内容をまとめると
- 猫を飼うには飼い方をしっかり理解するのが大事!
- 猫を購入した際は、ケージ等必要なものを自宅に準備しておこう
- また自宅にお迎えしてすぐの際は、出来るだけ猫を安静にさせてあげよう
- 猫は歯周病等にかかりやすいので、かかりつけ医を見つけるのも重要
- MOFFMEのペット保険一括比較サービスを一度利用してみるのがおすすめ
コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたと思いますが、そんな中で猫の需要も増えてきました。ここでは、猫を飼いたいという方や、ペットショップで購入したけれど猫の飼い方がわからないという方に向けて、生後2ヶ月以降の以降の子猫を飼うための基本的な飼い方の知識を解説します。
この記事の目次
目次を閉じる新しく猫を迎える方へ!子猫の飼い方や注意点を徹底解説!
初めて猫を飼う、もしくは子猫を飼う予定がある方はワクワクする気持ちがある反面、飼い方が分からずどうしたらいいか悩んでしまう方もいるはずです。
飼育経験があるならまだ飼い方が分かる思いますが、初心者だと初めて尽くしでパニックになってしまうこともあるでしょう。
そこで今回「MOFFME」では、初めて飼う方でも安心してお迎えできるように、
- 購入前に知っておくと良いこと
- 猫をお迎えする前にしておく準備
- 猫が家に来たらまず最初に何をしたら良いのか
- 猫と仲良く暮らしていくために飼い方やしつけの方法
- 覚えておいてほしい猫に対してやってはいけないこと
- お手入れや猫の健康管理、ペット保険について
猫を購入する前に知っておきたいこと
猫と出会う方法や購入方法はいくつかありますが、一番身近な所というと、ペットショップを思い浮かべる方が多いはずです。
そのため、ここではまず
- 猫をペットショップで購入するメリット
- ペットショップで販売できる猫は生後56日以降と決まっている
ペットショップで猫を購入するメリット
ペットショップで購入するメリットは、
- 純血種を飼える
- 一度にたくさんの猫種を見ることができる
- 気に入った猫と触れ合うことができる
- 生体保証や健康管理などがしっかりとしている
- 必要な物や買い忘れた物をその場ですぐに購入できる
ペットショップで販売されている猫ちゃんは生後56日以降
犬や猫などを販売している業者に対しての法律はいくつかあります。
例えば、2021年6月1日に施行された「8週齢規制」というものです。
8週齢規制とは、生後56日以下の犬猫の展示や販売は禁止という法律で、以前は1週間短い49日以下となっていました。
販売するまでの期間を1週間延ばすと、それだけ母猫や兄弟猫と一緒に居られる時間が増えます。
母猫からの愛情を十分に受けられるだけではなく、母猫や兄弟猫と一緒にじゃれ合ったりすることで自然と社会を学ぶこともできます。
こうした経験が将来問題行動を減らすことに繋がるとされているため、現在では生後2ヶ月ほど経たないと犬猫の販売ができなくなっています。
猫を迎えるまでに色々な準備をしよう!
実際に猫を家にお迎えする時は、
- 猫のための住環境を整える
- できるだけ外には出さず、家の中で運動できるようにしよう
- 猫を飼うために必要なグッズを集めよう
猫を迎える前に快適な住環境を作ろう!
猫はいろいろな物をおもちゃにしたり、イタズラしたりします。
特に子猫であれば目に映る物全てが新しく、興味をそそられるものばかりです。
かじったりおもちゃにされないように、大事な物やイタズラしてほしくない場所は、手の届かない場所に置いたりやカバーで覆うなどして保護しておきましょう。
コード類や観葉植物などをかじってしまうと、猫が病気や怪我をしてしまう恐れもあります。
飼い主と猫の両方が大変な状態になる可能性があるので、猫が来る前に必ず確認してお互いが生活しやすい環境を整えましょう。
家猫(室内飼い)で外には出さず、運動できるよう部屋は広めに!
