
猫のペット保険ランキングをご存知でしょうか?ペット保険の加入を検討されている方は、おすすめ・人気なペット保険がどこか非常に気になりますよね。また猫のペット保険の上手な選び方はあるのでしょうか。この記事では、猫のペット保険のおすすめ・人気ランキングを解説します。

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。
この記事の目次
目次を閉じる猫のペット保険はどこがいい?おすすめ・人気ランキング10選!
猫のペット保険は、保険会社やプランが豊富に揃っているため、選び方が難しいと感じることも多いのではないでしょうか?
保険会社はどこがいいのか、どのプランが人気なのか、さらに家計に見合った保険料など、1つのペット保険を決めるまでに考えることがいくつもあります。
また、ペット保険の契約者のリアルな評価や口コミもとても気になりますよね。
そこで今回の「MOFFME」では、猫のペット保険の人気ランキングを紹介します。
- 保険で治療費をしっかりカバー!猫におすすめフルカバー型保険10選
- 手軽に高額治療費に備えたい!猫におすすめ入院手術特化型保険3選
- 猫の保険の選び方の7つのポイント!
- ペット保険に加入する際の注意点は?6つのポイントを徹底解説!
- ペット保険のよくある質問を専門家が解説!
保険で治療費をしっかりカバー!猫におすすめフルカバー型保険10選

猫におすすめの通院・入院・手術補償のフルカバー型ペット保険ランキングは、以下のとおりです。
- 歯科治療が補償対象であるか
- 保険料が抑えられるか
- 請求方法が簡潔であるか
- 免責金額があるか
- 利用回数に上限があるか
手軽に高額治療費に備えたい!猫におすすめ入院手術特化型保険3選
猫におすすめの入院・手術補償の特化型ペット保険ランキング上位3位までは以下のとおりです。
(ランキング準備中)
上記のランキングの評価基準は、以下になります。
- 手術だけでなく入院もしっかり補償されるか
- 歯科治療が補償対象であるか
- 免責金額があるか
- 利用回数に上限があるか
- しっかり補償金額を確保できるか
- 保険料を抑えられるか
猫の保険の選び方の7つのポイント・ランキング選定基準を徹底解説!
口コミや評価をもとに、猫におすすめなペット保険のランキングをお伝えしました。
続いて、猫のペット保険を選ぶ際の大切なポイントを紹介します。
- 歯周病等、かかりやすい病気が補償されるか
- 通院補償、入院補償がついているかどうか
- 保険料が安い・手頃かどうか
- 保険金請求方法が簡単かどうか(窓口精算かどうか)
①:歯周病等、かかりやすい病気が補償されるか
ペット保険を選ぶ際に最も大切なポイントは、歯周病等、猫がかかりやすい病気が補償されるかという点です。
猫の治療には、歯周病のほかにもお留守番中の誤飲などが多く、それらが補償対象かを確認する必要があります。
誤飲の治療については、今回紹介した全てのペット保険で適用されますのでご安心ください。
ランキングで紹介した保険会社が歯科治療が補償対象であるかを確認してみましょう。
②:通院補償、入院補償がついているかどうか
猫の場合も人間と同じように、入院・手術よりも通院の回数が多いとされています。
そのためフルカバー型のペット保険に加入する際は、通院補償がついているかということが重要なのです。
特に猫は、高齢になると腎臓病を患う確率が高く、発症した場合は一生涯の治療が必要になります。
頻繁に通院し点滴などの処置を行うため、治療費が高額になることが予想されます。
通院補償がついているペット保険に加入していれば、その負担を軽減することが可能なのです。
また、特化型のペット保険では、一部の保険が手術補償のみで入院は補償対象外とされている保険もあります。
ペットが手術が必要になった際には合わせて入院も必要となる場合が多く、特化型のペット保険に加入する際は、入院補償がついているか確認することが重要です。
