『チワプー』とはトイプードルとチワワのミックス犬です。小型犬の中でも比較的高い人気を誇っているチワプー。さまざまなカットスタイルも楽しめるのが魅力の一つです。今回のMOFFME記事では、チワプーのカットスタイルや自宅でできるカット方法を紹介します。
チワプーのカットスタイルを紹介!自宅でできるカット方法など
人気な犬でもあるチワプーはチワワとトイプードルのミックス犬です。
純血種ではないため、毛量や体の大きさ、毛質などには個体差があります。
子犬から成犬になるまでの成長過程でも変化がある犬種です。
トイプードルよりの犬や、チワワよりの犬では毛質や色が変わってきます。
さまざまなカットスタイルが楽しめるチワプーですが、それぞれのスタイルにはどのような特徴があり、自宅ではどのようなお手入れができるのでしょうか。
今回、MOFFMEではチワプーのカットスタイル、自宅でできるカット方法などを紹介していきます!
- カットスタイル紹介
- チワプーの被毛の特徴
- 自宅でできるカット方法
チワプーのカットスタイルを紹介
チワプーは身体的な特徴が、犬によって個体差があり、同じチワプーでも体の大きさや、毛の色の違いがでてきます。
巻き毛な犬やストレートな毛の犬、体が大きい犬や小さい犬などさまざまな違いがありますが、毎日のブラッシングが欠かせない犬種です。
毛が長くなるため、さまざまなカットスタイルをすることができ、飼い主さんにとっての楽しみでもあります。
一匹一匹の個性をを大切に、衛生面のことも考えたスタイルにしていくのがおすすめです。
ここからは、チワプーのカットスタイルを紹介していきます!
- テディベアカット
- サマーカット
- ラムカット
- ムスタッシュ
- ノット
- リーゼントカット
- もひかんカット
- くまちゃんカット
- ライオンカット
- ナチュラルカット
トリマーさんによって、同じカットでも違いがあることを理解しておくことが大切になってきます。
テディベアカット
テディベアカットとは、口回りは丸く、体全体の毛は短くカットしたぬいぐるみっぽさを出したスタイルです。
チワプーのカットでは王道なスタイルといってもいいでしょう。
見た目や、体の大きさ、毛質などからトイプードルよりの毛質の犬におすすめなスタイルです。
立ち耳の犬だといっそう、テディベア感がでて、手足の毛を丸く仕上げることで、ぬいぐるみのようになります。
耳周りや口周りのカットの仕方で、印象が変わるのも特徴です。
サマーカット
サマーカットは、暑い夏などにおすすめな体全体の毛を短くするスタイルです。
毛が短いため、お手入れの頻度は少なくなり、飼い主さんの負担が減るスタイルでもあります。
どちらの毛質にも似合うスタイルです。
しかし、短すぎると紫外線で刺激され、皮膚トラブルに繋がったり、熱中症になってしまうこともあるので、暑い日にお散歩に行く際は、洋服を着せるなどの熱中症対策をするようにしましょう。
ラムカット
ラムカットとは、プードルのスタンダードカット「ラムクリップ」のようなスタイルです。
口周りを短くするため、顔周りがすっきりし、体全体も短くカットし、足先やしっぽの付け根は刈りこむといった羊のようなシルエットになります。
トイプードルならではの気品が際立つスタイルでもあります。
耳周りの毛や、額の厚さ加減で印象が変わるのも特徴です。
鼻の長い犬にはとても似合い、顔周りがすっきりしているため、目がぱっちりしているチワプーにはおすすめのスタイルです。
ムスタッシュ
ムスタッシュとは、テディベアとラムカットの両方を取り入れたようなスタイルです。
顔周りは短く、口周りをふんわりカットするのが特徴で、顔を幼く、可愛らしくみせてくれます。