室外に行けた方が思う存分体を動かせるような気がしますが、あまりおすすめはしません。
外に長時間行けるような環境は一見良さそうに見えます。
しかし、外から病気を貰ってきたり、住んでいる場所によっては交通事故などの危険もあります。
変な物を食べて体調を崩すこともあるため、室外には極力出さず家猫として室内飼いをするようにしましょう。
部屋の中で思いっきり遊べる環境を作ってあげれば、外に行けなくても喜んでくれます。
猫は上下の運動が好きなので、左右の広さだけではなく上下の広さも意識してみてください。
窓から外を見られるように段差を作ってあげたり、キャットステップなどを使っていろんな場所に行けるようにするのもおすすめです。
部屋の広さと空間を上手く利用して、室内でも思いっきり遊べるようにしてあげましょう。
まずは揃えたい必要なものやおすすめグッズ!費用はいくら?
キャリーバッグ:2,000円~
猫のお迎えの時にも使いますし、一緒にお出かけしたり病院に連れて行く時にも必要になります。
災害時には避難するために使うので、必ず用意しておくようにしましょう。
猫用の食器:800円~
猫用の食器は、ご飯を食べるためのフードボウルと水を飲むための食器の2つ用意してください。
お水に関してはペット用の給水器というものもあります。
いつでも清潔なお水を飲めますし、流れる水を見て楽しむこともできるので好みに合わせて選びましょう。
キャットフード:ドライ500円~/ウェット80円~
キャットフードは猫の年齢に合わせたものを買ってあげましょう。
子猫であれば、必要に応じてミルクや離乳食といったものがあると安心です。
人間にも好みがあるように猫にも好みがあるので、いくつか味やタイプの違うものを買っておくと食べてくれなかった時も別のものをすぐに用意できますよ。
トイレと猫砂:トイレ2,000円~/猫砂500円~
猫が用を足すために必須となるアイテムです。
トイレの数は頭数より1つ多い数が理想と言われています。1匹だけだったとしてもトイレは2つ用意しておきましょう。
また、トイレと猫砂にはいくつかの種類があるので、違うタイプのトイレや猫砂を買っておくことをおすすめします。
猫用ベッド:1,000円~
猫がくつろいだり一人の時間を満喫するために必要となります。
いろいろなデザインがあるので、飼い主や部屋の雰囲気に合わせてみると良いでしょう。
おもちゃ:200円~
定番の猫じゃらしや電動のおもちゃ、ボールなどさまざまな種類のおもちゃがあります。
猫の運動だけでなくコミュニケーションも取れる、なくてはならないグッズです。
お手入れ用品:500円~
お手入れ用品は、爪とぎや爪切り、ブラッシングに使う猫用ブラシといったものですね。
毛の長い猫は特にブラッシングが重要ですので、必ず用意してください。
爪とぎは段ボールや木、カーペットなど素材がいくつかあります。
実物をじっくり見ながらどれが良いか選ぶと良いでしょう。
ケージ:5,000円~
ついに猫ちゃんが我が家へ!最初に取り組むべきこととは?
猫をお迎えする前について解説してきましたが、次は
- 猫をお迎えする日にやることや気を付けること
- かかりつけの動物病院を探す
- 万が一脱走しても身元が分かるようにしておく
迎え入れる日にやること・気を付けること
名前をつけてあげる
すでに名前が決まっているのであれば、その名前を呼んで話しかけてあげましょう。
まだ決まっていない場合は猫の特徴や猫の行動を見ながら決めるのも良いですね。
動物病院で名前を呼ばれることもあるので、呼ばれても恥ずかしくない名前や呼びやすい名前にするのもおすすめです。
家の中を自由に探索させる
家に着いたらキャリーバッグの中に入れたままの状態で、ぐるっと家の中を案内してあげます。
途中で外に出たがった場合は、キャリーバッグの扉を開けて自分から出てくるのを待ちましょう。
探索中は必要以上に構ったりせず、自由に歩き回らせてあげてください。
家の匂いを確認したり頭の中で地図を作ったりといろいろなことをしているので、気が済むまで探索させましょう。
また、慣れない場所で不安に思っているはずですので、大きな音を出したり騒いだりして怯えさせないようにすることも大事です。
特に子供がいるお家では、はしゃぎすぎたり追いかけまわしたりすることがあります。
子供の行動でびっくりさせないためにも、前もって伝えておくと良いでしょう。
ご飯やトイレ、就寝はケージの中で
生活の基本であるご飯やトイレなどは、慣れてくるまでケージで全てできるようにしておきます。
安心できる場所を作ってあげれば、慣れない環境でも落ち着いてご飯を食べたり眠ることができます。
ただ、猫によってはケージを嫌う子います。
ケージより外の方が良い場合は、猫用ベッドを飼い主のベッドの近くに置いたりしてあげると良いですよ。
夜鳴きをする時は相手をしてあげよう
就寝時に猫が夜鳴きをする場合は、まずトイレやご飯、ベッドの状態を確認します。
他にも、寂しくて夜鳴きをしていることもあるので、安心させるために少し遊んだり撫でたりして構ってあげてみてください。
かかりつけ医を探そう!店で購入しても健康診断やワクチンを
