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三毛猫と聞くと日本人には親しみやすい猫というイメージがあるかと思います。漁港などへ行くと野良猫の中には必ずと言っていいほど三毛猫を見かけますよね。実は、その大半はメスの三毛猫だということをご存知でしょうか。今回は三毛猫のオスの希少性や値段を紹介します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

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三毛猫のオスはとても希少?三毛猫オスの値段や希少価値を紹介

日本では、猫の代表といっていいほど三毛猫の存在を知らない人が少なく、人気な品種の猫です。三毛猫といえば、黒や白、茶色がミックスされた模様が特徴的ですよね。

道を歩いて散歩していたり、漁港などの猫が集まる場所には、必ずといってもいいほど三毛猫いるのを見かけます。しかし、その三毛猫の「ほとんどがメス」だということを知っていますか?

オスの三毛猫は、とても希少で販売されている値段はおどろくほど高価です。

今回のMOFFMEでは、
  • 三毛猫のオスが珍しい理由を紹介
  • 三毛猫のオスの値段を紹介
  • 三毛猫のオスにまつわる伝承
  • 三毛猫の性格
について詳しくご紹介いたします。

ぜひ最後までご覧ください!

三毛猫のオスが珍しい理由を紹介

三毛猫のオスが生まれる確率はとても低いことが珍しい理由です。では、なぜオスの三毛猫は生まれにくいのでしょうか。


それは、遺伝子を伝える「染色体」が関係しています。人や動物には「性染色体」という性別を決める遺伝子が存在します。


また、この性染色体にはXとYがあり「XXは女性」「XYは男性」となります。生まれてくるときに、親から1つずつ遺伝子をもらい、その組み合わせによって「毛色」や「性別」がわかれます。


「A遺伝子」と「a遺伝子」がなければ三毛猫にはなれません。そして、X染色体上にその2つの遺伝子は存在できないことがわかっています。


オスの三毛猫は、X染色体を1つしか持っていないため「三毛猫にはなれない」というのが三毛猫のオスが生まれにくい理由です。

以下で詳しく解説していくのでぜひ最後までご覧ください。


また、MOFFMEでは三毛猫のペット保険についてランキング形式で紹介しているので気になる方はぜひご覧ください。

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三毛猫のオスは生まれにくい

三毛猫のオスはなぜ、それほどまで珍しいのでしょうか。それは、オスの三毛猫が持つ「毛色」に理由があります。


オスの三毛猫は「オレンジ色の毛」をしたシマシマ模様が特徴的です。このオレンジ色をだすために必要な遺伝子が「伴性遺伝子」と呼ばれおり、とても特殊な遺伝子で、X染色体上にしかないことがわかっています。


そのため、オスの三毛猫は生まれにくい傾向にあります。

三毛猫のオスが生まれる確率

三毛猫のオスが生まれる確率は、1/3000から1/30000と言われています。しかし、いろいろな説があり、正確にはわかっていません。


三毛猫は、3色の毛色からなっていますが、稀に2色の毛色の猫が生まれます。サビ猫と呼ばれる二毛(トーティ、ベッコウ猫)は、とても珍しく希少価値の高い毛色で販売される値段も高価になります。


また「クラインフェルター症候群」といい、オスの三毛猫が生まれるのは、染色体の異常であるとも言われています。

三毛猫のオスの値段を紹介


上記の記事では「三毛猫のオスが珍しい理由」「三毛猫がなぜ生まれにくいのか」についてご紹介しましたが、いかがでしたか?


もしも、希少といわれる三毛猫のオスが生まれたら、飼い主さんはおどろきが隠せませんね。三毛猫のオスは、その希少さゆえに高価な値段で販売されています。


また、値段には「三毛猫のオスにまつわる伝承」も関係しているそうです。では次に、三毛猫のオスにまつわる伝承とオスの三毛猫がどのくらいの価格で取り引きされているか、詳しくご案内いたします。


三毛猫のオスを買いたい方・三毛猫のオスを販売したい方、値段が知りたい方は、参考にいかがでしょうか。

オスの三毛猫の値段は2,000万円??