入院費用は1日あたり1万円以上の費用が必要になる場合があり、数日間入院が必要になると、入院費用が高額になる場合もあります。
リスクに備えるためにペット保険加入をしていたのに、必要になった際に保障されないということがないように注意しましょう。
今回紹介したペット保険は、フルカバー型の保険は全て通院補償つき、特化型の保険は全て入院補償付きの保険となっているので安心です。
評価点
フルカバー型の保険では、通院補償が付いている保険に3ポイントを、
特化型の保険では、入院補償がついている保険に3ポイントを付与しております。
③免責金額が必要となるかどうか
保険会社やプランによっては免責金額というものが必要な保険もあります。
免責金額とは、保険金請求の際に必ず自己負担になる金額の事です。
例えば、1万円の通院費用を保険金申請した場合、70%補償の保険であれば、最大7,000円が保険金として補償されます。
その際に3,000円の免責金額が必要なプランの場合、1万円から3,000円は自己負担となり、残りの7,000円の70%の4,900円が保険金として補償されるものとなり、また、3,000円以下の治療費については補償対象外となります。
一見すると、免責金額はデメリットのみに感じてしまうかもしれません。
しかし、免責金額があることで、月々の保険料が抑えられたり、他の部分で補償が手厚い保険などもあるため、免責金額に注意しつつ、他の補償の部分などの確認も大切です。
評価点
④:保険料が安い・手頃かどうか
保険料の安さや手頃さも大切なポイントです。
どんなに補償が手厚くても、無理なく支払える保険料で、払い続けていけなければいけません。
保険料は年齢ごとに決められていて、病気のリスクが高くなる高齢に向けて上昇していきます。
事前に高齢時までの保険料を調べて、支払っていける価格帯であるかを確認しましょう。
⑤:保険金請求方法が簡単かどうか(窓口精算かどうか)
ペット保険で保険金を請求する場合は、「直接請求」と「窓口精算」の2つの方法があります。
「直接請求」は、申請手続きをすることで保険金が返ってくる制度を指します。
請求の方法はアプリやWeb、書面などさまざまです。
一方「窓口精算」は、動物病院の窓口で自己負担額のみを支払う制度を指しています。
窓口精算は一時的にでも治療費用の全額を支払う必要がありませんが、対応病院のみでしか利用ができないため、窓口精算を希望する場合は、窓口精算が利用できるか病院であるかを事前に調べる必要があります。
評価点
上記のランキングでは、窓口精算可能な保険に3ポイントを付与しております。
⑥:補償割合はどれを選ぶべきか
保険会社ごとに補償割合の選択肢には種類があります。
多くの保険が、フルカバー型の場合は50%か70%のみの設定となっていますが、保険会社によっては、90%や100%など、高い割合の補償プランを用意している場合もあります。
保険料を抑えたい場合は、50%などなるべく補償割合を下げたプランに加入するのがおすすめとなっていますが、なるべく保険金でペットの医療費を補償したい場合は、70%以上のプランに加入する必要があります。
先ほどお伝えした通り、50%や70%プランはほとんどの保険で設定がありますが、それ以上の補償割合のプランは保険会社によっては選べないものがあるため、90%以上の補償を希望する場合は、先にどのような補償割合のプランが選べるか確認することが大切です。
⑦:付帯サービスや特約があるかどうか
今までお伝えしてきた⑥までのポイントまでで希望の保険が選びきれない場合、保険会社によっては、付帯サービスや特約の設定がある保険会社もあるため、そういった点を確認するのもおすすめです。
付帯サービスの例としては、
- 保険会社の提携店などが安く利用できる
- 獣医師相談無料サービスが利用できる
- オリジナルの健康チェックサービスの利用ができる
- ペット賠償責任特約
- 車イス特約(QOL維持費用担保特約)
- ペットの火葬費用特約
ペット保険に加入する際の注意点は?6つのポイントを徹底解説!
