犬はチンゲンサイを食べていいでしょうか?餌・おやつに犬はチンゲンサイを生でも食べられるのですが、シュウ酸も豊富なので食べ過ぎには注意が必要です。また犬用ご飯を手作りして与えるのもおすすめです。この記事では犬とチンゲンサイについて詳しく解説します。
この記事の目次
目次を閉じる犬はチンゲンサイを食べていい?犬用ご飯の作り方も徹底解説!
そう聞かれても、そもそも犬に食べさせようと思ったことがない人が多そうですよね。
私も犬が食べて良いかどうか考えるまでもなく、食べさせるという発想がなかったです。
そんなチンゲンサイを犬が食べる際には、気をつけたい注意点もあります。
今回「MOFFME」では、
- 犬はチンゲンサイを食べられる?含まれる栄養素やその効果も解説
- 犬にはどうやって与える?手作りご飯のレシピも紹介
- 犬に与える際の注意点は?3つのポイントを解説!
ペットの体に良い栄養素を安全においしく摂取できるようにしましょう。
またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください!
犬はチンゲンサイを食べられる?含まれる栄養素やその効果も解説
私たちは普段何気なくチンゲンサイを食べていますが、さまざまな栄養素が含まれています。
そして、その栄養素は犬にも効果的なのです。
まずは基本的な部分から知識を深めていきましょう。
この項では、
- 犬がチンゲンサイを食べるのは大丈夫!
- 犬に与えるメリットは?栄養素やその効果を解説!
- チンゲンサイ以外に犬が食べられる野菜とは?
犬がチンゲンサイを食べるのは大丈夫!
前述しているように、チンゲンサイは犬の体にも良い栄養素を含んでおり、食べても問題はありません。
ドッグフードに混ぜたり、飼い主さんが調理した手作りのご飯として与えたりするのも良いでしょう。
ただし、犬が中毒を起こすような成分はありませんが、アクの強い野菜に含まれる「シュウ酸」には注意をする必要があります。
健康管理の1つとして、注意点に気をつけたうえでペットに与えてみるのも良さそうですね。
犬にチンゲンサイを与えるメリットは?栄養素やその効果を解説!
犬の体内に吸収されたβカロテンが、必要な分だけビタミンAへと変換されます。
このビタミンAの有する効果により、眼病予防・皮膚や粘膜の健康を維持する効果が得られます。
ビタミンC
カリウム
補足:チンゲンサイ以外に犬が食べられる野菜とは?
②トマト
③かぼちゃ
⑤きゅうり
犬にチンゲンサイはどうやって与える?手作りご飯のレシピも紹介
上記では、ドッグフードに混ぜることや飼い主さんが調理した手作りご飯として与えると良いと述べましたが、具体的な方法や量が分からないと実際に与えにくいですよね。
栄養があるからといって、手探り状態で与えるのは逆効果になることもあり得ます。
この項では、
- 犬にチンゲンサイはどうやって与える?上手な与え方・適量を解説
- 犬用の、チンゲンサイを使った手作りご飯のレシピを紹介!
犬にチンゲンサイはどうやって与える?上手な与え方・適量を解説
茹でて加熱してから与える
私たちも生のままで食べることはありませんよね。
犬はもともと野菜の消化が苦手な動物なのですが、加熱して柔らかくすることで食べやすくなり、消化不良を防げます。
細かく刻む
- 体重4kg以下の超小型犬:15~20g/日
- 体重4~10kg以下の小型犬:30~60g/日
- 体重10~25kg以下の中型犬:70~120g/日
- 体重25kg以上の大型犬:130~140g/日
犬用の、チンゲンサイを使った手作りご飯のレシピを紹介!
①スープ雑炊
- チンゲンサイ:1枚分
- 豚肉:20g
- パプリカ:1/5個
- しめじ:少々
- すりごま:1つまみ
- 白いご飯:10g
- チンゲンサイ・豚肉・パプリカ・しめじを食べやすい大きさに細かく刻む
- お湯を沸かした鍋に刻んだ材料を入れて、弱火で5~10分煮る
- 煮込んだものを白いご飯にかけて、すりごまをトッピングする
- 冷めたら完成
- 下茹でしたチンゲンサイ:3枚分
- 牛肉:60g
- にんじん:1/4本
- 乾燥春雨:30g
- ごま油:少量
- 春雨を表示通りに戻し、水けをきって食べやすい長さに切る
- チンゲンサイ・牛肉・にんじんを細かく刻む
- ごま油を引いたフライパンで刻んだ材料を炒める
- 火が通ったら、すべての材料を混ぜる
- 冷めたら完成
犬にチンゲンサイを与える際の注意点は?3つのポイントを解説!
上手な与え方で述べた内容も気をつけたいことではありますが、さらに注意すべき3つのポイントがあります。
この項では、
- ①:初めて与える際は、念の為下痢等のアレルギー症状に注意!
- ②:食べ過ぎ注意!シュウ酸も含まれるので、与える際は加熱する
- ③:甲状腺に問題がある犬には与えてはダメ
①:初めて与える際は、念の為下痢等のアレルギー症状に注意!
しかし、検査をして事前にアレルギーを把握している飼い主さんはそんなに多くないと思います。
そのため、初めて与えるときはアレルギーの可能性も考えて、トッピング程度の少量から慎重に与えます。
与えた後には、体調に変化がないか必ず観察してください。
下痢・嘔吐や皮膚を痒がる様子等がみられたらアレルギー症状である可能性があります。
万が一、症状が見られたら速やかに動物病院を受診しましょう。
また、もしもの場合の備えとして、ペット保険への加入を推奨します。
MOFFMEでは、ペット保険の比較・相談ができます!
ぜひ参考にしてみてください!
②:食べ過ぎ注意!シュウ酸も含まれるので、与える際は加熱する
水に溶ける性質があるので、茹でることで含有量を減らせます。
茹でて加熱することは、消化不良の予防だけでなく、シュウ酸にも役立つのです。
シュウ酸を減らすことはできますが、尿路結石症を起こしたことがある犬は、念のため摂取は控えた方が良いです。
また、カルシウムと共に摂取することで体内での吸収率を減らすことができます。
③:甲状腺に問題がある犬には与えてはダメ
このゴイトロゲンは、甲状腺ホルモンの分泌を妨げたり、甲状腺を腫れさせたりします。
そのため、甲状腺機能低下症・甲状腺ガンといった病気を引き起こす危険性があるのです。
もともと甲状腺に問題がある場合は与えないようにしましょう。
MOFFMEのペット保険一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較サービスを行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:犬はチンゲンサイを食べられる!ただし食べ過ぎ注意!
今回は、
- チンゲンサイには、生活習慣病・老化の予防・眼病予防等、犬の体にも良い栄養素が豊富に含まれており食べても問題ない
- さつまいも・トマト・にんじん等食べられる野菜はいくつかあるが、事前に食べても良いか・与え方の注意点は何かを理解する
- 与える際は、茹でて加熱する・細かく刻む・与えすぎないことに気をつける
- 初めて与えるときはアレルギーの可能性も考えて、少量から慎重に与える
- 食べ過ぎると尿路結石症の原因となる「シュウ酸」を緩和するために、茹でて加熱する
- 甲状腺の病気を引き起こすゴイトロゲンという成分を含むため、甲状腺に問題がある犬には与えない