正面からみると八の字シルエットにみえることから、ピーナッツカットとも呼ばれています。
テディベアカットもそうですが、口周りが汚れやすくなるため、口周りのお手入れは必要になります。
ノット
主に、トップノットとよばれるスタイルです。
長く伸ばした頭部の被毛を、ちょんまげのように結んだスタイルのことで、女の子に人気なスタイルでもあります。
ちょんまげ部分には、リボンやバレッタなどをつけ、可愛らしくすることもできます。
毛を結んでいることもあり、お上品な雰囲気がでて、目が大きく見えるのもポイントです。
しかし、結びっぱなしだと皮膚のトラブルに繋がってしまう可能性もあるため、一日に一回は結びなおしてあげる必要があります。
リーゼントカット
毛を長めに残し、頭部を盛り上がらせ、高さをだすリーゼントのようなシルエットにするスタイルです。
ロックな見た目と、悪風な雰囲気がでるため、男の子に人気のスタイルでもあります。
口周りのカットで印象が変わるのも特徴です。
チワプーの可愛らしい顔と、かっこいい髪型がすごくよく合います。
毛を長めに残すため、リーゼント部分のふんわり感を保つためには、こまめなブラッシングが必要になります。
もひかんカット
顔周りは全体的に短くし、頭のトップの部分を長めにもひかんのようにするスタイルです。
耳と境目をつくらないソフトモヒカンに、境目をはっきりさせたハードモヒカンがあり、もひかんはもひかんでもさまざまな種類があります。
かっこいい雰囲気がでるため、男の子の犬におすすめのスタイルです。
毛質もトイプードルよりの犬に向いています。
やりたい形がある場合は、トリマーさんに伝えたほうが、イメージする形に近づいたスタイルになります。
くまちゃんカット
頭や口周りをまん丸に、耳はふちギリギリでカットすることでできるくまちゃん風スタイルです。
立ち耳の犬、丸い耳の犬も似合います。毛量が多い犬に向いているスタイルです。テディベアカットに似ているカットでもあります。
耳の毛を短くするため、耳をすっきりさせたいときなどにおすすめです。
立ち耳の子は、くまちゃんにそっくりなシルエットになります。
ライオンカット
ライオンのようなたてがみをイメージさせるスタイルです。
チワワの定番のカットでもあります。
顔周りは丸く、首周りを残してそれ以外を短くカットすることで、小さなライオンのようなシルエットになります。
チワワよりのストレートな毛質が向いているカットです。
勇ましい、かっこいい見た目のため、男の子の犬に向いています。
しかし、長く残した被毛が汚れたり、絡まったりしやすいため、ブラッシングが必要になってきます。
ナチュラルカット
カットは整える程度、耳や顔周りに飾り毛をつけるナチュラルなスタイルです。
毛の長さをあまり変えないため、長さをあまり変えたくないときや、寒い冬などにおすすめのスタイルです。
アレンジもしやすいスタイルなので、似合うカットスタイルを探しやすいところも特徴になります。
デザインカットとは違い、全体的にカットする量も少ないため、費用もあまりかかりません。
チワプーの被毛の特徴を解説
さまざまなカットスタイルがあるチワプーですが、その被毛にはどのような特徴があるのでしょうか。
チワワとトイプードルのミックスであるチワプーは、チワワよりの毛質の犬やトイプードルよりの毛質の犬がいたりと被毛もさまざまです。
ストレートの被毛、巻き毛の被毛など種類があり、チワプーはトイプードルよりの巻き毛の犬が多い傾向があります。
被毛の違いで、トリミングや日々のお手入れが変わってくるため、チワプーの被毛の特徴を知ることは、愛犬をケアする上でとても大切なことになります。
ここからは、チワプーの被毛、カットの頻度や料金について説明していきます!
