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『セッター』という犬種をご存知でしょうか。セッターは猟犬の一つに分類され、猟犬の中でも家庭犬として愛されている犬種です。今回のMOFFME記事では、セッター犬の性格や特徴、価格相場を詳しく紹介していきます。お楽しみください!

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

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セッターと呼ばれる犬種を詳しく紹介!セッター犬の性格や価格

みなさんは「セッター」と呼ばれる犬種のことをご存じでしょうか?昔からセッター犬は猟犬としてハンターの相棒をしていました。犬は古来から人間の相棒として活躍しています。

まだ猟銃などがない時から機敏に動ける猟犬は人間にとってなくてはならない存在でした。セッター犬と呼ばれる犬種は「鳥猟犬」として人間の相棒をしておりました。そして現在も活躍しております。


それではセッターと呼ばれる犬種や性格、特徴、迎えるための価格について詳しくご紹介しますので是非ご参考にしてみてください。


今回のMOFFME記事では以下を紹介していきます。

  • セッター犬とは?
  • セッター犬の迎え方をご紹介
  • イングリッシュセッターについてご紹介

ぜひ最後までご覧ください!

セッター犬とは


それではまずセッター犬の「セッター」の意味ですが、語源として伏せという意味で「セット・セッティング」からきています。

鳥猟犬として活躍する時のセッター犬の動きですが、まず獲物を見つけます。見つけた後に座ってハンターに知らせるという流れになります。

猟犬と聞くと犬自身が狩りにいったり、獲物を追い詰めたりというイメージですがセッター犬は少し違います。

セッター犬は積極的な狩りはせずにハンターに獲物の存在を知らせること、ハンターが狩った獲物を取ってくることが主な仕事になります。まずはセッター犬についてご紹介します。


セッター犬って一体どんな犬なの?

  • セッター犬の歴史について
  • セッター犬は鳥猟犬のポインターとなにが違うの?

セッター犬の歴史

イングリッシュ・セッターが世界的に見て一番有名ですが、アイルランドで見つかったアイリッシュ・セッターが最古の種類と言われています。


イングリッシュ・セッターの場合14世紀~15世紀頃にスペインからイギリスに持ち込まれたスパニエルが祖先犬と言われており鳥猟犬として活躍しておりました。


そこから「セット」の姿勢を見せた様々なスパニエルなどを交配を掛け合わされて現在に至っております。鳥猟犬とされていますが、その他にドッグショーや家庭用などのタイプの2つの系統がいます。

セッター犬は鳥猟犬のポインターとどう違う?

セッター犬とポインター犬は基本的には同じ働きをします。セッターは獲物を見つけると伏せをした状態でハンターに教えます。

一方ポインターの場合は獲物を見つけだすと、身をかがめて片足をあげます。この動作を「ポイントする」と言われており、ポインターとして言われる由来です。

このようにセッター犬とポインター犬は獲物の存在をハンターに知らせる方法が違いますが、ハンターに忠実であり頼れる存在であるのはなにも変わりません。

セッター犬の迎え方を紹介


犬を迎え入れるということは犬と生活を共にしていない時と比べると時間の使い方がまるで変ってきます

犬がいることで素晴らしい時間を共有することができるようになりますが、逆に散歩などコミュニケーションの時間などで飼い主さんの時間がなくなってしまうこともあります。

年を取れば病院にも頻繁に通うようになりますし、食事にも気を遣うことがでてくるでしょう。こういったように犬を飼育することはある程度の犠牲もでてしまいますので理解した上で家族として迎え入れるようにしていただけると良いでしょう。

それではセッター犬の迎え入れ方をご紹介します。


セッター犬の迎え方について

  • 事前準備が大切
  • セッター犬をブリーダーからの迎え方
  • セッター犬を保護犬からの迎え方

事前準備が大切

セッター犬は大型犬になりますので、飼育できる環境なのかを確認しましょう。運動不足にならないように散歩コースやドッグランを利用するなど注意しましょう。


セッター犬は猟犬のため行動が活発ですので散歩は1時間ほどを朝晩の2回は行くつもりでいてください。セッター犬の運動不足にならないためにはこれぐらい必要となります。


また大型犬になるので食費や医療費も高額になります。また長毛の子もいますのでお手入れも掛かります。時間と経済的に余裕がある飼い主さんが望ましいです。

セッター犬の迎え方①ブリーダー

セッター犬を家族として迎え入れるには直接ブリーダーさんから譲り受けるのが一般的になります。中にはペットショップにいる場合もありますがなかなかいません。


ブリーダーさんから譲り受ける場合はどんな飼育環境なのかを実際に足を運ぶようにしましょう。遺伝性疾患に注意する必要があるのでどのような交配なのかも確認しましょう。


基本的にはブリーダーさんからは病気もなく健康な子を家族として迎え入れることができますが中には繁殖業者もいます。信頼できるブリーダーさんを探すことが重要になります。

