラパーマ
巻き毛のかわいい猫ちゃんとして、注目を集めています。

くるくる巻き毛の猫種はめずらしいため、どんな歴史があるのか、誕生の秘密について興味をお持ちの方も多いと思います。

そこで、この章では、
  • ラパーマの歴史
  • ラパーマの魅力はカーリーヘア
についてご紹介いたします。
美猫ラパーマの魅力にせまります。

ラパーマの歴史

ラパーマの歴史は、1982年アメリカ、オレゴン州の果樹園から始まります。


果樹園を営むリンダ・コールさんの家には、ブラウンタビーのスピーディーという名の猫ちゃんがいました。


ある日、スピーディーは果樹園の納屋で、6頭の子猫を出産しました。

その中に1頭だけ、毛が生えていない子猫がいました。


約6週間ほどすると、毛の生えていなかった子猫には、くるくるとしたブラウンの巻き毛が生えてきたのです。


リンダさんはこの子猫にカーリーという名前をつけました。


その後、成長したカーリーと他の猫を掛け合わせてみると、その子ども達にもカールした巻き毛が生えてきたのです。


リンダさんはこのカールした巻き毛の猫たちをキャットショーに出場させることにしました。


そこで、愛らしい巻き毛をもつ猫たちが、世の中に知れ渡ることになったのです。


これをきっかけに、他の猫種のブリーダーからの協力を得るようになり、現在のラパーマが誕生しました。


ラパーマという名前の由来は、巻き毛を意味するフランス語「La perm」からきています。


また、ラパーマは新種として、2003年にTICA、2008年にCFA(共にアメリカの血統書登録団体)に登録されました。

ラパーマの魅力はカーリーヘア

くるくるとしたカーリーヘアが特徴のラパーマ

被毛はとてもやわらかくふわふわです。

生まれたときは毛が無くても、成長とともに、ふわふわになります。


毛色はホワイト、ブラウン、ブラックなどすべての色、模様もポイント、タビーなど様々な模様が認められています。


また、印象的なアーモンドアイも魅力のひとつになっています。


目の色も全ての色が認められているため、豊富な毛色と合わせ、個性豊かな子達ばかりです。

ラパーマの特徴を紹介


美猫として注目を集めるラパーマ
いったいどんな猫ちゃんなのでしょう。

そこで、この章では、
  • ラパーマの性格
  • ラパーマの大きさ
  • ラパーマが発症しやすい病気
についてご紹介いたします。

ラパーマの性格

ラパーマとても頭が良く穏やかな性格の猫ちゃんです。
わんちゃんのように「おて」「おすわり」を覚える子もいます。

また、活発な一面もあり、好奇心が旺盛で遊ぶことも大好きです。
飼い主さんと遊ぶのも大好きですが、ひとりでも楽しそうにおもちゃを使って遊びます。

甘えん坊で忠実なところもあるので、育てやすい猫種といわれています。
ほかの猫ちゃんとも仲良くできるので、多頭飼育にも向いています。
優しい性格なので、小さな子どもがいる家庭でも迎えやすいでしょう。

ラパーマの大きさ

くるくるとした被毛に隠れている身体は、筋肉質でがっちりとしています。
骨格もしっかりとしているため、抱き上げると見た目以上にずっしりとした感じを受けるかもしれません。

成猫の体重は、オスで3.5kg~6kgメスで2.5kg~4.5kgほど、体高はおよそ40cmほどです。
一般的な猫と同じ、もしくは少し小さめの大きさです。

足先の握りは丸く、四肢は身体とのバランスが取れた長さです。
体長とのバランスの良い、先細りで美しい、しっぽをしています。

ラパーマが発症しやすい病気

ラパーマの毛はくるくるとして絡まりやすいため、毛球症になりやすいといわれています。
毛球症になると、食欲不振、嘔吐、下痢を起こしてしまいます。

また、脱毛や皮膚疾患にも注意が必要です。
日頃からブラッシングで対策をしてあげましょう。

猫ウイルス性呼吸器感染症や、猫カリシウイルス感染症といった猫風邪も発症しやすいようです。
ワクチンで予防できますので、重症化を防ぐためにも、子猫のうちから接種を行いましょう。

シニア期になってくると、他の猫種同様に、腎臓疾患、尿路疾患にも注意が必要です。

MOFFMEではラパーマのペット保険についても解説しています。
もしもの病気やケガに備えるためにもぜひ加入をご検討ください。
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ラパーマの飼い方を紹介


とても愛らしいラパーマ、家族にお迎えしたいけれど、どんなところに気をつければいいのか、気になる方もいらっしゃるかと思います。

そこでこの章では、ラパーマをお迎えする際のポイント
  • 一緒にいる時間を長く持つ
  • 遊びスペースを広く持つ
  • 抜け毛ケアは徹底する
についてご紹介いたします。

一緒にいる時間を長く持つ

ラパーマは人と遊ぶことが大好きなので、できるだけ一緒に過ごす時間を作ってあげましょう。
飼い主さんとのスキンシップも好む傾向にあるので、積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。

また、甘えん坊な一面もあるので、飼い主さんについてまわることもあります。

ですが、猫らしいクールな一面もあるため、お留守番も問題ありません。

遊びスペースを広く持つ

ラパーマはねずみ摂りとして活躍していた歴史もあり、好奇心旺盛で活発です。
飼い主さんと遊んだり、おもちゃで遊ぶのも大好きです。

そのため、十分に運動できるスペースが必要です。

キャットタワーやキャットウォークを設置するなどして、上下にも動けるスペースをつくるのもおすすめです。

運動不足になると太ってしまうため、たくさん運動できる環境作りをしてあげましょう。

以下の記事では家でできる運動不足解消方法やそのグッズについてより詳しく解説しているのでぜひあわせてご確認ください。
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猫の運動不足に注意!家でできる対策やグッズをご紹介

抜け毛ケアは徹底する

ラパーマのくるくるとして綺麗な巻き毛を維持するためには、ブラッシングは欠かせません。
ですが、一度に長時間のブラッシングをするとカールが弱まってしまうので、短時間のブラッシングがおすすめです。

長毛のラパーマは毎日、短毛のラパーマなら2,3日に一度、こまめなブラッシングを心掛けましょう。

シャンプーは月に1回程度が好ましいです。

シャンプーが苦手な子の場合は、ドライシャンプーや、シャンプー代わりのウェットティッシュなどを活用して、こまめに拭いてあげるとよいでしょう。
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やりすぎ注意?正しいブラッシング方法を解説!

まとめ:ラパーマはどんな猫なの?

いかがでしたでしょうか。

今回は、ラパーマについてご紹介いたしました。

猫ちゃんは命のある生き物です、最後まで責任を持って飼えるのか、しっかり確認してからお迎えしてくださいね。

そして、たくさんの愛情を注いであげてくださいね。

最後にもう一度ご紹介させていただきます。

ラパーマの基礎知識
  • ラパーマの歴史
  • ラパーマの魅力はカーリーヘア

ラパーマの特徴
  • ラパーマの性格
  • ラパーマの大きさ
  • ラパーマが発症しやすい病気

ラパーマの飼い方
  • 一緒にいる時間を長く持つ
  • 遊びスペースを広く持つ
  • 抜け毛ケアは徹底する
以上、ラパーマについて詳しく解説してきました。

ぜひ、参考にしていただけるとうれしいです。

またMOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!