猫はきのこを食べられる!栄養効果や与えて良い量、注意点を徹底解説のサムネイル画像

猫がきのこを食べるのは大丈夫でしょうか?猫は餌・おやつにきのこを食べれるのですが、野生のきのこには毒がある恐れもあり危険です。またきのこ類は消化に悪く下痢になる恐れもあるので、スープ等に調理して与えるのもおすすめです。この記事では猫ときのこについて解説します。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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猫はきのこを食べられる?猫用の手作りご飯のレシピも紹介!

色々な食べ方をすることができるきのこが好きな人は多いのではないでしょうか?

今回「MOFFME」ではそんなきのこというテーマで以下の内容でお話ししていこうと思います。

  • 栄養素や食べられる種類とは
  • 与え方や手作りレシピ紹介
  • 注意点は3つ
たくさんの栄養素が含まれていることから積極的に摂取したいと言われているきのこですが、実は猫にも与えることができるのです。

与えることによってどのような栄養素が摂取できるのかやどんなきのこなら与えても良いのかなどを説明していこうと思います。

猫も美味しく食べることのできる手作りレシピも紹介しています。

また、与える際には注意点もありますので、実際に与えてみたいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。

MOFFMEでは、他にも「ペット保険のランキング」等についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください!

猫はきのこを食べられる!栄養素や食べられる種類を徹底解説!


フライパンで炒めたり、お味噌汁に入れてみたりた楽しみ方がたくさんあるのがきのこですよね。


この章ではどんな栄養素が含まれているのか与えることで得られるメリットについて紹介していきましょう。

  • きのこは食べても大丈夫!栄養素やメリット
  • どのような種類のきのこなら与えても良いのか
  • 与えてはいけないきのこもあるって本当?
せっかく与えるならどんな栄養素が取れるのかや、どんなメリットがあるのか知っておきたいですよね。

猫がきのこを食べてもOK!含まれる栄養素とメリットを解説!

きのこは与えても大丈夫とお話ししました。


では、どのような栄養素が摂取できて、どのようなメリットがあるのかについて紹介していきます。


きのこの種類によって含まれている栄養素は変わってきますが、体の代謝を助ける働き便通を良くする食物繊維を含んでいると言われています。


また、免疫力をアップさせて病気に打ち勝つ力をつけてくれるとも言われています。


中にはガンを予防するような栄養素が含まれているきのこもありますので、健康を維持してあげたいという人は与えてみると良いかもしれませんね。


緊張しやすい性格の猫やストレスを感じやすい猫の場合にはストレスを和らげてくれる効果があると言われているギャバという成分を摂取すると良いかもしれません。


ギャバはえのきに含まれていると言われています。


えのきならスーパーなどで手軽に手に入れることができるので与えやすいですよね。


種類によって含まれている栄養素が異なってくるので、どのような栄養素が必要かを考えながら与えるようにしてみてください。

猫が食べられるきのこの種類とは?人間用のきのこなら大丈夫!

どのような種類のきのこなら与えても良いのかについても気になるところですよね。


基本的に人間が食べるようなきのこなら与えても良いと言われています。


つまり、スーパーで販売されている毒のないものということです。


中には山にきのこを取りに行くよ!という人もいるかもしれませんが、山に生えていたものは念の為与えないようにしてください。


人間でも山で取ってきたきのこを食べて中毒を起こしてしまったということが起きています。


スーパーで売っているものなら中毒の危険性も低く、安心して与えることができます。


もちろん、人間が食べないような野生のきのこは与えないでくださいね。


人間と同様に猫も中毒を起こしてしまうことがあります。

猫が食べるのは危険なきのこの種類とは?野生のきのこはダメ!

先ほどもお話ししましたが、人間が食べることによって中毒を引き起こすようなきのこは猫も同様に中毒を引き起こしてしまいます。


山で採ってきたきのこや、野生に生えているようなきのこは危険なので与えないようにしましょう。


中でも注意したいのがツキヨタケと言われているきのこです。


このきのこは見た目が食べることのできるヒラタケととてもよく似ていることから誤って口にしてしまう人がとても多いきのこです。


山にきのこを採りに行くことがあるという人がヒラタケと勘違いして、採ってきて食べてしまうのです。


口にしてしまうと下痢嘔吐といった症状が出ますので、絶対に与えないようにしましょう。


その他にも野生のきのこには死に至るような毒を持っているきのこもありますので注意が必要です。

猫にきのこはどうやって与える?手作りご飯のレシピも紹介!

与えても大丈夫なものと、絶対に与えるべきではないきのこがあることがわかりました。


ここからはどのようにして与えるべきなのかについて説明します。

  • どのように与える?上手な与え方や量とは
  • 美味しく食べられる!手作りレシピを紹介
いくら栄養素がたくさん含まれていて健康に良いといっても、正しい与え方をしないと体調を崩してしまう可能性があります。

美味しくきのこを楽しんでもらえるような手作りレシピも紹介していきます。

猫にきのこはどうやって与える?上手な与え方、頻度・量を解説

どのようにきのこを与えたら良いのか疑問に思う人も多いと思います。


実は、きのこは消化・吸収することができない食材と言われているのです。


そのため、細かく刻んだり消化しやすいように柔らかく調理してから与えるようにする必要があるのです。


また、大量に与えることによって消化不良を引き起こし、栄養素などを摂取するはずが反対に体調を崩してしまう可能性もあります。


与えても大丈夫な食材ではありますが、消化や吸収があまりできない食材のため基本的には与えなくても良いのです。


きのこの美味しさを一緒に楽しむ程度に与えるので十分だと言えるでしょう。


食でのコミュニケーションは良い関係性を築くのにも欠かせないことですので、上手に活用してみることが大切ですね。

猫用の、きのこを使った手作りご飯のレシピを紹介!

きのこは与え方には注意しなくてはいけないということがわかりました。


では、実際に与える際に猫が美味しくきのこを楽しむことができるようにいくつか手作りレシピを紹介していきます。


①きのこのスープ


きのこや鶏むね肉、鰹節などを使用します。


全ての食材を細かく消化しやすいように刻んでください。


刻んだら鍋に入れて、水を食材が浸るくらい入れます。


柔らかくなるまで煮込んだらスープの完成です。


味付けなどは必要ありません。


少し冷ましてそのまま与えても良いですし、いつものフードにかけて与えても構いません。


水分を食事から摂取することができるので、脱水気味の猫や水分を摂取しなくてはいけない猫におすすめです。


②誰でも簡単!きのこのトッピング!


きのこを茹でて柔らかくします。


茹で上がったきのこを細かく刻んでください。


あとはいつものフードにトッピングしてあげるだけです。


きのこ以外にも野菜などを一緒に茹でて刻んでも構いません。

猫にきのこを与える際の注意点は?3つのポイントを徹底解説!

きのこを一緒に楽しむためのレシピもわかったところで、きのこを与える際に注意したいことをいくつか紹介していきましょう。

  • 必ず加熱して消化しやすくする
  • 食べ過ぎは体調を崩してしまう原因になる
  • 味付けはいらない
どんなに健康的な食材であっても正しい与え方をしない限り、体調を崩してしまう危険性があります。

実際に与えてみようと思っている人は、まずはどのようにして与えるべきかの注意点をしっかりと理解してから与えるようにすることが重要です。

①:きのこは消化に悪いので、必ず加熱して細かく刻んで与える

きのこは消化や吸収がしにくい食材であるとお話ししました。


そのため、生のまま与えたりや大きいままの状態で与えることによってお腹を壊してしまったり、嘔吐といった症状が出てしまうことがあります。


そのような状態にならないためにも与える際には必ず火を通して柔らかくし、消化しやすくしてあげてください。


また、細かく刻んであげることで丸飲みしてしまっても消化不良を起こす危険性を下げることができます。


正しく与えて健康を維持できるようにしましょう。

②:食べ過ぎ注意!与える際はおやつ程度の少量にとどめる

「きのこは与えても大丈夫な食材だし、健康にも良いからたくさんあげよう!」と思った人もいるかもしれません。


しかし、いくら健康に良い食材であっても過剰に与えることは体に良くありません。


また、本来きのこは生きていく上で必要な食材ではありません。


たまにご褒美おやつとして与えるくらいなら良いですが、日常的にたくさんのきのこを与える必要は全くないのです。


主食はいつものフードであることを忘れないようにしましょう。

③:手作りご飯を作る際は、絶対に味付けはしてはダメ!

人間のご飯を作るときには味付けが欠かせませんよね。


しかし、猫のご飯を作るときには味付けは一切いりません。


人間が使うような調味料には塩分や糖分などがたくさん含まれています。


手作りご飯に味付けをすることによって塩分や糖分の過剰摂取につながります。


猫は人間よりも塩分や糖分の摂取量は圧倒的に少なくて良いとされているため、味付けをすることによって過剰摂取につながり、腎臓などの内臓への負担が大きくなるのです。

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まとめ:猫がきのこを食べたとしても大丈夫!

いかがでしたでしょうか?


今回はきのこというテーマでお話ししていきました。


記事の内容を簡単におさらいすると以下のようになります。

  • きのこは与えても良いがスーパーなどで手に入るものにする
  • 火を通したり、刻むなどして消化を良くしてから与える
  • おやつやご褒美程度で十分
  • 手作りレシピを作るときには味付け不要
色々な種類のあるきのこはそれぞれ味わいも違ってとても美味しい食材です。

猫と一緒に楽しみたいという人も多いはずです。

正しい与え方をすることで一緒に美味しく楽しむことができますし、フードからは摂取できないような栄養を摂ることもできるかもしれません。

猫を飼っている人は与え方を正しく守って健康維持に努めてあげてくださいね。

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