愛犬の目がいつもと違う。。。そう感じる日があるかもしれません。目はとても重要な器官の一つということもあり、愛犬のことがとても心配になりますよね。今回のMOFFME記事では、犬の目がおかしい際の原因や病気の可能性、対処法を解説していきます。
犬の目がおかしい?犬の目がおかしい際の対処法や原因を紹介
犬の目がおかしいと感じたことはありませんか。犬の目がおかしい場合は、もしかすると大変な病気にかかっているかもしれません。
もちろん、人間と同じように、犬も老化からくる目の衰えや病気も起こります。そうした気になる犬の目がおかしい原因や対処法などについて詳しく解説していきます。
今回「MOFFME」では、
- 犬の目がおかしい際の原因を紹介
- 犬の目に関する病気を症状ごとに紹介
- 犬の目がおかしい時の対処法を紹介
について詳しく解説します。
犬の目がおかしい場合、早めの対処により解決できるかもしれません。
そのままにしておくことなく、愛犬の悩みを解消してあげてください。
犬の目がおかしい際の原因を紹介
犬の目がおかしい際の原因はどのようなことでしょうか。犬の目をじっくりと見たときに、なんとなくおかしいと感じたことはありませんか。
また、犬の行動がおかしいのは、目が原因ではないかと感じたことはありませんか。
そうしたことが気になったことがある飼い主は、まずはその犬の目がおかしい原因を知ることから初めてください。
この項目では、
- 犬の目がおかしい際の原因①加齢
- 犬の目がおかしい際の原因②目の病気
- 犬の目がおかしい際の原因③神経の病気
- 犬の目がおかしい際の原因④腫瘍
について詳しく解説します。
犬の目がおかしい原因を知ることで、その原因に対する解決方法が見つかるかもしれませんので、気になる原因からチェックしてください。
犬の目がおかしい際の原因①加齢
犬の目がおかしいと感じたときには、その愛犬の年齢と合わせて確認をしてみましょう。もし、愛犬が既に老犬になっているなら
加齢が原因かもしれません。
犬も人間と同じように老化により目が衰えていきます。犬種にもよりますが、おおよそ10歳前後から加齢により目の衰えが進行していき、視力も低下します。
ただし、基本的には犬は若い頃から目に頼って生活をしているわけではありません。
感覚の多くは臭覚や聴覚に頼っていますので、加齢による目の衰えはそれほど大きな問題にはなりません。
犬の目がおかしい際の原因②目の病気
犬の目がおかしいときは、もしかすると目の病気かもしれません。
犬も人間と同じようにさまざまな目の病気にかかります。犬の目がおかしい原因は病気の場合は、そのまま頬っておくわけにはいきません。
先ほどの加齢が原因の場合は、仕方がないと諦めることになるかもしれませんが、目の病気が原因の場合は早めに医師に相談をすることになります。
いくら犬が目に頼った生活をしているわけではないと言っても、病気が原因の場合は早めに対処してあげましょう。
犬の目がおかしい際の原因③神経の病気
犬の目がおかしい原因が、神経系の病気の場合は少し深刻です。神経系の病気の場合は、
飼い主が気が付きにくい場合が多いと言われています。
顔の半分の神経に障害が起こったり、全体の神経に障害が起こるなどさまざまですが、進行すると瞬きをしないとい言った症状が起こることもあります。
また、餌を頻繁にこぼすなどの症状が起こることもありますが、しっかりと日々観察をしなければ気が付かないこともありますので、神経系の病気の場合は注意が必要です。
犬の目がおかしい際の原因④腫瘍
もし犬の目がおかしい際の原因が腫瘍だった場合は、
すぐに医師に診察をしてもらう必要があります。
目の腫瘍は眼球にできることが多く、悪化するまで飼い主が気が付かないこともあります。
犬の目をしっかりと観察していると、眼球に肉の塊のようなものが見られることがあります。これがつまり腫瘍です。
また、こうしたこと意外にも、腫瘍が原因の場合にはさまざまな症状が現れます。
もちろん、犬の目がおかしい際の原因が腫瘍の場合は、飼い主の力で解決できるものではないため、すぐに専門のクリニックでの診察になります。
犬の目に関する病気を症状ごとに紹介
犬の目に関する病気を症状ごとに紹介します。犬の目がおかしい場合、目の病気である可能性も疑ってください。
もし、早めに対処すれば解決できる病気なら、悪化してしまうことを防げるかもしれません。
これから解説する目の病気の症状を理解しておけば、飼い主の判断ですぐに専門のクリニックに連れていくことができます。
犬の目の病気の症状には、さまざまなパターンがありますので、しっかりと理解をしておくことをおすすめします。
この項目では、
- 犬の目に関する病気①目が赤くなる
- 犬の目に関する病気②目が白くなる
- 犬の目に関する病気③目が開かなくなる
- 犬の目に関する病気④目が腫れる
について説明しますので、必ず詳細な部分までチェックしてください。
犬の目に関する病気①目が赤くなる
犬の目が赤くなってしまったときには、細菌やウィルスに感染している可能性を疑いましょう。
この症状はチェリーアイとも呼ばれ、さくらんぼのように目が真っ赤になります。
犬の目の内側には瞬膜と呼ばれる箇所があり、これは乾燥から目を守る役割を担っています。
この瞬膜周辺が赤くなり、さらには腫れも起こりますので、見た目の変化に飼い主でなくてもすぐに気が付くでしょう。
また、瞬きをするだけではなく、空気に触れるだけでも痛みが伴うほどの病気のため、この病気にかかると常に痛がっているのも大きな特徴です。
免疫能力が著しく低下した老犬などに起こりやすい症状で、ウィルス性のため範囲が拡大する恐れもあることから、早めに医師に相談をしてください。