セッター犬の迎え方②保護犬

保護犬としてセッター犬を迎え入れる場合は、すでに猟犬として活躍をしていた子が多いです。そのためある程度のしつけがされていますが、飼い主が変わるということで初めはなかなか言うことを聞かない可能性もあります

ですがセッター犬は賢い動物になりますのでしつけもそこまで難しくはありません。しつけ面はセッター犬と出会うのが子犬の時でなくても親愛の気持ちで接すれば、愛犬として絆を結ぶことができますのでなにも心配はいりません。

セッター犬の代表:イングリッシュセッターについて解説


「セッター犬とは?」と聞かれて出てくる名前と言われればイングリッシュセッターと呼ばれるほど世界的に有名で人気犬種となります。

体重:25kg~30kg
体高:61cm~69cm

オスもメスも体重も体高もそれほど変わりません。見た目は体が引き締まっているのもあるせいなのか、大型犬としては少し小振りな分類になるでしょう。被毛はベースがホワイトでベルトンと呼ばれる絵具をばらまかれたような柄をしています。


それではセッター犬の代表としてイングリッシュセッターについて解説します。


イングリッシュセッターについて

  • イングリッシュセッターはどんな性格?
  • イングリッシュセッターの特徴は?
  • イングリッシュセッターを迎えるための価格相場は?

イングリッシュセッターの性格

イングリッシュセッターは獲物を見つけてじっと伏せてハンターに知らせます。そのことからシングリッシュセッターは忍耐強く、飼い主に従順な性格と言えるでしょう。またとても賢く、人が大好きということがあり懐っこい性格をしています。


人が大好きということなので裏を返すととても寂しがりやだと言えるでしょう。そのため長時間のお留守番は苦手と言えるでしょう。昔からハンターとの共同作業で狩りをしていたこともあり、飼い主と行動を共にすることが大好きな犬種になります。


イングリッシュセッターのフィールドタイプは活発で狩猟欲が強く、家庭用・ドッグショータイプは穏やかで温厚です。最近では家庭用として飼育する人が多く人気の犬種となります。

イングリッシュセッターの特徴

「イングリッシュセッターの毛色は出生直後はほぼホワイトですが、生後1週間ほど経過した頃から毛色がかわってきます。ベースはホワイトとなっており、オレンジやブラック、レモン、レバー色などが絵具がばらまかれたようなベルトン柄になっています


被毛は長毛で絹上に少しウェーブがかかっています。少しウェーブがかかった長毛になるので散歩から帰ってきた時にはブラッシングをしてこまめなお手入れを心掛けしましょう。運動量が豊富なため体は引き締まっています


しつけはしやすい方だと言われているので子犬の頃から色々教えてあげるのがいいでしょう。平均寿命は12年~13年と言われています。病気でいうと遺伝性疾患で目と耳に疾患がでてくる可能性は十分あると言われています。

イングリッシュセッターの価格相場

イングリッシュセッターの価格相場としてだいたい15万~20万前後だと言われています。

家庭用のペットタイプはだいたい15万円が相場であります。


ドッグショーに出ているようなイングリッシュセッターでさらにチャンピオンなどの血統の血筋であれば子犬の状態で20万以上かかってくるとも言われています。


またブリーダーはオスとメスといったら繁殖のもととなるメスを重要視します。そういった点からメスの血統書がつくようなイングリッシュセッターはさらに高くなる場合があります


家族として迎え入れるのにブリーダーやペットショップなどどこから迎え入れるかで変わってきます。しかし価格も血統も大事ですが迎え入れるイングリッシュセッターが病気などを持っていないかなどのほうが重要になってきますので注意しましょう。


まとめ

いかがだったでしょうか?これまでの内容をまとめますと


セッターと呼ばれる犬種や性格、特徴、迎えるための価格について

  • セッター犬の語源と歴史についてご紹介
  • セッター犬をブリーダーからや保護犬として迎えるための事前準備と心構え
  • セッター犬の代表としてイングリッシュセッターについて
イングリッシュセッターなどセッター犬は、賢くて性格も温厚で飼い主に非常に従順な犬種になります。また猟犬ということもあり非常に活動的です。セッター犬を健康な状態に維持することは十分に運動することができる環境があるかないかによってきます。

健康でいられる一番の方法は飼い主さんと共に運動することです。それによって愛犬とコミュニケーションをとることができ、心身のケアにつながるでしょう。

またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!