愛犬の足や肉球が普段より赤かったり、愛犬が気にしていたりしたら心配になりますよね。実はさまざまな理由から犬の足や肉球は赤くなります。今回のMOFFME記事では、犬の足が赤い時に考えられる病気の可能性や原因、対処法を紹介します。
この記事の目次
目次を閉じる犬の足が赤い時の病気の可能性を紹介!足を舐める原因も解説
わんちゃんが手や足を舐めているのには理由があります。
大きな理由としては、手や足に違和感や異変があるからです。痺れや怪我などの傷、出血などいつもと違うことに気づいて舐めています。
もうひとつは、精神的な理由です。何かストレスを感じたときに手や足を舐めることで紛らわせようとして舐め続けることがあります。また暇つぶしに身体を舐め続けることもあります。
どちらにせよ、ひとつの箇所を舐め続けることでさらなる皮膚トラブルが生じてしまいます。一度、皮膚に炎症が起こると気になってさらに舐めてしまい、治療が上手くいかなくて悪循環になってしまいます。
ここでは、
- 犬の足を舐める原因
- 犬が足を赤くなるまで舐める際に注意すべき病気
- 犬の肉球が赤い時に考えられる原因
以上3点を詳しくご紹介していきます。
舐めている原因を知ることで早めの対処をしていきましょう。
犬の足を舐める原因を紹介
わんちゃんが自身の手や足を舐めたり噛んだりする原因はどんなことが考えられるでしょうか。舌が届く箇所であればどこでも舐める可能性はあります。
直接手足に関係なくても、脊髄をコントロールする神経や心臓にかかわる病気などによって手足を舐めることがあります。わんちゃんに異常な行動が見られたら、すぐに動物病院で獣医師さんに診てもらうようにしましょう。
ここでは犬の足を舐める原因として、
- 暇つぶし
- ストレス
- 痒み
- 痛み
- 痺れ
以上の5点を詳しくご紹介します。
犬の足を舐める原因①暇つぶし
犬の足を舐める原因②ストレス
犬の足を舐める原因③痒み
犬の足を舐める原因④痛み
犬の足を舐める原因⑤痺れ
犬が足を赤くなるまで舐める際に注意すべき病気を紹介
- 注意すべき病気:趾間皮膚炎
- 趾間皮膚炎の症状や発症する原因
- 趾間皮膚炎の治療法3選
注意すべき病気:趾間皮膚炎
趾間皮膚炎の症状や発症する原因
趾間皮膚炎の治療法3選
犬の肉球が赤い時に考えられる原因を紹介
わんちゃんには可愛らしい肉球が足の裏にあります。形や足跡の可愛さだけでなく、様々な重要な役割があります。
犬の肉球は、筋肉や汗腺、コラーゲン、ケラチン、脂肪、などたくさんの組織から出来ています。クッション性もあり、寒さや暑さから手足を守っています。汗をかくことで体温調節も出来ます。また、表面は角質がまとっており、様々な場所を歩くことに適しています。
わんちゃんは肉球に異変を感じるとたくさん舐めるようになります。病状が悪化すると歩き方にも影響していきます。肉球の違和感だけでなく、食欲低下や元気消失の症状が見られたらさらに注意が必要です。
ここでは、
- 怪我
- 火傷
- 皮膚病
- 爪
- トリミング
- その他
以上6点について詳しくご紹介していきます。
犬の肉球が赤い時に考えられる原因①怪我
お散歩のときに棘やガラス破片などが刺さることがあります。肉球が傷つくことで違和感が起こります。取りにくいゴミが付着してリムーバーを使用したときに、皮膚が反応して炎症する場合もあります。
わんちゃんが怪我しないように、見通しの良い道を歩いたり、日が沈んだあとは懐中電灯などで安全確認をしたり、肉球に影響のないように配慮が必要です。
肉球の怪我によって破傷風を引き起こすことがあります。動物病院でワクチン接種が出来ますので、毎年の予防接種を受けるようにしましょう。
犬の肉球が赤い時に考えられる原因②火傷
夏の暑いアスファルトをお散歩することで、肉球が火傷してしまうことがあります。想像以上に熱くなります。
火傷は特に子犬や老犬は注意が必要です。子犬はコンセントをかじって感電し、口の中を火傷します。老犬は感覚が鈍てしまっているので長時間同じところに滞在し低音火傷を引き起こす可能性があります。
熱いものを誤飲、お風呂やシャワーの温度、日光を浴びすぎてしまう、など飼い主が防げるものがほとんどなので、日頃からケアを心がけましょう。
犬の肉球が赤い時に考えられる原因③皮膚病
菌の感染による皮膚病によって肉球が炎症している場合があります。
長毛や多毛の犬種は、肉球の間に毛が多く生えており、通気性が悪くなるため菌が繁殖してしまうことがあります。皮膚が赤くなったり、腫れたり、体液が漏れ出てしまったり、様々な症状が見られます。
細菌の感染を起こしてしまうと、臭いがきつくなります。また、悪化してしまうと膿が出ることもあります。
犬の肉球が赤い時に考えられる原因④爪
爪の伸びすぎが原因になることがあります。爪の先端が長いことで皮膚に食い込んでしまい、傷つけます。爪が引っかかってはがれることで、痛みが生じ舐めてしまい炎症することもあります。
わんちゃんは猫ちゃんと異なり爪とぎをしないので、飼い主が爪のお手入れをきちんとしましょう。わんちゃんは人間のようにどんどん爪が伸びます。お散歩で多少は爪が削れますが、欠かさず行っているからといって、均等に整うわけではないので、定期的にチェックしてお手入れしましょう。
犬の肉球が赤い時に考えられる原因⑤トリミング
肉球の間の毛をバリカンでトリミングするときに、肉球の皮膚が傷つくことがあります。傷を負っていなくても、今まで毛あったところがなくなるので気になって舐めてしまうわんちゃんもいます。
トリミングでは、足先バリカンや足裏バリカンなど方法がいくつかあります。どこまで刈り上げるのか変わります。トリミング後は注意深く見守って、舐めすぎていないか確認するようにしましょう。
犬の肉球が赤い時に考えられる原因⑥その他
その他にも肉球が赤いときに考えられる原因をいくつかご紹介します。
季節性によって、肉球の間の通気性が悪くなってしまい、特定の季節で炎症を繰り返してしまう場合があります。雨の日などは水たまりの上を歩きますが、水たまりの中にも雑菌がたくさん潜んでいます。お散歩で濡れてしまった場合は必ずケアしましょう。
また、頻繁にシャンプーするわんちゃんは、シャンプーの洗い残しにも注意です。シャンプーで洗った時間と同じくらいの時間で足を水ですすぐようにしましょう。
まとめ
- 精神的理由の場合は退屈やストレスを軽減してあげる
- 身体的理由の場合は炎症原因を突き止めて治療する