「動物病院で働いている獣医さんですら三毛猫のオスを見たことがない」という話を耳にします。では、希少といわれている三毛猫のオスですが、実際にどのくらいの値段で販売されているのでしょうか。


アメリカのオークションでは、過去に2000万円の値段で取り引きがあるそうですが、あまりに高価な値段のため、都市伝説だとのうわさもあります。


雑種扱いの三毛猫は、ペットショップでは残念ながら販売していません。もし、見かけた方は「ジャパニーズボブテイル」という逆輸入した猫の品種になります。


メスの三毛猫の値段は18万円程度ですので、約100倍の値段とは驚きです。

三毛猫のオスにまつわる伝承

三毛猫のオスは、とても珍しく希少で値段が高いといわれていることから「幸せを運んでくる招き猫」病気や事故をしない「幸運の証」として昔から大切にされていました。


漁師や船乗りの中では、三毛猫のオスを船に乗せていれば「水難事故をおこさない」「大漁になる」とうわさされていたそうです。オスの三毛猫を見つけて幸運をあやかりたいですね!

三毛猫の性格を詳しく解説


今までの記事で

  1. 三毛猫のオスが珍しい理由
  2. 三毛猫のオスが生まれる確率や値段
  3. 三毛猫のオスにまつわる伝承
についてご説明してきましたがいかがでしたか?高額な値段の三毛猫を買うのは、一体どんな富豪の方なのでしょうね。また、一攫千金を目指して三毛猫のオスを探してみるのも面白そうですね。

皆さんは、猫の性格についてどんなイメージがありますか?猫の性格は「気の向くまま」「自由」「人に懐かない」「ツンデレ」というイメージがあります。

では、三毛猫はどんな性格をしているのでしょうか。三毛猫を飼いたい方や興味ある方は参考にして下さい。

三毛猫の性格①気分屋

三毛猫の性格の特徴1つ目は「気分屋」なところです。犬のようにベタベタくっつくのが苦手で「甘えたいとき」や「何かをねだっている」ときにかわいい声を出して近寄ってきます。

しかし、その「ツンデレ」なところが好きだという飼い主さんは多くいると思います。飼い主さんが構って欲しくてちょっかいを出すと、気分がのらず怒ることもあるため、機嫌が悪いときは距離を保つなどの注意が必要です。

三毛猫の性格②プライドが高い

三毛猫の性格の特徴2つ目は「プライドが高い」ところです。猫は窓際でのんびりしていたり、コタツでぬくぬく温まっていたりと「のほほんとしている」ように見えますが、実は好みがハッキリとしていて、とてもプライドが高いです。


三毛猫のメスは繁殖の際、よりよいオスを選ぶ洞察力や判断力が必要とされ、オスの三毛猫や他の品種の猫よりもプライドが高いといわれています。

三毛猫の性格③甘えん坊

三毛猫の性格の特徴3つ目は「甘えん坊」なところです。基本的に自己主張が激しく、好き嫌いや甘えたいときと、甘えたくないときがハッキリしています。


特に三毛猫のオスは、いつまでたっても甘えん坊です。警戒心が強く賢い三毛猫は、1度心を許してくれると人や動物に関わらず甘えてくれます。


愛ネコの甘え上手な姿は、飼い主はメロメロになってしまうほどです。

まとめ:三毛猫のオスは珍しくて値段も高い!

今回のMOFFME記事では

  • 三毛猫のオスが珍しい理由を紹介
  • 三毛猫のオスの値段を紹介
  • 三毛猫のオスにまつわる伝承
  • 三毛猫の性格
についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

日本を代表する人気の三毛猫は、幅広い世代から愛されています。しかし、三毛猫のオスの値段には、とてもおどろきましたね。もしかしたら、自分の近所を歩いている三毛猫はオスかもしれませんよ。一攫千金を狙って三毛猫のオス探しをしてみるのも面白いかもしれませんね。

MOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!