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この記事では、正しいブラッシング方法を解説していきます。ブラッシングは猫の健康管理のためにとても重要です。ただし、正確な頻度と方法で行わなければ、十分な効果は得られません。正しいノウハウを学んで、日々のブラッシングに活かしていただければと思います。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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やりすぎ注意?正しいブラッシングのアレコレを解説!


猫ちゃんと暮らす中で、避けて通れないのがブラッシングです。


毎日行うブラッシングが間違っていたら嫌ですよね。


今回は、『ブラッシングにまつわる正しい情報』を紹介していきます。


それでは一緒に学んでいきましょう!

ブラッシングはなぜ必要?

猫ちゃんにブラッシングが必要な理由をご存知でしょうか。


実は、猫ちゃんのブラッシングにはたくさんのメリットがあります。


主な効果は以下の4つが考えられます。

  • 抜け毛防止
  • 毛並みを整える
  • 血行改善
  • スキンシップ


抜け毛対策や毛並みを整える効果に加えて、血行改善による健康促進や、スキンシップによる親密化という効果もあります。


しっかりとブラッシングの必要性を把握し、猫ちゃんのために毎日欠かさず行いましょう。

ブラッシングの頻度は?

結論から述べると、ブラッシングの頻度は猫種時期によって変わります。


猫ちゃんは大きく短毛種長毛種に分けられます。


短毛種の場合

週3〜7回というのが適正回数と言われています。

抜け毛が多かったり、毛玉を吐くようなことがあれば、回数を増やしましょう。

長毛種の場合

週7回以上が適正回数です。

長毛種の猫ちゃんは毎日ブラッシングをしてあげてください。

短毛種の猫ちゃんと同様に、抜け毛や毛玉を吐くことがあれば1日2〜3回でも問題ありません。

換毛期ってなに??

換毛期とは、猫ちゃんの毛が生え変わる時期のことで、春と秋の年2回あります。

この時期は普段より多くブラッシングをしてあげましょう。

猫種によって変わる!ブラッシング方法とブラシの選び方について

正しいブラッシングの方法を解説していきます。


長毛種・短毛種ともにブラッシングのやり方は同じです。

  1. ブラシに慣れてもらう
  2. 手で毛玉をほぐす
  3. 顎→頭→首→背中→腰→尻尾→腹の順にブラッシング


1.ブラシに慣れてもらう


ブラシは怖くないものだと認識してもらうことがとても大事です。


最初に怖いものだと認識されてしまうと、それ以降に認識を改めてもらうことはとても難しいため、ブラシに慣れてもらうことが大切になります。


まずはブラッシングをせずに、ブラシを遊び道具として使ってもらうことで、猫ちゃんは慣れてくれます。


2.手で毛玉をほぐす


いきなりブラッシングしてしまうと、ブラシに毛玉が引っかかって痛い思いを与えてしまうかも知れません。


それを防ぐためにも、まずは手で毛玉をほどいてあげましょう。


また、手でブラッシングしてあげることで、猫ちゃんをリラックスさせる効果もあります。


3.顎→頭→首→背中→腰→尻尾→腹の順にブラッシング


上記の順番は猫ちゃんが嫌がりにくい順番です。


もし、嫌がるようならその時点でブラッシングをストップしましょう。

短毛種と長毛種で使うブラシが違う??

ブラッシングのやり方は猫種関係なく共通ですが、使うブラシが異なります。


それぞれ詳しく解説していきます。


長毛種のブラシ

用意するブラシは主に2つです。
  • コーム(粗め)
  • スリッカー
基本的にはコーム(粗め)を使ってブラッシングをしていきます。

抜け毛や毛玉が多い時や、換毛期にはスリッカーを使うと、短時間で効率的にブラッシングを行うことができます。

短毛種のブラシ
用意するブラシは主に2つです。
  • コーム(細め)
  • ラバーブラシor獣毛ブラシ
短毛種の場合、ブラッシングで肌を傷つけてしまう恐れがあるため、上記のような柔らかいブラシを使いましょう。

コーム(細め)は顔まわりや足先などのデリケートな場所に使ってください。

それ以外の部位をラバーブラシ獣毛ブラシでブラッシングしましょう。

ラバーブラシは抜け毛に効果があり、獣毛ブラシは毛並みにツヤを出すことに効果があります。

まとめ:注意点は『嫌がったらすぐにストップ!』

この記事では、正しいブラッシング方法を解説しました。


まとめると、


ブラッシングが必要な理由は、

  • 抜け毛防止
  • 毛並みを整える
  • 血行改善
  • スキンシップ

4つの効果が期待できるためです。


ブラッシングの頻度は、短毛種で週3〜7回、長毛種で週7回以上です。


ブラッシングのステップは、以下の通りとなっています。

  1. ブラシに慣れてもらう
  2. 手で毛玉をほぐす
  3. 顎→頭→首→背中→腰→尻尾→腹の順にブラッシング


短毛種と長毛種で使うブラシの種類が異なる点に注意しましょう。


絶対に忘れてはいけないのが、『嫌がったらすぐにストップ!』です。


ブラッシングは必要だと説明してきましたが、無理やり行うのだけは避けましょう。


猫ちゃんとの絆が一層深まることを願ってます!