可愛い響きから犬の名前に使われることもあるもずく。実は人間と同様に犬ももずくを食べることができるのをご存知でしょうか?豊富な栄養素で体を丈夫に、美しくしてくれるなどのメリットもあります。この記事では犬ともずくについて適切な与え方や注意点も含めて解説します。
この記事の目次
目次を閉じる犬はもずくを食べられる?栄養効果や適切な与え方も解説!
素麺のような細長い形状で枝分かれがある糸状藻類のもずく。
わかめのような歯ごたえとぬるっとした表面が特徴です。そんなもずくはお酢やみそ汁、天ぷらなどして食べることが多いのではないでしょうか?
また、もずくは肌の保湿力を高めてシワを抑える効果であったり、血糖値を抑えたりなど、健康やダイエットにとても効果的な食材です。
飼い主様はそんな栄養価の高いもずくを犬に与えることが出来るか気になるのではないでしょうか?
実は、犬ももずくを食べることが出来ますが、与え方や注意点など気を付けることもあります。
そこで今回の「MOFFME」では
- 犬はもずくを食べられる!もずくを与えるとこんなメリットが!
- もずくの適切な与え方とは?
- 犬にもずく酢・めかぶも与えて大丈夫?
- むやみにあげるとデメリットも?注意すべき点とは
について詳しく解説します。
今、犬を飼っている方も、これから犬を検討している方にも参考にして頂ければ幸いです。
またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください!
犬はもずくを食べられる!もずくを与えるとこんなメリットが!
私たちの食卓に並ぶもずくは、とても栄養価が高く、糖尿病や高血圧を患う方にも適した食材です。
そんなもずくは、犬が食べても大丈夫な食材です。しかし、犬にとってどのような栄養やメリットがあるのか気になりますよね。
そこでこの項目では
- 犬にもずくを与えても大丈夫!
- もずくに含まれる栄養素と効能は?デトックス効果もあるの?
犬にもずくを与えても大丈夫!
健康やダイエットに効果的なもずくは、モズク科やナガマツモ科に属する海藻で別名はイトモズクと呼ばれています。
私たち人間も好んで食べていますが、犬ももずくを食べることが出来ます。
もずくは犬にとっても栄養価が高く、内臓の健康にも働きかけてくれます。そのため積極的に与えたい食材です。
しかし、もずくは食物繊維が豊富なため、お腹が弱い犬などは与え方に注意する必要があります。
健康管理の1つとして、注意点に気をつけながら与えてみるのも良いのではないでしょうか?
もずくに含まれる栄養素と効能は?デトックス効果もあるの?
犬にもずくを与えることが出来ますが、まず、もずくにはどのような栄養や効果があるのかご紹介します。
- フコイダン
- セレン
- ビタミンK
- 食物繊維
- βカロテン
- ナトリウム
- カルシウム
もずくの適切な与え方とは?
犬がもずくを食べれることが分かりましたが、もずくの栄養を効率的に食べられるようにしたいと思うのではないでしょうか?
そこでこの項目では
- 基本は生もずくで!
- 茹でてから細かく刻んだりペースト状にして与えよう!
について詳しくご紹介します。
私たちがもずくを食べる感覚と同じ感覚で犬に与えると体に悪影響がある可能性があります。そのため、もずくの種類や食べ方など、犬用の食べ方をまとめました。
お家でもずくを食べる際の参考にしてください。
基本は生もずくで!
もずくに含まれる成分や栄養は犬にとって体に悪影響はありません。
しかし、味が付いたもずくは与えないでください。犬に与えるもずくは基本的に生もずくにしましょう。
スーパーなどの市販で売られているもずくは、三杯酢や黒酢などが加えられていることが多いです。こちらの味が付いたもずくはお酢だけでなく、塩や砂糖、みりんなどが使われています。
そのため、市販のもずくは犬にとって塩分や砂糖を過剰摂取してしまう可能性があることから、あまりおすすめは出来ません。
生もずくであれば、そのような心配はありません。ただし、生もずくは市販ではあまり見かけないため、海産物の直売所やネットなどで塩もずくを購入し、水で塩抜きをすれば犬に与えることが出来ます。
茹でてから細かく刻んだりペースト状にして与えよう!
