内容をまとめると
- 猫を飼育する際は、必ず最後まで飼う心構えを持つことが大切
- 猫はペットショップやブリーダー、保護猫からおうちに迎えることができる
- 猫を飼育する際には、ケージやトイレ、フード等を揃えることが必要
- また猫は歯周病等の病気にかかりやすいので要注意
- MOFFMEのペット保険一括比較サービスを一度利用してみるのがおすすめ
猫を飼う際に必要なものは何でしょうか?猫を初めて飼い始める初心者の方や賃貸での一人暮らしの方は特に気になりますよね。室内飼いではケージ以外に必需品はあるのでしょうか。この記事では、猫を迎える初日までに準備すべき必要なものや注意点、飼い方について徹底解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫を飼育する際に必要なものとは?育てる上での必需品を解説!
猫を飼うために必要なものは意外とたくさんあります。
すでに猫を飼っているのであれば、必要なものはある程度揃っているかと思いますが、初めての場合だとそうはいきません。
また、一人暮らしだったり賃貸だったりすると、ペットは飼えないのではないかと不安になる人もいるでしょう。
そこで今回「MOFFME」では、
- 一人暮らし・賃貸でも飼えるのか、飼い主となる際の心構え
- 猫を飼うために必要なものと費用
- 猫と暮らしていく上で覚えておいてほしい注意点3つ
猫を迎える際に必要な心構えとは?購入方法や値段も解説!
最初に解説するのは、
- 猫の飼い主となる上で必要な心構え
- 一人暮らしや賃貸でも猫を飼えるのか
- 猫はどこで購入できるのか、お迎えする方法
猫を迎える際に知っておくべき心構えとは?
猫を飼う上で何よりも大事なことは、猫が最期を迎えるその時まで何があってもしっかり飼い続ける覚悟です。
最近では軽い気持ちで猫を飼う人が多くなってきましたが、猫も人間と同じように命のある動物であって、おもちゃではありません。
一緒に暮らすためには食事やトイレのお世話、避妊・去勢、健康と安全管理、脱走対策など、やることはたくさんあります。
猫と暮らしたいけれどお世話は面倒、続けられそうにないのでしたらきっぱり諦めた方がお互いのためになりますよ。
例えお世話はできたとしても、経済的な余裕がないと食費やトイレ、治療費やワクチン費用などを負担することができません。
飼う前に今現在の収入を見直し、猫と暮らしていくだけの余裕があるかを確認してみてください。
他にも、外泊を伴うような旅行などは、なるべく控えるようにする必要があるでしょう。
中には一緒に連れて行く、ペットホテルを利用するという人もいますが、猫は環境が少し変わるだけで大きなストレスを感じやすい生き物です。
引っ越しだけでもストレスになるので、飼い主が猫に合わせた生活に変化させることも時には必要になります。
猫は一人暮らしや賃貸の家でも飼うことはできる?
一人暮らしだろと賃貸だろうと、条件をクリアできれば猫を飼うことはできます。
ここでいう条件というのは、ブリーダーや譲渡会で提示される条件だけではなく、住んでいる物件も含めます。
ブリーダーなどの条件をクリアできても、住んでいる部屋がペット禁止だと飼うことができません。
そのため、まずはペット可の部屋なのかを確認し、禁止であれば引っ越しを検討してみてください。
その他の条件としては、保護猫活動をしている団体や猫カフェなどで提示される条件ですね。
ペットショップであればそこまで厳しい条件はありませんが、保護猫の場合だと一人暮らしの方への条件が厳しい傾向にあります。
保護された猫は野良猫だけではなく、虐待を受けたり多頭飼育崩壊を起こした家から引き取った猫などさまざまです。
悲しく辛い経験をしている猫が多くいるため、できるだけ幸せに暮らせるように一人暮らしの方はお断りしていることがあります。
猫の購入方法は?ペットショップや保護猫等のお迎え方法を解説!
猫の購入、お迎えには以下のような方法があります。
- ペットショップ
- ブリーダー
- 保健所
- 猫シェルター
- 里親募集
- 保護猫の団体
- 猫カフェ
- 動物病院
- 知人などからの譲渡
- 野良猫を保護する
猫を迎える際に必要なもの6つとその費用を徹底解説!
