犬の感情が一気に高まった時にうれしょんをしてしまうことがあります。犬のうれしょんは決して病気ではないので過度に心配する必要はありません。今回のMOFFME記事では、犬がうれしょんをしてしまう原因やうれしょんのしつけ方法を解説します。
この記事の目次
目次を閉じる犬のうれしょんについて詳しく解説!犬のうれしょんの原因など
皆さんは「愛犬と遊んであげたら興奮しておしっこをした」「久しぶりに実家に帰ると、犬がうれしょんした」という経験をしたことはありませんか?
愛犬がかわいいのはいいのですが、お客さんの訪問時・トイレ以外の場所・服やじゅうたんにおしっこがついてしまうのは困りますよね。では、なぜ犬は「うれしょん」をしてしまうのでしょうか。
「うれしょん」をするタイミングは、興奮しているときなど様々ですが、病気の可能性もあります。
今回のMOFFMEでは、
- 犬がうれしょんをしてしまう理由
- うれしょんしやすい犬の特徴
- 犬のうれしょんをしつける方法
犬がうれしょんをしてしまう理由を紹介
- 興奮している
- 感情をコントロールできない
- 膀胱の筋肉が緩んでいる
- 飼い主に服従していることのアピール
- 犬種や性別などの遺伝子的要因
粗相との違い
愛犬の「うれしょん」と「粗相」は、基本的に全く別物であるといえます。うれしょんは、犬が飼い主の帰宅時や来客の訪問時に興奮しているときなど、感情がコントロールできていないときにみられる反応で「犬は無意識」におしっこを出してしまっている状態です。
しかし「粗相」は犬が「ここでおしっこをしよう」と自覚しています。飼い主からすれば、どちらも漏らすことに変わりはありませんが「粗相」は排尿に近いといえます。
犬がうれしょんをする理由
ペットの犬がうれしょんをする理由は、
- 飼い主や訪問客への喜びの表現
- 膀胱の筋肉が緩んでいる
- 病気の可能性
- 服従心の現れ
うれしょんしやすい犬の特徴を紹介
上記の記事では「うれしょん]をしてしまう理由と「粗相」の違いについて説明してきました。
では次に「うれしょんをしやすい犬」にはどんな特徴や傾向があるのかご紹介します。
うれしょんしやすい犬は主に
- 子犬
- 小型犬
- 臆病でストレスを抱えやすい犬
特に「バイクや車の音」で興奮してしまう犬は、感情をうまくコントロールするのが苦手ですので、うれしょんをしやすい犬だといえます。
また、生まれたばかりの子犬も「うれしょん」をしやすい時期です。しかし、成長とともにうれしょんをする回数は減っていきます。
うれしょんしやすい犬の特徴①子犬
うれしょんしやすい犬の特徴1つ目は「子犬」であることです。産まれてまもない子犬の時期は、もっとも「うれしょんをしやすい時期」です。
その理由は、排尿に必要な膀胱の筋肉が未成熟だからです。また、感情コントロールが未熟であることも原因の1つです。
子犬はいろいろな物に興味をしめす好奇心旺盛な時期でもあり、成長した犬に比べて興奮しやすく、制御がむずかしいためです。
うれしょんしやすい犬の特徴②小型犬
うれしょんしやすい犬の特徴2つ目は「小型犬」であることです。体の小さい小型犬は、飼い主に対して依存性が高く、服従心も強いと言われています。
そのため、大型犬に比べてうれしょんをしやすい傾向にあります。小型犬にもいろいろな犬種や性格のわんちゃんがいます。
なかでも、大きな声や物音に怯えてしまう犬は、他の小型犬に比べて「うれしょんをしやすい犬」といえます。
うれしょんしやすい犬の特徴③ストレスを抱えやすい
うれしょんしやすい犬の特徴3つ目は「ストレスを抱えている犬」です。人間もストレスを抱えると、頭がハゲたり耳が聞こえなくなったりするように、犬もストレスを抱えてしまうと体にいろいろな症状がでてしまいます。
その反応の1つが「うれしょん」です。過去の「トラウマ」や叱られたときなどの「恐怖心」からもうれしょんをしてしまいます。
ストレスを与えないように対策してあげると「うれしょん」が少なくなるでしょう。
犬のうれしょんをしつける方法を解説
犬がうれしょんをする理由とうれしょんをしやすい犬についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
犬の種類や性格によって「うれしょんのしやすさ」が違うのには驚きですね。ペットのうれしょんは仕方ないと思いながらも「しつけで少なくなったら嬉しい」と思う飼い主さんは多くいるのではないでしょうか。
では次に、犬のうれしょんをしつける方法3つ
- 飼い主の帰宅時
- 抱っこ中
- お客さんが来た時
犬のうれしょんをしつける方法①飼い主の帰宅時
犬のうれしょんをしつける方法1つ目は「飼い主の帰宅時」にしつける方法です。飼い主の帰宅時は、愛犬の喜びの感情が爆発してしまうことで「うれしょん」をしやすいタイミングです。
帰宅時に犬を興奮させないようにするのがポイントです。具体的な対策は
- 一緒にはしゃがない
- 愛犬が落ち着いてから構うようにする
- 置き換え行動をさせる(待てやお座りをさせる)
犬のうれしょんをしつける方法②抱っこ中
犬のうれしょんをしつける方法2つ目は「抱っこ中」にしつける方法です。飼い主に抱っこされると、犬は嬉しさのあまり「うれしょん」をしてしまうことがあります。
まず、1度犬を下ろし興奮がおさまるまで待ちましょう。このとき、飼い主が慌てたり、大きな声を出してしまうと興奮させてしまうため、落ち着いて対処しましょう。
うれしょんを全くなくすのはムリですが、興奮をおさえることで回数を少なくすることはできます。
犬のうれしょんをしつける方法③お客さんが来た時
犬のうれしょんをしつける方法3つ目は「お客さんが来た時」にしつける方法です。お客さんが来た時め、飼い主帰宅時と同様に犬が「うれしょん」しやすいタイミングです。
お客さんが来たときは、犬が寄ってきてしまうので注意が必要です。犬に「待て」や「お座り」をして待ってもらうのがおすすめですが、来客前にトイレを済ませておくのも有効です。
もしも、うれしょんがひどい場合は、おむつやマナーベルトなどで頻度が少なくなるまで対策しましょう。
まとめ
今回のMOFFMEでは、
- 犬がうれしょんをしてしまう理由
- うれしょんしやすい犬の特徴
- 犬のうれしょんをしつける方法
犬が成長することで「うれしょん」の頻度は減ってきますが、成長には時間がかかってしまいます。犬の成長が待てない飼い主さんは、犬の習性を理解し、しつけをする必要があります。
しかし、完全になくすことはムリですので、わんちゃんのストレスにならない程度にしましょう!
MOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!