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「旅行は行きたいけど、猫ちゃんは家に置いていきたくない」そんな悩みを抱える飼い主さんも少なくないのではないでしょうか。実は全国にはたくさんのペット可な宿があります。今回のMOFFME記事では、猫と泊まれる宿をエリア別で紹介していきます。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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猫と泊まれる宿をエリア別に詳しく紹介!旅行の際の注意点など

徐々にコロナ前の生活が動き出し、旅行に行きやすくなってきた昨今。


猫を飼われている方は、旅行に行く際、ペットホテルやペットシッターなどの選択肢もあるけれど、「できれば愛猫と一緒に旅行に行けたら…」と思っている方も多いはず。


近年、全国にはペットと一緒に宿泊できるホテルや宿、施設が増えており、「ペットと一緒に旅行をしたい」という願いを叶えるのもそんなに高いハードルではありません。


そこで今回の「MOFFME」では猫と泊まれる宿や旅行の際の注意点などをご紹介!


  • 猫と泊まれる宿:関東圏
  • 猫と泊まれる宿:関西
  • 猫と泊まれる宿:九州
上記についてそれぞれ詳しく解説していきます。

猫を飼っている人にも、これから猫をお迎え予定の人にも役立つ記事となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

猫と泊まれる宿:関東圏



ペットを飼育していると、旅行に行く際に悩むのがペットのお世話。


とくに「猫は家につく」と昔から言われる通り、ペットホテルに預けることをストレスに感じてしまう場合も。


また、ペットシッターを頼むにしても、見ず知らずの人が家に訪れるのは猫のストレスにも繋がるし、鍵を預けるのも不安だという意見も…


ベストなのは愛猫と一緒に旅行に行ければいいけれど、そんな宿やホテルはあるのか悩んだことがある人も多いのではないでしょうか?

実は、関東にも猫と泊まれる宿やホテルがたくさんあります。


そこでこの項目では関東圏の猫と宿泊できる宿

  • ヒルトン東京お台場
  • 八丈島パークホテル
  • きぬ川国際ホテル
  • 尊高原 白樺
  • 四万温泉 三国園
  • 七沢荘
上記について詳しくご紹介します。

猫と泊まれる宿①ヒルトン東京お台場

レインボーブリッジを臨む東京・お台場は観光スポットでもあり、もちろんいくつかのホテルもあります。

その中のヒルトン東京お台場は、実はペットと一緒に宿泊できるホテルです。


「ワンニャイトステイ」という宿泊プランで、通年利用することができ、部屋には就寝クッション、ドライタイプキャットフード、飲料用トレイ、トイレ用シーツ、ゲージが完備されているため、ペット用の荷物が少なくて済むのもポイントのひとつです。


また、ペットの朝食はルームサービスで利用可能で、オプションでシェフの考案したメニューもいただけるそう。


1部屋につき2匹(2匹の合計が34kg以下)まで宿泊が可能です。


猫と泊まれる宿②八丈島パークホテル

東京からわずか55分、東海汽船の夜行船でもアクセス可能な東京の離島、八丈島


緑豊かな自然や南国の植物が自慢で、黒潮の恩恵を受け一年中温暖なのが特徴。

そのため、週末に楽しむことができる南国リゾートとして人気です。


陸の自然を楽しむトレッキングや、海の自然を楽しむスクーバダイビングなどのアクティビティが人気の八丈島にある「八丈島パークホテル」もペットと一緒に宿泊できるお宿です。


ホテルでも猫を飼っており、もちろん猫の宿泊も可能。

トイレの躾ができている、予防接種済み、発情期ではないなどの条件を満たせば宿泊可能で、飼い主の留守中は猫にケージやキャリーに入ってもらう必要があるので、そのトレーニングも事前にしておきましょう。


ゲージ、フード、お気に入りお遊びグッズなどは持参するようにしてください。

猫と泊まれる宿③きぬ川国際ホテル

栃木県の世界遺産、日光東照宮でも有名な日光市。

その日光市にあるきぬ川国際ホテルは「愛犬・愛猫の宿」とも謳われる、お部屋も食事もお風呂も一緒に過ごせるペットが宿泊可能なホテルです。


なんと当館は1961年に日本で初めてペット同室宿泊を始めたと言われ、今では約98%の方がペットとの宿泊利用なのだとか。


猫用のキャットルームにはキャットタワーや猫用のブランコ、そのほか猫が喜ぶアイテム万歳で、フォトスタジオのように可愛い写真を撮影することも可能です。


また、毎月毎月2日・12日・22日の平日は、「ニャンニャンDay♪」として猫一匹宿泊無料&猫が大好きなおやつプレゼントしてくれるプランも。


宿に到着した際には記念撮影のサービスもあるので、楽しい思い出になること間違いなしです!

