上手な子猫の育て方とは?生まれたての子猫の飼い方や注意点を解説!のサムネイル画像

内容をまとめると

  1. 子猫をお迎えしたらまずは体温の確保が大切!
  2. また排泄や授乳等の手伝いも必要
  3. 子猫を育てる際は、しつけを早めに行う方が良い!
  4. さらに子猫にはかかりやすい病気もあるので要注意!
  5. MOFFMEのペット保険一括比較サービスを一度利用してみるのもおすすめ

子猫の育て方をご存知ですか?母猫のいない生まれたての野良猫を拾って育てる場合や子猫が生まれた場合はどうしていいか不安ですよね。餌のミルクの与え方やトイレのしつけ等のお世話の仕方はどうすれば良いでしょうか。この記事では子猫の育て方について徹底解説します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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上手な子猫の育て方とは?飼い方のコツや注意点を徹底解説!

ふわふわで可愛い子猫は、見ているだけで本当に癒されますよね。

そんな子猫が、もし家に来ることになったら?


今回「MOFFME」では

  • 子猫が家に来たら?最初にしたほうが良いこと4つをご紹介
  • 週齢・月齢別の育て方は?子猫を育てるのに必要な用品も
  • 子猫を育てる時に気を付けることとは?ポイント3つ
  • MOFFMEではペット保険の一括比較ができます
について解説します。

生まれたてや小さい頃の子猫はデリケートで、気を付けなければならないポイントもたくさんあります。
子猫との出会い方は、予定通りではなく突然だったりすることもあります。

いざ家で子猫の世話をすることになった時、適切な世話をしてあげられると良いですね。

またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください!

子猫をお迎えして最初にするべきことは?4つのポイントを紹介!


子猫を拾ったなど様々な理由で家に子猫を迎えたとします。

そんな時、まず最初にどんな対処をしてあげればよいのでしょうか。


こちらの4つの項目

  1. 体温確保
  2. 授乳
  3. 排泄の補助
  4. 動物病院で月齢や病気の身体検査
に分けて解説していきます。

猫はあまり世話に手間がかからないイメージがありますが、子猫はこまめな世話が必要です。
特に母猫から離れてしまっている場合は、より注意が必要になってきますのでご紹介していきます。

