内容をまとめると
- ペット保険の解約は可能!
- ペット保険の解約方法はそれぞれの保険会社で異なるので要確認
- ペット保険を解約した場合、解約返戻金が発生することもある
- 乗り換え等でペット保険を解約する場合、無保険になる期間がないように注意!
- ペット保険を検討している方は、ペット保険の簡単お見積もりがおすすめ
ペット保険の解約方法はご存知ですか?更新拒否された等でペット保険をやめたい場合はどうすれば良いでしょうか。また既に払った保険料が返されるのか、解約する際の注意点はあるのか気になりますよね。この記事ではペット保険の解約の仕方について保険会社毎に解説します。
この記事の目次
目次を閉じるペット保険の解約方法とは?返戻金等の注意点も徹底解説!
今回ご紹介する保険会社はこちら!
保険会社 |
---|
アニコム損保 |
アイペット損保 |
ペット&ファミリー損保 |
au損保 |
PS保険 |
FPC(フリーペットほけん) |
日本ペット少短 |
SBIいきいき少短 |
SBIプリズム少短 |
楽天ペット保険 |
ペッツファースト少短 |
アクサダイレクト損保 |
ペット保険に加入していると、更新のタイミングで更新拒否されてしまったり、見直しや乗り換え、継続が困難になってしまったなど、様々な理由で解約を検討することもあると思います。
実際にペット保険を解約しようと思ったときに、解約の仕方や、注意しなければいけないポイントやリスクなどご存知でしょうか?
一度解約すると、再契約できない保険もあるので後悔したくないですよね。
そこで、今回の「MOFFME」では
- ペット保険はそもそも解約できる?解約が考えられる場合を解説!
- ペット保険はどうやって解約する?各社の解約方法を徹底解説!
- ペット保険を解約する際の注意点は?4つのポイントを徹底解説!
この記事を読んでいただければ、ペット保険を解約を検討する際の参考となるでしょう。
現在ペット保険に加入している方にも、これからペット保険の加入を検討している方にも参考になる記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください!
ペット保険はそもそも解約できる?解約が考えられる場合を解説!
ペット保険はそもそも解約できるのでしょうか?
特に、契約満了までだいぶ時間がある場合、悩むポイントだと思います。
結論から言うと、ペット保険の解約は可能です。
そこでこの項目では
- ペット保険の解約は可能!
- ペット保険の解約が考えられる場合・理由をそれぞれ解説!
ペット保険の解約は可能!
ペット保険は、基本的に契約期間中であっても解約は可能です。
ペット保険を解約する際の基本的な流れは以下になります。
- 契約者が保険会社にペット保険解約の旨を連絡する。
- 送られてきた解約に関する書類に必要事項を記入し、返送。
- 受理されれば解約の手続きは完了。
ペット保険の解約が考えられる場合・理由をそれぞれ解説!
ペット保険の解約が考えれるような理由はどのようなことがあるのでしょうか?
ペットや飼い主が置かれている状況などで、理由は様々だと思いますが、ここではほんの一例をご紹介します。
保険料と補償内容のミスマッチ
ペット保険はどうやって解約する?各社の解約方法を徹底解説!
では、実際にペット保険を解約する際、どのような手続きが必要になってくるのでしょうか?
保険会社によって解約方法が異なってくるため、
- アニコム損保
- アイペット損保
- ペット&ファミリー損保
- au損保
- PS保険
- FPC
- 日本ペット少短
- SBIいきいき少短
- SBIプリズム少短
- 楽天ペット保険
- ペッツファースト少短
- アクサダイレクト損保
①:アニコム損保
web上のマイページにログイン後、「各種お手続き」内の 「ご契約の解約・失効手続き」より手続きが必要です。
団体や集団での契約、マイページからの申請が難しい場合は、問い合わせフォームから保険解約に必要な書類を申請し、届き次第必要事項を記入し、郵送します。
手続きが完了するまで契約は継続し、支払いも発生します。
▼関連記事
②:アイペット損保
書類での解約手続きが必要です。
ご契約している本人がコンタクトセンターお客さま総合窓口に営業時間内に連絡し、解約のための書類を請求します。
解約日は保険会社に解約の申し出をした日の、次に到来する始期応当日の前日となり、解約書類が返送期限内に当社に到着する必要があります。
解約書類の返送期限は解約申し出日から1か月間です。
また、エキゾチックアニマルのペット保険、「うちの子キュート」は、再申込できません。
▼関連記事
③:ペット&ファミリー損保
解約する場合、所定の書類による手続きが必要となります。
契約者ご本人より会社に連絡し、解約のための所定書類を請求します。
届き次第必要事項を記入し、郵送します。
▼関連記事
④:au損保
web上の「お客さま専用ページ」から契約手続きが可能です。
「お客さま専用ページ」にログインし、「解約」を選択、ご自身の該当契約を選択、「解約する」を選択し手続きを進めてください。
