猫がさくらんぼを食べるのは大丈夫でしょうか?猫はさくらんぼを食べれるのですが、種や葉、茎、ヘタは中毒症状が出る恐れがあるので与えてはダメです。また与えても良い量や食べ方・与え方等も気になりますよね。この記事では猫とさくらんぼについて詳しく解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫はさくらんぼを食べていい?上手な与え方や注意点も解説!
初夏に旬を迎えるさくらんぼ。
まるで宝石みたいな艶やかな赤色をし、別名「赤いルビー」とも呼ばれている品種もあります。
片手で手軽に食べられることもあり、自宅で食べる方も多いのではないでしょうか。
猫を飼っている飼い主さんなら、猫がさくらんぼを食べても大丈夫なのかも気になるところですよね。
猫はさくらんぼを食べても大きな問題はありませんが、与え方には注意をしなければいけないことがあります。
そこで今回の「MOFFME」では
- 猫はさくらんぼを食べられる?含まれる栄養素やその効果も解説!
- 猫にさくらんぼはどうやって与える?上手な与え方を徹底解説!
- 猫にさくらんぼを与える際の注意点は?3つのポイントを徹底解説
猫はさくらんぼを食べられる?含まれる栄養素やその効果も解説!
一口サイズで食べやすく、甘くて美味しいさくらんぼ。
ころころと転がるので、興味をもつ猫ちゃんもいるのではないのでしょうか?
猫がさくらんぼに興味を示したときに気になるのが、猫が食べても大丈夫なのか、ですよね。
そこでこの項目では
- 猫がさくらんぼを食べるのは大丈夫!
- 猫にさくらんぼを与えるメリットは?含まれる栄養素や効果も解説
- 猫はアメリカンチェリーも食べられる?
猫がさくらんぼを食べるのは大丈夫!
さくらんぼは、猫が食べられる果物のひとつです。
さくらんぼの果肉の部分には猫に有害な成分が含まれていないので、猫が食べても大丈夫です。
しかし、猫はほぼ完全な肉食の動物ですので、興味を示さない場合は無理して与えなくても大丈夫ですよ。
また、猫にさくらんぼを与えていいのは果肉の部分のみ。
後述しますが、種や柄(茎・ヘタ)は与えないようにしてください。
ご自身の愛猫がさくらんぼを好きな場合は、おやつやご褒美として、熟した赤い実の部分だけ与えてあげましょう。
猫にさくらんぼを与えるメリットは?含まれる栄養素や効果も解説
では、猫にさくらんぼを与えて時のメリットはどんなものがあるのでしょうか?
さくらんぼはとても栄養豊富な果物で、猫にも嬉しい効果がたくさんあります!
栄養素別に効果をご紹介していきます。
β-カロテン
補足:猫はアメリカンチェリーも食べられる?
さくらんぼより大振りで、色味も黒味が強いアメリカンチェリー。
見た目とは裏腹に、食べてみると少し酸味のあるさくらんぼに比べてとても甘く、さくらんぼよりアメリカンチェリーが好みの方もいるのではないでしょうか。
アメリカンチェリーに含まれる栄養素は、日本のさくらんぼの栄養素と若干の違いがありますが、さくらんぼ同様、果肉には猫に有害な成分が含まれていないため、猫も食べることができます。
ですが、さくらんぼ同様、猫に与えるのは果肉の部分のみで、種や柄(茎・ヘタ)は与えないようにしてください。
猫にさくらんぼはどうやって与える?上手な与え方を徹底解説!
ここまでさくらんぼが猫にもたらすメリットや、さくらんぼに含まれる栄養素をご紹介してきました。
猫はさくらんぼの実を部分を食べることができますが、与える際に注意しなけなければならないこともあります。
何も考えずに猫にさくらんぼを与えてしまうと、猫の体に悪影響が出てしまう恐れがあるので気を付けましょう。
そこでこの項目では
- 猫にさくらんぼはどうやって食べさせる?上手な与え方を解説!
- 猫にさくらんぼを与える際の適切な頻度・量はどれくらい?
猫にさくらんぼはどうやって食べさせる?上手な与え方を解説!
猫にさくらんぼを食べさせるときは果肉の部分のみ与えるようにしましょう。
後述しますが、種や柄(茎・ヘタ)は与えないようにします。
水分が多い果物なので、夏バテで食欲がない時や、水分補給にもなります。
また、さくらんぼは生で与えてOK!
