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猫は自分の名前を覚えられるのか、飼い主さんの言葉をどこまで理解しているのか。猫を飼っている人なら一度は考えたことがあるはず!今回は、猫がどこまで言葉を理解しているのか、自分の名前を覚えてもらうための方法などを解説しています!

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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猫は名前を理解している?


名前を呼んだら反応してくれたり、近づいてきてくれたりする瞬間は飼い主さんにとって幸せの一時です。


しかし、猫ちゃんは気まぐれでツンデレな子も多いため、名前を呼んでも反応してくれないこともあります。


自分の名前を理解していないのかな?」と考える飼い主さんもいるかもしれません。


実際、猫は自分の名前や飼い主さんの声をどの程度理解しているものなのでしょうか?


今回MOFFMEでは、

  • 猫は自分の名前を覚えられる!
  • 猫は声を区別することができる!
  • 猫に名前を覚えさせる方法は?
について解説します!

猫を飼っている人も、これから飼おうとしている人も参考にして、愛猫とのコミュニケーションに役立ててください。

猫は自分の名前を覚えられる!


自分の名前に反応する猫は多くいます。


猫が自分の名前を覚えられるというのは様々な研究で明らかになっているそうです。


飼育期間が長くなるほど、名前だけでなく同居猫の名前や飼い主の声や名前まで覚えるという話も。


猫が名前を覚えることは可能ということが分かりました。

では、

  • 猫はどうして自分の名前を覚えるのか
  • 名前を覚えるまでの期間は?
といった謎についても見ていきましょう。

猫はどうやって自分の名前を覚える?

猫や犬などの動物は、鳴き声など音のトーンで感情を読み取りコミュニケーションを取ります。


そのため、自分の名前を明確に覚えるというよりも、「」を覚えているという方が近いかもしれません。


飼い主さんが猫(自分)を見て何度も同じ名前を繰り返し呼ぶことで、そのが自分を呼ぶ際の音であると認識するのではないでしょうか。


犬も猫も、名前を覚えたての頃は、名前と同じイントネーション(音)の言葉にも反応することがあります。


そのことからも、音で自分の名前を聞き分けていると言えるでしょう。

名前を覚えるまでに必要な期間は?

猫が名前に反応してくれるまでの期間は、猫の性格や飼育環境によって異なります


どのくらいで覚えてくれるかは明確ではありませんが、猫は自分の名前を覚えることが可能です。


反応してくれるまで諦めずに名前を呼んであげるといいでしょう。


人見知りの猫、子猫から飼っている、成猫から飼っているなどによっても異なるかもしれません。


猫の性格を考慮しながらのんびり覚えさせてあげましょう。

猫は飼い主さんの言葉を聞き分けている!


実は猫ちゃんは、自分の名前だけでなく飼い主さんの声とそうでない人の声も区別しているんです。


知らない人に名前を呼ばれても反応しなかったり、不思議そうな顔をしたりすることがあるそうです。


また、飼い主さんの声だけでなく、一緒に暮らす他の猫の名前と自分の名前の区別も付けられるそう。


猫は人間に比べて聴覚が優れているため、」の違いを繊細に聞き分けます


例えば「ごはん」という言葉の後にエサが出てくる状況を毎回作れば、「ごはん」と言っただけで餌皿の前まで行ってくれることも。


覚えるまでの期間には猫によって個体差がありますが、ほとんどの猫が人の言葉を覚えることは可能


愛情を持って毎日コミュニケーションしていれば、そのうち覚えてくれるようになるでしょう。

猫に名前を覚えさせる方法は?


猫ちゃんは自分の名前だけでなく、一緒に暮らす他の猫の名前まで覚えられることが分かりました。


では、愛猫に自分の名前を覚えてもらうためにはどうすればいいのでしょうか。


猫ちゃんに名前を覚えてもらうためには、

  • 名前を呼んでコミュニケーションを取る
  • 同居猫と似た名前は避ける
ということを意識してみましょう!

名前を呼んでコミュニケーションを取る

猫ちゃんに名前を認識してもらうためには、愛猫に用事がある時に名前を呼んであげましょう


そうすることで、「特定の音がしたら飼い主は自分に用事がある」と理解します。


名前を呼んで撫でてあげたり、おやつをあげたりとコミュニケーションを取ることで、名前を呼ばれると喜ぶようになることも。


すぐに覚えてくれる子もいれば、なかなか慣れない子もいますが、根気強く続けることで覚えてもらうことは可能です。

同居猫と似た名前は避ける

多頭飼いをしている場合、同居猫と似た名前は避けるのがベストです。


特に猫は」で言葉を区別しているため、同じ音になる名前はやめたほうがいいでしょう。


音が似ていると、なかなか覚えてくれなかったり、猫が混乱して反応してくれなくなったりします。

猫は自分の名前を理解できる!


猫ちゃんは自分の名前を理解しているのか?について解説しました。


猫は自分の名前だけでなく、同居している猫の名前など飼い主さんの言葉を「音」の違いで区別しています


聴覚が優れているため、コミュニケーションを取ることは難しくありません。


名前を呼び続けてあげると、自然と反応してくれるようになるでしょう。


ただし、猫ちゃんは気まぐれな子も多いため、名前を理解していても気分じゃなければ反応してくれないこともあります。


そんな部分も含めて可愛い愛猫とたっぷりコミュニケーションを楽しんでみてくださいね。


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