人間の食べものは、猫にとって有害となることが多くあります。今回は、女性に人気なパクチーが猫にとって危険があるのかについて詳しく解説します。パクチーは猫にとって有害な食べものではありませんが、与え方には十分注意する必要があります。
この記事の目次
目次を閉じるパクチーは猫にとって危険?
独特の香りが特徴で、コリアンダーや香草とも呼ばれるパクチー。中国やタイ、ベトナムなどで昔から使われている香辛料の一つで、世界各地で栽培されています。
日本でもパクチーブームが起こり、今では専門店などもあるほど人気です。スーパーでも買えたり、家で育てたりすることも可能で、自宅でも楽しむことができます。
しかしそこで気になるのが、猫がパクチーを食べてしまったときの危険性です。
今回「MOFFME」では、
- 猫がパクチーを食べてしまっても大丈夫なのか
- パクチーを与えるときの注意点や家で育てるときのポイント
などを詳しく解説します。
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パクチーの成分が猫にもたらす影響は?
パクチーは様々な栄養素を含んでおり、健康や美容に効果的なことから女性に人気の食材です。独特な香りがクセになって、スーパーなどで調達して家でも楽しむ人が増えています。
- パクチーに含まれる成分
- それらが猫にとって有害なのか
パクチーに含まれる主な成分
パクチーは栄養豊富なことから、古代ギリシャでは薬として使われていたと言います。パクチーに含まれる栄養素は主に、βカロテン、ビタミンC、カルシウム、食物繊維などです。
βカロテンやビタミンCは抗酸化作用があり、身体を若々しく保ち、お肌もきれいにしてくれるなど美容に効果的です。
カルシウムは骨を形成するのに必要な成分で、骨粗しょう症の予防につながります。カルシウムを含む野菜は少ないため、乳製品が苦手な人にもおすすめです。
食物繊維は腸内環境を改善してくれるので、便秘解消をサポートしてくれます。腸内環境を整えることで、免疫力もアップし風邪や病気になりにくくなります。
このように、パクチーは人間にとって嬉しい効果が豊富なのです。
パクチーは猫にとって有害ではない
補足:猫は中毒症状を起こすことがある
猫はさまざまな要因で中毒症状を起こすことがあります。主な症状としては、「嘔吐」「下痢」「貧血」「震え」「よだれ」「呼吸困難」などです。
食べものが原因となる場合、ネギやチョコレート、ピーナッツなどが挙げられますが、実は700種類以上の植物も中毒症状を引き起こすと言われています。植物をあげるときにはより一層の注意が必要となります。
パクチーが中毒症状を起こすことはないようですが、大量に食べることは避けるようにしましょう。
猫がいても育てられるハーブ
ハーブは美容や健康に役立つため、普段から愛用している人も多いのではないでしょうか。家での栽培が簡単なものも多く、おうち時間が増えたことでハーブを育てるようになった人もいるようです。
しかしハーブの中には動物にとってはあまりよくないものもあります。
「ハーブを育てたいけど、猫が食べてしまわないか心配。」という方に、
- オススメのハーブ
- ハーブを育てるときの注意点
を紹介します。
猫が食べてしまっても大丈夫なハーブ
家でハーブを育てる時の注意点
猫にパクチーをあげる時の注意点
パクチーの成分が猫に悪影響を及ぼすということはほとんどありません。先ほども述べたように、猫はパクチーを食べても大丈夫です。しかし、匂いも強く刺激もあるため大量に与えることで中毒症状を起こしてしまう可能性があります。
- 猫にパクチーを与えるときの注意点
- 普段から気をつけておくこと
パクチーをあげる時は少量を
気になる症状があったらすぐ病院へ
適量を守れば、猫にとってパクチーは安全な食べものです。しかしパクチーは猫にとって必要な食べものではないので、無理に与えることはやめましょう。普段からおしっこやうんちの状態を確認しておくことも大切です。
もしもパクチーを食べた後に普段と違う状態を感じたり、下痢や嘔吐などの症状が見られた場合はすぐに動物病院に行くようにしてください。そのときは、食べた量や時間を把握し、医師に伝えるようにしましょう。
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まとめ:パクチーは猫にとって危険ではないが、注意は必要!
パクチーは人間にとっては健康や美容に嬉しい成分が豊富に含まれています。独特な香りがくせになって、ハマっている人も多いのではないでしょうか。猫にとっても、パクチーは危険な食べものではありません。
この記事では、
- パクチーの成分が猫にもたらす影響
- 猫がいても育てられるハーブ
- 猫にパクチーをあげるときの注意点
- MOFFMEのペット保険サービスもおすすめ
以上の内容を詳しく解説しました。
大切な猫を守るために、パクチーをあげるときには注意点をしっかり守って、慎重に与えるようにしてください。