かぎしっぽの猫は幸運を呼び寄せるって本当？かぎしっぽの原因・特徴を解説

鍵尻尾の猫とは、しっぽが途中で曲がった猫、しっぽの短い猫のことで、純血種ではほとんどみることができません。

かぎしっぽの猫は、昔から幸運を呼び寄せる縁起のいい猫として日本に多く生息していますが、どんなしっぽの形や種類があるのでしょうか。

かぎしっぽの猫になる理由は、病気やケガによるものと、生まれつきの遺伝によるものが多く、しっぽの短い猫や丸い猫など、さまざまな形や長さをしています。

では、珍しいかぎしっぽの形を交えながら猫の

1. かぎしっぽの形
2. かぎしっぽの種類
3. かぎしっぽは英語でなんて言うのか

についてご紹介していきます。

猫のかぎしっぽの形は

1. しっぽが短い
2. しっぽが丸い
3. しっぽが途中で折れてる
4. しっぽが曲がりくるくるしている
5. しっぽは長いが先っぽだけ曲がっている

などさまざまな特徴があり、とても個性豊かです。かぎしっぽの猫は、幸運を運ぶありがたい猫として昔から世界中で知られていますが、純血種の猫はほとんどかぎしっぽの猫ではありません。

かぎしっぽの猫は、ペットショップで見かけることはありません。かぎしっぽの猫は、野良猫や保護猫カフェで目にすることが多いので、幸運にあやかりたいかた、かわいいかぎしっぽの猫を見てみたいかたは、保護猫カフェに足を運んでみてはいかがでしょうか。

クネクネとかわいい動きをする猫のしっぽは、18個から20個の尾椎でできています。個体差によって骨の数は異なり、先端まで骨や神経が通っているため、ぐるぐるとした独特な動きができます。

骨のやわらかい子猫の頃に何らかの原因でかぎしっぽの猫になった場合、成長につれ骨が固まるため、歩行や寿命には関係しません。

日本に多く生息しているといわれるかぎしっぽの猫は、しっぽが折れていたり、ぐるぐる曲がりくねっていたりとしっぽの種類や特徴はさまざまです。

かぎしっぽの猫は、西洋にはあまり生息していません。また、5センチ程度と極端にしっぽが短い猫は「ボブテイル」という名前で呼ばれています。

かぎしっぽという名前は、日本では「折れ曲がったしっぽに幸運が引っかかる」「幸運の扉を開いてくれる」とされ、昔から幸せの象徴として多くの人に愛されてきました。

しかし、幸運を呼び寄せるかぎしっぽの猫は、海外ではとても珍しい存在で、見かけたらラッキーなのだそうです。

かぎしっぽの猫は、英語でKinked Tail（キンキッド・テイル）と呼ばれています。意味は「曲がった」「よじれた尻尾」という意味で、日本語の鍵（キー）を連想する要素はありませんでした。。

英語に鍵の要素が全く感じられないのは「海外では、珍しさから見かけたさいに幸運を呼ぶ」と言われるからかもしれません。

上記の記事では、かぎしっぽの種類や形についてご紹介しましたがいかがでしたか？

日本では、かわいいかぎしっぽの猫に会える確率が高く、かぎしっぽには「丸まったしっぽ」や「しっぽの折れてる猫」など、さまざまな種類や特徴のしっぽがあることがわかりましたね。

どのような形のしっぽも個性があり、かわいく癒されますが、中には病気でしっぽが曲がっている猫や尻尾のない猫も存在します。

病気やケガによる「かぎしっぽの猫」は、感染症や歩行に問題が生じる可能性があるため、必ず動物病院で確認・治療をしてもらいましょう！

では、なぜ猫のしっぽはかぎのように曲がっているのでしょうか。かぎしっぽになる原因は

1. 遺伝によるもの
2. 事故や手術によるもの

があげられます。では、猫のしっぽが曲がってしまう原因について詳しく一緒にみていきましょう。

かぎしっぽになる原因2つ目は「事故や手術によるもの」です。もともとかぎしっぽではない猫が「子猫の頃に親に踏まれた」「扉に挟んだ」「車などによる交通事故」など、さまざまな理由で尻尾のない猫や先端がくるくるした猫になってしまうことがあります。

また、病気や手術によってしっぽが短くなることもあります。野良猫にかぎしっぽの確率が高いのは、生まれつきではなく、事故やケガによるものが多いかもしれませんね。

事故や病気の場合は、感染症や寿命に関わる可能性もあります。しっぽを伸ばすことはできませんが、治すためにレントゲンをとって獣医師さんに確認してもらうことをおすすめします。

