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長くて純白の被毛が特徴的なマルチーズ。マルチーズはさまざまなカットスタイルが楽しめる犬種の一つです。時期に合ったカットを行うことで愛犬のストレス軽減にもつながります。今回のMOFFME記事では、マルチーズのカット種類や自宅でのカット方法を紹介します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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マルチーズのカットスタイルを紹介!自宅でのケア方法も解説

真っ白で柔らかい被毛が魅力的なマルチーズ。

マルチーズの美しい被毛を保つためには、定期的なトリミングが大切です。しかし、マルチーズにはどのようなカットが適しているのかと迷う方もいるのではないでしょうか?

そこで今回「MOFFME」では、マルチーズのカットやケアについてご紹介いたします。

  • マルチーズのカットスタイル4選を紹介
  • マルチーズの被毛とカット頻度について
  • 自宅でできるマルチーズのカット方法を紹介
季節に合わせたカットや、マルチーズの可愛さを最大限に引き出すカットなど、様々なスタイルをお伝えしましょう。

自宅でのお手入れについても解説していきますので、マルチーズを飼っている方はぜひご覧ください。

また、MOFFMEでは「マルチーズのペット保険のランキング」など様々なコンテンツを紹介しているので、そちらも是非ご覧ください。

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マルチーズのカットスタイル4選を紹介

まずはじめに、マルチーズのカットスタイルについてお伝えしましょう。


耳の毛を長くして女の子らしさを出したり、シュナウザーやテリアなど別の犬種に似せたりなど、カットの種類は豊富にあります。


その中でも、マルチーズの飼い主さんに人気のカットを4つご紹介します。

  • サマーカット
  • テディベアカット
  • ライオンカット
  • パピーカット
どのようなカットスタイルなのか1つずつ解説していきますので、トリミングサロンに行く際の参考にしてみてください。

サマーカット

サマーカットとは、バリカンで体全体を短く刈るスタイルを指し、夏の暑い時期に大人気のカットです。


サマーカットのメリット

  • 地肌が出ることで涼しさを感じやすい
  • 毛玉ができにくく衛生的

被毛が短くなることで熱がこもりにくいというメリットがあるため、暑さに弱い犬でも快適に過ごせます。


また、マルチーズの被毛は細いため毛玉ができやすいのですが、毛を短く刈ることで毛玉の発生を予防できます


サマーカットのデメリット

  • 紫外線が当たりやすい
  • ノミやダニに刺されやすくなる
  • 被毛の質が変わる可能性がある
被毛は皮膚を守る役割をしているため、サマーカットをすることで外部からの刺激を受けやすくなるというデメリットがあります。

また、サマーカットをすると毛質が変わることがあるので注意が必要です。毛質が変わる要因は、紫外線の影響やバリカンによるダメージなど様々な理由が挙げられます。

サマーカットをする際は、デメリットを良く理解した上で行いましょう。

テディベアカット

テディベアカットはトイプードルのイメージが強いですが、マルチーズにもおすすめのカットスタイルです。


テディベアのように顔が丸くカットされるので、マルチーズの可愛らしさがしっかりと際立ちます。


テディベアカットのメリット

  • 可愛い
  • ケアが簡単
テディベアカットは、どの子も可愛く仕上がるというのが最大のメリットです。

また、全身の被毛が短くカットされるので、自宅で手入れがしやすく、普段忙しい方にもおすすめです。

テディベアカットのデメリット

  • スタイルが被りやすい
テディベアカットは定番のスタイルであるため、個性を出したい方にはやや不向きだと言えるでしょう。

しかし、耳の位置や毛量などで印象を変えることができるので、トリマーさんと相談しながらより可愛いスタイルを見つけください。

ライオンカット

ポメラニアンやゴールデンレトリーバーでよく見るライオンカットは、マルチーズにもピッタリ。


首回りの被毛を長く残したオスライオンのようなスタイルは、注目を浴びること間違いなしです。


ライオンカットのメリット

  • 個性を出せる
  • 比較的ケアが簡単
マルチーズのライオンカットはとても可愛らしく、周囲の目を引くことから個性を出したいと考える飼い主さんには打ってつけのスタイルです。

首周りの被毛や尻尾の先以外は短くカットされているため毛の絡みが少ないこと、また、肛門周りを清潔に保てることがメリットです。

ライオンカットのデメリット

  • 紫外線が当たりやすい
  • ノミやダニに刺されやすくなる 
  • 被毛の質が変わる可能性がある
ライオンカットの場合、首回りの被毛と尻尾の先以外は、サマーカットのように短く刈っています。

そのため、先に紹介したサマーカットと同様のデメリットがあるため注意しましょう。

パピーカット

子犬を彷彿させるパピーカットは、不揃いに見えるふわふわな毛がとても可愛らしいスタイルです。


被毛の長さを残しつつスキバサミで仕上げるため、子犬のような自然なカットになります。


パピーカットのメリット

  • 子犬の雰囲気を楽しめる
  • 涙やけが目立たない
成犬でも子犬のあどけなさを味わえることが、パピーカットの最大のメリットです。

また、目の周りを短くカットするため、涙やけが目立ちにくいという特徴があります。

パピーカットのデメリット

  • 被毛が長く絡みやすい
パピーカットは被毛の長さを残すため、毛玉ができやすいというデメリットがあります。定期的なブラッシングが必要になるので注意しましょう。

マルチーズの被毛とカット頻度について


犬の被毛には、シングルコートダブルコートの2種類があります。シングルコートは換毛期がなく抜け毛が少ないタイプ、ダブルコートは毛が抜け変わるタイプを指します。


では、マルチーズの被毛はどちらのタイプがご存知ですか?