- チワプーの被毛について
- カットの頻度
- カットの料金
チワプーの被毛について
チワプーの被毛は、チワワよりだとストレートになり、トイプードルよりであれば巻き毛の被毛になります。
巻き毛の被毛であれば、抜け毛が少ない特徴があります。
しかし、どちらの被毛であっても毎日のお手入れはしなくてはなりません。
ストレートの被毛はからまりやすく、巻き毛の被毛は毛玉ができやすく、ごみがたまりやすいです。
そのため、自宅でのブラッシング、トリミングなどは必要な犬種となります。
チワプーのカット頻度
チワプーのカット頻度は、個体差がありますが、月に一度はトリミングを行うとよいでしょう。
チワプーは、自宅でのブラッシングを毎日行う必要があります。
トリミングに行く頻度が少ないと、毛玉ができて痛い思いをしたり、トリミングサロンに慣れることができずに、カットができないこともあります。
トリミングサロンでは、飼い主さんでは気づくことができない身体的な異変にも気づくことができるため、定期的なトリミングは愛犬の変化に気づくことができるよいタイミングでもあります。
チワプーのカット料金
チワプーのカット料金は、地域によってさまざまです。
ミックスのため、毛質や体の大きさ、毛の量などから料金が変わるため、固定された値段が表示されていないことがほとんどです。
料金の参考にするなら、チワワやトイプードルの料金を目安にするといいでしょう。
カットスタイルによっては、値段が変わってくることもあります。
自宅でできるチワプーのカット方法を紹介
基本的には、ケガをさせてしまったり、カットが失敗してしまうといったケースも少なくはないため、トリミングサロンでのカットがおすすめです。
しかし、トリミングサロンはお金がかかったり、予約が取れなかったりと困ることもたくさんあります。
シニア犬は体力が低下するため、トリミングが体の負担になってしまうこともあります。
そのため、汚れてしまう部分を自宅でカットしてあげることで、体を清潔に保つことができるのです。
ここからは、自宅でできるカット方法を紹介していきます!
- 用意するもの
- チワプーのカット方法
- カット時の注意点
用意するもの
自宅でカットをする際に、用意する必要なものはこちらです。
- スキバサミ
- ハサミ
- バリカン
- コーム
- シャンプー
- ドライヤー
自宅でできるチワプーのカット方法
自宅でできるカットの一つに足裏カットがあります。
足裏の毛が伸びてしまうと、フローリングなどで滑りやすくなり、足腰の負担になってしまうため、定期的にカットしてあげる必要があります。
バリカンを使用し、肉球に対して平行に毛を刈っていきます。肉球や皮膚を傷つけないように行いましょう。
気になる部分のカットをする場合は、慣れていない場合はスキバサミを使用するといいでしょう。
犬が音などにびっくりしてしまうこともあるため、慎重に少しずつ行うようにしましょう。
カット時の注意点
カット時の注意点としては、バリカンを使用する際、カットするとき以外には電源を切るようにしましょう。
危険であるとともに、バリカンの刃が熱くなり、やけどしてしまうこともあります。
バリカンの音にびっくりしてしまう犬が多いので、使用する前に少し慣れさせてあげる時間が大切です。
スキバサミを使用する際は、毛並みに沿ってカットすることでハサミの跡がつきにくく、失敗しにくいです。
刃先が皮膚に当たってしまうと、ケガをしてしまうので気を付けて行うようにしましょう。
まとめ
チワプーには、個性のあるカットスタイルが存在しており、いろいろな姿の愛犬を楽しむことができます。
トリミングサロンで可愛くなった犬には、家でのケアも忘れずにしてあげなければなりません。
毛玉ができたり、皮膚に炎症ができてしまう原因にもなるため、可愛さだけではなく、愛犬のためにも定期的なトリミングが必要です。
チワプーの毛質の違いや体の大きさはそれぞれの個性です。
それを活かしたカットスタイルを見つけていきましょう!
- チワプーの毛質には違いがある
- カットスタイルの種類は十種類以上もある
- カットは月に一度、料金に決まりはない
- 自宅でカットする際は、ケガに注意すること
またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!