かぎしっぽになりやすい猫には

1. 雑種
2. 日本に生息している
3. 長崎県にはしっぽが曲がった猫が多い

という特徴があります。純血種ではめったに見ることができない、貴重なかぎしっぽの猫は、高知県や松坂・飯田などで出会う確率が高いといわれています。

ではなぜ、高知県で「かぎしっぽの猫」に会える確率がたかいのでしょうか。それは、高知県が「猫の殺処分率」ワースト1の県だからです。

そのため、1つでも多くの「罪のない命」を助けるべく、保護猫カフェが多く存在します。

また、松坂や飯田にも「保護猫カフェ」や「かぎしっぽの猫カフェ」が多く、貴重といわれるかぎしっぽの猫に会える確率が高いです。

かぎしっぽの猫は、ペットショップで見かけることはめったにありません。それは、純血種にはほとんどかぎしっぽの猫がおらず「雑種」に多いとされているからです。

また、短いしっぽになる遺伝子をもつ猫が雑種に多いからです。純血種でかぎしっぽの猫は、事故やケガなどの理由でかぎしっぽになっている可能性が高いです。

一般的に黒猫は、見かけたら縁起の悪い猫としてしられています。しかし、スピリチュアル的には「幸運のサイン」とされています。

街を歩いてる猫にも幸運のかぎしっぽの猫がいるかもしれません。もしも、黒猫のかぎしっぽ猫に出会うことができたら、すごい幸運が訪れるかもしれませんね。

短いしっぽの遺伝子は、イギリスのマン島原産のマンクスという名前の猫や東南アジアから中国南部にかけて生息する雑種の猫が多く持っています。

昔の日本では、しっぽの長い猫が長生きをすると、人を襲う妖怪になると恐れられていたため、短いしっぽの猫を増やそうとしてきました。そのため、日本にはかぎしっぽの猫が多く、しっぽの短い猫やかぎしっぽの猫は昔から人々に愛されてきました。

海外では、かぎしっぽの猫をほとんどみることができないため、会えたらラッキーとされています。日本に幸運のかぎしっぽ猫が多いのは、日本人として嬉しい気持ちになりますね。

かぎしっぽの猫が、日本に多く生息していることを説明してきましたが、日本の中でも「かぎしっぽの猫」がより多く生息している場所があります。

それは、長崎県です。なぜ、長崎県に「しっぽの短い猫」「しっぽの曲がった猫」などのかぎしっぽの猫が多いのでしょうか。

それは「かぎしっぽや短いしっぽを形成する遺伝子」を持つ猫が、インドネシアから連れてこられた可能性が高いからです。長崎県にいる猫の80%がかぎしっぽの猫といわれています。

また、日本が鎖国をしていた江戸時代に貿易の窓口となっていた会社との取り決めで、猫がネズミを捕まえてくれることから、船で航海するときは保険として、猫を船に乗せるのが決まりだったそうです。

しっぽの長い猫は、イライラしたときにしっぽをフリフリするなど、感情がしっぽに現れてるため比較的わかりやすいです。

しかし、しっぽの短い猫は、感情がわかりにくいのが特徴です。また、しっぽの長い猫と比べて臆病で警戒心が強い傾向にあります。その為、飼い主さん以外には懐かない猫もいます。

しかし、ツンデレの性格の猫や犬のように飼い主と一緒にいることを好む猫など、しっぽが長い・短いに関わらず「猫の気持ち」は、まるで秋の空のように移り変わりが激しいのが特徴です。

かぎしっぽの猫は「雑種」が多いため、親の猫の品種によって性格が異なります。出会ったかぎしっぽ猫のそれぞれ違う個性を楽しみましょう！

「かぎしっぽ」の猫は、なぜ縁起が良いとされているのでしょうか。それは、しっぽがフックのような形にみえ、幸運が引っかかるとされているから、又は折れ曲がったしっぽが鍵のようにみえ「幸運の扉をあけてくれる」からとも言われています。

幸運を引き寄せてくるといわれているため、ケータイの待ち受け画像にしている人もいるそうです。

かぎしっぽの猫に会ったことがないかたや、幸運を引き寄せてくれる縁起のよい猫に会ってみたいかたは、近くの保護猫カフェや長崎県に足を運んでみてはいかがでしょうか。「かぎしっぽの猫」との素敵な出会いが、あなたを待っているかもしれません。

今回のMOFFME記事では

• 珍しい猫のかぎしっぽとはどんな形なのか
• なぜ猫はかぎしっぽになるのか、猫の尻尾が曲がってる原因
• かぎしっぽになりやすい猫の種類
• かぎしっぽ猫の性格
• かぎしっぽの猫がなぜ幸運の象徴といわれるのか

について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか？縁起が良くないとされていた黒猫は、スピリチュアル的には「幸運のサイン」だったんですね。

幸運を引き寄せてくれるかぎしっぽの猫を、画像でしか見たことがないかたは、保護猫カフェや長崎県に足を運んでみると幸運の「かぎしっぽ猫」に出会えるかもしれませんね。

MOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください！