保護犬の理解は年々広がっており、保健所や保護団体からの譲渡が犬を飼う方法の一つの方法として注目を浴びています。ですが、手順や条件などの基本的な情報を把握している人は少ないのではないでしょうか。そこで今回は保健所からの犬の引き取り方や条件について解説します。
この記事の目次
目次を閉じるどうやって保健所から犬を引き取るの??条件や方法を解説!
『保健所から犬を引き取りたい』
そう考える人も少なくないと思います。
ですが、ペットショップとは異なり、すぐに引き取ることはできません。
この記事では、犬を引き取る前に知っておきたい情報を以下の順に紹介していきます!
- 引き取り費用
- 引き取りに必要なもの
- 引き取るまでの流れ
- 引き取り前のチェックポイント
引き取りにかかる費用は?
保健所からの引き取りには費用がかからないと考える人もいますが、これは大きな間違いです。
引き取り費用の内訳は以下のようになります。
- 譲渡料 0円
- 登録料等 10,000円以下
引き取り条件を解説!
次に、引き取り条件を解説していきます。
主な条件は以下のようになります。
- 犬を引き取る保健所と同じ地域に住んでいる人
- 犬を飼育できるだけの資金がある人
- 引き取る責任者が20歳以上の人
- 不妊去勢手術が受けられる人
- 訪問調査・指導が受けられる人
条件も費用と同じく自治体によって異なるため、引き取り前に自治体に確認しておきましょう。
保健所から犬を引き取るまでの流れを解説!
事前に流れを把握しておけば、当日の引き取りをスムーズに進めることができます。
引き取りの流れは以下の通りです。
- 保健所で受付
- 講習を受講
- 犬と対面
- 譲渡決定
引き取りに必要なものは??
自治体によりますが、基本的には以下の5つが必要です。
- 印鑑
- 身分証
- 筆記用具
- 犬を運ぶキャリーバック等
- 引き取り費用
この他にも契約書などの必要書類があります。
詳しくは講習会で説明があるのでしっかりと確認しておきましょう。
ちょっと待って!引き取り前のチェックポイントを確認!
引き取る前に最終チェックポイントを確認しておきましょう。
チェックポイントは大きく2つです。
- 飼育環境は整っているか
- 費用や散歩時間の余裕はあるか
それでは各確認事項を見ていきましょう。
確認事項① 飼育環境は整っているか
犬を室内で飼うためには十分な広さが必要です。
外飼いの場合でも、病気や怪我などの事態には一時的に室内飼いをすることもあるので、室内環境を蔑ろにすることは避けましょう。
広さだけでなく、清潔さや必需品の有無(ゲージやエサなど)が備わっているかなど、しっかりと確認しておく必要があります。
わんちゃんは生活環境が変わり、ただでさえ不安を抱えていると思います。
できる限りストレスを与えない環境作りを心がけることが大切です。
確認事項② 費用や散歩時間の余裕はあるか
費用に関しては、先ほど紹介した通り初期費用を除いても月に1万円以上はかかります。
これらに加えて、手術などの臨時費用にも備える必要があります。
散歩に関しても、犬種によりますが、一日1〜2回・時間も1時間程度を要します。
わんちゃんとの生活で十分な散歩時間を抽出できるのか、もう一度確認しておきましょう。
まとめ:引き取り前後の確認を入念に!
この記事では、保健所からの犬の引き取り方や条件について解説しました。
まとめると、
引き取り費用の内訳
- 譲渡料 0円
- 登録料等 10,000円以下
- 犬を引き取る保健所と同じ地域に住んでいる人
- 犬を飼育できるだけの資金がある人
- 引き取る責任者が20歳以上の人
- 不妊去勢手術が受けられる人
- 訪問調査・指導が受けられる人
- 保健所で受付
- 講習を受講
- 犬と対面
- 譲渡決定