不明な点があればカスタマーセンターへ連絡しましょう。
▼関連記事
⑤:PS保険
解約書類による解約手続きが必要です。
お客様サービスセンターに連絡し、解約のための書類を請求します。
解約書類が到着したら、必要事項を記入し、郵送します。
解約書類が保険会社に到着した日付の月末付にてご解約となります。
ご解約月は保険期間に含まれており、当月分の保険料のは支払うことになります。
▼関連記事
⑥:FPC
FPCカスタマーサポートに連絡し、解約のための書類を請求します。
解約届が到着したら、必要事項を記入・捺印し、郵送します。
解約届保険会社に到着した日をもって解約手続きは完了となります。
なお、解約届には提出期限あり、この期限内に解約届を保険会社に提出しなかった場合は、解約が成立せず契約が継続します。
▼関連記事
⑦:日本ペット少短
解約手続きのためには、カスタマーセンターまで電話での連絡が必要です。
その際、解約手続き方法がスタッフより案内されます。
▼関連記事
⑧:SBIいきいき少短
⑨:SBIプリズム少短
解約書類による解約手続きが必要です。
WEB上の問い合わせフォーム、もしくはカスタマーセンターに連絡し、解約のための書類を請求します。
解約書類が到着したら、必要事項を記入し、郵送します。
保険料は日割り計算ではなく、月割の計算となります。
年払いの場合は、保険会社の解約率表に基づいて返戻金があります。
また、同じプリズムコールに再度契約する場合、一度解約してしまうと年齢問わず健康診断が必要となります。
▼関連記事
⑩:楽天ペット保険
解約手続きのためには、問合せ窓口まで電話での連絡が必要です。
その際、解約手続き方法や注意点等がスタッフより案内されます。
オンライン契約内容変更手続き専用ページでも手続き可能です。
手続き専用ページでの手続きは、ご契約者ご本人様の手続きに限り、事前の電話連絡は必要なく、24時間各種手続きが可能です。
▼関連記事
⑪:ペッツファースト少短
解約をするためには、保険契約解約請求書の提出が必要です。
保険契約解約請求書は、ペッツファースト少短へ連絡して郵送してもらうか、オンライン上でダウンロードすることで入手することができます。
必要事項の記入と捺印が完了したら、お手持ちのペット保険証券を同封して郵送してください。
解約は1ヶ月ごとに可能ですが、保険契約日の前日が解約日になるため、解約を希望する場合は契約日を確認しましょう。
⑫:アクサダイレクト損保
解約の際は、カスタマーセンターへの電話連絡が必要です。
電話スタッフの案内に沿って、解約の手続きを行ってください。
また保険期間中に解約をする場合には、月割り計算で保険料が返金されます。
ペット保険を解約する際の注意点は?4つのポイントを徹底解説!
ここまで、ペット保険の解約理由や、実際の解約に必要な方法をご紹介してきました。
では、実際ペット保険を解約する場合、どのようなポイントに注意すればいいのでしょうか?
そこでこの項目では
- 解約するとペットの治療費は自己負担になる
- 解約返戻金がない場合もある
- クーリングオフ制度もある
- 乗り換えの際は、タイミングや加入条件のトラブルに要注意
①:解約するとペットの治療費は自己負担になる
まず、一番大きな注意点としては、ペット保険を解約すると、補償がなくなってしまうことです。
つまり、ペットの通院、治療、手術、その他特約など、全て自己負担になるということです。
例えば、解約の翌日に何らかの病気が発覚したり、事故などにあってもペット保険の補償は受けられません。
一度解約をした保険契約をもとに戻すことはできません。
もちろん、再度加入できるペット保険もありますが、解約している期間は補償の対象外のため、注意が必要です。
ですが、ペット保険を解約しても、契約期間中の治療費はもちろん補償の対象です。
保険会社によって保険金の請求期限は異なりますが、期限内に請求をすれば解約していても保険金を受け取ることができます。
②:解約返戻金がない場合もある
保険料が年払いのペット保険を途中解約すると未経過分は解約返還金として戻ってくることがあります。
多くの場合が全額支払われることはなく、ペット保険や、契約の内容、解約のタイミングによって解約返還金がどれぐらい支払われるかが変わってきます。
また、保険料は日割では無く、月割での計算になることが多いです。
例えば同じ月での解約でも、1日に解約するのと31日に解約するのでも、同じ額の解約返戻金ということになります。
ペット保険によっては、そもそも解約返還金がない場合もありますし、解約のタイミングによって解約返戻率が異なります。
解約を検討する際は、ご自身の加入しているペット保険の解約返戻金がどうなっているのかをきちんと把握しておきましょう。
③:クーリングオフ制度もある
ペット保険を契約し、当初自分が納得したと思っていた保険内容や、保険料との相違があった場合、クーリングオフ制度を利用することができます。
クーリングオフの有効期限と方法は定められていて
- クーリングオフ有効期間:申込日を含めて8日以内(消印有効)
