犬が後ろ足で蹴る理由を詳しく紹介!後ろ足で蹴る行為の注意点のサムネイル画像

犬を飼っている方なら愛犬が後ろ足で蹴る仕草を何度か見たことがあるのではないでしょうか。実際にどの犬もこのような仕草を行うことがあります。今回のMOFFME記事では、犬が後ろ足で蹴る理由やその際の注意点、またマーキングの理由を解説します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

目次を閉じる

犬が後ろ足で蹴る理由を詳しく紹介!後ろ足で蹴る行為の注意点

犬が後ろ足で蹴る理由を知っていますか。犬を飼っている人なら、一度はこうした後ろ足で蹴るという行動を目にしたことがあるはずです。


単純な行動に見えるこの犬が後ろ足で蹴る行動ですが、実はさまざまな意味が含まれていたのです。


また、その理由の中には、注意点も含まれています。できればやめさせた方がいい理由も含まれていますので、犬を飼っている人なら、必ず確認をしておいてください。


今回「MOFFME」では、

  • 犬が後ろ足で蹴る理由を紹介
  • 犬が後ろ足で蹴る際の注意点を紹介
  • 犬がマーキングをする理由を紹介
について詳しく解説します。

犬のこうした行動について、詳しく解説しますので、ぜひチェックしてください。

またMOFFMEでは犬が飼い主の後をついてくるのはなぜ?「https://moffme.com/article/410」についても紹介しておりますので、そちらも参考にしてみてください!