かかりつけの病院があると、成長過程やどんな病気にかかったことがあるのかを病院側が把握しやすくなります。
定期的に健康診断をしてもらえば、飼い主も獣医師も猫の体調変化に気が付きやすくなるため、もしもの時もスムーズに治療できますよ。
他にも、獣医師との関係が良くなれば相談しやすくもなりますし、飼い主も安心して愛猫のことを任せられるはずです。
かかりつけ医は通いやすい範囲内で見つけておくようにしましょう。
また、ワクチンはお店で接種を済ませてくれる所が多いですが、一度打てば後は必要ないというわけではありません。
費用は掛かりますが定期的に打っておいた方が安心できるので、時期が来たらその都度打ってもらうようにしてくださいね。
身元が分かるように首輪や迷子札・マイクロチップを
2022年6月1日からペットショップなどではマイクロチップの埋め込みが義務化されます。
それ以前から飼っている犬猫は努力義務となりますが、マイクロチップではなくても身元が分かるようにすることはとても大切です。
中には、完全室内飼いだから必要ないと思っている飼い主も多くいます。
しかし、どんな飼い方だろうと扉の閉め忘れや猫が網戸を破壊、もしくは開けてしまうことなどで家の外に脱走することはよくあります。
猫は飼い主の予想しない行動をとることがあるため、飼い方に関係なく身元がしっかりと分かるようにしておきましょう。
もし首輪などが無い状態で保護されると、野良猫だと勘違いされてそのまま飼われてしまうこともあります。
余計なトラブルを防ぐためにも、飼い猫であることが分かるようにしてくださいね。
快適に猫と暮らすための上手な飼い方・育て方を解説!
これから長い時間を猫と一緒に生活していくことになります。
仲良く快適な毎日を過ごすためにも、
- トイレや爪とぎなど必要なしつけはきちんとする
- 慣れるまで餌は今までと同じものをあげよう
- キャリーケースに慣れさせておこう
- 社会化を始めていこう
- ケージに入れっぱなしはダメ!自由に遊べる時間をしっかり作る
①:爪とぎ・トイレ等のしつけをしよう!失敗しても叱ってはダメ
猫の飼い方で最も重要と言えるのが、爪とぎやトイレのしつけです。
特に爪とぎは、家の壁や柱などがボロボロになる恐れがあるため、きちんとしつけるようにしましょう。
爪とぎのしつけは、基本的に猫がガリガリする場所や寝床の近くに爪とぎを設置するだけです。
もし壁などでガリガリしている所を見つけたら、抱っこして爪とぎのある場所まで連れて行くという行為を繰り返すだけで構いません。
また、床をしきりにクンクンしたり、部屋中を落ち着きなくウロウロし出したらトイレのサインです。
もしかしたら、と思ったら抱っこしてトイレまで連れて行ってあげましょう。
上手にできたら褒めてあげることも忘れないでくださいね。
ただ、爪とぎもトイレのしつけもすぐには覚えてくれないことがあります。
だからといって叱ると飼い主が今日の対象になったり、余計酷くなることがあるので、決して叱らないようにしましょう。
②:餌は今まで食べていたものを与えよう!徐々に色んなものを
猫の餌は基本的に、今までペットショップで食べていたものと同じものを与えます。
いきなり別の餌にしてしまうと、吐き戻しをしてしまったり消化不良を起こすことがあるためです。
また、元々いた場所で食べていた餌を与えることで、猫が安心できることもあるので、落ち着ける環境を作るためにも同じものを与えましょう。
ただ、別の餌に興味を持つ場合もあるので、念のために数種類の餌を用意しておくのもおすすめです。
慣れてきたり大きくなってきたら、徐々に別の餌にチャレンジして好みの味を見つけてみましょう。
③:キャリーケースに慣れさせよう
キャリーケースに慣れさせるというのは、飼い方の中でも大切なことの一つと言えます。
なぜなら、あらかじめ慣れさせておけば、病院やお出かけの時でもスムーズに入ってくれるようになるからです。
ただ、慣れさせるとはいっても無理にしつける必要はありません。
最初は猫から見える場所に、入り口を開けた状態でキャリーケースを置いておくだけにします。
自由に出入りさせたり、時にはおやつを置いたりすることで嫌なものではないと覚えさせましょう。
慣れてきたらキャリーケースに入れて家の周りを数分程度歩いて帰る、という行為を繰り返します。
帰ってきたら猫が喜ぶことをしてあげると、自分から進んで入ってくれるようになりますよ。
④:子猫の社会化を進めよう
子猫の社会化はこれからの生活や発達においてとても重要なことです。
8週齢規制でも解説しましたが、社会化することで問題行動を減らしたりあらゆることに怯えにくい子になります。
社会化と言葉だけを見ると難しそうに感じますが、要はいろいろな経験をさせ、良いことをした時はしっかり褒めてあげるということです。
遊びはもちろん、音を聞かせたり匂いを嗅がせたりするのも良いですし、いろんな景色を見せてあげるのも良いでしょう。
喜ぶことや新しい体験ができるような飼い方をすることで、いろんな場所に行っても落ち着きのある行動ができるようになります。
⑤:ずっとケージに入れず、自由に動き回らせて遊んであげよう!
