注目記事:シー・ズーのペット保険人気ランキングを確認する。ペットの病気・ケガの治療費は全額自己負担です。
ふさふさの被毛が特徴的なシーズー。さまざまなカットスタイルが可能なシーズーですが、見栄えだけでなく季節に合ったカットをすることで犬のストレス軽減にもつながります。今回のMOFFME記事では、シーズーのカット種類や自宅でのカット方法を解説します。
この記事の目次
目次を閉じるシーズーのカット種類を詳しく紹介!自宅でのやり方なども解説
ぺちゃりとした顔立ちと、小柄な体を包みこむようにふわふわと長く伸びる毛が魅力的なシーズー。
人懐こい性格も相まって、綺麗な長い被毛をケアしてあげるのが楽しみという飼い主さんもいるでしょう。
しかし、放っておくとどこまでも伸び続けるシーズーの毛は、暮らしやすくするためにカットが推奨されることもあります。
そこで今回「MOFFME」では、
- シーズーのカット種類10選を紹介
- サロンでかかるシーズーのカット費用を紹介
- 自宅でできるシーズーのカット方法を紹介
と、気になるシーズーのカット事情について解説していきます!
またMOFFMEでは、「シーズーのペット保険」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
シーズーのカット種類10選を紹介
記事モデル:Momo.Nana.Nacho
シーズーの被毛のカットは、人間のヘアスタイルのように、色んな種類のスタイルに分類されています。また、非常に多様な毛色を持つのもシーズーの特徴です。
せっかくカットするのであれば、日頃のトリミングのしやすさや汚れの付きにくさなどを考えながら、より可愛らしく、ファッション感覚で、どんなカットをしてあげるか選んでみるのもいいかもしれません。
ここからは、
- テディベアスタイル
- ぬいぐるみスタイル
- トップ・ノット
- フルコート
- モヒカンスタイル
- サンバカットスタイル
- ライオンテールスタイル
- 子羊スタイル
- ブーツカットスタイル
- ベリーショートスタイル
テディベアスタイル
テディベアスタイルは、シーズーの持ち味である丸いお顔を強調するようなカットです。
全身の被毛を短めにしてスッキリさせつつ、耳の毛の長さで個性を出すこともできます。長めにすればおしとやかに、短めにすればやんちゃに。愛犬の性格に合わせて選んであげるのも、いいかもしれません。
「シーズー」と聞いた方が思い浮かべられる姿は、おそらくほとんどがこのテディベアスタイルでしょう。それくらいメジャーで人気のあるカットスタイルです。
ぬいぐるみスタイル
基本的にはテディベアスタイルと同様ですが、目と鼻周りの毛を少しだけ長めに残し、顔立ちをより強調するのが、ぬいぐるみスタイルです。
その名の通り、ぬいぐるみのようにころころとかわいい印象を受けるカットで、シーズーのみではなく、ポメラニアン、トイプードルなど他の犬種にも採用されるスタイルです。
ぬいぐるみもテディベアも指すものがほぼ同じであることからお分かりかもしれませんが、この2つのスタイルは、同一の物として扱われることもあります。
トップ・ノット
「頭冠」を意味するトップ・ノットスタイルは、頭頂部の毛を長く伸ばしたカットスタイルです。
ぴょんと伸びた頭上の毛は、結んであげるためのリボン選びも楽しい、飼い主さんが気軽におしゃれを楽しめるファッションになります。
口元はカットしてトップノットだけ残したり、逆に前進を長くしつつトップノットは纏めてスッキリさせたり、他のカットと組み合わせてのアレンジが自在なスタイルとも言えます。
フルコート
被毛が長く伸びていくシーズーの自然な姿を活かしたのが、フルコートです。
とても長い毛を纏った姿には可愛さと共に優雅さを感じられ、上品な印象を持たせたい飼い主さんにおすすめしたいスタイルです。
しかし、被毛が分厚く長いということは、手入れが大変ということでもあります。愛犬のためにたっぷり時間と手間をかけてあげられる事が前提になるスタイルとも言えるでしょう。
モヒカンスタイル
カット時に、頭や胴の上の毛を少しだけ長めに残し、ツンと立たせたのがモヒカンスタイルになります。
人間のモヒカンヘアーに受ける印象と同じようにやんちゃな雰囲気が出るカットですが、シーズーが元々持っている丸っこさや可愛さが隠れるようなことはなく、むしろ魅力的なギャップを作ってくれるカットスタイルです。
ただし、毛を立たせるカットスタイルは、毛質の影響を強く受けてしまいます。柔らかい毛の子ですと、モヒカンがへにゃりと寝てしまう事も多々あります。
サンバカットスタイル
全体的に短く整えつつ、しっぽや手足の先の毛だけを丸っこく残したのがサンバカットスタイルです。
ポンポンを持ったダンサーをイメージしたようなこのスタイルは、特に歩いたり走っている姿でその魅力を発揮してくれます。
小さなシーズーが歩く姿を踊るように見せてくれるサンバカットは、愛犬とのお散歩を一段と楽しいものにしてくれることでしょう。
ライオンテールスタイル
ライオンテールは、胴体や手足は短くカットしつつ、しっぽの先だけを残してふさふさとさせたスタイルです。
しっぽに限定せず、胴体などの大きな部分を短く刈りつつ、顔周りをたてがみ状にして強調する「ライオンスタイル」というものもあります。
特にシーズーは元々の被毛がボリューミーなので、毛を残すことで大きく見せるライオンスタイルとは相性が良いと言えるでしょう。
子羊スタイル
ぬいぐるみやテディベアスタイルのように、全体的には丸っこさを出しつつ、足先の毛だけを短く刈り込んだのが子羊スタイルです。
