内容をまとめると
- 日本で飼われている犬種のほとんどは小型犬
- 小型犬・中型犬・大型犬はその大きさによって分類される
- 小型犬は運動量・食事量も少ないので比較的飼いやすい
- ただしパテラ等の病気になりやすく、ペット保険で備えておくと安心
- MOFFMEのペット保険一括比較サービスを一度利用してみるのがおすすめ
みなさんはどんな子を飼っていますか?または飼おうとしていますか?実は日本の犬のシェアのほとんどが小型犬です。ここではとてもかわいい小型犬について、具体的な犬種や小型犬を飼うことのメリット・デメリット、散歩、食事など様々な観点から徹底的に解説していきます。
この記事の目次
目次を閉じるこれで小型犬についてよくわかる!
皆様はどんな愛犬を飼われていますか?犬はトイプードルや柴、ゴールデンレトリーバーなど様々な犬種がいます。
最近はトイプードルやチワワ、ダックスフンドなどの小型犬を街や公園でよく見かけるようになりました。
今回「MOFFME」では以下の内容について徹底解説します。
- 小型犬に関する予備知識を知っておこう!
- 小型犬のメリット
- 小型犬のデメリット
- 小型犬の食事や散歩はどうしたらいい?
小型犬に関する予備知識を知っておこう!
- 日本で飼われている犬のほとんどが小型犬
- 小型・中型・大型の明確な定義はない?一般的に体重や体高で分類
- 補足:超小型犬って何?
- 具体的な犬種は?人気の小型犬、短毛・長毛の小型犬も紹介
日本で飼われている犬のほとんどが小型犬
公園や街に出かけると、トイプードルやチワワなどの小型犬をよく見かけませんか?現在の日本で飼われている犬は小型犬が多いです・。
小型犬が人気な理由として、
- 体が小さいから飼いやすい
- 小さい体で全力で接してくる姿が可愛い
- 平均寿命が長い
- マンションでの規定がある
小型・中型・大型の明確な定義はない?一般的に体重や体高で分類
ドッグランやペットも泊まれる宿などで、「小型犬ですか?」など聞かれることがあります。
しかし、中型犬のサイズを小型犬と思ったり、小型犬のサイズが中型犬と思ったりと、人によって感覚はバラバラです。
ジャパンケネルクラブ(JKC)やアメリカンケネルクラブ(AKC)など世界共通のスタンダードの基準はありますが、小型・中型・大型の明確な定義はありません。
日本では一般的に、10kg未満の犬が小型犬、25kg未満の犬が中型犬、25kg以上の犬が大型犬と分類していることが多いです。
そのため、よく柴犬は中型犬扱いされますが、実は柴犬も小型犬の分類に入ります。個体差によっては10kgを超える柴犬もいるので、その場合は中型犬扱いですね。
補足:超小型犬って何?
一般的に犬の大きさで小型犬・中型犬・大型犬と聞きますが、「超小型犬」は聞きなれない言葉ですよね。
小型犬は成犬体重が10㎏未満に対し、超小型犬は成犬体重が4㎏以下のことを一般的に指すようです。
超小型犬は飼育スペースが狭い場合や、抜け毛の量を減らしたい、あまり散歩に行く時間がない方におすすめのサイズです。
また、片手で抱き抱えることが出来るため、移動も比較的に簡単かと思います。
しかし、超小型犬は体が小さいため、病気やケガには十分注意する必要があります。
具体的な犬種は?人気の小型犬、短毛・長毛の小型犬も紹介
日本でよく飼われている代表的な小型犬の犬種をご紹介します。
- トイプードル
- チワワ
- ミニチュアダックスフンド
- カニンヘンダックスフンド
- ポメラニアン
- ヨークシャテリア
- シーズー
- マルチーズ
- パグ
- パピヨン
- ジャックラッセルテリア
小型犬のメリット
小型犬の犬種について紹介しましたが、小型犬は小さくでかわいいだけが良い点だけではありません。
この項目では、
- 大型犬や中型犬と比べると、比較的寿命が長い
- 賃貸、マンション等の集合住宅でも室内犬として飼いやすい
- ご飯や医療費が少なく、費用面の負担がそれほど大きくない
- 抱っこもしやすく、一緒に色んな所へ行きやすい
- シャンプーやトリミングが容易
について、小型犬のメリットをご紹介します。
大型犬や中型犬と比べると、比較的寿命が長い
小型犬は小さくて弱いイメージがあることから、寿命も短いと思っていませんか?