飼い主としての心構えや一人暮らしなどでも飼えるのか分かった所で、次はお迎え初日から必要なものとその費用についての解説をしていきます。
猫が生活する上で必要なものはたくさんあります。
その中でも初日から必要なものは
- キャリーケースやケージ
- トイレとトイレの砂(猫砂)
- キャットフードと給水器
- グルーミンググッズ
- 猫と遊ぶためのおもちゃ
- 首輪やコロコロなど
①:キャリーケース・ケージ
キャリーケース
猫用キャリーケースは、ペットショップやブリーダーなどから猫を連れて帰ってくる時に必要になります。
動物病院に連れて行ったり、災害時には猫をケースに入れて避難させることもあるので必ず用意しておいてくださいね。
猫用キャリーケースは2,500円~10,000円以上と幅が広く、形状やサイズも様々です。
子猫から飼うのであれば、大きくなった時のサイズを想定しながら選ぶようにしましょう。
猫用ケージ
猫用ケージは1段のものもありますが、お留守番をさせることがあるのでしたら2段や3段などの高さがあるものがおすすめです。
猫は上下運動が好きな動物ですので、上り下りができるだけでもストレスのたまり具合が変わってきます。
6,000円程度で買えるものから、10万円近くするものまで種類はたくさんあります。
デザインや高さ広さなどを比較しながらピッタリのケージを見つけてみてください。
②:トイレ・トイレ砂
トイレ本体
猫用トイレはどれも同じように見えますが、実際は以下のようなタイプがあります。
- システムタイプ
- ドームタイプ
- フルカバータイプ
- ハーフタイプ
- オープンタイプ
- ワイドタイプ
- 自動タイプ
- 鉱物系
- 紙
- おから
- 木製
- シリカゲル
③:キャットフード・給水器
キャットフード
キャットフードは猫の年齢に合わせたものを選ぶようにしましょう。
アレルギーがある場合は、アレルギー対策用のキャットフードを探すようにしてくださいね。
他にも、キャットフードにはドライやウェット、半生などのタイプの他に、チキンやフィッシュといった味の種類もあります。
どんな物を好むかは猫によって変わるので、いくつか用意しておくことをおすすめします。
キャットフードは100円程度で買えるものから6,000円以上するものまで、無理なく買い続けられるものを選んでください。
給水器
水はフードボウルを2つ買ってひとつをお水用にしても問題ありません。
ただ、新鮮な水をいつでも飲めるようにしたい、飼い主が外出している時も水がなくならないようにしたいのであれば給水器がおすすめですよ。
給水器は一度にたくさんの水を入れておけますし、動きのある水を見て楽しむこともできます。
ただ、フィルターの交換が必要になるので注意してくださいね。
フードボウルを使う場合は、1つ200円~3,000円程で買うことができます。
給水器の場合は、3,000円~5,000円程の商品が多く、高くなると10,000円を超えます。
④:爪切り等グルーミンググッズ
爪切り
- ハサミタイプ
- ギロチンタイプ
- ピコックタイプ
- 電動やすりタイプ
- ピンブラシ
- コーム
- スリッカー
- ラバーブラシ
⑤:キャットタワー等の猫用おもちゃ
キャットタワーやおもちゃは、必須と言っても過言ではないアイテムです。
完全室内飼いの猫にとっては特に必要なものですので、必ず用意しましょう。
キャットタワー
キャットタワーは遊んだり寝たりするために使います。
子猫から成猫まで年齢に関係なく利用するので、できるだけ長く使えるものを選ぶことをおすすめします。
1匹であれば高さを重視したものでも構いませんが、複数匹飼う予定があるのでしたら高さだけではなくある程度広さも考えてあげてください。
キャットタワーは7,000円程で買えるものから30,000円以上するものまで幅があります。
部屋の広さなども考慮しながら猫が喜んでくれそうなものを選びましょう。
おもちゃ
猫用のおもちゃには、
- ボール系
- 猫じゃらし
- 電動タイプ
- けりぐるみ
- レーザーポインター
⑥:首輪や消臭グッズ等その他あると良いもの
首輪
必要なものというわけではありませんが、あると万が一の時でも安心できます。
完全室内飼いとはいっても、ふとした瞬間に家の外に脱走してしまう恐れがあります。
この時に首輪をしていないと野良猫に間違われたり、保護された先でそのまま飼い猫にされてしまう可能性も考えられます。
首輪をしていればこうしたトラブルも避けられますし、保護してくれた方が連絡をくれることもあるので、あると便利なアイテムです。
首輪は200円~2,000円程で購入できます。
爪とぎ
爪とぎは猫の爪から家具や壁、柱などを守るために必要なものです。
猫にとってもストレス解消になったり鋭く綺麗な爪を維持するために必要なので、必ず用意しておいてくださいね。
必要な分だけ買ったら、爪とぎしそうな場所にあらかじめ置いておくようにしましょう。
値段は200円程~2,000円程度まであるので、素材や形状を確認しながら選んでみてください。
消臭グッズ
消臭グッズはトイレに対して使うものと、部屋のニオイを取るためのものがあります。
トイレに直接使う消臭剤は250円~1,000円程で買えるものが多く、スーパーでも気軽に手に入ります。
部屋全体の消臭剤は300円~2,000円程で買うことができます。
目的に合わせて用意してみてくださいね。
ミニほうきセット
地味に必要なもののひとつがミニほうきセットです。
猫がトイレを使うと、周辺に猫砂が飛び散ることがあり、放置しているとどんどん部屋が汚くなります。
そんな時にミニほうきセットがあると、ササっと掃除できるのでいちいち掃除機を持ってくる必要がありません。
100円程で買えるので買っておくことをおすすめします。
コロコロ
猫の毛は意外とたくさん抜けるので、服や床などに落ちた毛を取るために買っておくと良いでしょう。
600円程で買えますし、ちょっとした掃除にも便利なので持っていて損になることはありません。
猫を飼う際に気を付けるべきことは?3つの注意点を徹底解説!
必要なものを確認するだけでも大変だったかと思いますが、最後に猫を飼う際に覚えておいてほしい注意点について解説します。
注意点は、
- 仲良くなろうとして追いかけ回すようなことはしない
- ワクチン接種や去勢・避妊手術をせずに放置しない
- 猫がかかりやすい病気に気を付ける
①:お迎えしてすぐは無理に仲良くなろうとしてはダメ!
猫が家にやってきた初日は特に、猫と触れ合いたくて仕方ないはずです。
しかし、猫は見知らぬ場所に連れてこられて警戒していたり、ストレスが溜まっていたりするので追いかけ回すようなことはしないでください。
無理に触ろうとしたり、大きな音や大きな声で呼ぶというのも良くありません。
早く仲良くなりたい、いっぱい触ったり遊んだりしたいという気持ちはわかりますが、まずは猫が落ち着けるようにしてあげましょう。
小さい子供は特に構いたがるので、猫が来る前によくお願いしておくと良いですよ。
猫が慣れるまではとにかく好きなようにさせてあげて、ご飯も隠れている場所の近くにそっと置いておきましょう。
無理に距離を詰めようとすると嫌われることもあるので、焦らずゆっくり仲良くなっていってくださいね。
②:去勢・避妊手術やワクチン接種をしておく方が良い!
子供を作る予定がないのであれば、去勢・避妊手術を受けるようにしましょう。
完全室内飼いだから大丈夫、1匹しか飼わないから問題ないと思うかもしれませんが、猫が一度も脱走しないとは言い切れません。
また、去勢・避妊をすることで、メスなら感染症や子宮、卵巣の病気を予防したり乳腺腫瘍の発症リスクを減らすことができます。
オスであれば感染症と精巣の病気を予防することができるので、猫の健康のためにも検討してみてください。
病気以外にもマーキングや夜中の鳴き声などを防止することもできますよ。
ワクチンも去勢・避妊と同様に猫を感染症の脅威から守るために接種するようにしましょう。
子猫の時期は特にいろんな病気にかかる恐れがあるので、時期が来たらワクチン接種をしておくと良いですよ。
ワクチンは年に1回の所もあれば、数年に1度という動物病院もあります。
よく説明を聞いてどうするか決めてみてくださいね。
③:猫には歯周病や尿石症等かかりやすい病気がある!
猫も時にはいろいろな病気にかかることがあります。
例えば、
- 歯肉炎
- 歯周炎
- 慢性腎臓病
- 腎不全
- 結膜炎
- 糖尿病
- 膀胱炎
- 尿石症
- 鼻炎
- 副鼻腔炎
- 膵炎
MOFFMEのペット保険一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較サービスを行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:猫を迎えるまでに必要なものを準備しておこう!
今回は、猫が生活をするために必要なものを中心に解説をしてみました。
どれも大切なことですので、忘れないように今一度おさらいをしておきましょう。
- 猫は最期まできちんと自分で面倒を見る
- 一人暮らしや賃貸でも猫は飼える
- 飼い始めてから慌てないように、必要なものは事前に用意しておく
- 猫が慣れるまでは無理に距離を縮めようとしない
- 去勢・避妊手術やワクチンは時期が来たら受けるようにする
- かかりやすい病気に注意し、必要であればペット保険に加入する