野菜や果物によっては加熱して与えたほうがいいものが多数ありますが、生で与えても大丈夫なので、手軽なところが嬉しいですね。
猫にさくらんぼを与える際の適切な頻度・量はどれくらい?
さくらんぼは猫が食べても大丈夫な果物ですが、与えすぎはNGです。
水分が多く、食物繊維も含まれているので、食べ過ぎてしまうと下痢の原因になってしまうことも。
いつもよりお腹がゆるい時や、もともと軟便の傾向がある猫には与えないほうが無難です。
また、さくらんぼはその甘さでわかる通り、糖分の多い食材。
小さい体の猫が食べ過ぎてしまうと、肥満の原因になってしまいます。
普段与えている総合栄養食の量を調整しながら、1日に1〜2粒ほどに留めておきましょう。
さくらんぼは肉食の猫にとって、与えなくてはいけない食べ物というわけではありません。
適量をおやつやご褒美として与えるようにしてください。
猫にさくらんぼを与える際の注意点は?3つのポイントを徹底解説
ここまで、猫にさくらんぼを与える際の与え方や、栄養面でのメリットなどをお伝えしてきました。
猫がさくらんぼを食べることができるのは実の部分で、種や茎・柄の部分はNGとお伝えしましたが、その他は実際にはどんなことに注意すればいいのでしょうか?
そこでこの項目では猫にさくらんぼを与える時に必ず守りたい
- 食べ過ぎ注意!消化不良になるので与えるのは少量に!
- さくらんぼの種や葉、茎等は与えてはダメ
- 未成熟なさくらんぼは与えない
①:食べ過ぎ注意!消化不良になるので与えるのは少量に!
さくらんぼの実の部分は猫も食べることができますが、与えすぎはよくありますん。
さくらんぼには食物繊維が含まれています。
食物繊維にも種類があり、大きく分けると水溶性食物繊維と、不溶性食物繊維があります。
水溶性食物繊維は読んで字の如く、水に溶けますが、さくらんぼに多く含まれているのは水に溶けない性質を持つ不溶性食物繊維です。
この不溶性食物繊維を猫が体内に過剰に摂取すると、猫の体内で消化しきれず消化不良をおこしてしまう場合があるのです。
ですが、さくらんぼを1日1〜2粒程度ならこのような問題は起こる可能性は低いので安心してください。
②:さくらんぼの種や葉、茎等は与えてはダメ
さくらんぼを猫に与えるときは、さくらんぼの種や葉、柄(茎・ヘタ)などは与えてはいけません。
とくにさくらんぼの種には「アミグダリン」という成分が入っています。
このアミグダリンは青酸配糖体が含まれており、体内に入ると青酸毒が発生し、それによって中毒症状が現れます。
さくらんぼの種を噛み砕いて誤飲してしまった場合には、すぐにかかりつけの動物病院に連絡してください。
その際、誤飲に対しての処置もペット保険の対象になる場合があるので、事前に契約内容を確認しておきましょう。
③:未成熟なさくらんぼは与えない
スーパーなどで販売されているさくらんぼはほぼ熟しているものなので基本的には問題ありません。
ですが近年、ペットと参加可能な果物狩りも増え、ペットと一緒にさくらんぼ狩りを楽しめる場所もでてきました。
その際、未成熟なさくらんぼを手に取ることもあると思います。
未成熟なさくらんぼは種に含まれているアミグダリンが果肉にも含まれています。
この成分は人間にも有害なので、事前にスタッフから説明があると思います。
猫も人間も、さくらんぼを食べるときは、熟した果肉の部分を食べるようにしましょう。
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しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
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まとめ:猫はさくらんぼを食べても大丈夫!
今回は、猫にさくらんぼを与えることのメリットや与え方、3つの注意点などをご紹介してきました。
ポイントとしては
- 猫はさくらんぼを食べられる
- さくらんぼは栄養豊富で、猫に嬉しい効果もたくさんある
- 猫にさくらんぼを与えるときは果肉の部分のみ与える
- さくらんぼの与え過ぎは消化不良や肥満の原因になるので、与えすぎに注意する
- さくらんぼの種や未成熟のさくらんぼは有毒なので食べるのは絶対NG