入っておくと安心なペット保険ですが、実は加入する際に注意しなければならないポイントがあるのです。
- 加入には年齢制限がある
- 加入時には審査が行われる
- 加入できた際も、保険によっては待機期間がある
- 更新時に条件付きに変更や更新できない保険がある
- 補償対象外としている疾患もある
- 年間利用の金額上限や回数上限がある
①:加入には年齢制限がある
飼っている猫が中年期に入り、動物病院に行く回数が増えるにしたがって、ペット保険の契約を考えはじめる方も多くいます。
しかしペット保険の場合も、人間の保険と同様に加入できる年齢に制限が設けられています。
加入申込の際にペットの情報の記載が必要なため、年齢は申告が必要になります。
中には6歳を過ぎると加入できないペット保険もあるため、各ペット保険の年齢制限を事前に確認しておくことをおすすめします。
②:加入時には審査が行われる
実はペット保険は、申請すればどの猫でも入れるというわけではありません。
厳正な審査が行われ、それを通過した猫だけがペット保険に加入できるのです。
審査項目には、
- 飼っている猫の生年月日
- 猫種
- 現在の健康状態
- 傷病歴
- 直近3ヶ月〜1年の受診歴
③:加入できた際も、保険によっては待機期間がある
多くのペット保険には、待期期間という制度があります。
待期期間とは、病気や怪我をしても保険金が支払われない期間のことを言います。
具体的には、加入審査を通過し契約をした「保険開始日」から、実際に保険金が支払われ始める「補償開始日」までの期間を指します。
待期期間が設けられている理由は、保険の加入前に患った病気の潜伏期間を考慮しているためです。
この期間中に発生した治療費については、全額自己負担になるので注意してください。
④:更新時に条件付きに変更や更新できない保険がある
ペット保険は人間の終身保険とは少し異なり、基本的には終身で継続はできるものの、1年ごとに更新が必要になります。
お伝えした通り、基本的には条件などの変更なく、更新はあるものの終身継続自体は可能です。
ただし、ペット保険の中には、更新時のタイミングで、更新前までの保険の利用回数や通院内容によって条件付きで継続になったり、更新自体をお断りされてしまう可能性があるため、加入前に検討している保険がそのような条件がないかの確認することがとても大切です。
⑤:補償対象外としている疾患もある
ペット保険は、保険会社ごとに初めから補償対象外としている病気がある場合があります。
ほとんどの保険が、予防のための治療(予防接種や避妊去勢手術)、先天性疾患はほとんどの保険会社で補償対象外となっていますし、加入前から罹っていた病気や怪我は補償対象外となります。
その為、ペット保険の加入を少しでも考えている方は、健康ななるべく早いうちに保険に加入されることをおすすめしております。
また、猫がかかりやすい歯科治療についても、補償対象の有無は保険会社ごとに異なるため、検討の際にしっかり確認をしておく必要があります。
⑥:年間利用の金額上限や回数上限がある
ペット保険の補償内容は、保険会社やプランによって異なります。
1日あたりの利用上限金額、年間の利用回数、金額上限、が決まっている保険があるため、それぞれどれくらいの金額や回数が補償されるのか確認しておくことが重要です。
利用回数の上限がない保険の代わりに、補償対象外の病気が多いなどのメリットデメリットがそれぞれの保険にありますので、今まで紹介した注意点をしっかり確認し、どういった点を優先するか、どのデメリットなら許容できるかなどを総合的に考えて一番ピッタリの保険に加入できるように参考にしていただければ幸いです。
猫が罹りやすい病気や怪我の治療費っていくら?
ペット保険について詳しく見ていきましたが、では猫が罹りやすい病気や怪我の平均治療費はいくらくらいの金額なのでしょうか。
以下のグラフで、手術1回あたりの診療費の平均治療費を確認できます。
傷病名 | 平均治療費 |
---|---|
歯周病歯肉炎 | 61,510 |
消化管内異物/誤飲 | 125,618 |
その他の皮膚の腫瘍 | 79,938 |
膀胱結石 | 192,889 |
全身性の腫瘍 | 97,851 |
猫の罹りやすい病気や怪我として耳にすることが多い「誤飲」は約12万円、「膀胱結石」は約20万円ほどということがわかります。
上記の金額は、平均値であり、お通いの動物病院や、罹った場合の重症度などにもよって金額は変動しますが、いずれも高額な金額になります。
さらに手術のために数日入院したり、検査を重ねる場合や、治療後も定期的な通院が必要になると上記の金額はさらに増加するため、ペット保険に加入せずに貯蓄で対応する場合もしっかり備えておく必要がありますね。
ペット保険に加入していると、加入した補償プラン分が補償されるため、
加入される方が多い、70%プランの場合、「誤飲」の約12万円中、84,000円、「膀胱結石」の約20万円中、140,000円が保険で補償されるため、上記のような病気にかかった場合に不安という方はぜひペット保険を検討してみてはいかがでしょうか。
ペット保険のよくある質問を専門家が解説!
ペット保険の検討を始めると、保険会社、プランが多く、どれを選ぶべきかとても悩みますよね。
MOFFMEで実際に猫のためにペット保険についてご相談をいただいた飼い主さん達のよくある質問をピックアップしました!