猫と泊まれる宿④尊高原 白樺

武尊高原白樺は群馬県の宿泊施設。

日本百名山の一つである武尊山の麓に位置するお宿で、夏〜秋は登山、冬はスキーなどのスポーツを楽しむお客さんがよく利用するお宿です。


そんな武尊高原白樺もペットとの宿泊が可能。

トイレの躾ができている、予防接種済み、発情期ではないなどの条件を満たせば宿泊可能で、同室での宿泊は可能ですが、部屋では必ずゲージやキャリーでの管理が必要になります。


食器やフード、トイレ用品、コロコロなどの粘着テープ、ケージなどを持参する必要があります。


猫と一緒に宿泊する際は、何を持参したらいいか、事前に確認をするようにしましょう。

猫と泊まれる宿⑤四万温泉 三国園

群馬県吾妻郡にある旅館四万温泉 三国園はペットと宿泊可能な温泉旅館です。


国民保養温泉第一号の湯治場として栄えた温泉地で、もちろん温泉が自慢。

日々の忙しさを忘れて、ゆっくりとくつろぐことができます。

もちろん、ペット用の露天風呂もあるので、お風呂が好きな猫ちゃんは入浴してみてはいかがでしょうか。


この宿の嬉しいポイントが、犬や猫の他にもハムスターやフェレットなどどんなペットも宿泊可能なこと。

猫と一緒にそれ以外のペットを飼っている方でも、安心して旅行を楽しむことができます。


また、ペットの宿泊費がかからないのも嬉しいポイントです。


食事ももちろんペットと同室でいただくことが可能で、オプションでミートボールプレートやペット用のケーキを頼むこともできます。


猫が宿泊する場合はトイレのしつけが宿泊条件になりますので、使い慣れたトイレ用品などを持参するようにしましょう。

猫と泊まれる宿⑥七沢荘

神奈川県の七沢荘はゼロ磁場と呼ばれる磁場がゼロ状態になる場所にあり、エネルギーが充満しているパワースポットです。


そんな七沢荘もペットと一緒に宿泊することができます。

七沢荘も猫はもちろん、犬や小動物も宿泊可能です。


日本の名湯百選にも選ばれた温泉が自慢で、とくに露天風呂は都会では見ることのできない広い空を眺めながら入浴することができます。


ペットと宿泊する場合は専用コテージに宿泊になるので、一般のお客さんに気兼ねなく宿泊できるのが嬉しいポイントです。


またペット用の温泉も100%天然温泉!お風呂好きの猫ちゃんは楽しんでみてはいかがでしょうか。


室内にはケージも用意されているので、ちょっとした留守も安心して出かけることができます。

猫と泊まれる宿:関西



ここまで、関東近辺の猫と泊まれる宿をご紹介してきましたが、関西にももちろん猫と宿泊できる宿は存在します。


そこでこの項目では京都や大阪など、関西の人気観光名所を旅行するときにとても便利な

  • 海楽荘
  • ホテル アルテン
上記のお宿についてご紹介します。

猫と泊まれる宿①海楽荘

京都府宮津市にある海楽荘は若狭湾を臨む、海が目の前の旅館です。


近年は室内で飼育することが主流になってきた猫。

そのため、海を見たことがある猫ちゃんは少ないのではないでしょうか?


ペット同伴可能な部屋は海を眺めることができ、夜も波の音をBGMにくつろぐことができます。


トイレのしつけができてお、予防接種済み、留守番ができる猫が宿泊可能です。

一部屋につき2匹まで宿泊可能なので、多頭飼いの飼い主さんも安心して宿泊できます。


また、宿からペット用の備品の貸し出しなどのサービスは現在行なっていないので、猫が宿泊に必要なペット用品は忘れずに持参するようにしましょう。


最寄りの栗田駅から徒歩三分と、電車でのアクセスも可能なのが嬉しいポイントです。

猫と泊まれる宿②ホテル アルテン

大阪の道頓堀から徒歩2分という好立地にあるホテル アルテンも猫と一緒に泊まれるホテルです。


大阪の真ん中でペット可のホテルはあまり数が多くないため、とても重宝するホテルでしょうあ。


ペット用の備品や食事の用意はないため、必要なものは用意して宿泊する必要があります。

猫の宿泊は人間とは別料金になるため、予約時に猫が同伴だということを伝えてください。


※2022年8月現在休業中のため、再開時期を公式サイトでご確認ください。

猫と泊まれる宿:九州



人気温泉地が多い九州。

それだけに、愛猫と一緒に旅行できたら嬉しいですよね。


もちろん九州にも猫と泊まれる宿はあります!


