ワイマラナーはシルバーの被毛が特徴的でその外見の美しさから人気の高い犬種です。ワイマラナーというとショートヘアが一般的ですが、まれにロングヘアーのワイマラナーが生まれることがあります。今回の記事では、ワイマラナーの性格や育て方を紹介していきます。
この記事の目次
目次を閉じるワイマラナーのロングヘアは珍しい!ワイマラナーの性格や特徴
ワイマラナーという名前の犬をご存じですか?ワイマラナーはドイツが原産国で、狩猟が得意な大型犬であります。毛色はグレーの光沢のある短毛でスラっと優美に立つ姿が印象的な犬になります。
ワイマラナーは短毛種ががほとんどですが、ごく稀にロングヘアーのワイマラナーも存在します。ロングヘアーのワイマラナーは大変珍しいですがショートヘアの一般的な方でも街で簡単に会うことはないほど日本ではまだメジャーではありません。
それではワイマラナーの性格や特徴、飼育方法をご紹介しますので是非ご参考にしてみてはいかがでしょうか。
今回のMOFFMEでは以下を紹介していきます。
- ワイマラナーの基礎情報をご紹介
- ワイマラナーのの性格をご紹介
- ワイマラナーの飼育方法をご紹介
ワイマラナーの基礎情報を紹介
日本の血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)ではワイマラナーの2021年の犬籍登録頭数を見てみると324頭しかいません。全体数が約32万匹なので少ないのがわかります。
ワイマラナーって一体どんな犬?
- ワイマラナーの基礎情報
- ワイマラナーの歴史について
- ワイマラナーの特徴ってなに?
- ワイマラナーのロングヘヤーって珍しいの?
ワイマラナーの基礎情報
ワイマラナーは大型犬に分類されるが、その中では小柄なほうになります。被毛が短く体は筋肉が引き締まっているため逞しさが際立ちます。
ワイマラナーの基本サイズです。
体高
- オス 59cm~70cm
- メス 55cm~65cm
体重
- オス 30kg~40kg
- メス 25kg~35kg
ブリーダーさんから受け入れるのに価格としてだいたい30万円~35万円ぐらいかかります。被毛はショートヘアーとロングヘアーがいます。どちらも毛色はシルバーグレーの単色が艶やかで光沢のある被毛を持っているのが一般的です。
ワイマラナーは日本の高温多湿の気候が苦手です。暑いのが苦手ですが寒いのも苦手な犬種となります。
ワイマラナーの歴史
ワイマラナーはドイツが原産国の狩猟犬です。ワイマール地方の貴族が貴族間でブラッドハウンドやジャーマン・ポインターと交配されたと言われていますが、秘密裏に行われてきたということもあり正確なことはわかっていません。
熊や鹿の大型なものから鳥やうさぎなどの小型動物の狩りでポインター犬として活躍してきました。
20世紀になってアメリカやイギリスの狩猟家がワイマラナー・クラブに入会したことで飛躍的に名前が売れ人気犬種となりました。した
ワイマラナーの特徴
ワイマラナーは短毛でシルバーグレーの光沢のある被毛で、琥珀色やブルーグレーの色をした瞳を持っているのが最大の特徴になります。
見つめられると吸い込まれそうなほど綺麗な目を持っています。被毛は基本的にはショートヘアーですがごく稀にロングヘアーの子もいます。
性格は賢くて飼い主に従順ですが、賢くて従順がゆえに他の人には積極的に懐くほうではありません。筋肉質な体を持っているためとても力強く、散歩の時は飼い主がリードすることができないと難しいかもしれません。
ワイマラナーのロングは珍しい?
ロングヘアーのワイマラナーは全身の毛が少しだけ長く、耳の部分毛はロングヘアーに覆われているのが特徴です。ロングヘアーのワイマラナーもショートの子と変わらず毛並みが美しいです。
ワイマラナーの性格を紹介
ワイマラナーは昔からハンターの相棒をポインターとして活躍していたこともあって、とても従順で頭が良い犬となります。頭が良いがゆえに警戒心が強いことで番犬として家庭用で活躍している子もいます。
それではワイマラナーの性格についてさらに深掘りしてご紹介します。
ワイマラナーって一体どんな性格?ワイマラナーの性格4選
- 賢い
- 穏やか
- 愛情深い
- 警戒心が強い
ワイマラナーの性格①賢い
ワイマラナーの性格②穏やか
ワイマラナーの性格③愛情深い
ワイマラナーは飼い主さんと行動を共にすることが多いため、非常に忠誠心が高く愛情深い犬種となります。愛情が深いために寂しがりやでもあります。
ワイマラナーは寂しがりやのために長時間のお留守番は苦手です。元々狩りにでる時でもいつも行動を共にしていたので、飼い主さんがいなくなると吠えて近隣に迷惑を掛けてしまう場合があります。
ワイマラナーに限らず犬は飼い主さんがどれだけ愛情をかけたとしてもそれ以上の愛情を持って返してきてくれます。飼い主さんとしてはその愛犬から送られる愛情にしっかりと応えてあげたいですね。
ワイマラナーの性格④警戒心が強い
ワイマラナーは警戒心が強い性格をしています。そのため飼い主さんには心を開いてくれますが、家族以外の人ですと心を許すのに時間が掛かります。
警戒心があまりに強いと襲ってしまったりなど思わぬ問題がでてくる可能性もあります。
また吠え方も大型犬ということもあり強烈です。
それが飼い主さんのストレスにもつながってしまうと飼い主さんとワイマラナーのそれぞれにとってマイナスになってしまいます。子犬の内からできるだけ家族以外の人や犬に慣れさせることが重要です。
ワイマラナーの飼育方法を解説
ワイマラナーを飼育するにあたってしつけはとても重要です。ワイマラナーは賢く、飼い主にも従順な性格をしていますのでしつけは難しい方ではありません。
ワイマラナーの飼育方法をご紹介しますので是非参考にしてみてください。
ワイマラナーの飼育方法について
- ワイマラナーのしつけは?
- ワイマラナーのケア方法は?
- ワイマラナーのかかりやすい病気ってどんな病気?
ワイマラナーのしつけ
ワイマラナーはもともと飼い主さんに従順です。狩猟犬や番犬をしたりとするほど賢い犬種です。そのため信頼関係を築くことさえできたらしつけは簡単です。
時期としては「社会化期」というのがあり生後だいたい8週~12週ぐらいがしつけをするのに一番いい時期と言われています。この時に人と他の犬、音、環境にしっかりと慣れさせることがその後のしつけに影響がでてきます。
特にクレートは大人になってからは難しいので子犬のうちから慣れさせるようにしましょう。社会化期でしつけが完了するわけではないので、12週を超えた後でも引き続きしつけはする必要はあります。
ワイマラナーのケア方法
ワイマラナーがかかりやすい病気
ワイマラナーがかかりやすい病気として以下のものがあげられます。
- 股関節形成不全
- 胃拡張胃捻転症候群
- 眼瞼内反症
まとめ
- ワイマラナーの歴史や特徴について
- ワイマラナーの性格4選
- ワイマラナーの飼育方法や注意する点