- クーリングオフの方法:保険会社宛にハガキまたは封書で郵送
- 保険契約をクーリングオフする旨
- 契約者氏名(押印またはフルネームサイン)
- 契約者の住所、電話番号
- 契約申込日または重要事項説明書の受領日、いずれか遅い日の年月日
- 契約した保険商品・補償プラン
④:乗り換えの際は、タイミングや加入条件のトラブルに要注意
さまざまなペット保険を見比べていると、現在ご自身が契約しているペット保険より、保険料がお得で補償内容もしっかりしている商品がみつかり、「乗り換えたい」と思う場合もあると思います。
もしペット保険を乗り換える場合、乗り換えの際は、タイミングや加入条件のトラブルに要注意になってきます。
待機期間を考慮する
現在加入している保険から、次の保険の補償がスタートするまでは保険が適用されない待機期間になります。この間に何らかの病気や事故で病院にかかったとしても、全額自己負担になるので注意が必要です。
逆に、待機期間が無いように次の保険を契約した場合、タイミングによっては保険料の二重払いが発生してしまう場合があるので、こちらも注意しましょう。
▼関連記事
既往歴の確認
現在のペット保険に加入する前は、特に病気にかかったことがなく、問題なく加入できていた場合でも、もし加入中にに病気にかかり、現在完治状態だとしても、過去にかかった病気やケガが理由で審査に通らないことがあります。乗り換えを検討し、解約する前に、改めてご自身のペットの既往歴を把握しておきましょう。
治療中の病気がある場合は、新たに契約する保険の補償対象外になることがほとんどです。
再発の場合も、補償されることは難しいでしょう。
▼関連記事
年齢制限
ペット保険は多くの場合、新規加入する際に年齢制限があります。高齢になるにつれて、保険料が高くなったり、補償内容が変わってくることも。
犬の場合は犬種によって、年齢制限も左右されます。
今契約しているペット保険を解約してから「新しいペット保険に加入できなかった」ということがないよう、ご自身のペットの年齢制限を把握しておきましょう。
ペット保険の乗り換えについては以下の記事で詳しく解説しておりますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
ペット保険の解約に関する疑問点を解消!
ペット保険の解約を考えている方の中には様々な疑問を抱えている方も少なくないのではないでしょうか。
これまでは解約の仕方や注意点について解説してきましたが、
- 更新を行わずに辞めたい場合
- 契約者の情報が変わった場合
についてどのような手続きが必要か解説していきます。
また各保険会社によって必要な手続きは異なりますので、わからない場合は保険会社に確認しましょう。
更新を行わずに辞めたい場合はどうすればいい?
保険の契約の更新を行わずに、契約を辞めたい場合はどうすれば良い?と考えている方もいるのではないでしょうか。
契約の更新の際には約2ヶ月前までに保険料や契約内容が記載された更新通知書が送られてきます。
更新を希望しない場合は、通知書に記載されている通りの手順で手続きを行う必要があります。
契約更新や解約の意思表示がない場合は、案内された内容で更新する旨の意思表示がなされたものとして更新手続きが行われますので注意しましょう。
契約者の情報が変わった場合はどうすればいい?
ここでは契約者の情報が変わった際の各種変更手続きについて紹介します。
以下の場合は、カスタマーセンターに連絡する必要があります。
- 引越しで住所が変わった
- 名前が変わった
- ペットを譲渡した
- ペットの名前が変わった
- 契約者が亡くなってしまった
各種変更手続きには書類が必要である場合が多いので、まずはカスタマーセンターに連絡して書類を取り寄せます。
または各保険会社のお問い合わせフォームから連絡するといった方法もありますので、保険会社への連絡方法を確認してみてください。
ペット保険は本当に必要?ペット保険の重要性とは
- 治療費の自己負担額を抑えられる
- 病気の早期発見に繋がる
- 最善の治療を受けられる
MOFFMEのペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ16%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較を行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:ペット保険の解約は後悔しないように慎重に!
今回の記事ではペット保険の解約方法や、注意点についてご紹介してきました。
ポイントは
- ペット保険は契約の途中でも解約ができる
- 保険会社によって解約方法が異なるため、自身が加入している保険の解約についての詳細を確認する
- 解約するとペットの治療費は自己負担になる
- 解約返戻金がない場合もある
- クーリングオフ制度を使うことができる
- 乗り換えの際は、タイミングや条件によって契約できなかったり、補償が手薄になってしまう場合があるので注意