①:体温確保

生まれたばかりで母猫とはぐれてしまったり捨てられていた猫を保護した場合、体温確保は最初に必要な作業です。


なぜかというと、体内器官が未熟な猫はまだ上手に体温の調節ができないからです。


そのため、通常は母猫の役割である保温をしてあげるということになります。

とくに、拾った時点ですでに体が冷たくなっているときには急いで体温確保をしなくてはなりません。


体温が低くなりすぎると、死亡の原因にもなってしまいます。


方法としては、タオルにくるんで血行が良くなるように体をマッサージすることです。

体温が戻らない場合には、カイロやお湯でさらに温めるという方法も有効です。


子猫を拾ったら、まずはその猫の体温を確かめることを忘れないようにしましょう。

②:授乳

本来、生まれたての時は頻繁に母猫の母乳を飲んで栄養を付けていく時期。

母猫がいない場合は家での授乳が必要です。


子猫の体重増加を目安にして、しばらくはかなり頻繁に授乳する必要があります。

目安は、7日間で7g~10g程度増やすという感じです。


本当に生まれたての2週齢未満の子猫であれば2~4時間おき、それ以降の授乳期でも4~5時間おきにミルクを与えることになります。

しかしこれはあくまでも目安で、基本的には子猫が欲しがった時に与えられるようにしておきましょう。


市販のペット用ミルクを与えて問題ありませんが、子猫は自分でミルクをなめとることができません。

スポイトや、子猫用の小さい哺乳瓶を使って少量づつ飲ませてあげましょう。

③:排泄の補助

排泄に関しても、本来は母猫が補助をしてだんだんと方法を覚えてくものです。

子猫がトイレを覚えるまでは、きちんと排泄するための世話をしてあげましょう。


まずは片手で背中を覆い、そのまま自分の手を下にして落とさないように仰向け状態にすると肛門が見えます。


そのあとは、肛門部分を柔らかい布やティッシュで優しく刺激してあげるだけです。

トイレを覚えるまえでは、この方法で毎日の排泄が必要です。


トイレのしつけをするタイミングは猫にもよりますが、3週齢を過ぎたあたりからトイレに連れて行って挑戦させても良いでしょう。


排泄の頻度や出方は、ミルクの飲み具合によってもかわります。

そのため、排泄補助の頻度などはその時に応じて変えていきましょう。

④:動物病院で月齢や病気の検査をしてもらう

子猫の状態や落ち着き具合にもよりますが、大丈夫そうであればできるだけ早めに動物病院受診します。


一番最初の検査は、これから共に暮らしていくにあたってとても重要です。

また、健康状態やある程度の年齢も聞くことができるのでこの最初の受診は必ず行うようにしましょう。


この時、血液検査・ノミダニ検査・便検査などを一気に行う場合が多いのである程度の費用がかかることも想定しておきましょう。

なぜそんなに色々な検査をするのかというと、野良猫だった場合に持っている可能性のある病気をいち早く見つけるためです。


その場で病気などが見つかった場合は、治療を開始することもあります。

野良猫を保護する場合は、その点も覚悟しておきましょう。

子猫の育て方とは?必要なものや週齢・月齢毎の育て方を徹底解説


最初の手筈が整ったら、次は家の環境を整えることが必要になってきます。

猫にとって、日々の生活をする場所の快適な環境は必要不可欠です。


こちらでは

  • 子猫を育てる時にはどんなものが必要?快適な生活環境を作るために
  • 週齢や月齢に合わせた世話の仕方・それぞれのポイントを解説
についてご紹介していきます。

猫は、生活の質によって体調や精神状態も変わる動物です。
猫が元気で成長していけるように、環境面でもサポートしてあげましょう。

子猫を育てる上で必要なものとは?飼育環境の作り方を解説!

子猫を家に迎え入れたら、その日からその家が子猫の安心できる居場所になります。

猫は環境に左右されやすい生き物なので、できるだけ快適な飼育環境を作ってあげましょう。


準備するものとしては、

  1. ミルク
  2. ケージ
  3. ベッド
  4. 毛布
  5. キャリーバッグ
  6. (トイレ)
  7. (ご飯・水用の皿)
  8. (爪とぎ)
  9. (おもちゃ)
  10. (子猫用の餌) ()内は少し成長してからでもOK
などです。

まずは、子猫がいざという時に落ち着ける居場所を作る必要があります。
そのために、ケージをひとつの部屋と考えその中に必要なものを設置してあげましょう。

この時、出かける用のキャリーケースも一緒に置いておくのもGOOD!

そうすると、いざ動物病院に行きたいとなった時抵抗なく入ってくれる可能性が高まります。


猫は家の中で自由に暮らすことも多いですが、それはもう少し先。
子猫にとって家の中には危険もいっぱいなので、慣れるまでは猫だけで過ごせる安全場所を作ることが最優先になります。

週齢・月齢毎の子猫の育て方・ポイントを徹底解説!

ここでは生まれたてから、週齢月齢に沿った育て方をご紹介していきます。


~2週齢

生後1週間までの時期は、まだ目が開いていません。

生後2週間たてば目は開いてきますが、まだほとんど見えていない状態が続きます。


時間を問わず2~4時間ごとに授乳が必要な時期で、排泄補助も必要なので一日中目が離せません。


~4週齢(1カ月)

生後3週間ほどたったころから、だんだん排泄の仕方も上手になってきます。

様子を見てトイレのしつけも始めましょう。


目も見えるようになってきて、周りを認識できるように。

1カ月たてば歯も生えてくるので、柔らかい離乳食を自力で食べる練習も始めてみましょう。


~8週齢(2カ月)

6~7週齢程度で、本格的にミルクから離乳食への切り替えになります。
咀嚼の練習のために、少しずづふやかした固形の物も与えてみましょう。

少しづつ動き回ることもできるようになるので、ケージの外へ出て家を覚えさせるのもこの時期が最適です。

~5カ月齢

3カ月~5カ月の間は、子猫が一歩成猫に近づく時期。

一気に動きも激しくなり運動量も増えます


永久歯が生えてくるので、食事内容もだんだんと大人用に切り替えていきましょう。

4カ月頃から少し芯の残したような状態でふやかすようにし、だんだん通常のドライフードへ切り替えていきましょう。

子猫を育てる上での注意点は?3つのポイントを徹底解説!


