
内容をまとめると
- 環境の変化やストレスが原因の一つに挙げられる
- 子犬の場合は怪我の痛み、皮膚の痒み、誤飲。成犬の場合は心臓、肝臓、肝機能の病気になる可能性がある
- 愛犬がストレスを溜めないように環境を整えてあげることが大切
- ペットの医療費は保険適用されないので、もしもの時に備えてペット保険に加入しておくと安心
愛犬が夜に寝ないでウロウロしていたら飼い主さんとしてとても心配になるかと思います。実はこのようなことは珍しいことではありません。今回のMOFFME記事では、犬が夜に寝ないでウロウロしている原因や病気の可能性、対処法を紹介していきます。
この記事の目次
目次を閉じる犬が夜に寝ないでウロウロしている原因は?病気の可能性も紹介
皆さんは、犬が夜にウロウロしているのを見たことがありますか?犬が夜に寝ないでウロウロしているのには、飼育環境や健康状態によって犬が安心していない、体力が残っているなどさまざまな原因があります。
また、原因の中にはストレスや目には見えない病気などの可能性もあり、必要に応じて獣医師に相談が必要です。今回MOFFME記事では
- 犬が夜に寝ないでウロウロしている原因
- 犬が夜に寝ないでウロウロしている際の病気の可能性
- 犬が夜に寝ないでウロウロしている時の対処法
犬が夜に寝ないでウロウロしている原因
記事モデル:ビスマルク
「愛犬が夜になると活発になった」「寝る前に寝床に行くとほえる」こんな経験をした飼い主さんはいませんか?
愛犬が夜にウロウロしていると「何か体調でも悪いのか」と心配になりますよね。犬が夜に寝ないでウロウロしているのには、ストレスなどの身心的な要因、寝床が整っていないなどの外的要因などさまざまな原因があります。
では、具体的にどのような原因があるのでしょうか。愛犬が夜にウロウロして寝ない理由は主に
- 環境の変化
- 寝床が落ち着かない、整っていない
- 体力がありあまっている
- しつけができていない
犬が夜に寝ないでウロウロしている原因①環境
犬が夜に寝ないでウロウロしている原因1つ目は「環境」が整っていない可能性があります。
人間も犬も、夜は本来寝ている時間です。しかし、最近では家庭の事情や仕事の事情により、飼い主や家族が「夜遅い時間まで起きている」ことが増えています。
そのため、犬は寝たくても寝れない状態にあるのかもしれません。少し環境を見直すだけでも効果がありますので、1度生活環境の見直しをしてみましょう!新しく迎える子犬の場合は、不安やストレスが関係している可能性もあります。
犬が夜に寝ないでウロウロしている原因②寝床
犬が夜に寝ないでウロウロしている原因2つ目は「寝床」の環境が悪い可能性があります。人も落ち着く場合と、そうでない場所があるように、わんちゃんにも「落ち着ける場所」が必要です。
テレビの隣や出入り口の近くは、音がうるさくペットが安心することができないため、寝床の場所を改善する必要があります。
飼い主と一緒の部屋や静かに寝られる寝床にしてあげるとストレスが軽減され、よく眠ってくれるようになります。
犬が夜に寝ないでウロウロしている原因③体力
犬が夜に寝ないでウロウロしている原因3つ目は「体力がありあまっている」可能性があります。
子犬の場合、体力が少なく運動不足になる可能性少ない傾向にあります。しかし、成犬の犬は「散歩の時間が少ない」「遊ぶ時間が短い」事で、夜になっても体力がなくならず元気な可能性があります。
対処法として、ボール遊びや散歩の時間や回数を増やして運動不足を解消してあげましょう!成犬の散歩時間は1日2回、15分から30分が目安です。
犬が夜に寝ないでウロウロしている原因④しつけ
犬が夜に寝ないでウロウロしている原因4つ目は「しつけ」が関係している可能性があります。飼い主が「夜は寝るものだ」と教えてあげることで改善する可能性があります。
とはいえ、愛犬も本能的に夜は寝ることを知っているため犬が夜に寝ないでウロウロしている場合は、病気の可能性も視野にいれておきましょう。
しつけをしても改善しない場合は「いつもと違う様子はないか」注意して観察する必要があります。
犬が夜に寝ないでウロウロしている際の病気の可能性
記事モデル:ビスマルク
愛犬が夜に寝ないでウロウロしている場合は、環境の変化やストレス・不安が原因の他に、体調や健康状態が悪い病気の可能性があります。
日頃、愛犬の様子を観察している飼い主さんならすぐに犬の異変に気づくと思います。夜に寝ないでウロウロしていても、ちょこちょこ睡眠を取っていて食欲があり元気ならば問題ないでしょう。
しかし、食欲がなく元気もない場合や一睡もしない場合は、早めに獣医師さんに相談・診察してもらうことをおすすめします。また、子犬の場合と成犬・老犬の場合では、病気の症状が異なります。
では、どんな症状があったら動物病院に行ったほうがいいのでしょうか。子犬の場合と、子犬以外の場合、それぞれ詳しくご紹介します。
子犬の場合
子犬が、夜に寝ないでウロウロしている際に考えられる病気の原因や症状は
- ケガをしていてケガをしているところが痛い
- 皮膚がかゆくて眠れない
- 何かを飲み込んでしまっている
子犬の頃は病気に対抗する力も弱いので、皮膚の病気や感染症にかかりやすく、心配になる飼い主さんは多くいると思います。しかし、慌てずに動物病院の獣医さんに相談し、必要に応じて受診しましょう。
愛犬が、ケガや病気にならないように、常日頃から観察することやペットの食事や健康に気をつけることが大切です。
子犬以外の場合
成犬や老犬が、夜に寝ないでウロウロしている又は、寝ないでずっと横になっている場合は
- 耳がかゆい
- ケガをしているところが痛い
などの外的な原因のほかにも、
- 心臓
- 肝臓
- 脳腫瘍、認知症
など「目には見えない病気」の可能性が高くなります。
「愛犬の様子を朝まで見ていたら、いつのまにか死んでしまっていた」「そこまでひどいとは思わなかった」という話も少なくありません。
体の中で何が起こっているのか、私たち人間にはわかりませんので、悲しい経験をする前に心配な症状があれば朝を待たずに、深夜でも動物病院に連れて行ってあげることをおすすめします。
犬が夜に寝ないでウロウロしている時の対処法を紹介
記事モデル:ビスマルク
上記の記事では、犬が夜に寝ないでウロウロしている原因や病気の可能性についてご紹介してきました。
人がペットと一緒に暮らすには、生活環境を整えるだけでなく、食事の管理や体調の管理など、さまざまなことに気をつけなければなりません。では、どのようなことに注意すれば犬が夜に寝てくれるようになるのでしょうか。
愛犬の心配をすることなく、飼い主さんが眠れるように「犬が夜に寝ないでウロウロしている時の具体的な対処法」を3つご紹介いたします。
「犬が夜に寝てくれなくて困っている方」「今後に備えて知識を深めたい方」は是非参考にしてみて下さい。
犬が夜に寝ないでウロウロしている時の対処法①環境を見直す
犬が夜に寝ないでウロウロしている時の対処法1つ目は「環境を見直す」ことです。皆さんは、どんな生活環境でペットと一緒に暮らしていますか?
わんちゃんにとって居心地のいい環境を用意してあげることは、とても大切なことです。部屋の模様替えや、寝床の調整、食事や運動、睡眠時間などの環境を少し見直すだけでも効果があります。
犬が夜にウロウロして気になる方は、1度飼育環境を見直してみましょう。
犬が夜に寝ないでウロウロしている時の対処法②散歩や遊びを見直す
犬が夜に寝ないでウロウロしている時の対処法2つ目は「散歩や遊びを見直す」ことです。愛犬が夜に寝ないでウロウロしている場合は、体力がありあまっている可能性があります。
「散歩の時間を長くする」「散歩の回数を増やす」「ボール遊び」や「ドッグランに連れて行く」などの対策をすると、疲れて夜にぐっすり寝てくれます。
犬の犬種にもよりますが、散歩の平均目安は、10分から30分、1日2回程度です。
犬が夜に寝ないでウロウロしている時の対処法③ストレスを取り除く
犬が夜に寝ないでウロウロしている時の対処法3つ目は「愛犬のストレスを取り除く」ことです。まずは、犬がどんなストレスを抱えているのか観察しましょう!
そして、必要に応じて寝床を変える、食事の回数やメーカーを変えるなどの対策をして下さい。
子供や赤ちゃんがいる家庭は「犬が子供のおもちゃ」になっていてストレスを抱えている場合もあります。その際は、距離を保つなどで犬がリラックスできる時間をあげましょう。
まとめ
今回のMOFFME記事では
- 犬が夜に寝ないでウロウロしている原因
- 犬が夜に寝ないでウロウロしている際の病気の可能性
- 犬が夜に寝ないでウロウロしている時の対処法
犬も人間と同じでストレスや環境の変化で、夜に眠れないことがあるんですね。不眠は、体だけでなく心もつかれてしまいますので、可能な限り健康維持に努めましょう!
MOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!