この記事では、正しいブラッシング方法を解説していきます。ブラッシングは猫の健康管理のためにとても重要です。ただし、正確な頻度と方法で行わなければ、十分な効果は得られません。正しいノウハウを学んで、日々のブラッシングに活かしていただければと思います。
やりすぎ注意?正しいブラッシングのアレコレを解説!
猫ちゃんと暮らす中で、避けて通れないのがブラッシングです。
毎日行うブラッシングが間違っていたら嫌ですよね。
今回は、『ブラッシングにまつわる正しい情報』を紹介していきます。
それでは一緒に学んでいきましょう!
ブラッシングはなぜ必要?
猫ちゃんにブラッシングが必要な理由をご存知でしょうか。
実は、猫ちゃんのブラッシングにはたくさんのメリットがあります。
主な効果は以下の4つが考えられます。
- 抜け毛防止
- 毛並みを整える
- 血行改善
- スキンシップ
抜け毛対策や毛並みを整える効果に加えて、血行改善による健康促進や、スキンシップによる親密化という効果もあります。
しっかりとブラッシングの必要性を把握し、猫ちゃんのために毎日欠かさず行いましょう。
ブラッシングの頻度は?
結論から述べると、ブラッシングの頻度は猫種と時期によって変わります。
猫ちゃんは大きく短毛種と長毛種に分けられます。
短毛種の場合
猫種によって変わる!ブラッシング方法とブラシの選び方について
正しいブラッシングの方法を解説していきます。
長毛種・短毛種ともにブラッシングのやり方は同じです。
- ブラシに慣れてもらう
- 手で毛玉をほぐす
- 顎→頭→首→背中→腰→尻尾→腹の順にブラッシング
1.ブラシに慣れてもらう
ブラシは怖くないものだと認識してもらうことがとても大事です。
最初に怖いものだと認識されてしまうと、それ以降に認識を改めてもらうことはとても難しいため、ブラシに慣れてもらうことが大切になります。
まずはブラッシングをせずに、ブラシを遊び道具として使ってもらうことで、猫ちゃんは慣れてくれます。
2.手で毛玉をほぐす
いきなりブラッシングしてしまうと、ブラシに毛玉が引っかかって痛い思いを与えてしまうかも知れません。
それを防ぐためにも、まずは手で毛玉をほどいてあげましょう。
また、手でブラッシングしてあげることで、猫ちゃんをリラックスさせる効果もあります。
3.顎→頭→首→背中→腰→尻尾→腹の順にブラッシング
上記の順番は猫ちゃんが嫌がりにくい順番です。
もし、嫌がるようならその時点でブラッシングをストップしましょう。
短毛種と長毛種で使うブラシが違う??
ブラッシングのやり方は猫種関係なく共通ですが、使うブラシが異なります。
それぞれ詳しく解説していきます。
長毛種のブラシ
- コーム(粗め)
- スリッカー
- コーム(細め)
- ラバーブラシor獣毛ブラシ
まとめ:注意点は『嫌がったらすぐにストップ!』
この記事では、正しいブラッシング方法を解説しました。
まとめると、
ブラッシングが必要な理由は、
- 抜け毛防止
- 毛並みを整える
- 血行改善
- スキンシップ
の4つの効果が期待できるためです。
ブラッシングの頻度は、短毛種で週3〜7回、長毛種で週7回以上です。
ブラッシングのステップは、以下の通りとなっています。
- ブラシに慣れてもらう
- 手で毛玉をほぐす
- 顎→頭→首→背中→腰→尻尾→腹の順にブラッシング
短毛種と長毛種で使うブラシの種類が異なる点に注意しましょう。
絶対に忘れてはいけないのが、『嫌がったらすぐにストップ!』です。
ブラッシングは必要だと説明してきましたが、無理やり行うのだけは避けましょう。
猫ちゃんとの絆が一層深まることを願ってます!