飼い猫でも野良猫でも、突然威嚇されてしまうということは無いでしょうか?威嚇されたとき、どのように対処するべきか、難しいですよね。この記事では、そんな悩みを解消できるように、猫の威嚇の理由やその対処法などを解説していきます。
この記事の目次
目次を閉じる猫に威嚇されることは少なくない!?
猫に近づいたり、遊んでいたとき、吠えられたという経験はないでしょうか?
可愛がりたいと思っていたのに、なぜ威嚇されるのだろうと思いますよね。
猫の威嚇にも特徴があります。
ここでは、
- 猫の威嚇の特徴は?
- 猫が威嚇する理由は?
- 威嚇されたときの対処法はなに?
猫の威嚇の特徴
猫の威嚇とは、自分の体を大きく見せることで、相手を脅かそうとするものです。
威嚇と聞くと、体を大きくすることだと考えがちですが、他にも特徴があります。
ここでは、猫の威嚇の特徴について、詳しく見ていきましょう。
威嚇の時は鳴き声もある
猫は、「ニャー」という鳴き声だけではありません。
感情や心境によって、鳴き声が変化することも、1つの特徴だと言えるでしょう。
威嚇の時は、「シャー」という声で威嚇することが多いですが、「ウー」という低い声を出すこともあります。
これは、どちらの鳴き声も強い怒りや敵意を表しています。
鳴き声でも感情が異なるというので、鳴き声から感情を推測することもできそうですよね。
体を大きく見せようとする
身体を大きく見せるために、猫は頭を低く沈めて、背中を丸めるような姿勢をします。
また背中の毛を逆立て、尻尾を弓なりにするのは、強い威嚇であると言えるでしょう。
威嚇は顔にも出る
猫は威嚇をしているとき、耳を後ろや真横に倒します。
また一瞬瞳孔が大きく開き、一気に目が細くなります。
口を開け、牙を見せるようになることもあり、今にも襲ってきそうな顔つきになります。
猫が威嚇する理由は?
上記では、猫の威嚇の特徴について見てきました。
もちろん、猫が威嚇するのにも理由があります。
ここでは、猫が威嚇する理由について、見ていきましょう。
敵意や恐怖を感じたから
猫は大きい音や声がしたとき、驚いて威嚇をしてしまうことがあります。
びっくりして驚いた時に、瞬時に身を守ろうとする本能的なもので、このように威嚇してしまうことは少なくないかもしれません。
縄張り意識があるから
猫は自分の縄張りを大事にしています。
そのため、環境が変化したりすると、自分の縄張りを荒らされたと認識します。
猫は体臭に包まれたところが安心できる場所のため、その場所を奪おうとする行為も、猫の威嚇する原因になると言えます。
怪我や病気など体調を崩しているから
怪我や病気のときなど体調が悪いときは、飼い主でも近くにいるのを嫌がる場合があります。
このような場合は、そっとしておいてあげることが大事ですね。
飼い主に対して不満があるから
猫自身が嫌がっているときに必要以上に触ったり、近づきすぎてしまうと威嚇をします。
人間も、嫌なことをされたら嫌と伝えるように、猫は威嚇を通して、「これ以上辞めてほしい」という想いを伝えます。
威嚇されたときの対処法はなに?
上記では、威嚇する理由について見てきました。
では威嚇されたとき、どのような対応をすれば良いのでしょうか。
ここでは、威嚇されたときの対処法について、見ていきます。
していたアクションを辞める
猫を触ったり大声を出していた場合など、その動作が嫌で猫は威嚇をした可能性があります。
そのため、一旦その動作を止めると良いでしょう。
縄張り以上に近づきすぎない
先ほども説明したように、猫は縄張りを大事にします。
縄張り以上に近づいていないかどうか、一度確認してみてください。
その場を離れる
猫に威嚇された場合、一度その場を離れることをおすすめします。
また、目を合わさず無視をして、その場を離れてあげると良いでしょう。
まとめ:猫に威嚇されても、落ち着いて行動しよう
この記事では、猫の威嚇の特徴や理由、対処方法などを見てきました。
まとめておくと、猫の威嚇の特徴は、
- 威嚇の時は「シャー」や「ウー」と鳴く
- 体を大きく見せようとする
- 今にも苦激してきそうな顔つきに変化する
- 敵意や恐怖を感じたから
- 縄張り意識があるから
- 怪我や病気など体調を崩しているから
- 飼い主に対して不満があるから
- していたアクションを辞める
- 縄張り以上に近づきすぎない
- その場を離れる