実は小型犬は大型犬や中型犬に比べ、比較的に平均寿命が長いです。小型犬の平均寿命は約14年とされています。ドッグフードも改良されたおかげもあると思われます。
犬の寿命は体の大きさで平均寿命が前後し、一般的に大型犬の寿命が短く、小型犬の方が寿命は長いと言われています。
4㎏以下の超小型犬より、5~10㎏未満の小型犬が一番平均寿命が比較的に長い結果も出ています。
賃貸、マンション等の集合住宅でも室内犬として飼いやすい
賃貸やマンションでペットを飼う場合、戸建てに比べて部屋は狭く、庭もないため、中型犬や大型犬が暮らすには少し窮屈な居住スペースとなってしまいます。
しかし、小型犬であれば、少し狭い部屋でも十分にストレスなく生活することが可能です。
また、マンションでは共用部分は犬を歩かせないルールが多いことから、中型犬や大型犬を抱っこするのが大変です。
そのため、小型犬であれば抱っこがしやすいことから、これも飼いやすいメリットの1つですね。
ご飯や医療費が少なく、費用面の負担がそれほど大きくない
小型犬はたくさんのご飯を食べることが出来ないため、ご飯は少なめで生活することが出来ます。それに伴い、うんちの量も少なめで抑えることができます。
また、フィラリアや医療費など、動物病院での費用面も負担があまり大きくありません。
しかし、小型犬でも病気の種類や治療方法などによっては費用が大きくなる場合もあります。一概に費用が抑えることができる訳ではないので、注意しましょう。
抱っこもしやすく、一緒に色んな所へ行きやすい
犬を飼われている飼い主様はほとんど車移動が多いと思いますが小型で無駄吠えしない犬あれば、バギーに入れてバスや電車など公共交通機関に乗って、一緒にいろんな場所へ行くこともできます。
場所によっては犬がNGな場所もあるため、その場合は抱っこして移動する必要がありますが、小型犬で軽い場合は、飼い主様の負担も軽減することができます。
また、宿や入るお店によっては、「小型犬のみOK」という所も多いため、安心して愛犬と入ることが出来ます。
シャンプーやトリミングが容易
大型犬や中型犬は体が大きいため、シャンプーやトリミングに時間が非常にかかります。また、毛が長い犬であれば、更に時間が費やされます。
しかし、小型犬であれば体が小さいことから、シャンプーも手早くすることが出来ます。
また、トリミング時間も大型犬や中型犬に比べて時間をかけることがありません。また、トイプードルなど、毛の抜けにくい犬種も多いため、シャンプーやトリミングがしやすいことがメリットの1つになります。
小型犬のデメリット
小型犬は体が小さいことからメリットがたくさんありますが、一方で小型犬ならではのデメリットもあります。
小型犬を飼いたい又は飼う予定のある方は、小型犬のデメリットを事前に理解しておきましょう。
この項目では
- 臆病な子も多く、吠えることが多い
- 体が小さい分怪我をしやすい
- しつけが少し大変
についてご紹介します。
臆病な子も多く、吠えることが多い
絶対ではありませんが、小型犬は臆病な子が多い傾向があります。理由は、自分より大きい体をした動物が多いからです。
このような性格は精神が不安定となり、無駄吠えをするといった問題行動に繋がります。
そして、この不安定な精神は分離不安症も発症がしやすくなります。飼い主様が留守でいない時に、吠える、物を破壊する、自傷行為など様々な問題行動を起こすケースがあります。
飼い主様は正しいしつけと愛情、人間の社会で不自由なく生活できるよう配慮してあげるようにしましょう。
体が小さい分怪我をしやすい
しつけが少し大変
小型犬の食事や散歩はどうしたらいい?
小型犬は体が小さく、体重も軽いですが、小型犬の食事や散歩はどのようにすればいいのでしょうか?
また、小型犬は大型犬に比べて体重に対して体表面積の割合が大きいため、新陳代謝や体重1㎏あたりの必要なエネルギー量が多いです。
そのため最近では小型犬専用のフードも開発されています。
この項目では
- 餌の量の割にエネルギーの必要量は多く、小型犬用のフードも多数
- 小型犬の必要な運動量は多くないが、散歩はしっかりしてあげよう
についてご紹介します。
餌の量の割にエネルギーの必要量は多く、小型犬用のフードも多数
小型犬は高いエネルギーを摂取する必要があります。しかし、小型犬は口や胃が小さいことから、たくさんの量を一度に食べることは出来ません。
たくさんの量を一度に食べると消化不良を起こし、下痢や嘔吐を起こしてしまいます。
そのため、小型犬専用のフードであれば、1粒あたりにたくさんの栄養が詰まっています。更にお腹に優しいフードで、高たんぱく質である設計となっています。
更に骨や関節に負担がかからないようグルコサミンなども吸収できるフードや中型犬や大型犬に比べて運動量が少ないないため、低脂肪で低カロリーのフードも開発されているようです。
以上のように、今はたくさんのフードの種類があるので、飼われている犬にあったフードを選ぶようにしましょう。
また、「MOFFME」では犬の食事に関する記事もたくさん掲載しているため、そちらもご参考ください。
小型犬の必要な運動量は多くないが、散歩はしっかりしてあげよう
小型犬の必要な運動量、散歩はどのくらい行けばいいのでしょうか?
確かに小型犬は中型犬や大型犬に比べて散歩の量は多くありませんが、散歩を無くしても良いということではありません。
人間社会を養うため、ストレスを発散させるためにも散歩は必要となります。
小型犬の場合、散歩は1回につき30分程度を目安にしましょう。散歩は短すぎてもいけませんが、長い散歩は骨や関節に負担を与えるため、疲労骨折に繋がるケースがあります。
そのため、小型犬は適度な散歩が必要となるため注意しましょう。
補足:人懐っこい・賢い・毛が抜けない等の特徴は犬種による
小型犬は人や犬になつきやすい、賢い、毛が抜けないイメージがあると思いますが、それは犬種によって様々です。
犬が苦手な犬種もいれば、ダブルコートであることから毛が抜ける犬種もいます。
また、本来であれば穏やか性格なのに、保護犬や今までの生活環境の影響から人や犬が嫌い・苦手になった小型犬もいます。
そのため、犬によって性格や特徴は様々です。
検討している犬種がいる方や、これから犬を飼われたい方は、犬種のメリット・デメリット、飼い主様の性格とマッチしているかなど、きちんと調べた上で選ぶようにしましょう。
MOFFMEのペット保険一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ16%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較サービスを行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:小型犬についての知識を身に着けて愛犬と楽しく暮らそう
- 日本では小型犬が多く飼われている。
- 小型犬の犬種はたくさんいる。
- 体が小さいため、ご飯や散歩量は多くなくてよい。また、移動が簡単。
- 体が小さいため、怪我や病気に注意する必要がある。
- 小型犬のしつけは少し難しい。
- 小型犬には栄養のあるフードを与える必要がある。
- 犬種によって性格や特徴が異なるため、きちんと調べる必要がある。