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犬に芸を覚えてほしいと考える飼い主さんは多いと思います。しつけの一環としても芸を教えることはとても良いと思います。今回は、6つの芸の教え方と注意点を紹介していきます!

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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犬に芸を覚えてほしい!!6つの芸の教え方と注意点を紹介!


芸を覚えることが絆の証明を考える飼い主さんもいると思います。


ですが、芸を教える前に『しつけ』をすることを忘れてはいけません。


お手や待てなどの基本的なことができるようになってから芸にチャレンジしてみてください。


この記事では、『6つの芸の教え方』と『注意点』を解説していきます!

6つの芸の教え方を紹介します!

今回は6つの芸を初級と上級に分けて紹介します。


初級芸は以下の3つです。

  • ハイタッチ
  • ちょうだい
  • バーン
上級芸は以下の3です。
  • バイバイ
  • バック
  • ゴロン
  • ジャンプ
  • おじぎ

それぞれ詳しく説明していきます。

初級芸① ハイタッチ

ハイタッチのステップは以下の通りです。

  1. 手の中のおやつを嗅がせる
  2. 匂いにつられて犬が前足で手をタッチしたらおやつをあげる
  3. 手を徐々に高くする
1〜3を何回か繰り返します。

手にタッチしたらおやつがもらえることを覚えてくれたら、おやつを持たずに『ハイタッチ!』と指示してタッチしてもらうようにしましょう。

成功したらおやつをあげましょう。

初級芸② ちょうだい

ちょうだいのステップは以下の通りです。

  1. おすわりをさせます
  2. 手の中のおやつを嗅がせます
  3. 手の位置を鼻先から少しずつ高くします
  4. 次第に前足が上がり、立った状態の時に『ちょうだい』と指示します
  5. おやつをあげます
上記を繰り返しましょう。

ポイントは『ちょうだい』を『ちょーだい』とゆっくり発音することです。

ミニチュアダックスフンドコーギーなどの胴長犬種は腰を痛めてしまうリスクがあるためやめておきましょう。

上級芸③ バーン

バーンのステップは以下の通りです。

  1. 伏せをさせます
  2. 手の中のおやつを嗅がせます
  3. 徐々に手をお尻の方へ持っていきます
  4. おやつにつられて仰向けになったら『バーン』と言います
  5. おやつをあげます
おやつがなくてもできるまで上記を繰り返しましょう。

おやつなしでできるようになったら、手を鉄砲の形にして『バーン』をしてみましょう。

ポイントは『バーン』をゆっくり言ってあげることです。

初級に設定しましたが、中々難しいので習得には時間がかかります。

上級芸①バイバイ

バイバイのステップは以下の通りです。

  1. ハイタッチした状態から手が届かない距離まで徐々に離れる
  2. 犬が前足をバイバイしたらおやつをあげる
  3. 1〜2を繰り返す

慣れてきたらおやつなしで手の動作だけで行ってみましょう。


以下の動画を参考にしてみてください。


上級芸②バック

バックのステップは以下の通りです。

  1. おやつの手を鼻先から徐々に後方へ移動します
  2. 犬がつられてバックをしたらおやつをあげます。
  3. 2ができたら『バック』と言って1〜2を繰り返します

慣れてきたらおやつなしで手と声だけで行ってみましょう。


慣れるまではターンできないよう障害物と壁の間に犬を置いて行うと成功しやすいです。


以下の動画が参考になります。


上級芸③ゴロン

ゴロンのステップは以下の通りです。

  1. 伏せをさせます
  2. おやつ手を鼻先から犬の背中方向に運びます
  3. お腹を見せたら成功です
立ち上がってしまったら1から再度行いましょう。

犬の目線よりも低めにおやつ手を動かすと成功しやすいです。

とても難しいので以下の動画を参考にしながら気楽にやってみてください。

芸を教える時の注意点は??

芸を教える時の注意点は3つです。

  • おやつのあげすぎ
  • 無理強いをする
  • 似た指示言葉を使う

・おやつのあげすぎ

芸の練習を繰り返す中でおやつのあげすぎに気をつけましょう。

肥満から病気につながることもあります。

一日のおやつ量を事前に決めて、それがなくなったらその日の練習は終わりにしましょう。

・無理強いをする

練習のし過ぎがストレスになることがあります。

常に犬の目線に立って考えてあげましょう。

一向に覚えなかったとしても、責めずにその子に合った芸を探してみてください。

・似た指示言葉を使う

おまわり』や『おかわり』など、似た言葉を使ってしまうと犬が混乱します。

芸の時に使う言葉はなるべく似ていない言葉を選びましょう。

かけ離れた言葉を使う方が犬の覚えも良いため、芸の上達が早くなります。

まとめ:うまくいかないのは当たり前!


この記事では、『6つの芸の教え方』と『注意点』を解説しました。


いかかでしたでしょうか。


芸ができたらとても可愛いですよね。


ですが、芸はしつけとは異なります。


あくまで、できたらラッキーくらいの気持ちで挑んでみてください。


わんちゃんとの幸せな日々が続くことを願っています!