ぜひ以下の内容も保険検討の参考にしてみてください。
ペット保険に加入しなくてもいい?
ペット保険は、急にペットが病気・怪我などで高額治療費が必要になっても払える貯蓄がある飼い主さんはペット保険に加入しなくても問題ない場合が多いです。
例としては、約100万円の金額がすぐに支払える程度の余裕があると安心ですね。
ただし、100万円というのは、一例であり、さらに高額な治療費が必要となる場合もありますので、一つの目安として考えてみてください。
また、貯蓄に余裕がある方でも、さらにリスクに備えるといった点でペット保険に加入を検討する方もいらっしゃいます。
もし今日高額な治療費が必要になったら?と考えてみて、急な高額治療費の備えができているか、備えができていない場合、ペット保険に加入して備えるという選択肢もぜひ考えてみてください。
保護猫はペット保険に加入できる?
保護猫もペット保険に加入できます!
ただし、ペット保険に加入する際は年齢(生年月日)の告知が必要なため、 年齢が不明な場合、加入前に動物病院にて推定年齢を診断していただく必要があります。
獣医師の診断の範囲内で、月日は家族としてお迎えした日など、好きな月日を生年月日として告知することが可能です。
ペット保険は得する?損する?
損するか得するかで言うと、損する人が多いです。
ただしそれは、保険という商品において、ペット保険以外の火災保険や自動車保険など、全ての保険に対して言えることでもあります。
ペット保険は、急な病気や怪我のリスクに備えるという点や、治療費が補償されることで、病院や手術へのハードルを下げるという点で、加入していて得・メリットと考える方が多いです。
また、ペットのために貯蓄をしていない方にとっては、ペット保険に加入後すぐに高額治療が必要になった際も補償対象となる点が最大のメリットとなります。
病気になってからでも保険加入はできる?
ペット保険は健康であることが加入条件となっています。
そのため、病気や怪我の通院歴、診断歴があると保険のご加入自体をお断りされてしまう可能性があります。
ただし、病気や怪我の種類や、通院歴によっては、一部補償対象外での加入ができる場合や、条件なしでのご加入をできる可能性もあるため、一度加入審査を受けてみてはいかがでしょうか。
いつから加入するのがいい?
ペット保険は、保険会社ごとに加入上限年齢の設定があります。
年齢が高齢になればなるほど、加入可能な保険の種類は限られていくため、なるべく早い年齢で検討をはじめることがおすすめです。
また、病気や怪我での通院歴や診断歴があると、ご加入自体がお断りされてしまう可能性もあるため、そういった点でも、ペット保険の加入を少しでも考えている場合は、なるべく早く検討、ご加入をされることが重要です。
歯科治療の補償はあった方がいい?
歯科治療については、猫の70%が3歳までに「歯周病」(口腔内で起こる炎症の総称)を発症することがわかっています。
ただし、最近は猫に対して歯磨きなどを行い、歯周病対策をしている飼い主さんも増えており、また、歯周病は軽度で発見・治療をすることで比較的治療費を抑えることができるため、歯科治療の補償の有無よりも保険の利用上限金額などを優先して考えられる飼い主さんも多いです。
どういった部分が自分やペットにとって必要かを検討されるのが一番重要となります。
多頭飼いの場合のおすすめの保険は?
多頭飼いの場合のおすすめの保険の選び方は、保険料を抑えられる保険か、保険金請求が簡潔なものがおすすめです。
保険料が抑えられる保険は、多頭飼い割引がある保険よりも、保険料を抑えることが可能です。
また、保険金請求は飼育頭数が増えるとその分飼い主さんの負担になるため、なるべく簡単に請求できる、窓口精算やWEB請求が可能な保険がおすすめです。
MOFFMEのペット保険一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ16%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較サービスを行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:猫のペット保険のおすすめ・人気ランキング5選を解説!
猫におすすめなペット保険のランキングについてお伝えしました。
さらにペット保険の選び方や、加入時の注意点についてもご理解いただけたのではないでしょうか。
改めてこの記事のポイントをまとめます。
- 猫のペット保険を選ぶポイントは7つある
- ペット保険の注意点は6つある
- ペット保険を選ぶ際は、猫がかかりやすい病気が補償の対象かを確認する
- ペット保険に加入する際は、年齢制限や加入審査、待機期間に注意する