犬が後ろ足で蹴る理由を紹介


まずは犬が後ろ足で蹴る理由について紹介します。よく見かけるこうした犬の行動ですが、その理由は一つではありません。


犬が後ろ足で蹴る行動は、おしっこをした後に見かけるでしょう。飼い主でも、そうした行動がどういった意味を持っているのか知らないことがほとんどです。


ぜひ、これから解説する理由について知っておきましょう。


この項目では、

  • 犬が後ろ足で蹴る理由①マーキング
  • 犬が後ろ足で蹴る理由②おしっこを拭くため
  • 犬が後ろ足で蹴る理由③愛情表現
について解説します。

とくに気になるのは、3番目の愛情表現ではないでしょうか。犬が後ろ足で蹴る理由が、愛情表現だったという理由は、驚きでしょう。

自分の愛犬の行動と照らし合わせながら確認してください。

犬が後ろ足で蹴る理由①マーキング

犬が後ろ足で蹴る理由の中で、最も頻繁に起こす理由がマーキングです。おそらく、自分が飼っている愛犬も、このマーキングの理由で後ろ足で蹴っているはずです。

マーキングをするタイミングは、おしっこをしているときです。そのおしっこを後ろ足で蹴って、より遠くに飛ばしているのです。

こうすることで、自分の臭いをより広範囲に巻き散らすことができます

これは本能的に行っている行動のため、犬がおむつをしていても後ろ足で蹴る仕草をしてしまいます。

犬が後ろ足で蹴る理由②おしっこを拭くため

また、犬が後ろ足で蹴る理由の中には、おしっこを拭くためという理由もあります。

おしっこをした後に、後ろ足についたときには、犬はとても不快に感じてしまうようです。

そのため、後ろ足で蹴って、おしっこを拭いています。また、おしっこをしている最中にも、後ろ足で踏んでしまうことがあります。

こうした場合も不快に感じて、足の裏についたおしっこを蹴って飛ばしているのです。

おそらくしっかりと愛犬を観察していると、こうした意味で後ろ足で蹴っているのがわかります。

犬が後ろ足で蹴る理由③愛情表現

意外かもしれませんが、犬が後ろ足で蹴る理由の中には、愛情表現もあります。

飼い主が愛犬とくつろいでいるときに、急にその愛犬が後ろ足で蹴ってきたということはありませんか。

一見すると、あっちに行って欲しい、飼い主が邪魔と見えるかもしれませんが、実はこれは愛情表現です。

犬が後ろ足で蹴ってくるのは、飼い主を信頼している、服従している、ボスだと認めているという気持ちがあるからです。

もし、愛犬が自分にこうした行動を取ってきたときには、しっかりとなでてあげましょう

犬が後ろ足で蹴る際の注意点を紹介


犬が後ろ足で蹴る行動は、ちゃんとした意味があることはわかったでしょう。


しかし、こうした行動を起こすときには、注意が必要な場面もあります。


本能的に犬は後ろ足で蹴る行動を起こしますが、いつでもこうした行動を起こすとトラブルに繋がることもあります


トラブルを起こさないように、愛犬にはしっかりとしたしつけが必要になります。


これから解説する内容は、犬が後ろ足で蹴る行動により起こりうるトラブルについて説明します。


どの犬にも起こりうるトラブルのため、犬の飼い主なら必ずチェックしておいてください。


この項目では、

  • 犬が後ろ足で蹴る際の注意点①周囲に配慮しよう
  • 犬が後ろ足で蹴る際の注意点②怪我に注意しよう
について解説します。

犬が後ろ足で蹴る際の注意点①周囲に配慮しよう

犬が後ろ足で蹴るときには、周囲に配慮してください。

犬はかなり強い力で後ろ足で蹴ります。もちろん、後ろに人がいることなど気にすることなく蹴るため、草や土を周囲に飛ばしてしまいす

もし、後ろに人がいた場合は、草や土がかかってしまいます。それも、おしっこをした後に後ろ足で蹴ったときには、かなり迷惑になるでしょう。

もし、愛犬が人がいるのにこうした行為を行ったときには、すぐに止めたり場所を移動するように心がけてください。

犬が後ろ足で蹴る際の注意点②怪我に注意しよう

また、犬が後ろ足で蹴る行為は、犬自身が怪我をすることもあります。かなり強い力で蹴りますので、その力で肉球が傷付き怪我を負ってしまいます

柔らかい土や草などであれば、怪我をすることはありませんが、もしアスファルトのコンクリートの上でこうしたことを行うと、肉球はすぐに傷付いてしまいます。

犬は本能的に蹴りますので、下がアスファルトやコンクリートであってもお構いなしにします。危険と感じたときには、飼い主がすぐにやめるようにしつけをしましょう

犬がマーキングをする理由を紹介


では、そもそも犬はなぜ、マーキングをするのでしょうか。


おしっこをした後に後ろ足で蹴る行動を起こす犬は、マーキングをした場所を広めるためにおしっこを遠くに飛ばします。


このマーキングは何のために行っているのかを知れば、犬が後ろ足で蹴るその気持ちも理解できるかもしれません。


マーキングは一般的に、縄張り意識により行うことで知られています。


しかし、実はそうした理由以外にも、犬はマーキングをしていたのです。その気になる理由について詳しく解説します。


この項目では、

  • 犬がマーキングをする理由①縄張り意識
  • 犬がマーキングをする理由②周囲への挨拶
  • 犬がマーキングをする理由③注目を集めたい
という3つの理由について説明しますので確認してください。

犬がマーキングをする理由①縄張り意識

犬がマーキングをする一番の理由は、縄張り意識からです。自分自身の縄張りポイントにおしっこをかけることで、そのテリトリーに自分がいることを主張しています。


電柱や壁、道路の曲がり角など、犬によっては一度に全てのおしっこをするのではなく、少量ずつ出して縄張りを広げている犬もいます


こうした行動は雄の犬に多く、足を上げておしっこをするのは、縄張りをより遠くへ広げるためです。


実は雌も気の強い犬種は足を上げておしっことをすることがわかっています。

犬がマーキングをする理由②周囲への挨拶

また、犬のマーキングは周囲への挨拶の意味もあります。


縄張り意識だけの行動と思われがちですが、実は周囲の犬への挨拶の意味もあったのです。


犬が少しずつポイントにおしっこをしているときには、この場所を他の犬が通ったときに挨拶の意味が込められていたのです。


縄張り意識か、挨拶のためかの見分けはつきませんが、縄張りと同時に他の犬への挨拶も込めらているのかもしれません。


犬はマーキングをすることで、他の犬とのコミュニケーションを取っていたのです。

犬がマーキングをする理由③注目を集めたい

犬がマーキングをする理由には、注目を集めるためという理由もあります。こうした意味でマーキングをする犬の多くは、屋内で飼っている場合です。


犬はマーキングをすることで飼い主の注目を集めています


多くの場合は、飼い主にかまって欲しいという気持ちや、散歩に連れて行って欲しいという思いが込められています。


犬種によっては、おしっこをする場所ではない箇所でわざとします。そうすることで、飼い主が困ってしまい、自分に注目してくれると考えているのです。

まとめ

ここまで、犬が後ろ足で蹴る理由などについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか? 


この記事では、

  • 犬が後ろ足で蹴る理由はマーキングやおしっこを拭くため
  • 犬が後ろ足で蹴るときには周囲に注意を払うことが大切
  • 犬が後ろ足で蹴るときには犬の肉球などが傷付かないように注意
  • マーキングを行う理由は縄張り意識だけではなく注目を集める意味もある
以上の内容を詳しく解説してきました。

犬が後ろ足で蹴るのは、さまざまな理由があったことが理解できたでしょう。また、マーキングが縄張り意識だけではなかったことにも驚きです。

またMOFFME「https://moffme.com/」では、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!