そこでこの項目では、九州で猫と泊まれる宿の

  • 癒しの宿 鷹勝
  • 日奈久温泉 不知火ホテル
  • ふくせんか
  • 阿蘇温泉御宿 小笠原
  • コテージ・ヒムカ
上記のお宿についてご紹介します。

猫と泊まれる宿①癒しの宿 鷹勝

大分県にある癒しの宿 鷹勝はあの湯布院温泉よりも歴史が古い、奥湯布院 湯平温泉を堪能することができ、古くは鎌倉時代から湯治場として栄えたと言い伝えられています。


宿には招き猫の支配人「こゆき」が宿の顔としてお客さんをお出迎えするのだとか。


そのため、もちろん猫の宿泊もOKな宿になっています。


本館と離れがあり、そのうち離れの4室が猫やそのほかのペットと宿泊可能。

トイレの躾がちゃんとできている場合は、一緒にベッドで寝ることも可能です。


また、1室につき2匹まで宿泊可能なので、多頭飼いの方も安心です。


ペット用の備品レンタルはないため、ケージや食事類、トイレ用品などは持参が必要となります。

猫と泊まれる宿②日奈久温泉 不知火ホテル

猫と泊まれる宿②日奈久温泉 不知火ホテル

日奈久温泉 不知火ホテルは熊本県にあるホテルです。
不知火海(八代海)を臨む温泉宿で、開湯600年の歴史を持つ日奈久温泉の湯を堪能することができます。

天然そのままの掛け流しの温泉に、心身ともに癒されること間違いなしのお宿です。

スタッフも全員動物大好きのスタッフで、食事もすべて個室でいただくことができ、ほかの人の目を気にしなくていいのがポイント。

猫はもちろん、犬や小動物も宿泊可能なので、猫以外のペットを飼っている方でも一緒に宿泊できます。

お宿では、消臭スプレー・コロコロと簡易食器・水受け・トイレシート1枚とソフトタイプのケージの貸し出しがありますが、使い慣れたトイレ用品やハードタイプのケージなどをなるべく持参することをおすすめします。

猫と泊まれる宿③ふくせんか

猫と泊まれる宿③ふくせんか

ふくせんかは福岡県にある温泉宿です。
宿のすぐ横を筑後川が流れ、川のせせらぎを聞きながらとろとろ感触の「ミルキィの湯」を楽しむことができます。

猫の他に、小型犬と小動物が宿泊可能で、ペット専用の温泉もあります。
お風呂が好きな猫ちゃんはぜひ温泉でリラックスしてみるのはいかがでしょうか。

トイレや基本的なしつけが済んでいること、また飼い主がいない時はケージで1人で過ごせることが宿泊条件になります。
その他、ワクチンの接種証明の持参も必要になりますので、忘れずに持参するようにしましょう。(コピー可)

また、ケージ、 トイレシート、フードボウル、給水器の貸し出しがあるので、持参する荷物が少なくてすむのも嬉しいポイントです。

猫と泊まれる宿④阿蘇温泉御宿 小笠原

熊本県にある阿蘇温泉御宿 小笠原は、世界一のカルデラを誇る阿蘇山のふもとにあり、全室一戸建て・離れ形式の温泉宿です。


そのため、ほかのお客さんのことを気にせず、まったりと愛猫との時間を楽しむことができます。

また、室内にある温泉は100%掛け流しの天然温泉。日々の疲れを癒してくださいね。


客室はペット専用客室があるので、ペットとゆっくりとした時間を楽しむことができますよ。


さらに嬉しいポイントとして、宿の近くに24時間対応可能な動物病院があること。

これなら旅行中に突然体調不良になったとしても対処することができます。


猫が一緒に宿泊する際には、トイレの躾ができていること、スプレーなどの粗相をしないこと、ほかの動物や人間に危害を加えないこと、ワクチンを受けていること、伝染病を持っていないことなどの条件があります。


ペット用の備品レンタルはないため、ケージや食事類、トイレ用品などは持参が必要となります。

猫と泊まれる宿⑤コテージ・ヒムカ

猫と泊まれる宿⑤コテージ・ヒムカ

宮崎県にあるフェニックス・シーガイア・リゾート。

その敷地内にあるコテージ・ヒムカも猫と一緒に泊まれる宿です。


松林に囲まれた戸建タイプの宿で、まるで家にいるような感覚でリラックスすることができます。


夏にはガーデンプールやプールサイドでバーベキューを楽しむことができます。

ただし、ペット可の客室は6部屋のみになるので、ハイシーズンは早めの予約をおすすめします。


猫の他に小型〜大型犬まで宿泊可能で、部屋にはゲート、室内ケージ、食器(給餌器) ペットシート、バケツ、粘着ローラー、ビニール袋、新聞紙、足拭き布、消臭剤が完備されています。


食事や使い慣れた備品、おもちゃなどは持参するようにしましょう。


まとめ

今回は、猫と泊まれる宿を関東・関西・九州とご紹介してきました。
ご紹介したのはほんの一部ですが、ぜひ次回の旅行の参考にしてみてくださいね。

また、猫が一緒に宿泊する際、共通して注意すべきポイントは
  • トイレのしつけができている
  • スプレーなどの粗相をしない
  • ケージ(キャリー)に1人でいても問題がない
  • ほかのお客さんや宿の備品にに危害を加えない
  • ワクチンを接種している
などになります。

また、猫は環境の変化に敏感な生き物なので、使い慣れたペット用品を持参すると安心です。
さらに、旅行先でもしものことがあったときのために、宿泊先近くの猫を診られる動物病院を調べておくとさらに安心です。

事前にリサーチや準備をしておけば、愛猫との旅行も可能ですので、ぜひ一緒に楽しい思い出を作ってくださいね。

またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!