また、絹糸のようなマルチーズの被毛を美しく保つためには、どのくらいの頻度でカットをしたら良いのでしょうか?


ここでは、マルチーズの被毛やカット頻度についてお伝えします。

  • マルチーズの被毛
  • マルチーズのカット頻度
  • マルチーズはいつからカットし始めるべきか
以上の項目に沿って、それぞれ解説していきましょう。

マルチーズの被毛

マルチーズの被毛はシングルコートで、抜けにくいという特徴があります。


しかし換毛期がなく抜ける毛が少ない分、放っておくと長く伸びてしまうので定期的なカットが必要です。


また、マルチーズの被毛は柔らかく絡まりやすいため、毛玉が多く発生します。毛玉を放置しておくと汚れが溜まり、皮膚炎に繋がる恐れがあります。


健康な皮膚や美しい被毛を保つためには、ブラッシングなどの日頃のケアを怠らないようにしましょう。

マルチーズのカット頻度

マルチーズのカットは、月に1回の頻度が理想です。


カットをせずそのままにしていると毛玉ができたり、伸びた毛が目に入り眼球を傷ける恐れがあります。また、伸びきった状態では、見た目も美しくありませんよね。


マルチーズを飼っている場合は、月に1回はトリミングサロンを利用しましょう

マルチーズはいつからカットし始めるべきか

多くのトリミングサロンは、以下の条件で子犬を受け入れてくれます。

  • 生後3ヶ月以上
  • 狂犬病と混合ワクチンを接種していること
  • ワクチン接種から1~2週間経過していること
免疫力などの理由から、生後3ヶ月に満たない子犬のカットやシャンプーはできません

自宅でケアをする際も上記の条件を満たしていない子犬は、ブラッシングや爪切りなど簡単なケアだけ行うようにしましょう。

体の匂いが気になる場合は、硬く絞ったタオルで拭くようにしてください。

自宅でできるマルチーズのカット方法を紹介

忙しくトリミングサロンに行けないなど、自宅で愛犬のカットをしたいと考える方も多いのではないでしょうか?


特に足裏の被毛は、伸びると肉球を覆ってしまうためフローリングで滑りやすくなります足を痛める原因にもなるので、常に短い状態をキープしたいですよね。


そこで、自宅でできるカット方法について紹介したいと思います。

  • 用意する道具
  • カット前のブラッシング
  • マルチーズのカット方法:顔まわり
  • マルチーズのカット方法:足裏
以上の項目について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

用意する道具

自宅で愛犬のカットをする場合は、次の道具を用意しましょう。

  • スリッカー
  • コーム
  • ハサミ
  • スキバサミ
  • バリカン
スリッカーはブラッシングに、コームはカットをする際に毛を立たせるために利用します。

ハサミはカットバサミとスキバサミの2つを用意しましょう。

また、足裏を刈るためのバリカンは、マルチーズの小さい足に合わせてコンパクトなサイズを選ぶと安心です。

カット前のブラッシング

カットをする前には、ブラッシングをして毛の絡みを解きます。


細かいピンが付いたスリッカーという道具を使い、毛の流れに沿って全体的にブラッシングしていきます。皮膚が傷つかないように優しく動かしましょう


また、顔をブラッシングする際は、ピンが目に入らないように注意してください


毛玉がある場合は、犬が痛みを感じないよう毛の根本をしっかりと持ち、少量ずつスリッカーで解いてあげましょう。

マルチーズのカット方法:顔まわり

顔まわりをカットする際は、ハサミが目に刺さらないように注意してください


下顎の被毛を痛くない程度につまみ、愛犬の顔が自由に動かないように固定します。


コームで毛を引き出し、切りたい長さに合わせてハサミでカットしていきます。不安な方はカットバサミではなくスキバサミを使用してください。


顎や頭部のカットは比較的簡単にできるので、初心者でも安心です。慣れてきたら耳の付け根や目の周りなどにも挑戦してみましょう。

マルチーズのカット方法:足裏

足裏の被毛は肉球を隠すくらいに伸びてしまうので、バリカンを使って定期的にカットします。


愛犬を抱えるように保定し、足裏を撫でるようにバリカンを動かします。その際は、毛の流れに逆らうように、小さい肉球から大きい肉球に向かって刈っていきましょう。


可能な場合は、肉球の間の被毛も刈るとさらにさっぱりします。肉球をしっかりと開き、溝に沿わせるように優しくバリカンを動かしてください。


バリカンの刃を押し当てると皮膚を切ってしまうので、肉球に沿って平行に動かしましょう。

まとめ

マルチーズのカットスタイルや、自宅でのケア方法についてお伝えしました。


改めてこの記事のポイントをまとめます。

  • マルチーズの被毛はシングルコートで抜けにくいという特徴がある
  • マルチーズの被毛は絡まりやすいのでブラッシングは頻繁に行う
  • シングルコートの被毛は伸び続けるため定期的なカットが必要
  • マルチーズのカット頻度は月1回が理想
  • 子犬のトリミングは生後3ヶ月以上かつワクチン接種から1~2週間経過していることが条件
  • サマーカットは暑さ対策として人気だが、紫外線の刺激を受けやすいので注意が必要

いかがでしたでしょうか?


マルチーズの被毛を美しく保つためには、トリミングサロンだけでなく自宅でのケアも大切です


マルチーズのカットにはたくさんの種類があるので、愛犬の新しいスタイルを探してみてはいかがでしょうか!


またMOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。