犬は、動物の中でも散歩をするイメージがかなり強くあるかと思います。しかし、頻度や時間など、特に子犬の時期は疑問も多いのではないでしょうか。ここでは、犬の散歩をする理由から子犬の散歩、始める前の準備から注意点まで、細かく解説を行っていきます。
この記事の目次
目次を閉じる子犬も散歩をするべき?
犬と言えば、散歩が必要というイメージも強いのではないでしょうか?
実際犬自身も散歩に行く際、しっぽを振って楽しそうにしていますよね。
しかし子犬で飼い始めたばかりの場合、
- なぜ手間のかかる散歩をさせるの?
- いつ散歩デビューするべき?
- 散歩前に準備などは必要?
- 気をつけなきゃいけないことはある?
このような不安を感じるのではないかと思います。
ここでは、子犬の散歩について、解説していきたいと思います。
なぜ犬は散歩をするの?
犬を飼っている人の多くが、毎日犬の散歩をしていると思います。
しかし、実際毎日散歩をするのは大変ですよね。
ではなぜ、犬に散歩をさせる必要があるのでしょうか?
散歩はストレス解消になる!
犬にとって、散歩はストレス解消になります。
犬は散歩以外、大体同じ場所にずっといます。
しかし、代り映えしない狭い空間にずっといるのは、ストレスがたまってしまいます。
外に出て散歩をすることで、気分転換にもなり、広い空間で走り回ったり、他の犬との交流などもできます。
運動不足の解消になる!
散歩は運動不足の解消になります。
運動不足は、人間と同じように病気のリスクが上がります。
散歩は、犬の健康を維持するためにも、必要不可欠なものですね。
子犬の散歩はいつから始める?
基本的に生後3カ月程度で散歩を始めるのが一般的です。
子犬の散歩デビューは、3回目のワクチン接種を終え、2~3週間後あたりが目安になります。
早すぎても、子犬は特に免疫が弱いため、早くしすぎてもよくありません。
また一方で生後4か月を過ぎてしまうと、社会性を身に着けるのは難しくなり、他の犬や人との交流が苦手になってしまうことがあります。
適した時期から散歩をしてあげるようにしましょう。
子犬の散歩時間や回数はどれくらい?
大きさにも寄りますが、1日1~2回、30分程度歩くのが良いでしょう。
また近くに公園など広く安全な場所がある場合、自由に走らせてあげるといいかもしれません。
最初は慣れさせるために、抱っこなどをして散歩をするのもおすすめです。
散歩デビューの準備と注意
散歩デビューをするにあたって、犬自身も外の世界に慣れず、すぐに散歩できないということがあります。
ここでは散歩前にしておくと良いこと、散歩で気をつけるべき注意点の2つを順に見ていきます。
首輪やリードの練習をする!
散歩するときに、安全のために必要な首輪やリードですが、中には嫌がる犬もいます。
そのため、事前に家の中で練習して慣れさせておくと良いかと思います。
だっこをして散歩してみる!
ワクチンを打ち、免疫が付くまでは外を歩くことはできませんが、外の空気や雰囲気に慣れさせることが大切です。
最初は恐怖心を持っている場合も多いため、少しずつ慣れさせると良いでしょう。
無理やりは連れて行かない
最初の頃は、散歩を怖がることや前に進まないこともときどき起こります。
そのときに、無理やり引っ張ってしまうと、散歩が嫌になってしまうことも考えられます。
無理やり連れていくことはしないようにしましょう。
短い距離から歩く
先ほど散歩の時間は大体30分程度と記載しましたが、最初から30分歩かなければならないということはありません。
短い距離から少しずつ時間を延ばしたり、子犬のペースに寄り添いながら調節していくと良いかと思います。
安全な場所かどうかを確認する
まだ慣れない環境下で、交通量の多い道路や階段などは危険が伴います。
子犬にとっても、飼い主にとっても、まずはなるべく安全な散歩道を使って、散歩すると良いかと思います。
夏場は足元に注意!
犬は素足で地面を歩くため、夏場は高温の地面を歩くことになります。
アスファルトなどは特に熱くなりやすく、やけどなどをしてしまう恐れがあるので、注意すると良いかと思います。
子犬に寄り添った散歩を!
ここでは子犬の散歩について解説してきました。
まとめると、
犬の散歩運動理由は
- 散歩はストレス解消になる
- 散歩は運動不足解消になる
子犬の散歩は、
- ワクチンを打ってから2~3週間後から
- 1日1~2回、30分程度
子犬の散歩デビューの準備は、
- 首輪やリードの練習をする
- だっこをして散歩してみる
- 無理やりは連れて行かない
- 短い距離から歩く
- 安全な場所かどうかを確認する
- 夏場はやけど防止のため、足元に注意する
子犬の散歩は、ゆっくり子犬に合わせて調節していきましょう。
散歩は継続することが大事なので、無理ない程度に日々行うと良いかと思います。