犬の目に関する病気②目が白くなる
目が白く濁っているように見えた場合は、白内障を疑ってください。白内障は目の組織である水晶体にあるタンパク質の異常です。
異常が起こり、水晶体が白く濁ってしまう病気のため、この白内障も見た目ですぐにわかります。
この白内障にかかってしまうと、頻繁に物にぶるかるなどの症状が起こります。
また、自分でジャンプをする行為が怖くなり、動きが極端に遅くなることもあります。
白内障は徐々に視力が低下していく病気のため、視力の衰えについては飼い主でも気が付かないかもしれません。
ただし、目が白く濁るという変化は気が付きやすいため、おかしいと感じたときには早めに医師に相談をしましょう。
白内障は老犬に起こりやすいですが、遺伝性でもあるため愛犬の親が白内障だった場合は注意が必要です。
犬の目に関する病気③目が開かなくなる
目が開かなくなる病気には、さまざまな原因が考えられます。犬のまつげが目に入り目が開け辛くなることもあります。
また、まつげなどが原因で目に炎症が起こり、目が開かなくなる症状も珍しくありません。さらに緑内障によって目が開かなくなることもあります。
緑内障は急に何らかの原因で眼圧が高くなり、強い痛みを感じて目が開かなくなります。
緑内障の場合は早めに病院で診察をすることで治りますので、おかしいと感じたときには、医師に相談をしてください。
目が開かなくなる症状は、ワクチン接種のアレルギーから起こることもあります。
アレルギー反応により目に炎症が起こり結果的に目が開かなくなることがありますので注意してください。
犬の目に関する病気④目が腫れる
目が腫れる症状にもさまざまな原因があると考えておいてください。犬の目が腫れる場合、眼瞼炎や緑内障、結膜炎やものもらいが考えられます。
ものもらいであれば、時間の経過と共に解消されることが大半ですが、その他の症状の場合は悪化をすることもありますので、専門のクリニックで診察を受けてください。
また、犬の目が腫れる症状には、何らかのアレルギーが関係していることもあります。
目に異物が入りアレルギー反応が起きていることもあれば、シャンプーによりアレルギー反応が起こり腫れることもあります。
アレルギー反応が原因の場合、直近に何を使ったのかなどを必ず覚えておいてください。
シャンプー方法などの場合、含まれている成分が愛犬にマッチしていない可能性があります。
犬の目がおかしい時の対処法を紹介
犬の目がおかしいときには、どのような対処法を行うべきでしょうか。
急に目を痛がり出した、目を気にするような仕草をし始めた場合は、専門的な知識のない飼い主の場合はパニックに陥ってしまうかもしれません。
もちろん、その原因が全く分からない場合は、専門のクリニックに相談をすることになりますが、ある程度、原因がはっきりとしているときには、飼い主の対応で解決することもあります。
この項目では、
- 犬の目がおかしい時の対処法①エリザベスカラー
- 犬の目がおかしい時の対処法②耳を観察する
- 犬の目がおかしい時の対処法③腫瘍の疑いはすぐ病院へ
について詳しく解説します。
犬の目がおかしいときにチェックするべきポイントなどについても解説しますので、ぜひチェックしてください。
犬の目がおかしい時の対処法①エリザベスカラー
もし、犬の目がおかしい原因がものもらいなどの場合は、エリザベスカラーの装着を検討してみましょう。
エリザベスカラーとは、犬の首に付ける円錐台形状の保護器具です。ものもらいがある場合、犬は気になり前足で目を触ってしまいます。
そうするとなかなか治らないだけではなく、症状が悪化することも予想されます。
エリザベスカラーを装着し、目に触れさせないようにすることで、自然治癒がしやすくなります。ペットショップでも購入できますので、一つは持っておくことをおすすめします。
犬の目がおかしい時の対処法②耳を観察する
もし、神経系の症状で犬の目がおかしくなっているなら、耳を観察してみましょう。顔面神経痛などが起こっている場合、耳に力が入らずだらんと垂れていることが多いです。
いつもとは違う雰囲気のため、耳に限らず表情全体から気が付くこともあります。
また、神経系の場合、中耳炎や外耳炎が原因になることもあります。
普段から愛犬の耳の中を確認してあげれば、顔面神経痛などを防げる可能性もありますので、愛犬の変化にすぐに気が付くようにしてあげてください。
犬の目がおかしい時の対処法③腫瘍の疑いはすぐ病院へ
もし、腫瘍の疑いがあると感じた場合は、迷うことなくすぐに病院へ行ってください。目に起こる
腫瘍の疑いは、知識のない飼い主では判断が難しいと言えます。
はっきりとした原因がわかっている場合は、安静にしてけば治るなどの判断ができますが、目の腫瘍の場合、判断ができないためとても危険です。
また、間違った知識により、安静にしておけば治ると判断をすることも危険です。
その間にも腫瘍は悪化していきますので、無理な自己判断はせず、病院に連れて行ってください。
まとめ
ここまで、犬の目がおかしい場合は、どのような病気が考えられるのか、またその対処法などいて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事では、
- 犬の目がおかしいときには加齢や目の病気、または神経系の可能性がある
- 犬の目がおかしいのは、腫瘍の可能性もあるため注意する
- 目の病気には白く濁る白内障や、アレルギーなどにより赤くなる症状もある
- エリザベスカラーなどで対処し、腫瘍等の可能性がある場合は病院へ
以上の内容を詳しく解説してきました。
目の病気が悪化すると、最悪失明をする可能性も十分考えられます。判断ができない場合は、迷うことなく専門のクリニックで受診しましょう。