もこもことした中で手足の先だけ見えている姿が、ウールで丸くなりながらひづめが見えている羊のそれとよく似ていることから、子羊スタイルの名が付きました。
見た目の可愛らしさもさることながら、お散歩中の日差しから体を守りつつ、手足は拭いてあげやすいという実用的なメリットも大きいカットスタイルです。
ブーツカットスタイル
手足の毛を先の方へ向かって長く残してカットすることで、ブーツを履いたような見た目にしたのが、ブーツカットスタイルです。
プードルがしているイメージの強いスタイルですが、やや手足が短いものの、毛量のたっぷりしたシーズーでも可能なカットです。
飼い主さんもブーツや裾の広いパンツを履いてみたりして、おそろいを意識してみるのも面白いかもしれません。
ベリーショートスタイル
長めに残さず、全身を短めにカットして整えるのも、ベリーショートスタイルというれっきとしたカットスタイルの一つです。
サマーカットとして用いて暑さには強くないシーズーの負担を減らす効果があったり、毎日のトリミングが楽になり、お洋服を着せやすくなると実用性も十分。
ただし、長い毛には皮膚を守る効果もあります。ベリーショートにする際には、紫外線や害虫の被害なども考えた上で、どこまで短くするかを考えてあげましょう。
サロンでかかるシーズーのカット費用を紹介
記事モデル:Momo.Nana.Nacho
カットにしてもシャンプーにしても、シーズーと暮らしているとペットサロンのお世話になることは少なくありません。
繰り返しお世話になるからこそ、ペットサロンは信頼できるお店を、負担にならないお値段の範囲で選びたいものです。
そしてそのためには、飼い主さんもあらかじめペットサロンやシーズー自身について知っておく必要があるでしょう。
ここからは、
- シーズーのカット費用
- シーズーを手入れする際の注意点
- シーズーの被毛について
シーズーのカット費用
お店やメニューにもよりますが、シーズーの被毛をカットしてもらう際の相場は、5000円前後が多いです。
ペットサロンが用意しているのは、シャンプーや爪切り、耳掃除なども含めたコースが基本です。これは、そのままカットに取り掛かるわけには行かず、一度毛玉や汚れを取った上でカットすることになるからです。
ペットサロンを利用する時は、お店への電話予約の際にどれくらいの時間がかかるか、予算が必要かを確認しておきましょう。
また、病気を持っている子やお年を召した犬には、また別のメニューが用意されていることもあります。愛犬の状態については、必ずお店へと伝えましょう。
シーズーを手入れする際の注意点
シーズーの被毛について
シーズーは遠い祖先にとても寒いチベット高原の犬を持っていると言われ、その影響か、毛が二重に生える「ダブルコート」という被毛に覆われています。
ダブルコートは寒さに強いものの、その分、体温調節が難しく、暑さにも弱くなってしまいます。長い毛のダブルコートであるシーズーは、皮脂の分泌が多いのも相まって毛玉ができやすく、ケアが難しい犬種と言っていいでしょう。
長く厚い被毛にはカットやケアの楽しみもありますが、適切な対処をしないと高温多湿な日本で暮らすには困ることもあると、しっかり覚えておく必要があります。
自宅でできるシーズーのカット方法を紹介
記事モデル:Momo.Nana.Nacho
シーズーのカットはできるだけペットサロンにお願いしたいところですが、飼い主さんや愛犬の都合でお店に連れていくのが難しいこともあるでしょう。
だからと言って放置しておけば足の毛が伸びすぎて転倒したり、顔周りが汚れやすくなったり、不都合も出てきてしまいます。
決して簡単ではありませんが、お家でシーズーをカットすることも不可能ではありません。愛犬の健康のために、ケガには十分に気をつけながら、カットを施してあげましょう。
ここからは、
- 自宅でできるシーズーのカット方法:用意するもの
- 自宅でできるシーズーのカット方法:注意点
- 自宅でできるシーズーのカット方法を解説
自宅でできるシーズーのカット方法:用意するもの
カットに必要な道具は、どこまでカットを施すかによっても変わります。
汚れが溜まりやすい口や目などのために、顔の周りをカットするのであれば、
- コーム(櫛)
- ハサミ
自宅でできるシーズーのカット方法:注意点
大前提として、「プロのトリマーのように全身を綺麗にカットしよう」とは考えないようにしましょう。よほど慣れていない限り、自宅でのカットは最低限におさえ、一時的な対処の枠に収めておこうという意識が必要です。
また、カットには刃物を使います。途中で愛犬が動いたり、手元が狂ってしまえば、ケガをさせてしまいます。
刃先を目に向けない、顔や手足は動かないように優しく押さえるなど、愛犬の安全を最優先してカットを行いましょう。
自宅でできるシーズーのカット方法を解説
まずは、顔周りの具体的なカット方法について。
基本的には、
- ブラッシングで毛の塊や抜け毛、毛玉などを取り除く
- カットしたい箇所の毛をコームで毛を逆立てる
- ハサミの先端を目や口などには向けずに、少しずつカットする
まとめ
おそろいのファッションを選んでみたり、ちょっと目立つカットをしてみたり、長い被毛を存分に活かしていろんなオシャレができるシーズー。
ですが、飼い主さんが好きなスタイルと、愛犬のシーズーが好きなスタイルはもしかしたら違うかもしれません。
「不便を感じてないかな」「暑さや寒さに困っていないかな」など、愛犬の様子をしっかりと観察して、分かる範囲で愛犬の好きなスタイルを見つけてあげましょう。
今回は、
- シーズーのカット種類10選を紹介
- サロンでかかるシーズーのカット費用を紹介
- 自宅でできるシーズーのカット方法を紹介