猫は毛柄によって性格が異なることをご存知でしたでしょうか。実際に東京農業大学の教授が調査を行っており、毛柄と性格の関係性が証明されています。今回は、各毛柄の猫の性格について解説していきます。
この記事の目次
目次を閉じる性格は毛柄で決まる!?
茶トラ、黒猫、キジトラ・・・
様々な毛柄の猫がいますよね。
東京農業大学の教授が毛柄と性格の関係性を調査しました。
調査方法は、2010年に首都圏の244匹を対象としたものです。
この記事では、裏付けされたデータをもとに毛柄による性格の違いを解説していきます!
毛柄ごとの性格を紹介!
今回は以下の8つの毛柄を紹介します。
- 茶トラ
- ミケ
- サビ
- 白猫
- 黒猫
- グレー猫
- サバトラ
- 白黒
毛柄① 茶トラ
茶トラの約8割がオスだと言われていますが、どんな性格の持ち主なのでしょうか。
一言で表すと、『人懐っこい』です。
これはオスが多いことに関係していると思われます。
茶トラは、猫の中で最も性格が良いと言われています。
初対面でも甘えてくる子が多く、滅多に怒ることはありません。
少しやんちゃな面もあるため、外へ脱走してしまうこともあります。
毛柄② ミケ
茶トラとは反対に、三毛猫のほとんどがメスです。
一説によると、0.00003%の確率でしかオスは生まれないのだとか。。。
性格もメスっぽい性格となり、『クール』や『ツンデレ』な子が多いです。
猫らしい性格といえばそうかもしれません。
人間側から触ろうとするとサッと距離を取られがちですが、そっとしておくと近づいてきます。
頑固なところや人に媚びないところに惹かれる人が多いそうです。
毛柄③ サビ
サビ猫には『賢い子』が多いです。
飼い主の状況や環境を読み取って、その時に合った行動を取る傾向にあります。
サビ猫はその性格上、多頭飼いに向いていると言われています。
ですが、寂しがり屋や嫉妬深い子が多いため、信頼関係を構築した後もしっかりと愛情を注いであげましょう。
毛柄④ 白猫
白猫は『警戒心が強い子』が多いです。
これは、白色が自然の中だと目立ちやすいためと言われています。
他の毛柄の猫と比べると、若干野生感が強いです。
ですが、懐いた後は甘えん坊になる傾向にあります。
とても繊細なため、飼育する際はストレスを与えるようなことは避けましょう。
毛柄⑤ 黒猫
黒猫は『社交的で賢い子』が多いです。
空気を読む子が多く、人間に対する警戒心も薄いため懐きやすいのが特徴です。
また、猫では珍しくお手やお回りのような芸を覚える子もいます。
毛柄⑥ グレー猫
グレー猫は黒猫の遺伝子がベースとなっているため、性格は黒猫に近いです。
ですが、黒猫よりも警戒心が強い傾向にあります。
大人しく、クールな子が多いと言われています。
グレー猫は基本的に野良猫や雑種ではなく、純血種の子が大半です。
そのため、人との生活のしやすさに特化した性格を持っています。
人慣れしやすい子が多いです。
毛柄⑦ サバトラ
サバトラは『臆病な子』が多いです。
信頼関係が築かれている飼い主に対しては人懐っこいですが、それ以外に対してはとても人見知りをします。
懐くのにも他の毛柄の猫と比べて時間がかかります。
家に来訪者がいると、隠れがちですが、そんな時はそっとしておきましょう。
白色の面積が大きければ大きいほど臆病度が上がると言われています。
毛柄⑧ 白黒猫
白黒猫の性格は白と黒の比率によって異なります。
白色の面積が大きければ警戒心が強くなり、黒色の面積が大きければ人懐っこくなります。
白黒猫は、ハチワレ・タキシード・チョビひげ・富士額など、個性あふれる柄を楽しめるのも白黒猫ならではです。
まとめ:育成環境も性格に大きく関わる!
この記事では、各毛柄の猫の性格について解説しました。
まとめると、
8つの毛柄
- 茶トラ=人懐っこい
- ミケ=クール
- サビ=賢い
- 白猫=警戒心が強い
- 黒猫=社交的で賢い
- グレー猫=人慣れしやすい
- サバトラ=臆病
- 白黒=白ベースは警戒心が強く、黒ベースは甘えん坊