運動が好きな猫にとって狭い場所に長時間閉じ込るという飼い方は、かなりのストレスになります。
ただ中には、猫は夜行性だから昼間なら大丈夫と考える方もいます。
しかし、いくら夜行性といっても昼間はずっと寝ているというわけではありません。
起きて動き回る子もいるので、必要ないのであればずっとケージに入れっぱなしにすることのないようにしましょう。
慣れるまでの間やちょっとした外出の時であれば問題ありませんが、飼い主が家にいるのであれば動き回れる状態にしてあげてください。
遊ぶ時は飼い主も一緒に遊んであげると、猫が喜んでくれますしストレスや運動不足も解消できます。
猫を飼う際にやってはいけないことや注意点を解説
これまではやった方が良いことや飼い方について解説してきました。
しかし、ここからは猫と暮らす上でやってはいけない飼い方、注意すべきことを解説していきます。
- 食事や睡眠の妨げになることをしない
- 勝手な判断で猫用ベッドの位置を変えない
- 嫌がることを無理やりさせないようにする
- 脱走防止のために戸締りの確認をする
食事や睡眠など集中しているときに邪魔をしない
猫がかまってほしくないと思うタイミングはいろいろあります。
中でも邪魔をしてほしくないのは、食事や睡眠、トイレなどです。
集中していたりリラックスしている時にベタベタ触られたりすると、猫にとってはかなりのストレスになります。
特にトイレは一番無防備になる瞬間ですので、邪魔をしたりイタズラをして遊ぶようなことはしないようにしましょう。
猫が何かをしている時、寝ている時は基本的に手を出さないようにするのが一番です。
ベッドの場所をコロコロ変えない
夏は涼しい場所、冬は日当たりの良い場所といったように、猫は季節ごとに寝る場所を変えることがあります。
季節によって使われないベッドができると片付けてしまう方もいますが、すぐにしまうことのないようにしましょう。
その日その日の天気によって快適と感じる場所には違いがあります。
季節の変わり目は特にバラつきがあるため、使っていないと思ってもしばらくはそのままにしておいてください。
片付ける時は完全に使わなくなった時がおすすめです。
ベッドの場所を変える時も、猫が今の寝床で寝ることがなくなってから移動させましょう。
お風呂など嫌がったことは無理強いしない
猫の嫌がることというと、お風呂や爪切りといったものがあります。中にはブラッシングが苦手なこともいますね。
猫にとって必要なお手入れではありますが、あまりにも嫌がる場合は無理強いしないようにしましょう。
特に水が苦手な猫にとってお風呂はかなりのストレスになります。
どうしても必要な時以外は極力お風呂に入れないようにしてくださいね。
爪切りを嫌がる時は、猫が寝ている時やリラックスしている時に1本ずつ時間をかけて切っていくといいですよ。
また、お風呂でも爪切りでもお手入れをする時はおやつをあげるようにすると、だんだん慣れてくれるようになるので有効活用しましょう。
猫が脱走しないように戸締りはしっかりと
猫が自分で網戸や扉を開けて脱走することなんてないと油断してはいけません。
引き戸だろうとドアノブが付いていようと、猫が開けられることや開け方を学習すると簡単に脱走できてしまいます。
網戸を破って逃げ出すこともあるので、戸締りは毎回しっかり確認して必要であれば対策グッズも使ってみてください。
おすすめなのは猫の爪でも破れにくい網戸や、ワンプッシュでロックがかけられる防犯グッズです。
猫が危険な目に遭わないように、できる対策はしっかり行い、戸締りする癖をつけておくようにしましょう。
猫の健康には常に気をかけて!ペット保険の検討もしよう
猫の飼い方で大切なことはたくさんありますが、中でも忘れてはいけないのが健康についてです。
同じ家で共に暮らしていく大切な家族になるのですから、普段から健康には気を使うようにしてあげましょう。