塩抜きしたもずくを犬に与えて問題はありませんが、生で与えると消化がしづらく、上手く栄養を体内に吸収することが出来ません。
そのため、塩抜きしたもずくをお湯でさっと加熱しましょう。その後、包丁やフードプロセッサーなどで細かく刻んだりペースト状にして与えることで効率的に栄養を吸収することが出来ます。
細かく刻んだもずくは、そのまま与えても良いですし、ドッグフードにトッピングしたり、手作りご飯に加えて与えるようにしましょう。
補足:犬にもずく酢・めかぶも与えて大丈夫?
生もずくであれば基本的に問題がないことが分かりましたが、市販で売られているもずく酢やめかぶは犬に与えても大丈夫なのでしょうか?
もずく酢とめかぶについてご紹介します。
市販で販売されているもずく酢は塩分や砂糖が多く含まれているため、犬に与えることは適されていません。
しかし、少量のお酢であれば犬に与えても問題はありません。そのため、生もずくに犬が慣れてきたら、お酢を少量~1適程度加えて与えても良いかもしれません。
わかめの根本部分であるめかぶは犬に与えてることが出来ます。めかぶももずく同様にフコイダンや食物繊維などが豊富なため、栄養価が高い食材です。
こちらも加工がされていないめかぶを犬に与えるようにしましょう。
むやみにあげるとデメリットも?注意すべき点とは
もずくの与え方などをご紹介しましたが、もちろんもずくを与える場合には更にいくつかの注意点があります。
注意点を理解しないと、犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、こちらの項目では
- 食べ過ぎは危険!おなかを壊さないようにほどほどに
- アレルギーがないかしっかり確認しよう!
について詳しくご紹介します。
①:食べ過ぎは危険!おなかを壊さないようにほどほどに
もずくに限ったことではありませんが、もずくの与えすぎには注意しましょう。
もずくは食物繊維が豊富です。そのため、食べ過ぎるとお腹を壊してしまったり、消化不良となり下痢を起こしやすくなります。
そのため、もずくは適正な量を与えるようにしましょう。
もずくはトッピング程度とし、1日の総摂取カロリーの20%以下としてください。
②:アレルギーがないかしっかり確認しよう!
もずくを初めて犬に与える場合は、アレルギーが発生しないか確認するためにも必ず少量から与えるようにしましょう。
アレルギーが発生した場合、以下の症状が現れることが多いと言われています。
- 下痢
- 嘔吐
- 目の充血
- 皮膚をかく
- 湿疹やじんましんが出る
- 元気がなくなる
MOFFMEのペット保険一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較サービスを行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:もずくを上手に与えて愛犬に海藻パワーを!
犬ともずくについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
今回の記事では
- 犬はもずくを食べることができる。
- 犬には塩抜きした生もずくを与える。
- 市販で味付けされたもずくは与えない。
- もずくの与えすぎに注意する。
について徹底解説しました。
塩抜きしたもずくは犬に与えることも出来ますが、私たちが食べる料理にも使える食材です。そのため、日々のご飯に取り入れても良いかもしれませんね。
ただし、もずくは食物繊維が豊富なため、与えすぎるとお腹を壊してしまう可能性がありますので、必ず犬の適正にあった量を与えるようにしてください。
犬がおいしくもずくが食べることが出来るよう、ドッグフードのトッピングや手作りご飯に少し加えると効率的に栄養を摂取することが出来ます。
もずくに慣れたら、少しのお酢を加えても良いかもしれません。お酢も腸内環境を整える働きがあるため、こちらも量には気を付けましょう。
もずくを使った美味しいご飯で愛犬と楽しく健康な毎日を送りませんか?
MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください。