猫はピーマンを食べても大丈夫でしょうか?猫がピーマンを食べても大丈夫ですが、生のまま与えるのはソラニンによる中毒の危険があり、体に悪いので必ず加熱するようにしましょう。また与えるメリットや栄養素も気になりますよね。この記事では猫とピーマンについて解説します。
この記事の目次
目次を閉じる猫はピーマンを食べられる?与えるメリットや注意点も徹底解説
あの独特な苦みが苦手な気持ちはよくわかります。
そんなピーマンですが、猫も食べられることを知っていますか?
緑色のあの見た目から、見るからに栄養がありそうなイメージは沸きますが、猫に与えてみようとはなかなか思わないですよね。
今回「MOFFME」では、
- 猫はピーマンを食べられる!与えるメリットや栄養素を徹底解説
- 猫にピーマンはどうやって与える?手作りご飯のレシピも紹介!
- 猫にピーマンを与える際の注意点は?3つのポイントを徹底解説!
猫はピーマンを食べられる!与えるメリットや栄養素を徹底解説
多くの料理に使えるピーマンは、私たちは普段から食べる機会が多いですよね。
しかし、どんな栄養素が含まれているのかはあまり気にしたことがないと思います。
また、猫に与える際には注意すべき点もあります。
この項では、
- 猫がピーマンを食べるのは大丈夫!ただし与える際には注意点も!
- 猫に与えるメリットは?含まれる栄養素や効果を解説!
猫がピーマンを食べるのは大丈夫!ただし与える際には注意点も!
もし注意点を知らないまま与えると、中毒症状や消化不良等を起こす危険性があるのです。
なかには「ピーマンを食べてはいけない」「与えることはおすすめしない」というように、マイナスな意見がありますが、これらは危険性を考慮してのことです。
飼い主さん自身が知識を身につけることはとても大切なことですね。
猫にピーマンを与えるメリットは?含まれる栄養素や効果を解説!
ピーマンに含まれる栄養素と効果の関係性についてみていきましょう。
眼病予防
猫にピーマンはどうやって与える?手作りご飯のレシピも紹介!
では、どのようにして与えるのが良いのか知りたいですね。
そもそも猫にピーマンを与えてみようと思う機会はあまりないので、十分に知識がある人は多くないでしょう。
与える際にはいくつかの要点があります。
- 猫への上手な与え方、頻度・量を解説
- 猫用の、ピーマンを使った手作りご飯のレシピを紹介!
猫にピーマンはどうやって与える?上手な与え方、頻度・量を解説
人が食べて中毒になったという話は聞いたことがないので、意外ですよね。
また、栄養素が多いといっても、無理にピーマンから多くの栄養を摂取する必要はありません。
中毒症状を起こす可能性もあるので、毎日与えるのは避けて、1回量は少量としましょう。
消化にも配慮が必要なので、なるべく細かくしたり、種・皮・茎・芯を取り除いたりする必要があります。
さらに、中毒症状や消化不良のリスクを減らすためにも、生のまま与えることは避けましょう。
これらについては、以下の項目で再度詳しく説明します。
猫用の、ピーマンを使った手作りご飯のレシピを紹介!
①ピーマンの肉詰め
- 種・皮・芯を取り除いたピーマン 1個
- 鶏肉のミンチ 30g
- 乾燥おから 大さじ1/2
- 水で戻したひじき 小さじ1
- ミニトマト 1~2個
- 水 大さじ1
- オリーブオイル 適量
- ピーマンを3等分に切る
- 鶏肉のミンチ・水で戻したおから・ひじき、すべてをよく練って混ぜ合わせる
- 練ったものを、ピーマンに詰める
- 熱したフライパンにオリーブオイルをひいて、ミンチを詰めたピーマンを焼く
- じっくりと火を通し、裏面や側面も焼いていく
- ミンチに弾力が出て、ピーマンに火が通るまで焼く
- みじん切りにしたミニトマトを上からのせて完成
- 種・皮・芯を取り除いたピーマン 20g
- 種・皮・芯を取り除いた赤パプリカ 5g
- 豚肉 50g
- たけのこの水煮 5g
- 片栗粉 小さじ1
- ごま油 適量
- すべての材料を細切りにし、さらに食べやすいように小さめに切る
- 豚肉に片栗粉をまぶす
- 熱したフライパンにごま油をひいて、豚肉を色が変わるまで炒める
- ピーマン・赤パプリカ・たけのこを入れてさらに炒める
- 火が通ったら完成
猫にピーマンを与える際の注意点は?3つのポイントを徹底解説!
上記でも触れたように、与え方には気をつけるポイントがあります。
普段私たちは何気なく食べていますが、猫にも人と同じように与えてしまうと体調を崩してしまうこともあり得るのです。
この項では、
- ①:ソラニンの中毒症状に注意!食べ過ぎには要注意!
- ②:消化不良に注意!加熱して柔らかくしてから与えよう
- ③:手作りご飯を作る際は、絶対に味付けしちゃダメ!
- 猫が食べていい・食べちゃダメな野菜とは?
①:ソラニンの中毒症状に注意!食べ過ぎには要注意!
少量だけの摂取であれば問題はないのですが、食べ過ぎてしまうと胃腸や神経系に異常をきたす恐れがあります。
主な症状は、
- 嘔吐
- 下痢
- 食欲不振
- 不整脈
②:消化不良に注意!加熱して柔らかくしてから与えよう
そのため、胃腸に負担がかかりやすくて消化不良になるリスクが高いです。
加熱調理し、柔らかくなることで消化を助ける効果があります。
そして、食べやすいように小さく切って与えましょう。
また、種や皮等も消化を妨げたり、のどに引っかかったりすることがあるので、消化を助ける意味でも取り除くことは大切です。
③:手作りご飯を作る際は、絶対に味付けしちゃダメ!
味付けをした方がおいしく食べられるような気はしますよね。
しかし、日頃私たちが口にしている調味料は、猫にとっては刺激物となり胃腸に負担をかけることもあります。
また、塩分の摂りすぎや知らないうちに猫が食べてはいけない食材が含まれていることもあり、大変危険です。
大切なペットのためにご飯を手作りする際には、味付けはしないようにしましょう。
補足:猫が食べていい・食べちゃダメな野菜とは?
食べていい主な野菜
- 大根
- トマト
- きゅうり
- にんじん
- 水菜
- かぼちゃ
- さつまいも
食べてはいけない野菜
- 玉ねぎ
- 長ねぎ
- にら
- にんにく
- 春菊
- ほうれん草
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まとめ:猫はピーマンを食べられる!
今回は、
- 与え方に気をつければ、猫がピーマンを食べるのは大丈夫である
- 含まれる栄養素により、眼病予防・病気や老化の予防・疲労回復・免疫力のアップ・腸内環境を整える効果が期待できる
- 与える際には、ソラニンによる中毒症状に注意が必要なため、生のままで食べることや食べ過ぎは避ける
- ゆでることや、種・皮・茎・芯を取り除くことでソラニンは減らせる
- 消化不良のリスクも高いため、加熱調理して柔らかくしたり種や皮を取り除いたりして消化を助けるようにする
- 人間用の調味料は、刺激物や危険な成分を含むことがあるため、手作りご飯を作る際に味付けはしない
- 大根・トマト・きゅうり等食べてもいい野菜はあるが、摂取は少量のみとし、それぞれ適した調理法を理解する
- ねぎ類・にんにく・春菊・ほうれん草は、猫の体に悪い成分が含まれるため食べてはいけない