自宅で一から子猫を育てていくには、衛生面病気にも気を付けていかなければなりません。
子猫を迎え入れてから、家で暮らしていくために特に注意することがあります。

この項では
  • 家でのトイレの仕方などのしつけは早めに覚えさせること
  • もともと野良猫だった場合注意すること!病気やケガ・寄生虫など
  • 子猫のかかりやすい病気には特に注意が必要
について解説していきます。

これらは、子猫の間だけでなく生涯を通して重要になってくる重要な項目です。

①:トイレ等のしつけは出来るだけ早めに始めよう

子猫が自分で排泄できるようになってきたら、トイレのしつけも徐々に始めましょう。

やり方は、猫がトイレに行きたいようなそぶりを見せたらトイレに連れて行ってあげるという単純なもの。


少し落ち着かなかったり、周囲の臭いをかぎだした時がチャンスです。


猫は、基本的にしつけにはあまり手がかかりません。

ほとんどの場合は、何度かそこで排泄できれば後は自分で行くようになります。


もし何度やってもトイレに行こうとしない時は、トイレの場所や環境に原因があるかもしれません。

猫は、静かなところやあまり目につかないところで排泄したがりますので再度場所を見直しましょう。


また、猫はトイレが汚れているといやがるので常に清潔にしておくこともポイントです。

②:野良猫を拾った場合は特に病気やケガ、寄生虫に注意!

子猫でなくとも、野良猫を保護する場合は特に注意しなくてはならないことがあります。

外で暮らしているとノミ・ダニやウイルスを持つ感染症寄生虫などざまざまな病原を体内にもっていることがあります。


ノミやダニは、野良猫であればほとんどの場合ついていると思ったほうがよいでしょう。これは、専用の薬やシャンプーで取り除くことができ体にはかぶれなどの症状がでます。


結膜炎やくしゃみをしている場合は、ウイルス性の病気を疑ったほうがよいでしょう。


寄生虫は、外見ではわかりにくいですが便の検査などでわかることが多いです。

先ほどご紹介した通り、すべて動物病院での検査が必要になりますので忘れずに受診しましょう。

③:子猫にはかかりやすい病気があるので要注意!

子猫は、まだ体内環境も未熟で免疫力が安定しないので病気にもかかりやすくなります。

子猫がかかりやすい病気は、ウイルスに感染することによる病気や母猫の胎内で感染する寄生虫の病気などです。


寄生虫に関しては、早期に発見できれば駆虫薬で駆虫することができます。


ウイルス性のものは、いわゆる風邪のような症状が出ることがおおく治療で治ることもあります。

しかし、まれに命にかかわるようなウイルスを患っていることもあります。


猫白血病ウイルス感染症」や「猫汎白血球減少症」はその一部で、すでに患っている場合は命が数年しか続かないことも。


また、「猫伝染性腹膜炎」のようにうストレスが原因でかかる病気もあるので生活に慣れない子猫の間は注意してあげましょう。


下痢や嘔吐食欲不振咳やくしゃみなどの症状が出ることが多いのでこまめな健康観察が必要です。

なにか様子がおかしいところがあれば、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。

MOFFMEのペット保険一括比較サービスを利用するのもおすすめ

近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。


ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。


しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね


もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。


MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較サービスを行っております。


ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!

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まとめ:上手な子猫の育て方を徹底解説!

子猫を育てるというのは、想像よりもずっと大変なことです。

とても弱い存在である子猫を、一人前の猫に育てるにはそれまでの苦労も伴います


この記事では

  • 子猫が迎えたときまず最初にすること!4つのポイント
  • 子猫を育てる時に必要なこと!週齢や月齢別の適切な育て方
  • 飼育の際に注意していくこととは?ポイント3つ
をご紹介してきました。

今回ご紹介したような注意点や週齢・月齢別のポイントをきちんと守り、猫が健康に成長できるようにサポートしてあげましょう。

子猫の世話は大変ですが、それ以上に可愛さもありきっと大切な家族になってくれます。
子猫に出会ってその子を家に迎えようと決めたら、そこからは必ず責任をもって育てましょう。

MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!