猫は外を見ることが大好きです。そして外を見ているうちに外の世界に興味を持ち始め脱走を企てることもあります。今回のMOFFME記事では、一軒家でできる猫の脱走防止対策を玄関や窓などそれぞれの場所に分けて詳しく紹介していきます。
一軒家でできる猫の脱走防止方法を詳しく紹介!玄関や窓の対策
一軒家住まいの猫ちゃんの飼い主さんはどんな脱走対策をしているでしょうか。猫ちゃんは一度外に出てしまうと様々なトラブルにあったり、家に戻ってこれない事があります。
「うちの子は外に出たがらないから大丈夫!」なんて思ってはいませんか?猫ちゃんは家から出たいと思っていなくても、大きな物音や、雷などの光に驚いてパニック状態となり、脱走してしまう事があるのです。
「うちの窓には網戸があるから対策いらず!」猫ちゃんは賢いので、網戸を開けてしまったり、鋭い爪と勢いで網戸を突き破ってしまう事もあるそうです。
今回のMOFFME記事では、そんな猫ちゃんの脱走対策について、要注意ポイントとおすすめの防止グッズなどをご紹介していきます。
- 一軒家でできる!脱走防止方法
- 猫の脱走防止グッズ5選
- 万が一猫が脱走してしまったら…
すぐに実践できる方法から、具体的なグッズまでご紹介していきますので、是非最後までご覧ください!
一軒家でできる猫の脱走防止方法を紹介
では猫はどこから脱走しているのでしょうか?一軒家だと、玄関の広さや窓が多いことで、飼い主も気づかない隙間から脱走してしまう事もありえます。
猫の脱走経路として考えられる3つの場所を紹介していきます。
- 脱走方法①玄関
- 脱走方法②窓
- 脱走方法③ベランダ
一軒家でできる猫の脱走防止方法①玄関
一か所目は一番メジャーな脱走経路の玄関です。玄関が開きっぱなしになるシチュエーションは少ないでしょうが、飼い主さんの出入り、宅配便の受け取りなどで玄関扉に少しの隙間ができれば猫は脱走してしまうのです。
ただ出入りが多い一軒家の玄関では、脱走対策を取るのが難しい場所でもあります。実際にはどんな脱走対策があるでしょうか?
基本的には猫を玄関のあるエリアに入れない事です。扉などで玄関を区切れる間取りであれば、玄関の区域には猫は入れないようにしておきましょう。
しかし一軒家の構造には、よって難しい場合はが々あります。その場合は、設置型の猫用フェンスを用意して玄関エリアに立ち入れないようにする事です。設置の手間はありますが、玄関への設置が完了すれば、脱走のリスクを大きく減らす事ができ、安心して飼い主さんが出入りができるようになります。
一軒家でできる猫の脱走防止方法②窓
次の脱走経路は窓です。日本の一軒家であれば、網戸が設置されている場合が多いですが、網戸だけではまだ安心できません。
猫は大変賢いので、人間が網戸を操作するのを見て、開け方を学びます。手先も器用なので、簡単に網戸を開けて外に出てしまえるのです。対策方法としては、網戸が開かないようにするストッパーを使用すると良いでしょう。人の出入りが少ない窓であれば、網戸の上から目の細かいネットで窓を覆ってしまうのも有効です。
また、驚いた時や興奮した時には網戸を突き破ってしまう事もあります。風雨に晒される事の多い一軒家の網戸ですので、劣化してしていないか、穴はないかよく確認しておきましょう。
一軒家でできる猫の脱走防止方法③ベランダ
最後はベランダです。基本的にはベランダには猫を出さない事をおすすめします。人が気付かないような狭い隙間でも猫は通れますし、ジャンプ力もあるので、ベランダの手すりに飛び乗る事もできます。一軒家以外のマンションなどでは、落下してケガをしてしまうかもしれません。
どうしても猫をベランダに出す場合は、猫にハーネスを付けるようにしましょう。ハーネスを嫌がる猫も多いので難しいようであれば、ベランダを覆うように脱走防止ネットや柵を張りましょう。隙間や綻びが無いように、よく点検をしてから猫を出してあげましょう。
猫の脱走防止グッズを紹介
現在では猫ちゃんの脱走対策グッズが様々なメーカーから発売されていますよね。ここからは、代表的な商品を5つ紹介していきます。
- 脱走防止グッズ①のぼれんニャンバリアフリー2
- 脱走防止グッズ②猫網戸脱走防止フェンス
- 脱走防止グッズ③ねこ専用脱走防止扉
- 脱走防止グッズ④ペットゲート
- 脱走防止グッズ⑤ペットディフェンス20a
工具不要や、穴あけ不要で一軒家以外でも使用できる商品もありますので、是非ご覧ください!
猫の脱走防止グッズ①のぼれんニャンバリアフリー2
1つめのグッズはのぼれんニャンバリアフリー2です。ベビー用品を扱う日本育児さんのペット向けブランドPet Selectから販売されているドアタイプの猫用フェンスです。
おすすめの設置場所
縦ポールのフェンスで、扉が付いているタイプのため、玄関や玄関に向かう廊下、ベランダへ出る窓などに設置するのがオススメです。扉には2か所のロックがついていて、前後共に開閉する仕組みなので、飼い主さんの行き来に便利です。
設置方法
突っ張り棒で床と天井を突っ張って設置するので一軒家以外でも使用できるでしょう。組み立てには工具不要で、動画での組み立て解説もあります。
購入方法
公式サイトhttps://petselect.co.jp/product/noborennyan_barrierfree2.htmlから購入できます。フェンス幅を増やせる拡張パネルや、子猫や体が小さい猫がフェンス下から脱走する事を防止できる専用キティガードなども販売しています。
猫の脱走防止グッズ②猫網戸脱走防止フェンス
猫網戸脱走防止フェンスは、ペットフードなども手掛けるマルカンから発売されている、網戸に設置する格子状のフェンスです。
おすすめの設置場所
窓はもちろん、ベランダに猫を出す際の隙間を埋める事に使えるでしょう。穴あけなどが不要なので、一軒家以外でも使用できるでしょう。
設置方法
2本の突っ張り棒の間に、格子状のフェンスを取り付けます。工具などは不要で、手で絞められるネジが商品に付属しています。フェンスは縦横どちらの向きでも取り付ける事ができます。
購入方法
ペット用品取り扱いのあるホームセンターか、ネットショップから購入できます。サイズ違いでSサイズとLサイズがあるので、設置する場所のサイズを測ってから購入しましょう。
猫の脱走防止グッズ③ねこ専用脱走防止扉
3つ目のグッズはねこ専用脱走防止扉、通称にゃんがーどです。この商品は実際に愛猫が脱走してしまった経験から作られたねこ工房さんの商品です。
おすすめの設置場所
おしゃれな無垢材を使用した、扉付きのフェンスなので、玄関や玄関に向かう廊下に使用するのがおすすめです。設置する場所のサイズによってオーダーも可能なので、どんな間取りや設置場所でも使用可能でしょう。
設置方法
木材を使用した、突っ張り棒タイプのフェンスです。組み立てにはドライバーが必要になります。
購入方法
公式サイトhttps://nekokobo.jp/tobira/から購入でき、オプションパーツなどの販売もあります。
猫の脱走防止グッズ④ペットゲート
4つ目はLIFAXIA社のペットゲートです。穴あけなどが不要なので、一軒家以外でも使用でき、約10㎏のゲートなので簡単には倒れない商品です。
おすすめの設置場所
扉付きフェンスで、90度オープンキープ機能によって、扉が開いた状態で固定する事ができます。玄関や廊下、階段などに設置すると、飼い主さんの出入りが便利でしょう。
設置方法
突っ張り棒タイプなので、一軒家以外でも設置できるでしょう。工具不要で組み立てられ、組み立ての分かりやすい動画があります。
購入方法
公式サイトhttps://shimabukuroshop.com/から購入でき、別売りオプションパーツなどもあります。
猫の脱走防止グッズ⑤ペットディフェンス 20α
ペットディフェンス 20αはダイオ化成から発売されている、ペット専用の張替え網戸です。網戸の目がズレにくく、爪がひっかかりにくい仕様になっています。
おすすめの設置場所
ペット用に破れにくい素材を使用し、抗菌作用があるので、よく開ける窓の網戸を張り替えると良いでしょう。
設置方法
既存の網戸枠に取り付けます。ブラックとグレイの2色あり、張替えには網戸用ゴムが必要になります。
購入方法
ホームセンターや各種ネットショップにて取り扱いがあります。
万が一猫が脱走してしまったときは?
いくつかの脱走防止グッズを紹介してきましたが、猫ちゃんの行動は予測不能です。「思いもしなかった場所から脱走してしまった!」そんな時は慌てず以下の行動を取りましょう。
- 猫が脱走したら①近所をくまなく捜索
- 猫が脱走したら②警察や保健所に連絡
猫ちゃんが家の外で長時間過ごせば、ケガや感染症の危険が増します。脱走が発覚したら、ご家族が居れば協力し合って迅速に対応するようにしましょう。
近所を隈なく捜索
猫ちゃんが脱走する場面を目撃したのであれば、大きな声を出したり走って追いかけたりはしないようにしましょう。
いつもと様子の違う飼い主さんにパニックになり、遠くへ走ってしまう可能性があります。落ち着いていつもの声のトーンで呼び寄せたり、オヤツを使って捕まえると良いでしょう。
次に気づいた時には脱走してしまっていいた時は、まだ近所に居る可能性もあります。
外出に慣れていない猫であれば、飛び出してしまった事に驚いて、あまり遠くまで動けない事があるからです。家族で協力して車の下や草むら、物陰までよく探しましょう。
警察や保健所に連絡
見つからない場合は捜索と並行して、管轄する警察や保健所に連絡をいれましょう。また近隣にある動物病院にも連絡を入れておくと、目撃情報や保護の情報などがもらえる可能性もあります。
近隣の捜索で見つからない場合は、チラシやSNSなども活用すると良いでしょう。意外と遠くまで逃げてしまった場合、保護されていても捜索の情報が入っていない場合もあります。「地域名 猫 保護」などで検索すると写真なども出てくるのでチェックしましょう。
まとめ
ここまで、一軒家でできる猫の脱走対策について紹介してきました。
注意すべき場所は
- 玄関
- 窓
- ベランダ
またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!