愛犬にドックフード以外に玄米を与えてみても良いのかをご説明しています。玄米を与える効果と同時に注意すべき点にも触れています。また、愛犬の体重によっても玄米を与えられる量がちがってくるものですが、小型犬~大型犬まで体格ごとに量のはかり方についても解説しています。
この記事の目次
目次を閉じる犬に玄米をあげても大丈夫!上手な与え方について徹底解説!
健康に良いという理由から白米ではなく、玄米を主食にしている人も多いのではないでしょうか?
今回「MOFFME」ではそんな玄米と犬というテーマでお話ししていこうと思います。
- 白米と玄米は何が違うのか?含まれる栄養素を紹介
- どうやって与えるべきなのか
- 注意すべきポイントは3つ!
犬に玄米を与えて大丈夫!含まれる栄養素や白米との違いを解説!
健康にとっても良いと言われている玄米ですが、どんな栄養素が含まれているのかや本当に犬に与えて良いのか知りたいですよね。
この章では栄養素などの基本的な情報を紹介していこうと思います。
- 与えるメリットやどのような効果があるのか
- 白米と何が違うのか
犬は玄米を食べられる!与えるメリットや栄養効果を徹底解説!
人間にとって嬉しい栄養素がたくさん含まれていると言われている玄米ですが、実は犬にも与えて大丈夫な食材と言われているんです。
では、与えることによってどのようなメリットが得られるのでしょうか?
せっかく与えるなら嬉しい効果が発揮された方が良いですよね。
まずは、カルシウムが豊富に含まれていると言われています。
骨を丈夫にしてくれたり、精神状態の安定化を図ることができると言われています。
高齢になって、足などの関節に不安がある犬にはおすすめの栄養素ですね。
さらに、リンも含まれています。
カルシウムと共に骨を丈夫にする働きをしてくれる栄養素です。
玄米を食べることによって2つの栄養素が働き、骨を強く、丈夫にしてくれる効果が期待できるということですね。
また、マグネシウムも豊富に含まれています。
体の調子を整えたり、代謝を助ける働きをしてくれるとも言われています。
さまざまな栄養そが含まれている玄米を上手に活用していきたいですね。
そもそも玄米とは?白米との違いを解説!
白米を普段から主食として食べているという人にとって玄米はあまり馴染みがないかもしれません。
そもそも玄米は白米と何が違うのでしょうか?
玄米は白米に比べると茶色っぽい色をしていますよね。
茶色っぽい色をしているのは白米では精米する時に削られてしまっている皮のような部分を残したままにしているからなのです。
周りを削れば削るほど口当たりが良く美味しく食べることができると言われています。
しかし、その一方で栄養素も削り落としていると言われています。
栄養素をなるべくそのまま残した状態で食べることができるようにしたのが玄米です。
削っている部分が少ないことから栄養は豊富であるものの、歯応えのある独特の食感が残っているのですね。
犬に玄米はどうやって与える?上手な与え方やレシピを解説!
栄養満点で、さまざまなメリットがあることがわかっていただけたかと思います。
しかし、どのようにして与えたら良いのかわからないという人も多いでしょう。
この章ではそんな人のために与え方を紹介していこうと思います。
- どうやって与える?手作りご飯のレシピ
- どのくらいの量なら与えても大丈夫?体の大きさ別で紹介
犬に玄米はどうやって与える?手作りご飯のレシピも紹介!
人間と犬では消化する能力や消化が得意な食べ物が異なってきます。
そのため、玄米も人間が食べるような調理の仕方で与えるのはあまり良くありません。
犬には犬にあった調理をする必要があるのです。
いくつかレシピを紹介しますが、難しくないものばかりですのでチャレンジしてみてください。
①トロトロ!玄米のお粥
犬に与えても良い玄米の量はどれくらい?犬の大きさ別に解説!
与えることでたくさんのメリットがある玄米ですが、与える量は守らないといけません。
どれくらい与えるべきなのかは体の大きさや体重によって変わってきます。
超小型犬や小型犬の場合には1回の食事で体重1kgに対して10g程度で十分だと言われています。
3kgの犬の場合には30gを限度に与えるようにします。
中型犬や大型犬も同様の計算で1回あたりの限度量を算出することができますが、消化する能力は個体によって多少の差があります。
そのため、少なめに与えたけどお腹の調子が良くないなどの症状が出た場合にはもっと量を減らす必要があります。
反対に大丈夫そうだからもう少しあげてみようなどといった個体に合わせた調節が重要です。
玄米を与える時の注意ポイント3つを徹底解説!
どのくらいの量を与えるべきなのかは体の大きさや体重、そして個体ん消化能力によって変わってくることがわかりました。
ここからの章ではどのようなことに注意しなくてはいけないのかについて紹介していきます。
- アレルギーがないかを確認する
- 与える量は把握するようにする
- 与えた後の体調をしっかり観察する
①:玄米アレルギーはないのかを事前に確認!
栄養豊富で上手に活用したい食材であるとお話ししていきましたが、実はアレルギーを起こしやすいとも言われているのです。
特に穀物に対して過去に反応してしまうようなことがあった場合には与えないようにすることが重要です。
食べ物のアレルギーは食べた後に粘膜が充血してしまったり、体を痒がるといった症状が見られることが多いです。
また、アレルギーと知らずに大量に摂取することで重症化してしまうリスクもありますので、初めて与えるものに関しては少量だけ与えるなどの対策を必ず取るようにしてください。
うちの犬は大丈夫だろうと思っていきなりたくさん与えることは、もしかしたら愛犬を苦しめることになるかもしれないということを知っておきましょう。
②:与える量をきちんとはかってから与える
先ほども少し紹介しましたが、与える量は体の大きさや体重によって変化します。
また、個体によって消化する能力なども異なってきますので、個体に合わせた量の調節が重要とお話ししました。
そのため、「これくらいなら与えても大丈夫かな?」と目分量で与えるといったことは避けるようにしてください。
思ったよりもたくさんの量を与えている可能性があります。
必ず、愛犬にはどのくらいの量なら与えて良いのかを計算するようにし、実際に与える際には量をはかって与えすぎになっていないか確認するようにしてください。
愛犬の健康は飼い主さんの管理によって維持されているので、きちんとどれくらいの量与えたのかを把握するようにしましょうね。
③:与えた後消化不良になってないかチェック
玄米は消化しにくい食材であると言われています。
そのため、少量しか与えていなくても消化ができずにお腹の調子が悪くなってしまうことや嘔吐してしまうことがあるかもしれません。
初めて与えたときに限らず、玄米を与えた時にはしばらく様子を見るようにしてください。
万が一体調を崩してしまうようなことがあれば、玄米は与えないようにしたり動物病院に相談してみるようにしてください。
必ずしも与えなくてはいけない食材ではありませんので、体調を崩してまで与え続ける必要はありません。
市販されているフードでも十分に栄養素が摂取できるものが販売されていますから、玄米の代わりに少し良質なフードを与えるなどの工夫をしてあげてください。
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まとめ:玄米は栄養価が高いけれど与え方には注意!
いかがでしたでしょうか?
今回は犬と玄米というテーマでお話ししていきました。
たくさんのメリットがある一方でデメリットも存在することがわかりました。
- 栄養満点で健康維持のために活用できる
- 玄米フレークを使えば普段のフードに簡単に栄養をプラスできる
- 消化がしにくいので与え方には気をつけなくてはいけない
- アレルギーを起こしやすい