具体的には、
- 毛玉対策のために定期的にブラッシングをする
- 夏や冬の体調管理は特に気を付けよう
- 生後6ヶ月頃になったら避妊去勢手術を受けるか考える
- 万が一に備えてペット保険の加入を検討する
適度にブラッシングをして毛玉対策を
長毛猫の場合は特に毛玉ができやすいので、こまめにブラッシングをしてあげましょう。
後ろ足の周辺やお腹、脇の下など毛玉が出来やすいポイントは入念にブラッシングすることを意識してみてください。
毛玉を放置していると皮膚病に繋がる可能性があります。
普段から気を付けていれば防げる病気ですので、毛の長さに関係なく定期的に優しくブラッシングしてあげてくださいね。
また、ブラッシングをすることで血行や代謝を良くすることができるとも言われています。
体調変化にも気付きやすくなるので、意識して行うようにしましょう。
夏や冬は特に猫の体調に気を配ろう
夏や冬、そして季節の変わり目は嘔吐や下痢、食欲不振になりやすくなります。
また、熱中症や猫風邪などの病気の恐れもあるので、こういった時期は特に体調の変化に気を付けるようにしてください。
エアコンを上手に活用して猫が快適に過ごせる室温を維持したり、水分は常に摂取できるようにしておきます。
また、換毛期になると毛玉を吐くことが多くなります。
人間もそうですが吐くというのはかなりの負担になるので、上記でも解説したブラッシングをこまめにしてあげましょう。
生後6か月あたりで不妊・去勢手術を検討しよう
避妊去勢手術を推奨しているのは以下のような理由があるためです。
子供を産ませないようにするため
猫は一度にたくさんの子供を産むため、最悪の場合多頭飼育崩壊を起こす危険があります。
猫に辛い思いをさせないように、予定や経済的余裕がないのであれば避妊去勢手術をした方が安心でしょう。
病気を予防するため
オス・メス関係なく、発情すると乳腺腫瘍という病気になることがあります。
乳腺腫瘍は命を落とす危険がある病気なのですが、避妊去勢手術をすることで予防できると言われています。
猫の健康に直接かかわってくることですので、補助金制度を活用しながら少しでも病気のリスクを減らしていきましょう。
子猫は通院することが多い!病気にも備えペット保険に入ろう
1歳未満の子猫はちょっとした環境の変化でも体調を崩してしまうことがあります。
成猫でも季節の変わり目などは体調を崩しやすいですが、子猫は特にその傾向が強いため動物病院に行く機会も多くなります。
1回の治療費が少ないと気づきにくいですが、猫などの動物にかかる費用は意外と高いです。
入院が必要な病気の場合、たったの数日で10万円近くの費用がかかることもあります。
1度の入院でも飼い主にとって大きな負担となるため、もしものことを考えてペット保険に加入することも視野に入れてみると良いでしょう。
MOFFMEのペット保険一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較サービスを行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:初めは大変でも、飼い方や特徴を理解して楽しく暮らそう
初心者に向けた猫の飼い方を解説してきましたが、いかがでしたか?
今回はたくさんのこと解説したので、ここでおさらいをしておきましょう。
- ペットショップでの購入はメリットがたくさんある
- 生後56日以下の子猫の販売は法律で禁止されている
- 猫をお迎えする前に猫グッズや住環境を整える
- もしものためにかかりつけ医と猫の身元が分かるようにしておく
- 仲良く暮らしていくために必要なしつけをする
- 猫が嫌がることはしない
- 脱走しないように戸締りや対策を行う
- 病気を防ぐために猫の健康に気を使うようにする
- 飼い主の負担を軽減するためにペット保険の加入を検討する